整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

初めての出産について 〜ビックリしたことリスト〜

どうも、お世話になっております。


いつもはオタクが推しへの激重感情を吐き出すためのブログですが、今回は超私事の、まったく違う趣旨の記事を投稿させて頂きます。


実は私、

2023年6月27日 0時11分
第一子(男児)を出産しました。


うわぁあああああ可愛いぃーーー!!!!!!!



すごい可愛いです。
なんか鼻もちょっと高めで、目もキラキラしてるし、頭の形もまあるくて良いし、髪の毛もフサフサだし、手足が長い気がするんですよね。
こりゃ将来テニミュ俳優かSexy Zoneになること間違いなしだと思うんです。



すみません、色々調子に乗りました。


昨年稽留流産を経験したこともあり、今回の妊娠は嬉しいと同時に無事に成長してくれるのか心配で、最後まで不安ばかりな日々を送っていましたが、とにかく元気に産まれてくれました。



そんな感じで現在は新生児を絶賛育児中なのですが、この出産っつーのが、もうビックリの連続で、私の覚悟が甘かったのもあるかもしれませんが、想像以上に壮絶でヤバいことだらけでした。


こんな機会マジでめったにないので、せっかくなら自分のためにもこの経験を出来る限り書き残しておこうと思います。


なので、今回は推し語りでも観劇レポでもなんでもない、私個人の出産についてです。


時系列とかでまとめるのは記憶が曖昧でよく分からないので、もう私が「えっ?マジ??」とビックリしたことを、もう箇条書きでリストにしました。


注意!
出産を控えた妊婦さんにとっては、もしかしたら不安を煽るような内容かもしれません。そんなつもりはありませんが、私自身も出産レポを読んではよくビビっていました。
これはあくまで私が経験した出来事であり、出産は本当に人それぞれで全然違うので、あまり気にしないで下さいね。

あと、妊娠とか出産について語ると、普段は日常生活ではあまり口にしない身体の部位や行為などに触れるので、下品に感じるかと思います。
人によっては生々しくてキツい表現になるので、不快な想いをさせたらごめんなさい。こればかりはもう、しょうがないんです。

そして今回の経験を感情のまま書いていくうえで、一部文句のような口調になってしまったのですが、あくまで私の当時の私の感覚であり、病院の方々を責めたり批判したりする意図は一切ありません。
全て私のお産を進めるためにしてくれたことだったと理解してますし、関わってくれた皆様に心から感謝しております。



そんな感じで、超私事な記事ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。




出産までの流れ

まず、簡単に出産当日の流れは以下の通り↓

6/26(38週1日)
6:00
トイレへ行き破水に気づく。

7:00
荷物を持って病院到着。入院確定。子宮口2センチ。

9:00
麻酔科の先生の診察。子宮口はまだ2センチ。
無痛希望だったので、陣痛促進剤を打つ。*1

13:00
陣痛促進剤により陣痛は来たものの、まだ10分間隔くらいで、子宮口も3センチ。今日中の無痛はできないため、一旦陣痛促進剤の使用を中止。夫が早々到着。そのまま最後まで立ち合い。

14:00
促進剤は中止したけど陣痛は加速。でも子宮口は開かず、頭も降りてこないので、まだまだかかるとのこと。

19:00
子宮口8センチ。激痛。やばい。回旋異常*2のため、胎児が動いて向きが変わるよう、色んなことをする。

23:00
子宮口全開。努力も虚しく回旋異常は治らない。まだかかりそうなので、改めて陣痛促進剤を投与。

6/27(38週2日)
0:11
吸引分娩により2,566gの男児を出産!
出血も少なく母子共に健康!!!!!
やったねー!!!おめでとう!!!!

…以上です。


この、「母子共に健康」に嘘はありませんが、直後に夫がそう報告しているのを見て、正直「私はボロボロだぞ!!!!!」と反論したくなりました。


全身痛いし、股は避け、お尻にデカい花が咲き*3、汗だくで、フラフラだし、もう満身創痍で自分の身体が何一つ思うように使えない状態で、「健康」とは程遠いと感じていました。

(今思えば、「健康」そのもの。色んなことが起こりうる中で、特に治療が必要ない状態ならそりゃ「健康」で間違いない。)



このように色んなことが目まぐるしく起こる中、私がビックリしたことを、以下書いていきますね!!
ほんと、世界中の母親って皆こんなことしてんの!?と今でも信じられないほど、出産てヤバいことだらけですので。



ビックリしたこと(お産編)

・突然始まる
ほんと、突然です。
私、予定日が7/9だったので、色んな人に「7月に生まれます〜」って言ってたんですよ。直前の健診でも「まだ頭降りてきてないね」と言われていたし、38週ならまだまだだと油断していました。
破水の前日も例のヅカオタの友人*4と、地元で有名なパフェを食べに行って、その後近くのショッピングモールへ移動しフードコートで数時間いつものように推しの話をして、「生まれるまで暇だからまた遊ぼうね〜」とか言って別れてるんです。


なんて呑気〜〜〜〜!!
そしたらビックリ。翌朝には破水してる。友人もビックリしてた。

・破水すごい出るけど大丈夫
人によっては風船が弾けるようにパンッと破水することもあるみたいですが、私は起き抜けのトイレで気づいたので、その感覚はありませんでした。
でもちょっと動くだけでビャーッと出るため、羊水無くなってヤバいんじゃ??と不安でしたが、病院着いても誰も慌ててなくて、赤ちゃんの様子に異常がないから大丈夫みたいなことを言われました。へぇー。

・無痛分娩なかなか出来ねぇ
24時間可能なとこだって探せばあるけど、でもそれだけでは選べなかったのよ。

・陣痛促進剤こわい
まだきてない痛みを薬で促進させるって怖い。でもこれで上手く子宮口が開けば麻酔してもらえるし!と思ってお願いしました。後から思えばこの選択はどうだったかなぁ。

・本当に陣痛来た
さすが。来やがったぜ。前駆陣痛さえ来ていなかった私でも分かる。これだ。

・子宮口全然開かねえ
陣痛きたくせに子宮口は全然進まない。
えっ?痛いだけじゃん?促進剤打ったらその辺含めて進むんじゃないの??

・夫、参上
母に伝えていたことと夫に伝えていたことの伝達がうまくいかず、早々と夫が立ち合い開始。こんな早くから立ち合いいるの?
あとポカリ頼んだら900mlのペットボトル買ってきた。こんなデカいのを抱えて飲めと???

・陣痛、痛すぎる
本当に、声が出るの。耐えられないの。
「ぅぅぅ〜うああああぁぁ来たぁああ!痛いぃぃぃいいい!!!ぁああぁ…ぁぁ……」みたいな。
涙も出るの。絶叫しながら大泣きしてるの。大人が。あまりあの姿を思い出したくないの。

・痛いのに、誰も痛みを止めてくれない
痛いことを伝えても、「良いですね!進んでますよ!」とか言われて何もしてくれない。それがお産。

・あらゆる場所をさすられる
腰とか足の付け根とかお尻とか、誰の手なのかも分からないけど、なんかさすられてる。
後から聞いたら夫がテニスボールで押してくれてたみたいです。こんなところでもテニスの世話になるなんてな。テニスの申し子だぜ。*5

・何も食べたくないし、何も飲みたくない
朝病院へ行くための準備をしている時に、コップ1杯のポカリと父が握ってくれたおにぎりを口にしただけなのに、なんだか全然食欲が湧かない。たぶん陣痛でお腹が痛いから、お腹に何か入れるのが怖かったんだと思う。

・暑いけど涼しいのは嫌
痛みに耐えるのに暴れたり叫んだりするので、全身汗だくだったのですが、陣痛と冷えからくる腹痛が重なり、なんか涼しくされるのが怖くて、ハンディ扇風機で風を当ててくれた夫に「やめて!」っと言っていました。素直に汗だけ拭いてくれた。ありがとうね。

・気持ち悪いとかないのに、なぜか嘔吐
最後の方、痛い〜!!!って耐えてたらなぜかピシャっと水だけ吐いてた。何も食べてないし、特に気持ち悪さもなかったので、めっちゃビックリした。

・回旋異常を直すために、激痛の中、散歩させられる
痛すぎてナースコールしたら、助産師さんに「うーん、でもまだ子宮口も開ききってないし、向きもねぇ…じゃあちょっと歩きましょうか!」と言われ、廊下を夫と泣き叫びながら散歩する。一往復して部屋に戻ろうとしたら「もう一周します?」とか言われて、結構本気で「何言ってんだ?」と思った。

・回旋異常を治すために、バランスボールに四つん這いになる
子宮口8センチの中「一度トイレに行きましょう」って言われて、そこでも「ぇ…まじ?」と思ったんだけど拒否権とかないと思ったから、絶叫しながら尿意もないのにトイレ行って何も出ず…。帰りに疲れと痛みで悲しくなって、その場で四つん這いになって動けなくなってたら、「あ、四つん這い良いですよ!ちょっと部屋の準備しますね!」って言われて部屋に戻ったら、ベッドの上にバランスボールが置かれてて、「これを抱える感じで四つん這いになりましょう!」って言われて、バランスボール抱えて四つん這いになってしばらく陣痛耐えてた。この時が1番「これ何の時間…??」って思ってた。
(後から気づいたけど、この時抱えてたバランスボールが頬に当たっていたことで、口内と歯が擦られて口の中が傷だらけになってた。)

・痛くて暴れ回っても、なんか褒められる
「良いね〜!良い陣痛きてるね〜!」って良いことみたいに言われる。

・足パカーンする前から「いきんでいいよ」って言われる
私は「出ちゃったらどうするの!?」と思ったけど、助産師さんらからしたら「まあ、まだまだ出ないけど」って感じだったんだろうな。実際まだまだだったし。

・寝ていたベッドが分娩台になる
陣痛促進剤が追加されて、もう日付も変わりそうだし!ってことで本格的にいきみだす。部屋を移動させられるのかと思ったらベッドが変形した。すげぇ!かっけぇ!!

・色々やったけど、回旋異常治らず
「どうする?もうちょっと歩く?」とか聞かれたけど無理すぎる。結局、最後まで顔は横向いたままでした。

・いきみ方がよう分からん
「陣痛に合わせて💩出す感じで!」って言われたけど、もう疲労困憊で💩の出し方すらよく分からなくて、でも終わらせたい一心で下半身に力を入れまくる。分かんないけど「すごい!上手!」って褒めてくれる。褒めてくれる割には出てこない(泣)

・「赤ちゃん髪の毛生えてるよ!」という報告
あ、そうすか。良かった?です???

・いつの間にか夫がいない(背後にいた)
マジでいないことにも気づかなかったし、いたことにも気づかなかった。

・一度体勢を変えて、なんか夫が前に来て足の間に座っていきんでた
これはよく分からなくて、何度か陣痛に合わせていきんで、ちゃんと「よく分かんないです…」って言った。「じゃあやめよ」ってすぐ元の体勢に戻った。良かった。

・陣痛を促すために色んなところ触られる
子宮収縮させるためなのかな?ご想像にお任せするけど、色んなところ。

・お腹押される
「お腹押すね!」って言って、自分のお腹に乗っかってググッと押される。普段ならグエってなると思うけど、それどころじゃない。

・切られる
そう、あそこを切られる。麻酔しても結構痛かったし、チョキンって感覚が割とあった。でもこれで終わるならと思って耐えた。

・吸引される
いきみはじめてしばらくしたころ、「吸引しても良いんだけど、赤ちゃん元気なんだよなぁ*6」と言われ、そういやそんなものもある!と思っていた。とうとう日付も変わって、私も疲労困憊で陣痛がきても何度かいきみをサボっていたら、「吸引するか!それで本当に産もうね!!」と言われて準備が始まる。この時も吸引の吸盤?みたいなのを、まだ私の中にいる赤ちゃんの頭にセットするから、中を色々広げられて普通に「痛いぃ…」って泣いてた。

・出た
吸引ってすごい!!!ババババみたいな音で引っ張られて、明らかに出る感じしたから、マジでこれで出し切る!出し切らないとここに居る人たち(先生、助産師さん、看護師さん)にも申し訳ない!と思い、必死にいきんだ。周りも「頭出たよ!!!もうちょい!!!!」って1番の盛り上がりだったから、本当に渾身の力を込めていきみ続けたら、ズルンって出てきた。
生まれた感動とかよりも、とにかく終わった!の達成感と安心感で、何も言えなかった。

・赤子、めちゃくちゃ泣く
すぐに産声も聞けて安心した。お腹の中で練習してきた?ってくらいデカくて立派な産声でした。

・後処理もだいぶ痛い
切ったところ縫うの、かなり縫われてる感あって痛かった。もう産まれたから何言ってもいいかなと思って、素直に「めっちゃ縫うの痛いっすね」みたいに言ったら麻酔追加してくれた。

胎盤剥がれるの、ちょっと気持ちいい
へその緒を引っ張って?胎盤が剥がれていくのをお腹の中で感じて、ちょっと気持ちよかった。カサブタを剥がすような、なんとも言えない感覚。このお産の中で、唯一の快感。

・段々落ち着いてきて、獣から人間に戻った気分
痛みに絶叫しすぎて喉ガラガラだったけど、普通の会話が出来るようになった。

・全てを終えて、世の中の母親について考える
世界中の母親って、子供産むとき全員こんなヤバいことしてるの!?って信じられなくなる。
この時は、もう出産とか無理!って心から思っていたので、自分の母親が3人産んでるのとかどういうことなのか分からなくなった。
母親って、マジですげーーーよ………。



以上、お産についてでした。
壮絶ゥ〜って思うけど、別に助産師さんたち曰く、初産婦なら陣痛から10時間くらいなので、平均的とのことでした。

まじ…? これ普通??

プロがそういうなら、きっとそうなんでしょう。
世の中の母親たち、本当お疲れ様でした。



せっかくなので、産後についても、もうちょっと続けようと思います。


ビックリしたこと(おまけ:産後編)


・トイレ意外とできた
トイレが出来たら入院の部屋へ移動することになってて、座るまで下半身の感覚が分からなくなってたから出来る気しなかったけど、便座座るとなんとか出来た。漫画でよくある"身体が覚えてる"って、こういうことなんだな。

・死んだように寝る
産後ハイで眠れないとか聞いたことあったけど、全然寝た。入院の部屋に連れてってもらって、ベッドに横になったら、次の瞬間ノックの音で目が覚めた。

・全身痛すぎる
陣痛に耐えたときの筋肉痛で、どこもかしこも痛い。スノボ2日間行った時みたいに、首も腕も腰も足もやられた。

・痔、デカすぎ
初めてのシャワー時に恐る恐る触ってみたら、体感としてはサクランボくらいのものが出来てた。見てないし測ってないから分からないけど。
怖すぎて泣いた。

・座れない
会陰切開と痔の痛みで、"座る"という行為が出来ない。
円座クッションと共に移動する生活が始まる。

ロキソニンめっちゃくれる
どの痛みのためなのか分からないけど、とりあえずロキソニン。魔法のように効く。

・悪露めっちゃ出る
これは明らかに経血じゃないなっていう、割と臓物寄りのものが出てビビる。

・入院生活っていうより、合宿って感じ
朝早く起きて、ご飯食べて、新生児育児の指導を聞いて、授乳室へ通い、ミルクを作って赤ちゃんのお世話をする生活…。
女性たちがすっぴんで、お揃いのパジャマ着て、授乳室に集まってると、合宿っぽいなと思った。

・母乳出た!
今まで出てなかったものが出てるってだけで謎すぎ。

・3時間感覚の授乳、眠すぎ
飲みはじめから3時間後だから、飲んでくれないとズルズル時間が過ぎていき、どんどん睡眠時間が減る…
入院中だからマシだけど、これ家事しながらとか無理すぎ。

・足のむくみが半端ない
載せないけど写真撮るレベル。足の甲までムクムクになる。
着圧ソックスも持ってだけど、しばらくは下半身が痛すぎて挑戦できなかった。
今現在は着圧ソックスとマッサージで解消してるけど、何もしなければまたああなりそう。

・新生児室という聖域
生まれたてホヤホヤの、まだふにゃふにゃした赤ちゃんがズラーッと並んでいるの可愛すぎてヤバい。どんな世界遺産よりも輝いてる。
そしてそこから自分の子を見つけたときのトキメキ。ずきゅーんてする。可愛すぎる。

・退院したら季節が完全に夏になってた
6/26の朝に入院、7/2のお昼に退院したんですが、日差しの本気度が変わってた。

・ボロボロだった身体、回復する
二度と普通の椅子には座れないんじゃないかと思ってたけど、無事に退院後1週間くらいで円座クッションなしでも椅子に座れるようになりました。
後陣痛も筋肉痛も治ったけど、お世話の寝不足と抱っこの筋肉痛が増えました。
頑張ります。




今度こそ、以上!!!!!!!



終わりに

妊娠からお産まで長く不安な日々でしたが、無事に生まれた今現在も不安な日々は変わりません。
でも顔が見れて、声が聞こえて、体温が感じられて、お腹の中にいるときには得られなかった存在感を確認にすることが出来て幸せです。

陣痛がヤバい時は、気軽に妊娠なんかするもんじゃねぇ!(別に気軽に妊娠したつもりはない)と思ったけど、産んで良かったし、産まれてきてくれて本当に良かったです。


育児は始まったばかりですが、周りの力も借りながら、自分なりに頑張りたいと思います。


最後に、今妊娠中の妊婦さんへ
本当に頑張って!!!!!でもプロがついてるから、きっと何とかしてくれる!!どんなに痛くて辛くても、ちゃんと赤ちゃんを信じて頑張れば終わりますから!!!!!!!
(まぁ自分が妊娠中にこの言葉を聞いて安心したかって言われると、どうかなって感じですが)


あと、出産を終えたお母様たちへ
本当に大変な経験をしたんですね!!!心から尊敬します!!世界から感謝されるべきです!!
めちゃくちゃ新米ですが、一緒に子育て頑張りましょう!!!!!!頼りにしてます!!







我が子ちゃん、これから一緒頑張ろうな。




*1:私の産院は平日かつ日中にお産が終わる場合のみ麻酔可能。お昼までに子宮口が5センチ開いたら麻酔を打ってもらえます。そのために促進剤を打ちました。

*2:産道を通るときの頭の向きが、なんか良くなかった。横を向いていたため、このままだとスムーズに頭が通れない。

*3:痔のことです。

*4: 代わりに遠征のヅカオタ。マジの地元友達なんです。

*5:破水した6/26は、我らが許斐剛先生のお誕生日でもありました。

*6:吸引分娩には色々リスクもあるので、一応理由がないとやらない。

テニミュ4th 関東氷帝 東京公演(立川)感想 ※ネタバレしまくり

2023年1月7日!!!
ついに始まったねーー!!!!!

ミュージカル「テニスの王子様」4th シーズン
青学vs氷帝

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テニミュでも1、2を争う人気公演、関東氷帝が、とうとう4thシーズンにもやってきました。


正直ね、この10年間、上島てんてー&佐橋さん&三ツ矢さんの3本柱からなるテニミュに慣れ親しんできたので、4thの演出には違和感を覚えることが多く、特に夏公演の「青学vsルドルフ・山吹」は完全に私の求めるルド吹と違ったので、外苑前駅大戸屋で友人と「ちげぇ~~全然ちげぇ~」と頭を抱えてしまったり、今後テニミュとの向き合い方について考えたりしていました。


でも私は『テニスの王子様』を好きでいる以上テニミュから離れる気はないので、関東氷帝公演も当然見届けるつもりでした。


てか、原作がめちゃくちゃ面白い関東氷帝をつまらなくするって、逆にできる?って感じですが、リョーマvs亜久津戦を爽やかキラキラ演出で終わらせる4thなら、どんな風になってもおかしくねぇ…と色々考えながら過ごしておりました。

手塚vs跡部の試合は個人的に1番好きな試合で、特に初めて生で観劇した3rdシーズンの関東氷帝は衝撃的で、呼吸するのを躊躇うほどの緊張感は今まで舞台観劇で味わったことありませんでした。
少なくとも今回の手塚役の山田くんと、跡部役の高橋くんについては期待しかなかった分、二人の実力がちゃんとした形で活かされるか心配でした。
歌少なかったらどうしよう…さらっと爽やかに仕上げられたらどうしよう……と。


そうして不安いっぱいな気持ちで迎えた初日ですが、結論から言うと、
めちゃくちゃ良かった!!!!


今までの4thに感じていた合わない部分がかなり改善されていて、やっぱテニミュってサイッコ~~~!!!!と、生きている実感を強く噛み締めています。
やっぱ原作ともアニメとも違う「テニプリ」がここにはある…ここからしか得られない必須栄養素がある……。


まぁ、ちょいちょい「おい4thくん、そういうとこやぞ」という部分もありましたが、総合的に見れば大満足でした。


なので、東京公演が終わったタイミングで、ネタバレを気にせず、好き勝手感想を書いていこうと思います。
※現在、もう大千秋楽も全部終わっていますが、けっこう不満も書いちゃったので、コレを公演中に公開するのもな…と思い公開していませんでした。なので凱旋が終わった今とは感想が変わったりしているのですが、それについてはまた「凱旋公演」として改めて書こうと思います。一応ここまで書いていたのを一から書き直すのももったいない気がするので、とりあえず当時の私の気持ちとして、少し修正しつつそのまま載せておきます。


基本絶賛スタンスでいきたいのですが、やっぱ私自身まだ「う~ん」て部分もあるので、その辺の意見が合わない方も当然いるはずです。「ここ褒める(or不満言う)とか何も分かってねーなこいつ!」という気分にさせてしまうかもしれません。評論家でも何でもないタダのオタクなので主観でしか語れないです。
自分の気持ちを残すための感想なので、その辺の配慮は足りてないと思います。素人のくせに上から目線で批評しちゃってすみません。

感じ方は人それぞれなので、合わねー!と不快に思ったらごめんなさい。


構成について

夏のルド吹と比べると、とても良くなったと思います。
余計な場面が減って、ちゃんと試合に繋がる流れが分かりやすくなりました。

まぁバスケ部とのフリースロー対決*1はマジでいらないと思うけど、柱の場面が一瞬で終わったのに、ひったくり犯を追いまわす場面やリョーマが遅刻して堀尾が生意気なことをやっちゃう場面があったことを思えば、今回は余計な場面も少なく、氷帝側の背景と、青学側の背景がちゃんと分かりやすく盛り込まれていて良かったです。


まぁ~~~~う~~~ん、台詞のカットや言い回し、テンポが気になるところもあったけど、全体として見れば、私が見たかった場面、台詞は良い感じに回収されたと思います!


冒頭の氷帝校歌で、宍戸のレギュラー落ち→ジロー登場(ルドルフ戦)までやるのは新鮮で面白かった。
あと宍戸と長太郎の特訓シーンがあったのも、その後の「血のにじむような特訓」のセリフに繋がって良かったです。



氷帝が良かった分、青学の場面があっさりしていて、ちょっと残念でした。
全体的に3rdまではメインのように扱われていた手塚とリョーマの関係があまり描かれないので、二人の存在が薄く感じます。
というか、手塚の出番、台詞、歌が少なく感じる。
高架下の試合、今回の公演で過去回想をがっつりやるかと思ったけど、やらなかったので、このままルド吹の一瞬場面だけという扱いであの試合が終わりなのは残念です。やはり「お前は青学の柱になれ」は絶対に本公演で歌っておくべきだったよ…。

漫画のページ数とお話における重要度(インパクト)は比例しないから…。
許斐先生は漫画家なので、少ないページ数でも印象的に描くプロだけど、ミュージカルでは舞台上で、生の人間がそれをやらなければいけないので、漫画のセリフやシーンをなぞるだけでは、漫画で得た情報を届けることは出来ないんだと、4thを見て改めて感じました。
だからオリジナルの演出で補完することが大事なのに、4thは「原作の場面を再現すること」を重きに置きすぎていて、漫画を読んだ時に感じた熱さがないのが不満でしたが、それも今後は改善されていくといいな。


でも黄金ペアの喧嘩→仲直りは絶対やると思っていたので、歌がなかったのは超残念だけど、同時「ごめん」が見られたのは嬉しかったですね。


あとリョーマの試合から「あいつこそがテニスの王子様」がなくなった結果、あの試合をちゃんと試合として見ることが出来て、今まで曲の中で言っていたことって、こういうことだったのか、と改めて確認できました。
「うおぉー!両者一歩も引かねぇ!」「お互い大技出しまくりだな」のセリフで済まされていた部分が、ちゃんと球を打ち合って大技出しまくっていたので、ここか!となりました。

やはり4thにもちゃんと4thの良さがある、と認識できました。



物議をかもしている、氷帝が試合後に寿司屋へ行くのか問題は、正直行かないとは思うけど、私個人としてはそこまでに気にならなかったです。
試合後の一幕で本編にそんな関係ないし、あのくらいの解釈違いというか、自由なやり取りなら大丈夫。
あまりにキャラじゃないことを言い出したり、もっとテンション上がったりしてきたら嫌かもしれないけど、試合後の握手のとき、すごい皆悔しそうな演技をしていたので、私としてはあそこでちょっと笑顔が見られて良かったかな。

まだ全国もあるんだし、終わってねーぞ!眠れないくらい悔しがれや!って感じですが、まぁ、不動峰でもルド吹でも欠かさずやってきた場面っぽいし、なんか4thくんどうしてもやりたそうなので、もう好きにすれば……って感じです。
ただあれに尺を割くなら他にやるべきことあるだろって気持ちはめちゃくちゃあります。試合後の余韻も崩れるし、完全オリジナル場面をわざわざ作る意味が分からないし、関東立海のトロフィーとかとは違うと思うので、違う形でなんかできなかったかな?とは感じますね。



あと気になるのは、手塚の九州行きについて全く触れずに終わったので、次の六角公演、試合数が少ないとはいえ結構やること多くない?と心配になります。
やっぱオタクとしては、テニミュの醍醐味って試合だと思っているので、あんまり試合が短いのは嫌ですが、どうするんだろ。


全体的には分かりやすくて面白かったです!!


楽曲について

爽やかな曲調が多くて物足りなかった不動峰、ルド吹と比べると、明らかに熱さが増していて、本当に良かったです。
制作陣に坂部さんの表記があった時点で期待していましたが、やっぱりスポーツ漫画原作なんだから、熱くて重厚な歌が聞きたかったんだ~~~。

試合中の曲も、イントロから緊張感のあるものばかりで、嬉しかったです。
今までは曲の始まり方が不自然だと感じていたので、ちゃんと歌い始めからじっくり入り込めました。


あとちゃんと全部新曲だったのも嬉しい。ルド吹は不動峰から使いまわしの曲がいくつかあって結構ショックだったので、今回は途中の大石・手塚の歌と、アンコールソング以外はちゃんと書き下ろしで安心しました。


それぞれの校歌も、学校の雰囲気やその時の状況に合っていて素敵でした。
平日増やすとしたら1幕最初は見られないな~と思っていたのですが、あのクオリティの2曲を諦めるのは嫌すぎて、立川18時開演を心から恨むことになりました。


それぞれの校歌、くじ引きの歌、がっくんのソロ、D1の歌全部、2幕始めの歌、S2の歌、S1の歌が大好きです。
D1のそれぞれが掛け合う歌を聞いて、「うわ~~~テニミュだ~~!!!」と嬉しくなりました。
あと2幕始めの歌も熱くて勢いがあって、バチバチ感にあふれていたので、何度でも見たいです。



いくつか不満だったのは、やはり黄金ペアの曲がなかったことです。
大石が手塚のことを歌う場面はあるのに、菊丸については何も歌わないのがショックでした。
部長と副部長の絆は確かに見どころですが、「君と共に走りたいんだ どこまでも」は菊丸へ言ってあげて欲しかった…。
てかあの曲自体がよく分からなかったのですが、その後のリョーマが零式ドロップについて歌うのも、試合の勢いが死んで謎でした。

あの場面だけならそんなに気にしませんが、手塚vs跡部の一番最後に歌い出すのは本当にやめて欲しかった…今からでもやめて…。



歌詞については相変わらず言葉数が多くて聞き取りにくいのと、やたらスピリチュアルな言葉でよく分からない部分もかなりありますが、それでもシンプルな言葉が増えたのと、全体的な文脈が「青春」からちゃんと「テニス」になっていて良かったです。


乾さんの「嫌いじゃないだろ?」と手塚の「勝つまで負けない」が好き。
シンプルだけど、キャラらしさがあって、グッときました。


このセリフ歌にしちゃうか~~~ってのもあって、新鮮で嬉しいものも、出来れば言葉で聞きたかったものもありました。
跡部様の「俺は思い違いをしていた~」の長セリフは歌ったうえで、喋ってほしかった…。


S1は二人の歌唱力があって成立するものだと思うので、思い切った歌の多さでしたし、アカペラで歌い合う部分は呼吸出来ないほどの緊張感でした。
実際の手塚跡部戦も観客はこんな風に息をのんで見ていたんだろうな…と思ったし、あんな体験したことなかったので、かなり挑戦的なことをしている4thの勇気と自信、認めてやろう…となりました。

今まで「一騎打ち」に凝縮されていた二人の全力が、新たな魅せ方で生まれ変わったなと思いました。
思い切った変更に賛否あるかもしれませんが、すべてをかけて挑む二人の死闘が感じられて、素晴らしかったです。


マジで二人ともお疲れ様………。


色々ネガティブなことも言ってしまいましたが、やはりミュージカルだから、楽曲が違うとこんなにも楽しさが変わるんだな、と実感しました。
OPっぽいのとか、アンコールソングとかは爽やかJ-POP風でも良いんですが、やはり試合中の曲はちゃんとミュージカルらしい曲調じゃないとしっくりこないもんです。


グランドミュージカルとも違うし、キャラクターらしさも残しつつスポーツを表現する音楽ってすごく難しいはずだし、テニミュ自体の歴史もあるから、またイチからファンに受け入れられる曲を作るって本当に本当に大変なんだと思います。

その労力は計り知れませんが、こちらとしても2.5次元ならでは生々しい熱気を感じにお金を払って劇場へ行っているので、今後も熱さを感じられるような楽曲で、『テニスの王子様』を表現し続けて欲しいです。


セット、演出について

舞台セット変わった~~~~!!!!!!!!
本当に良かった!!やっぱ舞台が広くて暗いと、こんなにも没入感がある!!!

年末に友人と、「頼むから捨てて…誰かネルケのゴミ漁って『これ捨ててありました!』ってTwitterに載せて……」とボヤいていたのですが、念願叶って捨てられたようで良かったです。


横を囲うのはまだいいとして、リョーマvs亜久津戦のように、奥にも壁が出来て、そこに部員がズラーッと並ぶのは、なんか視界が騒がしすぎて集中できなかったので、今回それがなくなっただけでも試合への没入感が全然違いました。
ベンチの皆も横一列に並ばなくなったので、前後の人との絡みも増え、ベンチワークが楽しくなった気がします。


あと照明も変わって、試合中の展開が分かりやすくなりました。
セットが変わったのと相まって、誰が話しているのか、誰にスポットが当たっているのかがはっきりして、セリフがちゃんと頭に入ってきてくれました。
観戦中の人たちのセリフも、今まで明るいところでガヤガヤしている感が強かったのですが、今回はそういう人にもスポットが当たって解説してくれたので、いちいち緊張感があってよかった。

氷帝の校歌で雪が降っていたり、不二くんのソロではザッパーンと水しぶきが上がっていたり、面白い魅せ方がたくさんありました。
今まで白鯨の歌ってなかったから、こんな感じになるのか~~って楽しかったです。
ジローの曲もわちゃわちゃして、タカさんのパペットで観月を攻撃する不二くんが見られて最高でした。


あと演出?というかダンスで、2幕最初の曲は対戦する人同士がずっと向かい合っていて最高でした。
やっぱもう桃ちゃんと忍足は向かい合ってますよね~~!!!始まってんな~!!
(でも東京公演後半、桃ちゃんの負傷でこの曲不在だったので、忍足が一人で寂しそうだった…かわいちょ😢)

対戦相手がバチバチするの大好きなので、立川のサイドシートでバチバチ視線の延長線上に座れるのめっちゃ楽しかったです。


各キャストについて

青春学園

手塚国光(山田健登)
やっっっと山田手塚の試合が見れたーーーーーー!!!!!
歌もやっと歌った!本当に待ってた!!

原作で台詞がないからか、テニミュで全然喋ってくれないし、歌ってもくれないので、もうどうなるのかと思っていました。


素のお顔はフニャフニャなのに、舞台上だと無理に作っている感じがない、程よく不機嫌そうなお顔と、よく通るお声が大好きです。
カーテンコールでちょっといつもの顔になると、すごく安心する。

跡部戦の「勝つまで負けない」って歌詞がめちゃくちゃ好き。

ブログとか見る限り、今回の跡部戦にかなり気合を入れて仕上げてきていたので、初日から本当に素晴らしい演技と歌声で「これが山田手塚の本気~~~!!!!」と嬉しくて感激しました。

力のこもった歌い方も素敵なので、きっとこれから回数を重ねて、もっと熱くなっていくんだろうな、と期待しています。
凱旋で二人がどこまでいくのか、本当に楽しみです。


大石秀一郎(原貴和)
相変わらずビジュアルが最高だし、声が優しくて常に恋風が吹いている状態なのですが、今回、菊丸との喧嘩シーンではちゃんとギスギスした空気を出していたのが、新鮮で素敵でした。
桃を送り出すシーンも、気迫のある言い方と、優しく穏やかな言い方と、先輩という立場の全てが詰まった使い分けがカッコよくて泣けました。

だからこそ、黄金ペアの歌が聞きたい…!!!!
「お前がいてくれて良かった」「お前とじゃなきゃダメだった」までいてくれるか分からない(きっと無理)だけど、でもそんな感じの歌が聞きたいよ~~!!!!
恋風歌わせたくなる気持ちも分かるけど、英二の為に歌ってほしい~~!!


配信見て気づいたけど、試合後に握手終わって氷帝が退散した後、英二とギューーって抱き合ってて、やっぱ黄金ペアが仲良ししてるのって最高だなって泣いてた。早く現場でも確認したい。


不二周助(持田悠生)
持田くんの不二、可愛い姫かと思ったら、めちゃくちゃ好き嫌いハッキリしてるし、楽しそうな顔もするし、結構溌溂と生きている感じがして、すごく好きです。
歌も上手になったな~と聞くたびに思いますし、飄々と振舞っている感じが不二くんらしくて素敵。

タカさんのこと好きすぎるみたいだけど、やっぱり不動峰戦を経験した不二はタカさんLOVEになるもんなのかな…いいなぁ……。

ソロ曲は歌詞がちょっと謎だけど、おかげで「てか白鯨って何なんだ?」と思って由来を調べたので、ある意味ありがたかった。掴みどころのない歌詞をドヤ顔で歌いこなしてくれるのでありがたいです。


観月大嫌い演技と、裕太&タカさん大好き演技にハマりすぎて、試合そっちのけで不二くんを目で追っちゃうこと、多々あります。

こんなんオモロすぎる。

これからも目が離せない逸材です。


菊丸英二(冨本惣昭)
そしょ丸先輩、お顔が小さすぎるのに、目も鼻も口も整いすぎてて、未だに実在が信じられない。
ビジュアルと表情管理が好きすぎるし、声低めで、ベンチとかではあんまりニコニコしていないのも、上級生らしさがあってツボです。
大石との喧嘩のとき、手塚にデカい声で「はぁ!?」って言うの大好き。たぶん手塚もびっくりしてる。

自分だって追い込まれているのに、桃を支えてあげようと頑張る姿にグッときました。
ちゃんと先輩なんだよな~~~。かっこいい~~~。

喧嘩のシーン、桃をからかってやるのも、服を弄ったのも、大石がピリピリしているから、部の雰囲気をちょっと変えてやろうって思ったんだよね…
ちょっとピリピリしすぎてて上手くいかなかったけど、菊丸なりの気遣いではあったんだと思うよ。
同時「ごめん」もいつもタイミング合いすぎてて感動します。

元気いっぱいだけでなく、ちゃんと思慮深い面もある菊丸英二がそこにいるので、もっとそしょ丸先輩の演技が見ていたいです。


乾貞治(塩田一期)
初めて見たときからエロいと思っていました。
品がなくてごめんね…でも乾さんて色気ヤバいじゃん…?だから嬉しくてさぁ……。

塩田くんも、山田くん同様、無理せず低い声を出しているので、スラスラ話すのが自然すぎて、めちゃくちゃカッコいいです。
双眼鏡で見ると、常に独り言いっているのも可愛い。もちろん肩幅広くて足が長すぎるのも最高。大好き。

今回の公演でも、乾さんの頭の良さが、塩田くんの発する流暢な言葉から伝わり、D1の試合、本当に良かったです。乾さん、冷静なだけじゃなく、ちゃんと熱いんですよね…。
「嫌いじゃないだろ」の破壊力ヤバい。乾さんがそんなこと言って差し出してくるもの、絶対一番好きに決まってる。

こういう説得力ある言葉を使えるから、海堂みたいな子がついてきてくれるんだよな…。
手塚マジで見習ってほしい……。

「ご苦労さん」がカットされてるの、未だによく分からないんだけど、もしかして破壊力高すぎて私の耳には残らない的な感じ???それか規制された???頼むから復活して??


河村隆(大友海)
初めて見たときからとんでもないタカさんが来たと思っていました。
歴代タカさんの中でも、本当にお顔が整いすぎてる…スタイルも良いし、明るい茶髪がめちゃくちゃ似合う…。声は優しいのに、見た目は男らしいところが大好きです。

今回、タカさんにとってすごく大事な試合だと思うので、大友くんでこの試合が見られるのはとても楽しみでした。
熱くてカッコよくて、でも皆のために頑張りすぎてしまうタカさんがそこにいて、胸が締め付けられる想いで見ていました。

普段口悪い手塚がタカさんに優しいの、良いよね。タカさんを馬鹿にするやつ許さん!な青学が好きです。

タカさんの回想で亜久津が「てめぇはそれで満足してんのか!!」ってブチギレてるの面白い。

ソロ曲はちょいちょい謎な歌詞(「いまは冒険の途中だ」「君も誰かのためにテニスを愛し、ここまで来たんだろう」…ん???)あるけど、「俺なら出来る!」に力こもってて泣いちゃう。

不二くんに愛されてるみたいだけど、意外と反応はドライなタカさんが私は好きなので、絶妙な二人の矢印が堪能できて最高でした。


この後の六角までいてくれるのか分からないけど、ぜひこのタカさんと桃でバネダビの試合見たいな~~!!!
何卒、お願い致します。


桃城武(寶珠山駿)
じゅやまさんの桃が本当に本当に好きで~~~!!!!!もうずっと見ちゃう。エロい。青学のエロい人ツートップです。

ニヤっとする表情がたまらなく好きなので、千石さんとの試合の、曲者同士が煽り煽られする対決がもうヤバかったです。あの試合にあんな見入ってしまったのは、4thが初めてでした。
レボライも、正直ほぼ桃ちゃんを見ていたので、今回もまた桃ちゃんを見る日々が始まったな…って感じです。

侑士とのバチバチがもう始まっているのが最高でした。このまま全国まで突っ走ってほしい…!
大石からジャージを託されるシーンも、表情の変化が細かくて、泣けます。

今までは杏ちゃんの代わりに神尾や喜多くんがいたシーンが、今回は誰もいない、壁相手になっていて、それでもちゃんと己の未熟さに気づくのが偉すぎると思いました。

今回の試合でも、強すぎる相手に苦戦する英二を見て、「俺が何とかしないと…」とすぐ頭を切り替えていけるし、大石への想いで立ち直った英二に「英二先輩らしいや!でも、頼もしいっスよ」と言える言葉選びが上手いのも泣ける。先輩として桃を支えようとしている英二にとって、「頼もしい」と言ってもらえることは、きっと力になったと思います。

そういうデキる後輩でありながら、リョーマのアップにさっと立ち上がって付き合うし、鉢巻徹夜して作ってくれるし、先輩らしさや部活仲間としても最高な桃ちゃん、本当に好き。
改めてそんな魅力を伝えてくれるじゅやまさんの桃ちゃんを今生で堪能出来てうれぴーーーー!!


海堂薫(岩崎悠雅)
本当に綺麗な顔してるよね…。てか顔小さい……新人類…。

ベンチにいるとき、割と乾さんの側に居るのがめちゃくちゃ可愛いです。
ツンとしたお顔だけど、別に人といるのが嫌な訳じゃないってのが良い。

試合、めっちゃ良かったです……。長太郎のサーブを打ち返すところ、ブチギレてて好き。
直線的な乾さんと並ぶと、筋肉の凹凸が目立って、アンバランスな二人のダブルスが最高。
「勝てばいい!」という真っ直ぐな思想がブレなくていいけど、ギリギリアウトになった乾さんのショットには「気にしてないっスよ」と言える優しさ…泣ける…。

氷帝の煽りに耐えきれなくてベンチ飛び出しちゃうけど、いつもタカさんや乾さんに止められて、素直に止まるの可愛い。


六角までいてくれたら良いけどどうなのかな~~~~~??
葵くんとの試合でイライラしてるの見たいなあ~~~~!!


越前リョーマ(今牧輝琉)
もうベテランの域なのに、ちゃんとリョーマの子供っぽさを表現できるの凄い。
キラキラを頑張って抑えてるのが分かるし、あの生意気感大好きです。

いつも最後の挨拶が取っ散らかっちゃいがちだけど、東京楽はそれもスッと締められて、成長しとる~~!!!と嬉しくなりました。

歌や演技は最初から上手だったので、まだこの世にリョーマはいるんだな…といつも感心してしまいます。

今回の日吉戦は、恒例の「あいつこそが~」がないからどうなるのか不安でしたが、若い二人がギャーギャー戦ってて、これはこれで元気があってすごく良いな、と思いました。
ソロ曲はちょっとよく分からないけど、ちょこちょこした動きとか、ワーワー歌っている感じが可愛いらしいです。
あと歌の後半でそっと帽子を舞台端に置いていくけど、そのあとライトが帽子にあたる瞬間が何度かあって、帽子に人格宿ってる感じして笑っちゃうからなんか別のところ置いて欲しい。それとも意図的なのかな?帽子チャンが「リョーマくん、頑張って…!」って言ってる感じしちゃうのウケる。


手塚vs跡部で歌うシーンも、嫌だけど、別に今牧くんが悪いとは当然思ってないし、歌い終わった瞬間に「戻らない…!」とハッとした顔で言ってくれるので、手塚への信頼と、その零式ドロップが戻らないことへの衝撃が感じられて良かったです。
せめて歌じゃなくて台詞になってほしいな……。

まだまだ成長するのか?これ以上??と思いますが、きっと成長するんだろうな。すげぇ子だ、ほんと。


池田雅也(大野紘幸)
見た目がめっちゃ池田。もう見慣れましたね。

原作とか踏まえると正直荒井様の方がベンチにいるべきじゃない?と思いますが、いろんな事情?があるのかな?青学の2年生という括りが印象深くなったので、いてくれて良かったです。
校歌で「いざ行かん」とセンターで歌うシーンは「池田ァ!」と嬉しくなってしまいました。


トリオ-堀尾聡(りょうた)、加藤勝郎(戸塚世那)、水野カツオ(市川愛大)
トリオの安定感、安心感はいつの世もありがたいですね…。

3rdまでと比べると出番が少なくてめちゃくちゃ悲しいですが、観劇しながら「やったー!」となった瞬間にすかさずベンチで「やったー!」とトリオが叫んでくれるの、すごく助かります。
あと分からないことを話すと不二くんや乾さんが寄ってきて教えてくれる場面も、なんかときめく。

アンコールソングの「僕らの声が勝利を導く」って歌詞めっちゃ良いよね。その通りだと思っているよ。

氷帝学園

跡部景吾(高橋怜也)
りょやべ~~!!!チームメイトが出来て良かったね~!!!!!!

テニミュだと楽しさがあふれ出ちゃっている怜也くんが好きですが、今回はカーテンコール含めて、すごくスンとしています。いつニッコニコになっちゃうのかと思ったら、東京楽の挨拶まで我慢していました。

歌や演技は流石としか言えないし、そんな怜也かんの為にあるような新曲の数々を見事に歌いこなしていて、新たな氷帝公演は、まさに山田手塚と高橋跡部がいてこそ成立していると心から思います。
出だしアカペラってすごいし、それをあの自信満々な表情でやってのけるのも流石です。
武道館で許斐先生と和樹を前に「チャームポイントは泣きボクロ」をなぜかラケット持って歌いきった跡部様はちげーや。

早くあのソロ曲にペンラ振りたい~!!!でもあの曲、宍戸さんがカッコよすぎて全然跡部様見てなくてごめん~~!!ドリライでとんでもない衣装着てド派手な演出で歌ってほし~~~。


試合も、やはり2年以上関わりのある手塚との対戦なので、脂乗ってて最高に熱かったです。
テニミュとの流れが分からなかったので、このままだと先に新テニミュのドイツ戦(1回目)が来て、「お前とは初対決だな」「バーカ、俺を避けてたんだろう」の文脈が崩れてしまう!と危惧していたのですが、ちゃんと合わせて来てくれました。

ここまで来たら、このまま全国までやってほしいし、新テニミュでも山田手塚に「どうした跡部、いつまで膝をついているつもりだ」って言われて「奴にあって俺に無いもの…覚悟だ!」の流れまでやってほしい。贅沢言っていることは承知だけど、怜也くんもやりたそうだし、頼む。だってこの前ギリギリ倒したばかりの相手に「いつ膝」で見下されるって、めちゃくちゃ見たいじゃん。キャスト文脈として最高すぎる。


願いは言っておくべきなので、デカい声で公言しておきます。


忍足侑士(草地稜之)
超美少女…!!深窓の令嬢感やばい!!!!お顔整っているけどお口が小さくて可愛い。品がありそう。
でも試合始まるとバシッと動くし、声も低くてちゃんと侑士なのがすごい。

ソロ曲のじっとり感好きです。負けてヘロヘロのがっくんを気遣っているの優しくて好き。

なんかベンチとかでもちょっと離れたところにいるから、転校生って感じして良い。
まだ岳人のこと「がっくん」て呼べてなさそうだけど、どうなん?もう転校して1年以上経ってるよ?
D2で歌う曲がなくなってしまったのは淋しいけど、また二人の氷帝コールに手拍子が出来て私は嬉しい。D2大好き。

歌も上手だしダンスも上手い。まさかプデュからテニミュに来る人がいると思わなくて、新時代だな~と感じます。
見てる側は合格者しか知らないけど、本当に色んな人がオーデ受けてるんだなって実感してしまった。


宍戸亮(広井雄士)
もうめちゃくちゃカッコいい。本当にこんなカッコいいと思っていなくて油断していました。ビジュアル、声、動き、表情、全部が宍戸さん。

今まではさ、宍戸さんて男にモテるけど、ちょっと野蛮な感じあるから女子に煙たがられているようなイメージがあったじゃん?私だけ?なんか「ちょっと宍戸~、ちゃんと泥落としてから教室入ってよね~~」みたいな。なのに今回は、荒っぽさも残しつつ、普通に超カッコいいから困っています。


今回は校歌を長髪で歌ってくれるし、橘に負けるシーン、長太郎との特訓シーン、滝さんとの歌はカットされたけど、レギュラー復帰シーンなど、氷帝場面で描かれていることってだいたい宍戸さん絡みなので、色んな表情を堪能出来てすごく嬉しいです。
もちろん試合もアツい。声がデカくて目力もあるから少年漫画感強いの最高。その隣に銀髪でツヤツヤの毛並みが良い大型犬がいるのもバランス良すぎ。察しがいいから、乾と海堂が組んだ理由にもちゃんと気づくし、タカさんの思惑にもちゃんと気づく。そして敬意を払う。素敵。


でも一番ヤバいと思ったのは跡部様のソロ曲です。あの跡部様を差し置いて、めちゃくちゃ宍戸さん見ちゃう。ダンスが上手なのもありますが、帽子に手を当ててドヤ顔してたり、胸でリズム打ったり、ちょっと手塚を手で煽ったり、いちいち仕草から目が離せなくて大変です。あの宍戸さんに、いいいい色気が…???と、初日は大混乱でした。あんなことドリライでやられてしまったら、たぶん私、嫉妬で長太郎のこと憎んでしまう……。そんな未来への不安を感じさせるほどの最高宍戸さんです。


やっぱちゃんと熱い男が氷帝学園にいるってのも、サイコーだよな…許斐先生天才……と改めて原作にも思いを馳せてしまいました。


向日岳人(小辻庵)
可愛い。可愛すぎる。目が大きくて動きが大きくて歌もダンスも上手で出来て、すごい。

ソロの時ずっと双眼鏡で追いたいのに、めちゃくちゃ動くから追うのも大変。てかあのソロ曲可愛すぎる。まさかがっくんにスイングジャズを歌わせるとは思わなくて初日びっくりしたけど、見れば見るほどハマってて、本当に可愛いしカッコいい。

部活サボってる桃に絡むとき、壁の上からニュッと顔だしてるの可愛すぎて悶えます。「俺たち、ダブルス専門」ていう時、侑士と高低差ありすぎて、「俺たち」があやふやになるの可愛い。美少女戦士侑士に積極的に絡むのも好きだし、跡部様に「ヴェッ」ってよく分からない悪態つくのも好きだし、乾の際どいショットに「アウトだってよ!」って完全に聞こえる声で言うの生意気すぎて大好き。どんどん言い争いが白熱してるから、今後どうなるのか楽しみ。(白熱しすぎてなくなる可能性もあるか?)


そんな元気いっぱいながっくんが、試合に負けて項垂れている姿を見るのは辛かったです。侑士に慰められて辛そうでした。だからベンチで段々回復していってくれて本当に良かった。

意外と静かな氷帝ベンチで、一人騒いでいるのが最高なので、これからも目が離せないです。


芥川慈郎(横山賀三)
劇団四季出身とかビビっていたんですが、本当に過去イチ強そうで、かつての強キャラ設定を思い出しました。

校歌での扱いが今までになくて面白かった。裕太を15分で倒した感ありました。
ソロも勢いが良くて、でもキラキラして元気で、可愛いのに末恐ろしい感があって素敵でした。結局不二との試合では結構アッサリ負けってなっちゃったけど、あれはちょっと、不二くんの私情が絡みまくってるから、ぜひ普通に楽しい状態で不二くんと再戦して欲しい。

強そうな姿が見られたからこそ、真の実力がどのくらいなのか余計気になりました。これ以降試合がないのが残念でたまりません…!なんとかなんねーかなーー!


滝萩之介(中田凌多)
美しい~~~!!!!!お顔も所作も歌声も全部美しいのに、口が悪い~~!!!!!
口が悪すぎる?と思う感じもありますが、滝さんて本編では良いこと言わない(「もう恨んでない」等の発言はファンブック)から、まぁ、そんなに気にしてないです。原作の場面に忠実な4thならそう解釈するよなって感じ。

3rdの滝さんは小心者っぽかったのが可愛くて面白かったけど、4thの滝さんは神経図太そうだし言いたいこと言うし全然違うのに滝さんでとても素敵。
こういう、先代とは違うのに良いって、テニミュあるあるなので、滝さんから感じられて良かったです。


樺地崇弘(栗原樹)
栗原くんボーイズからの昇格おめでとうございます!新テニミュから「どう考えても樺地はこのままでええやん」と思っていました。
りょやべとの付き合いも長いから、跡部-樺地の関係性も濃ゆくて目が離せません。
特に手塚・跡部戦後、優しくタオルやジャージをかけて、じっと跡部様を見つめる樺地を見て涙が出ました。

2幕最初の歌で、「信じてる」って歌うのもいい。樺地が言うと本当に純度1000%の信頼になる。
タカさんとの試合、本当に素晴らしいです。あの試合、どうしてもタカさんに注目しちゃうけど、ムッと口を結んで波動球を打ち続ける樺地も見ていて泣ける。樺地も誰かのためにテニスを愛しているのかな…。歌って欲しい。


てかビジュアルが絶妙だよね。
なんか、ああいう年齢不詳の男子中学生いるいるって感じで、身体も大きいし老けて見えるけど、なんか子供っぽくてあどけない部分が残ってて、あと20年くらい見た目変わらなそうです。いや、たぶん大学生くらいでめっちゃカッコよくなりそう。やだ怖い。

まだ世界に樺地がいてくれて良かった~。


鳳長太郎(明石陸)
こんなイキイキしてる長太郎初めてだったので、新たなキャラ解釈ですごく好きです。

長太郎の、ちょっとだけ胡散臭い感じ?があって、日吉にガンガン絡みに行って鬱陶しがられるのも、それを全く気にしてなさそうなのも、すごい長太郎っぽくて良い。
表情豊かで結構お調子者でコミュ力高くて育ちの良さを感じるので、こういう長太郎もいるよね~~と楽しく見ています。
お陰で氷帝の2年生トリオが目立っていて、2年生という学年の括りをより強く感じます。

試合もすごく良かったです。「先輩のために!」という気持ちが伝わる熱い演技だし、キラキラしつつもちゃんと泥臭い試合で浮いていないのが絶妙。ボールのコントロールはイマイチなのに、冒頭の特訓シーンではかならず宍戸さんの顔面に命中しているのちょっと面白い。


ルド吹の時にボーイズとして跡部様やってる時から「綺麗な顔してるしスタイルやばい子だな」と思っていたので、役の発表でそう来たか!とすごく納得しました。
ボーイズからの昇格おめでとうございます。ぜひともこのまま全国で黄金との試合も見たいです。


日吉若(酒寄楓太)
顔良ッッッ!!!!!ちっさい整った輪郭に高いお鼻と綺麗な目と美しい口が完璧なバランスで配置されてらして、双眼鏡を覗くたびにビックリしてました。
生意気な表情もピッタリで、氷帝校歌のとき「下剋上だ!」って跡部様を見る部分、怜也くんがフンッと鼻を鳴らして嬉しそうにしているので微笑ましくなっちゃう。

試合も歌でまとめられなくなった分、動きが良く見えて楽しかったです。
ふうたくんの長い手足が独特な古武術の動きを繰り出し、全力でコートを駆け回っているのを見て、「次世代エースの対決」を実感できました。
歌も「諸行無常 日吉浮上」とか韻踏んでるのが中2っぽくて最高。

乾さんが話す日吉のデータを聞くと、「少し神経質な面もある」とか言われちゃってるの可愛いよね。自分神経質なんだ…とか思ってたら可愛い。乾さんの情報収集力の謎が深まって楽しい。


試合後、あの綺麗なお顔が歪んで、すごく項垂れている姿を見ると、やはり寿司屋の下りはなくていいやろ~と思いますね。
ちゃんと悔しがらせてあげたくなるというか、こんなすぐに切り替えられないでしょ~~と。

このまま全国やってほしいな~~~~~。

聖ルドルフ学院

観月はじめ(三井淳平)
綺麗な顔してるんだわ……。
ルド吹公演もだけど、その前のテニソニから高貴でちょっと胡散臭い最高ビジュアルだったので、すげ~~と思っていました。

今回もイキイキとした観月さんを見せて頂けて、胸焼けするほど楽しみました。
「関東セレモニー」の歌で、他の皆はジャージ着ているのに、もう敗退しているルドルフだけ制服着ているの切ないよね。でも「慰めの言葉より 勝て 勝て 突き進め」って歌うのが、慰めてもらう気だったんだw、とちょっと面白くなって好きです。

不二くんのせいでタカさん(ぬいぐるみ)に攻撃受けてるけど、タカさんのことは嫌いにならないでネ。


不二裕太(石原月斗)
裕太役って人を狂わせる魅力があると思っているのですが、今回も絶妙なバブ感で見事に狂わされました。
素人っぽさをチャームポイントにしてくれたおかげで、なんか裕太の末っ子感が溢れててめちゃくちゃ可愛いです。

「寿司はどこで食べても美味い!」と主張する裕太を、めちゃくちゃ豪華な寿司屋に連れてって、たらふく食べさせてぇ…「美味い!全然違う!」ってその場では言ってくれても、結局は「よく分からなかった」って言われたい。
てか不二くんて実家金持ちそうだし、「どこで食べても」とか言いつつ美味い寿司しか食べたことなさそう。可愛い。

この裕太が全国立海で一肌脱いでくれるのか分からないけど、成長する姿が楽しみだし、裕太を見守る皆の優しい眼差しが大好きだから、今後もいて欲しいです。

山吹中

健太郎(桑原勝)
顔が良いしスタイルおばけ。目鼻立ちははっきりしているのに威圧感ないのなんで??好きです。
今回も優しくて素敵な南でした。

2幕前の河村寿司の下りで、カルピン抱っこしているのヤバい。あんな優しい抱き方されている猫見たことねぇ。どう考えてもカルピンになりたいです。
東方との並びがバランス良すぎて大好きなので、ぜひまたどこかで並んで欲しい。

試合中はやはり部長っぽくて頼もしいのも素敵。
あの壮絶な手塚vs跡部戦を「この試合、いつまでも見ていたいな」って言えるんだからメンタルやべぇ奴だと期待しています。


千石清純(TAISEI)
もーーーーー超カッコいい。大好き。見るたびに感謝しちゃう。
千石さん役も、裕太とは違うタイプの、人を狂わせるチャームを持った人間が毎回選ばれていると思っているのですが、今回もちょっと大人で濃いめのお顔立ちが素敵な千石さんで、本当に大好きです。

桃城戦が本当に素晴らしい演技だったのですが、現地で全然見られなかったので、今回出演が決まった時は特別嬉しかったです。
さすが現役アイドル…と唸るほどキラキラしていて、でも思慮深いところもありそうで、千石さんの底知れない魅力を新たに引き出してくれました。

キラキラ笑顔も素敵だけど、キリっと真面目なお顔されるとこっちはなんかもうどうしたらいいか分からなくなります。
本当、早くドリライ……頼むから……。

その他

井上記者(北代高士)
いつもお疲れ様です。
番長は何も悪くないけど、テニミュに大人がいて、試合中に大人目線なことを言われると正直水を差された気持ちになってしまうので、ちょっとう~~んと思うのですが、番長はマジで何も悪くないので、脚本の問題です。

舞台上だとそう思ってしまうのですが、きっと若いキャストたちにとっては、番町の存在って頼もしくて心強いと思うので、いつまでもいて欲しいような、キャラクターとしてはいないで欲しいような、複雑な気持ちになります。
六角公演とか、青学の校内シーン多そうだし、手塚の九州行きに何か口出ししてきそうでちょっと懸念……。

何度も言いますが、番長は何も悪くないです。大人目線の言葉で子供たちを導こうとする安易な脚本が悪い。今を必死に生きる青少年のお話に、大人の求める青春や将来を持ち込まないでくれ……。


というのはさておき、青学の校内ランキング戦を「記事になる!記事になるぞぉ!」って興奮している井上さんを見ていると、「月刊プロテニス」って一体なんなん?と心配になります。関東大会行を決めた中学校テニス部のレギュラー争い…記事になる??私はそりゃ知りたいが、プロテニスについての雑誌にそんな中学生の校内戦なんて載せるか?3連覇を目指す立海ならまだしも青学だぞ??と疑問を抱くので、やはりどんな内容か一度読んでみたい気持ちが強くなりました。

番長のお陰でTwitterのオフショットも潤うので、今後も続投するなら、ぜひその辺りもよろしくお願いしたいです!


終わりに

以上、東京公演の感想です。


とりあえずドワーーーーっと吐き出してしまいましたが、音楽が大きく変わったのと、舞台のセットが変わって照明が見やすくなったことで、実際かなり満足しました。

始まるまで本当に不安だったんですよ……。
追加で公開されたポスターが爽やか仕様で、紹介分も「爽やか」とか言っていたので、今回も爽やか路線かよ…と嫌な予感ばかりしていたのですが、いざ観劇してみると、爽やか成分はかなり減ってくれました。よく我慢したね。偉い偉い。


相変わらずな部分もありますが、これが¥6,800で見られるのは流石にコスパ良すぎます。昔と比べると値上がりしているけど、他の舞台に行けなくなるレベルに満足度高いです。


この立川公演から既に色々トラブルがあって、その後も色々ありましたが、なんとか無事に大千秋楽を迎えられて良かったです。
その辺を踏まえた感想は、また改めて書こうと思います。


とりあえず、テニミュキャスト、スタッフの皆様、関係者、そしてオタクたち…
全員お疲れ様でした~~!!!

*1:4thルド吹を見た時点で、嫌な予感はしていた。でも思ったよりさっさと終わってよかった。あと千石役のTAISEIくんと南役の桑原くんがバスケ部のバイト(宝塚用語?ヅカオタの友人がよく使う)してる姿は超カッコいい。

ハロプロ地名ソングの"わかりみ"について ~東京都出身都内在住オタクの感覚~

どうも、生まれも育ちも東京のハロオタです。

こう書くと、洗練された都会の人間みたいですが、実際はちょっと違います。
それについては後ほど詳しくお話させて頂きますが……



ハロプロって歌詞に実在の地名めっちゃ出てこない???


唐突にすみませんね。

でも、たくさん出てきますよね。



土地勘って本当に人それぞれで、生まれた土地はもちろん、その瞬間の環境や状況、本人の知識や経験、感性によって印象は様々なはずです。
だからある程度の共通認識がないと、大衆向けの楽曲で地名を使うリスクってデカいと思うのですが、なんかハロプロは積極的に使う印象が強いです。
しかも、使い方が絶妙
「う、うわ~~~ここか~!わかる~~~!!」と叫びたくなるものが多いため、逆に自分にピンとこない地名も、全国各地にいるハロオタにとっては絶妙なんだろうな、と勝手に納得して聞いています。


(土地勘て言葉だと、「地形や地理に詳しい」って意味が大きいからちょっと違うかもしれませんが、その土地に関する経験や知識に基づいた情報、という意味で使っています。)


そこで、私個人が感じている地名ソングの「わかりみ」について、書いていこうと思います。


住む場所や遊ぶ場所、通学通勤で過ごす場所、大切な人との思い出がある場所など、一つの地名にも人それぞれの解釈があるはずなので、とりあえず私自身の感覚を書き残してみたくなりました。そして自分の中ではイマイチ理解しきっていない地名についても、「こういう土地なんだよ~」と誰かが語ってくれたら良いな、と思っています。

(誰か「すすきの」で人の温かさに触れて東京に帰りたくなった気持ち教えて……)



結構前に「つんくの歌詞を実体験した記事」にも同じように願いを込めましたが、残念ながら全然集まりませんでした。


※ 今でも募集中だよ!なんかあった教えて!!
szhello.hatenablog.com



でも書いていてめっちゃ楽しかったので、今回も結局は自己満です。
深い考察もないし、短いですが、読んでもらえたら嬉しいです。

※個人的な感覚や経験を踏まえて語るので、自分語りみたいな部分が多いかと思います。あくまで私個人のことなので、それが正しいとも思っていないし、誰かに押し付けようとも思っていませんが、もし不快にさせてしまったらすみません。ただの一般人が好きに語るだけなので、ゆるく見て頂けると助かります。

自己紹介(私の土地感覚について)


個人的な感覚で語るので、簡単に自己紹介的なものをさせて下さい。
どうでもいいかもしれないので、サラ~っと読み飛ばしてくれて大丈夫です。


まず出身は東京都です。

でも23区外で、埼玉県に程近く、周りは住宅か畑か学校か公園か。
よく「都内は車いらない」とか言われますが、普通に一家に一台は必須です。
自宅から駅までも結構遠いので、池袋や新宿までは1時間近くかかります。

跳んで埼玉』だと「都会指数ゼロ」と言われる地域です。(伝われ)


西武池袋線という私鉄が最寄りの駅で、どこへ行くにも基本的に池袋駅を経由します。
1時間あれば都内の大体のところへ行けるかな~って認識です。
のどかな田舎ではあるので、成人式ではちょっとヤンチャな同級生の男の子たちが派手な袴を着て、壇上でクラッカー鳴らして怒られていました。

通学も中学までは徒歩、高校は自転車、大学は電車で池袋のちょっと先、職場も都心のよくあるオフィス街です。


つまり、東京都出身だけど、決して都会ではないため、大人になるにつれて段々と都心に慣れていった感じです。
だから普通に都会には憧れをもって育ったし、渋谷や新宿を歩くのは怖かった。(今でも渋谷は歩きたくない)
でも小学生の頃から行き慣れた池袋は、西口の飲み屋街も、北口のラブホ街も全然平気。
サンシャイン通りの人の多さも気にならないし、駅地下も分かる。
目的地さえ分かれば地図を見ないである程度行ける自信があります。


生まれてから社会人3年目くらいまでは、ずっとそんな地域で暮らしておりました。



その後実家を出て、3年くらい江戸川区で暮らしていました。

都心にも近くなって、程よく何でもあり、暮らすのは大変便利でしたが、よく爆音のバイクが駆け抜けていったり、近くの公園では朝6時からサッカーするキッズや深夜1時まで花火するヤングがいたり、普通に川が近すぎて台風の襲来が怖かったり、なかなかにスリルがある土地でした。

ご近所トラブルで生まれて初めて警察へ110番したのもこの時期です。
「すぐ向かいます」って言ってくれたとき、頼もしくて本当にありがたかったなぁ……。

そんな思い出もあります。


初めて自分で住む場所を選んだので、いい勉強になりましたね。
地元も割とヤンチャな人たちは居ましたが、やっぱ海や川が近い地域のヤンチャは少し様子が違いました。

ありがとう江戸川区!世話になったぜ!!!*1



そして現在は、めちゃくちゃ都心に暮らしております。

色々事情があるのですが、いわゆるオフィス街のようなところです。都心の主要駅ならばドアtoドアで30分もあれば割とどこへでも行けます。
お陰でオタ活が捗って困るぜ!!!


あとは普通に旅行や遠征で色々な土地へ行ってます。
踏み入れたことのない都道府県は、四国4県と、九州2県くらい。

そこまで旅行が趣味ってわけでもないですが、その割には行っている方かもしれません。



そんな感じで暮らしてきた私の感覚で、以下語らせて頂きます。



◇◇◇

『スッペシャルジェネレ~ション』/Berryz工房

作詞/作曲:つんく 編曲:馬飼野康二 2005年

www.youtube.com

スッペシャル ジェネレ~ションLOVE
孤独など感じない
池袋 過ぎたって
この愛は え・い・え・ん


来た来た池袋!!!!!我がホームタウン!!

これが書きたくてこの記事書いているようなもんです。


「自己紹介」で書いたように、池袋は私のような東京都の市民にとって玄関口であり、皆まずここを越えて都会に出ていきます。
埼玉県秩父市出身の藤原竜也だって、池袋で遊んでいた時にスカウトされたんですから、これは間違いありません。


そんな池袋がこの歌詞に出てきますが、この主人公が私と同じように、地元から池袋を通り都心で彼とデートして、そこからまた池袋を経由して帰っていく場面だとしたら、もうこれ、めちゃくちゃ絶妙です。

「玄関口」と例えましたが、私にとって池袋まではほぼホーム、池袋より先はアウェー、という感覚があって、例えばディズニーランドからの帰り道だとしたら、京葉線新木場駅まで行き、そこから有楽町線池袋駅まで行き、そっから地元へ向かう電車へ乗るんですが、その時の、池袋駅へ着いたときの安心感…そして同時に押し寄せる現実感…。

どこへ旅行へ行こうが、誰かと夢のような時間を過ごそうが、池袋駅へ着くと「あ~帰ってきちゃったな~」と思うわけです。


ところが……!!
なんとこの歌詞では、「池袋を過ぎたって この愛は え・い・え・ん」と、気持ちが盛り上がったままです。
つまり、これは、すごいことなんです!!!(語彙力)


私の地元へ向かう西武池袋線池袋駅の改札前では、別れを惜しむカップルたちが夜の名物となっています。
手を握って見つめ合ったり、くっついていない箇所がないのでは?と思うほどピッタリ抱きしめ合ったりする姿は、こちらを何とも言えない心地にさせますし、「いけふくろう」よりよっぽど目立ちます。

でもそんな彼らだって、結局改札へ入ってしまえば、すぐにスマホを取り出して「どの電車が早いかな~。絶対座りたいし次待つか〜〜?しかもこの時間バスないんだよな~。帰りに西友*2で何か買おうかな~~~」と、この後の現実について考えるんです。(偏見)


そんな夢と現実の境目である池袋を、こんな風に用いた歌詞を見ると「こいつは相当にスッペシャルだ……」と、中学生アイドルの愛の歌を、しっかり説得力を感じながら聴くことができます。


大阪府出身のつんくがここまで考えて作詞したかは不明ですが、私としては、ここを「池袋」にしたつんくにひれ伏すしかないのです。





ここまで、私の個人的な解釈で勝手に書いていたのですが、いま調べたら過去にハロプロまとめサイトで、この話題について話すスレがありました。
Berryz工房の「スペジェネ」で、「池袋を過ぎたって」って一体どういう意味? : ウルフニュース|ハロプロまとめ


ほぼ近いことが色々書いてあって、いま、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

同じ解釈をした人が多くいそうなので、やはりつんくは適当に「池袋」と書いたわけではないのでしょう。

こんな微妙な地名をピックアップするつんくのセンスに全面降伏です…。


今でも実家に帰る時、池袋までくると、もう帰宅完了したような心地になります。
池袋周辺に住んでる方からしたら「都会指数ゼロの住民が生意気!」と思うかもしれませんが、残念ながら東京市民や埼玉県民は皆んなそう思ってるはずです。許してニャン



私の稚拙な文章力で伝わる自信がないんですが、以下もこんな感じで語っていくので、お付き合い頂けたら嬉しいです〜。
わけわからん!ってなってたらごめんなさい〜。



◇◇◇

フラリ銀座』/モーニング娘。'18

作詞/作曲:つんく 編曲:平田祥一郎 2018年

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銀座から日本橋
意外とすぐね 近し


あえて深掘りするようなことでもないし、土地勘のある東京都民からしたら当たり前のことだと思うのですが、文字通り、本当に近いんです。
というか、銀座が割とデカいので、銀座を歩いていると、いつの間にか違うエリアに着いている、ということがあります。


最近用事があって銀座へよく行くのですが、用事を済ませた後、ちょっとご飯…と思って歩くと、いつの間にか日比谷新橋の側まで来てて、このまま近い駅から帰ろうか、銀座駅まで戻って帰ろうか、いちいち悩んでしまいます。

あと銀座って、地下鉄ばかりなので、まず地上に出るのが難しい。
それこそ日比谷寄りの銀座なのか、京橋寄りの銀座なのか、新橋や東銀座、銀座一丁目らへんの銀座なのかで全然違う。
出口を間違えると「え、ここ銀座?ほぼ有楽町じゃね?」なんてことになります。



ちょっと逸れました!

確かに銀座と日本橋は近い、というのが結論ではありますが、ただ色々な場所へ近い銀座近辺の中では、日本橋までって遠くない…?と感じます。
別に歩けるけど、気づいたらいた、って距離ではない。


引っかかるのが「映画」です。
「映画観るもよし」と歌ってるけど、個人的には銀座に映画館のイメージがありませんでした。

気になって調べたところ、銀座にも映画館はありますが、ミニシアターが数館で、若者がデートで行くような、所謂シネコンとなると、有楽町や日比谷、丸の内になってしまいます。
もちろん銀座をフラリ散歩するようなお洒落カップルならば、ミニシアターで知る人ぞ知る名作なんかを見るかもしれませんが、ここは私個人の感覚*3 を踏まえさせて頂きますので、デートで行くのはシネコンとさせて頂きます。

丸の内ピカデリーやTOHOシネマズ日比谷などが近いエリアから考えると、日本橋まで行くのは結構遠い。てか日本橋にTOHOシネマズある。


でもさ、そこはホラ、デートだから。

私1人だったらフラリと銀座にいたところで、このまま日本橋まで歩いちゃお☆とは思いませんが、こいつらはデート中で、なんなら「腕組んでると不思議 星まで行けそう」とか言ってるんですもの。
そりゃあ銀座から京橋や八重洲を通過して日本橋なんて、あっという間に着きますわ!!!



そもそも日本橋なんてデートで行くか?って感じでもありますが、きっと夢中で歩いていたら「あれ!ここ日本橋じゃん!」ってなったんでしょうね。可愛い。
ぜひ高島屋ポケモンセンターでも行ってひと盛り上がりして欲しいです。


…本当に本当に個人的な印象ばかり書いてしまいました。
いつか銀座を楽しめる大人になりてぇ〜。



◇◇◇

都営大江戸線六本木駅で抱きしめて』/CHICA#TETSU(BEYOOOOONDS)

作詞/作曲:星部ショウ 編曲:清水信之 2019年


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※フルが公式から上がってないので、コロナ禍に収録されたリモートver.

都営大江戸線六本木駅で抱きしめて
君を深く深く... 愛しているのよ


もうさ、好き………。
まず好き。可愛い。優勝。


これ、初めてタイトル見た時、「なんで都営大江戸線六本木駅?ただの六本木駅じゃダメなの?まぁCHICA#TETSUだから地下鉄にしたかったのかな〜」くらいの想像でした。

そしたら、都営大江戸線六本木駅日本最深のホームであることにかけて、愛の深さを確かめたい青春ソングだったんです。
「深く深く深く深く〜」って歌い出した時に、そういう事かーーー!!!!!と目が覚めたような心地がしたのを覚えています。


都営大江戸線て、六本木駅に限らず、どこまで下がるの?と不安になるくらい深いですよね…。昔は乗り換え案内に背いて「都営大江戸線通ってるなら、これ乗ったほうが良くない?」と大江戸線ホームに向かって後悔しました。今は乗り換え案内に従って都営大江戸線に乗っても「絶対他の線から行ったほうが早い気がする…」って疑心暗鬼になることが多いので、なんとなく利用を避けてしまいます。
特に六本木駅エスカレーターに乗っている時間が長くて、体感としてはTDSにある「センター・オブ・ジ・アース」のエレベーターよりよっぽど地底を移動している感覚ある。

※参考

これは外につながる階段。もちろん降りた先からもさらに潜る。



これ書いていて思い出しましたが、私は通学で地下鉄を使ったことはないけれど、大学受験で少し遠い駅へ行ったとき、朝なのに窓が真っ暗で、受験の不安な気持ちも相まって、絶望的な気持ちになったことがありました。帰りは夜だと思えば大差ないですが、地下鉄って朝からこんななのか…と驚いた記憶があるので、多感な時期に地下鉄に乗っていたら、きっと外の暗さに引っ張られて鬱々とした気分になる、なんてことも日常としてあったかもしれません。

この曲でも、地下鉄の閉塞感と、自分の孤独な気持ちが重ねられていて、星部さんらしい言葉繋ぎのセンスが溢れてますよね。


淋しいし不安な気持ちを増幅させるような「都会の底」も、きっと彼に抱きしめてもらえたら、地上とは隔離されたロマンある場所のように感じられるんだろうな………。可愛すぎて泣ける。深く愛しちゃう。


さっき少し調べたら、都営大江戸線六本木駅が日本最深の地下鉄のホームであることは間違いないそうなのですが、あくまでそれは「地上からの距離」なので、坂の上に立つ六本木駅は、標高だと隣の「都営大江戸線 麻布十番駅」のが深いし、一番深いのは「半蔵門線 住吉駅(押上方面)」だそう。住吉駅江戸川区に住んでいた時結構使っていたので少し意外でした。確かに2層構造で深いけど、元々深い都営新宿線からの乗り換えだったので、体感はそんなにでした。地上でちょうど海抜0mだもんね。そりゃ深いわ。*4


でも、やっぱ彼氏と仲直りするなら、住吉駅より六本木駅のが良いですよね。都営大江戸線て路線の色も濃い(恋)ピンクで可愛いし。六本木なら仲直りした後、ちょっと地上まで出てお洒落な寄り道できそうだし。どう考えても「都営大江戸線六本木駅」以外では成り立たないです。



CHICA#TETSUの曲は全て実在の駅に関する内容なので、他の曲もたくさんの人に「わかりみ」を与えていると思います。
ただ、私個人としては、山手線の右下部分(池袋から外回り方面)に縁がなかったので『高輪ゲートウェイ駅ができる頃には』にあまり身に覚えがないし、横浜駅が工事ばっかしている印象はあるけれど、2年前が分かるほど馴染みはありません。大阪駅と梅田駅の謎については確かに迷った経験ありますが、かなり前のことなので、ここで語るには鮮度がイマイチでした。


やっぱ地名って難しいですね…。
田町駅-品川駅間に高輪ゲートウェイ駅が出来たことで何か生活に変化があった人が心底羨ましいです。


これからも地名にちなんだ曲で、身に覚えがある記憶だけでなく、どこからともなく湧き出す身に覚えのない記憶も呼び起こして楽しませて欲しいです。



◇◇◇

終わりに


以上!!

3曲だけですが書き残せて満足しました。
もし何か思いついたら追記します。


他にも地名が印象的な曲はハロプロにはたくさんあります。

Do it!Now』の「宇宙のどこにも見当たらないような 約束の口づけを原宿でしよう」とか、昔聞いたときは「宇宙にもないものが、原宿にあるのか…!」とドキドキしました。確かに当時は渋谷ブームというか、ガングロギャルなどが流行っていた時代だったので、『GALS!*5を読んでいた私は、なんか妙に納得してしまいました。

Help me!』も本当にたくさん出てきます。「品川五反田 麻布に六本木 新宿新大久保 どこで遊んでるの?」と。ただ、池袋周辺で遊んでいた私からしたら馴染みのない地名だし、この曲の地名は言葉遊び的な意味が大きい気がします。でもどこもちょっとワルそうな土地で良いですよね〜。子供には手の届かなそうな、大人な街ばかりで、絶妙です。



地名が曲に盛り込まれていると、実際に通りかかったとき「あ、ここ!」となるのも楽しいですよね。

だから聖地巡礼として、いつか糸島も行ってみたいし、すすきのも、下北沢にも慣れたい。

今からでも「こういうことだったのか〜!」と気付けるチャンスはあると思うので、お出かけのキッカケにしていきたいと思います。



なんか「東京育ちだから分かる!」って感じで語ってしまいましたが、東京育ちだからこそ「上京」の概念はやはり分からないし、賑やかで人の多い東京から寂しさを感じたことはありません。想像で色々補ってますが、やはり実際に故郷を離れて東京で暮らした人にしか分からない「わかりみ」があるはずです。こればかりはしょうがない。


色んな場所から色んな女の子が集まって、色んなクリエイターが色んな角度から本気で歌を作って、色んなファンへ届けるためにこだわり抜いているからこそ、ハロプロには地名ソングがたくさんあるのかもしれません。

自分の体験と重なるほど「わかりみ」があるものから、縁もゆかりもないのに何故か分かってしまうもの、何でこの地名なのかピンとこないからこそ考えさせるもの…様々な魅力があります。


これからも、一オタクとして色々な地名ソングを楽しみたいです。




久々にハロプロの記事書いてちょっと手探り感ありましたが、普通に書いててめっちゃ楽しかった。

好き勝手な事ばかり語りましたが、私が感じる「わかりみ」が少しでも伝わっていたら嬉しいです。


読んでくださった方がいたら、ありがとうございました〜!!!




ハロプロについて色々書いておりますので、ご興味あれば他の記事もも読んでいただけたら嬉しいです。

szhello.hatenablog.com
szhello.hatenablog.com
szhello.hatenablog.com





*1:江戸川区を心から愛している人、すみません。ちゃんと住民税も払っていたんだからちょっとくらい許して。てか別に便利で好きだったよ!隣人と立地さえ気を付けて、台風さえ来なければ、全然また暮らせると思ってます。

*2:西武線沿線にあるスーパーマーケット。赤い看板が目印。

*3:私自身が「お洒落なミニシアターで映画デート」をしたことがないという、本当に個人的な経験則です。私がそこまで映画好きってわけでもないし、映画の趣味が合う人とお付き合いしたこともない。今の夫とも趣味は合わないので、一緒に映画を見に行くとしたら「どっちの趣味でもないけど、すごい流行っているから押さえておきたい」系になります。そんなのはミニシアターでやらないですよね。だからきっと、世の中のカップルはたいだい同じ理由でシネコンへ行ってるはず、という思い込み。

*4:江戸川区に住むまで「海抜0m以下」の想像がつかなかったのですが、川って坂を下った先にあるのではなく、上った先にあるものでした。江戸川区役所には荒川の水位が分かるオブジェがあります。

*5:「りぼん」で連載されていた、渋谷のカリスマ高校生ギャル・寿蘭が主人公の漫画。当時小学生だった私は、高校生になったら絶対にメッシュいれると思ってた。皆読んでたよね???

『テニスの王子様』と過ごした10年間を振り返る ~テニプリっていいな!!~

特別お題「わたしの2022年
お題がそれっぽかったので便乗します。


皆様にとって、2022年はどんな年だったのでしょうか?
私にとっては、とても大切な、ある節目の年なので、それについて以下書いていきます。


そう、私が『テニスの王子様』にハマるきっかけである、丸井ブン太くんのキャラソン『だろい?』を初めて聞いてから、今年で10年になったのです。



10年なんてテニプリ界においては生まれたてのヒヨッコで、たいした年月じゃないのは承知ですが、私の人生においての10年は決して短いものではなかったし、大学、就職、結婚など、ライフイベントの多い20代をテニプリと過ごしたことで、オタクとしてもイチ人間としても、かなり濃ゆい日々になったと感じております。


テニプリと出会っていなかったら自分がどうなっていたか、まるで想像がつかないくらい、いまの生活になくてはならないものだし、出会う前の自分が何に喜び、何に悲しんでいたのか思い出せません。そのくらい人生の一部というか全部というか、自分を構成する上で大切なものなんです。



せっかくだし、この10年どんなテニプリ人生を送ってきたのかを振り返ってみたいと思います。


ちなみに私は、『テニスの王子様』と付くもの全部好きです。


原作漫画(SQは発売日0時に読みたい派)もアニメもキャラソンもラジオもゲームもミュージカルも原作者・許斐先生も、全てを全部把握しているわけではないですが、10年間で出来る限りのものに触れてきました。
原作から離れると多少の解釈違いを感じることはあれど、テニスの香りが漂えば基本的に全部好きです。ⒸT.K.WORKSのマークが入ってたら大好き。


そんな感じで、一つのジャンルとは思えないほどメディア展開が幅広いので、私がどんなタイミングで、どんな風にそれらと出会ってきたのかを軸に、書いてみます。



普段から色んなことを長々と語ってますが、今回は誰かが読む可能性などあまり考えず、「短くまとめる」ことを放棄して、とことん語り尽くすつもりです。
完全に自己満。自分語りみたいになるので、当社比ダントツでキモくなる予定です。
(最終的に2万8千字になりました。)



目次


※キャラクターや内容の考察などは特に語りません。自分の10年を書いているだけです。

※自分にとってのテニプリを語るので、捉え方、向き合い方、付き合い方など、様々な部分において超個人的な見解が入ります。何かを否定したり、何かを押し付けたりする意図は一切ありません。ましてやマウントなどを獲るつもりも微塵もないし、獲れるとも思っていないのですが、もしも不快な思いをされたらごめんなさい。

※キャラ名や関係者のお名前も好きに呼ばせて頂きます。



◇◇◇

友人について


まず大切なことなんですが、私には、ほぼ同時期から、ほぼ同じ熱量、ほぼ同じ解釈、ほぼ同じ嗜好でテニプリを好きな友人がいます。
私がテニプリについて何かしているとき、だいたい隣にはこの友人がいます。


以降ずっと出てくる人物なので、この記事では「テニ子」と呼ぶことにします。


テニ子とは高校の同級生で、出会ったときから好きなバンドや漫画が奇跡のように似通っていて、漫画やCDの貸し借りをしたり、カラオケに通ったり、好きなバンドのライブに一緒に行ったり、たくさんの好きなものを共有しました。元から嗜好が似ていましたが、一緒に同じものを楽しむうちに、さらに似ていったようにも思います。
まあ普通にすごい面白い人なので、趣味どうこう関係なく楽しいから長い付き合いになる予感はしてました。


そしてテニプリにハマって以降、テニ子とずーーっとLINE(昔はメール)のやり取りをしているので、自分たちがいつ、何を見て、何を感じたかが、日付や時間とともに10年分の会話として残っています。


これがまたすごい量で、直接会って話していること以外全部、といっても過言ではないほど、アニメの感想、ラジオの感想、キャラソンの考察、キャラ同士の会話妄想、テニミュキャストの動向、観劇レポなど、何もかもLINEしていました。


別に日常会話とかでなく、99.9%がテニプリについての会話。
それらが全部残っているという……。


めっちゃ面白いんだコレが。


「キャラソンの○○聞いたけど、めっちゃいい~。」とか「ラジオの○○の回聞いた?やばいよ」とか「明日はとうとうテニミュだね…死ぬかも…」とか、沼にハマっていく過程が全部残っているし、一応お互い会話として相手に伝えるために書いているから、ちゃんと印象とかを分かりやすく書いていて、色々感慨深い。


あとマジで役立つのが、「○○(人名)が△△(メディア名、雑誌名やネット記事など)で、◆◆(人名)のこと***って言ってた~!」みたいな、細かいエピソードのソースが残っているところです。丁寧なときはスクショやURLがついてることもある。データベースとして本当に便利~~~!

昔はLINEって検索機能なかったので、こういうのを探すときのためにトークを期間で分けたり、会話のデータをメール添付してwordにしてから検索したり、自分たちなりに活用の仕方を試行錯誤していたのですが、今はワード検索も日付検索もアルバム作成もなんでも出来るようになって、本当にありがたいな~と心から感謝しております。


という訳で、主にLINEの中に、私とテニ子とテニプリの全てが残っているので、その辺を踏まえてこの10年間を振り返っていこうと思います。



◇◇◇

2012年4月30日 出会い。

この日、私は某動画サイトで丸井ブン太くんのバースデーシングル『だろい?』を聞き「え、ヤバい…なにこれ…」となりました。

陽気でポップでカッコいいのに、冒頭から「〜だろい?」と謎の語尾で質問責めされ、サビでも「だろい だろい 天才的だろい?」と続き、明らかに変な歌詞だと思いつつも、かっこいい声と気持ちよい疾走感と楽しい雰囲気に流されて繰り返し聞いてしまい、もう頭から離れなくなっていました。


それまでの私にとってテニプリって、小学校の時にマンキンヒカ碁とセットでアニメを見ていたのと、高校生の時に旧テニをゲラゲラ笑いながら全部読んだくらいで、たまにネットで話題になるのをオモシレーって思う程度でした。だからキャラ名も青学レギュラーと跡部様くらいしか分からず、話についてもボヤっとしか記憶になかったので、オタクとしてどんなコンテンツかを知らなかったんです。


当時の私には丸井ブン太くんの記憶が無くて、「主要キャラではない(あくまで無知な当時の私のイメージね)のにこんな濃いキャラソン歌うとか、テニプリ界すごい」と衝撃を受けました。さらに驚いたのが、この素晴らしい曲を丸井ブン太役の声優:高橋直純さんが作詞・作曲していたことです。中の人がキャラソンの製作に関わるとか聞いたことなかったので、音楽ジャンルとしてのテニプリに興味が湧きました。



ちなみに日付が分かるのは、翌日にテニ子と遊ぶ予定があり、「明日12時でいい?」という待ち合わせについてのメールが残っているからです。
たまに見て、全てはここから始まったんだよな…と感慨深くなってます。


翌日の5月1日、早速テニ子とこの楽しさを共有しようと『だろい?』を聞いてもらったところ、なぜか「私も最近、丸井ブン太くんについて考えてた!」と言われ*1、お互い絶妙なタイミングで『テニスの王子様』と再会しました。


その日はテニ子の家で一緒にホラーゲームをやる予定でしたが、ゲームそっちのけでテニプリについてwikiで調べたり、膨大なキャラソンの曲名を見て笑ったり、新しいおもちゃを見つけたようにはしゃいだのを覚えています。


それからテニプリを一人のアーティストのようにとらえて、「他にもこういう曲あるのかな??」と某動画サイトで「テニプリ キャラソン 神曲」みたいな検索をして、大石秀一郎くんの『恋風』や千歳千里くんの『恋だなう』、白石くんの『go on』、四天宝寺の『浪速のソーラン節』、向日岳人くんの『DADADA』、柳生さんの『レーザービーム』、聖ルドのD2が歌う『青い炎』、氷帝エタニティの『不条理』、テニプリオールスターズの『Love festival』など、長年愛されている定番曲と次々続々出会います。

普通に深い歌詞の良い曲だったり、熱い試合の様子が伝わる曲だったり、声優が曲の制作に関わっていたり、テニプリにとってキャラソンって何なんだ????と混乱しつつ、膨大かつ幅広い曲たちと、その情報量にブクブク溺れていきました。


そして、どんなに曲が良い!と言いつつもキャラソンなので、当然キャラクターについても知りたくなり、常にWikipediaを見ながら顔と名前と設定とキャラソンを一致させていく作業へ移りました。
読んだことはあったはずなのに薄っすらとしか知識がなかったので、始めは柳生と柳がごっちゃになったり、白石と謙也の違いが分からなかったり、ジローの記憶が全然なかったり、オタクになる前の自分がいかに雑な読み方をしていたかを思い知り、反省して、イチから勉強し直すハメになりました。


本当に夢中でインプットしてて、引き続きキャラソンを漁るのはもちろん、私は未視聴だった新テニのアニメも全部見て(ちゃんと全話感想メモ残してた。偉い)、テニ子はラジプリを聞き始め、キャラや関係者、お話の本筋について、とにかく摂取しまくっていました。

大学3年生という、人生で最高に時間が余っている時期だったので、バイト以外の時間は全てテニプリに注ぎ、というかバイト中もテニプリについて考え、帰ったら何を聞こうとか、あのキャラについて調べようとか、日常がどんどんテニスに浸食されていき、テニ子と交わすメールもどんどん長文になりました。


当時よくテニ子とカラオケに行っていたのですが、これらのキャラソンも持ち歌にしたら楽しそうだな~と思っていたのに、キャラへの解像度が上がると、歌詞についての理解が深まり、感極まって歌えなくなってしまう事態になりました。だから月一でテニ子と行っていたカラオケも、テニプリにハマって以降は、カラ鉄とコラボした時しか一緒に行っていません。習慣が変わりました。


この辺がきっかけから夢中になるまでの経緯です。

こんなに一気に急降下でハマったことがなかったので、本当に戸惑いました。戸惑いつつも楽しいし好きだからいけるところまで行くぞ!という気持ちでズンズン突き進みます。テニ子も同じように夢中だったから誰も止めなてくれないし。まさかこのまま10年経つとは思っていませんでした。



◇◇◇

2012年7月7日 向き合い方を考える。

ちょうどテニミュについても勉強をし始め、知り合いやTSUTAYAからDVDを借りたり、中野や池袋で中古の円盤を探し歩き回ってたりした7月上旬。この盲目さに水を差す事件が起きます。

私が連日の寝不足で倒れました。


毎晩スマホで動画を漁り、キャラソンの歌詞検索をし、テニミュの出演者について調べ、当時のブログやレポを読み、pixivでキャラの関係性を掘り、外が明るくなるまで夢中でテニプっていた結果、久々に参加したサークルの飲み会で、いつもなら全然大丈夫なはず量のお酒が全然抜けず、帰りの電車でバーンと倒れたんです。
幸い周りの親切な方々が助けてくれて、自分の意識もすぐ回復したので大ごとにはならなかったのですが、心当たりが一つしかない中で、見知らぬ人に迷惑をかけたことがショックで、自己管理の甘さを猛省しました。


テニ子にも報告し、やはり他人に迷惑をかけるのはよろしくないということで、健全なオタク活動をすることを誓い合います。


ついでに将来を見据え、持続可能なオタ活をするために「出来るだけ真っ当に生きるし、テニプリを理由に大学辞めるとかバイト辞めるとかは言わないようにする。万が一言ったら、必ず言われた側は止める」という約束をしました。



思い返すと、この辺から本気度が増した気がします。
少なくとも私はこの時まで「誰かと何かを誓い合う」という行為はしたことがありませんでしたので…。


というか、それまでは生きてても敢えて「真っ当に生きなきゃ」とか思わなかったんですけど、テニプリを好きになってからはよくそう考えるし、今でも思い出して姿勢を正すことがあります。


なんかこう、この膨大かつ活発なジャンルを楽しみ尽くすには、それ相応の生き方をしなければいけない、と自然と思うようになったんです。

健康じゃなければ夏にシャチハタコラボのスタンプラリーに行けないし、お金を稼がなければテニミュに行く資金がないし、学業も親に咎められないレベルにはちゃんとやらなければいけません。健全にオタク活動をしてちゃんと自分が幸せになるためには、最低限なにが必要なのかを、考え始める時期でした。


今でもその考えは変わっていなくて、私は「テニスの王子様のおかげ」で幸せなのに、自分に何かあった時「テニスの王子様のせい」と言われてしまう可能性があるならば、そんなのは絶対に避けたいと思っています。


周囲の人だけでなく、将来の自分にも後ろめたさが残らないように、まず心身ともに健康で、ちゃんと暮らすことが大切。

テニミュ通ったり、映画通ったり、生写真買ったり、円盤買ったり、はたから見れば全然ヤバいオタクかもしれないけど、自分の中では節度を保っているつもりなんです)


別に自分を真っ当な人間だなんて認識しているわけではありませんが、この原動力があったから、今現在、一応普通に暮らせているんだろうな~~。

寝不足で倒れたことはびっくりしたけど、お陰で割と早い時期に大切なことに気付けて良かったです。



まじで何の話…?って感じですが、安心してください。テニプリの話ですよ^^



◇◇◇

2012年8月9日 初の現場。(シャチハタコラボ in池袋)


主に在宅オタクだった私が、初めて参加したテニプリのイベントはシャチハタコラボのスタンプラリーです。

ご存知、あのハンコのシャチハタと、新テニのコラボです。


ジャンプSQ9月号にコラボ漫画が掲載され、「ドゴォ」と音を立てて印鑑を押す真田(シャチハタじゃないから上手く押せないの可愛い)が話題になりましたが、これを記念して池袋パルコでスタンプラリーが開催されたので、スタンプラリーなんて小学生以来でしたが、テニ子と迷わず参加しました。

8月の猛暑の日。パルコとP´パルコを行き来してスタンプを集め、絵の再現率の高さに「シャチハタってすごーい!」とはしゃぎました。残念ながら探しても当時のスタンプ台紙が見つからなかったのですが、初めてのイベント?をめちゃくちゃ楽しんだ記憶があります。

fun.shachihata.co.jp
※当時のイベントページが残っていなかったので、シャチハタさんのスタンプラリー導入事例ページ


それまでも私はいわゆるオタク的生き物でしたが、現場に行ったりグッズを集めたりするような行為はほぼゼロで、○○カフェとか行くのもなんか恥ずかしくて、現場デビューに対して高いハードルを感じていたのですが、この時はアッサリ踏み切れたことを自分でも意外に感じていました。
参加してみたら楽しいだけで何も心配要らなかったので、このイベントをきっかけに、駅ナカの広告とかアニメイトカフェとかJ-WORLD*2とか跡部様誕生祭DARSコラボinサンシャイン噴水広場とか、いろんな所へ躊躇いなく赴くようになりました。

そういうのって無料も多いから絶対行くべきだし、都内住みだと仕事終わりとかでも行けるので、ありがてぇな~~と心から思う。



◇◇◇

2012年8月下旬 ゲームをやる。(学プリ、モバテニなど…)


テニプリってゲームも色々あるんです。
なので全部はできてません。やったことあるやつも、全クリしてないです。ほんと、面目ない。


私が最初に手を付けたゲームは、PS2学園祭の王子様』です。

通称「学プリ」と呼ばれる、恋愛シミュレーション

テニ子が中古で見つけてくれたので、真夏の炎天下の中、自転車を30分濃いでテニ子の家に行き、一日中やっていました。



テニプリの恋愛ゲームといえば「ドキドキサバイバル(通称:ドキサバ)*3」のが有名かもしれませんが、発売順にやっていこうと思い、こちらをやりました。


簡単に内容を説明すると…

全国大会前、「関東大会出場校で学園祭を開き、親睦を深めよう」という跡部様の発案により、青学、不動峰聖ルドルフ、山吹、氷帝、六角、立海の7校のレギュラー陣が集結し、私(主人公)は各校の「学園祭実行委員」として、王子様たちと一緒に学園祭の準備をし、親睦を深め、恋愛に発展する…

という流れです。

最初に選べるのは自分の所属する学校のみで、誰を攻略するかなどは選べず、いつ、誰に、どう声をかけるかで親密度が上がっていく仕様。
始めは全員かなりの塩対応だし、場合によってはお目当ての人ではない王子様と親密になってしまったり、それで嫉妬されちゃう、なんてこともあります。



これ、めちゃくちゃ面白い。


中2の私(主人公)が頑張り屋さんで、変に出しゃばったり、余計な事をしたりしないので、大好きな王子様たちと絶妙なやり取りで親密度を上げていき、今まで気づかなかった彼らの魅力を、良い距離感で知ることが出来るのです。
始めは全員が思った以上に塩対応なのも、あくまで学園祭の準備を通して関係性が進展していく様子を描くためには仕方ない。
王子様たちがあんま簡単に女の子好きになったら、なんか嫌だもんね。

フルボイスだから、日常的な会話をする王子様たちが堪能出来てるのも最高。
柳先輩が「あんこ」って言うの聞くたびに悶えてた。


あと運営委員長の跡部がどのルートでも目立ってて、心底惚れます。
的確なフォローで、学園祭のみならず恋の運営委員長としても大活躍でした。


何人攻略したか覚えてないのですが、印象的だったのは乾さんと観月さんと赤也かな…。

乾さんはデータマンらしく冷静にふるまってくれるけど、理屈じゃない恋愛感情に「参ったな…」と戸惑っている様子があって、身悶えするほどに可愛い。基本的に優しくて言葉選びが的確で声も良いし、柳先輩との含みのある会話がエロくて、全体的にめちゃくちゃはしゃいだ記憶があります。


観月さんのルートだと、内緒で他の人(確か柳沢だったかな)の仕事も引き受けてしまった私(主人公)が、事情を知らない観月さんに「仕事が遅い!」みたいに叱られた後、無理をして倒れ、保健室へ運ばれてしまい、観月さんが「事情も知らずに酷いこと言ってすみませんでした…」と謝ってくれるんです。最高。


この、保健室イベントってのが結構あって、どれも秀逸なんすよ…。

跡部様にテニスしてもらえずキレた赤也がやけくそにボールを打ち、たまたま私(主人公)の頭に当たって脳震盪を起こしてしまう(ひどい)んですが、赤也が「やべぇっ!!」って保健室へ運ぼうとするけど、跡部様が「そんな乱暴な人間に運ばせるかよ」と樺地を使って保健室へ連れて行ってくれて、真田と柳に心配されたり、赤也がしょんぼり反省する姿を見られたりします。あと仁王くんに倉庫の片づけを押し付けられた私が熱中症になって(マジ可哀想)、気づいた仁王くんが申し訳なさそうに保健室へ連れていってくれたり……なんか、やたら良いんですよね…良くないですか??

普段は異次元テニスをする王子様たちが、ひ弱な一般人の身体を労わってくれるので、この保健室イベントはどれも好きでした。


他にも、開催直前にどの学校も物資が足りないとか、モノが壊れたとかでトラブルが発生するのですが、その時になんやかんや解決して、帰りが遅くなり、「みんなで帰ろう」となるのが好きでした。
学園祭実行委員としてレギュラー陣からの信頼を得て、仲間として認められた感じが嬉しくて、毎回テニ子と「帰ろう!一緒に帰ろう!!(泣)」と大きな声で返事していました。



そんな感じで、自然と私(主人公)がレギュラー陣と仲良くなるし、皆で力を合わせて成し遂げる経験ができて、特に夢女子の性癖がない私にとっても、めちゃくちゃ満足度が高い作品です。
良いところ、好きな場面を挙げたらキリがない。自分とキャラの関係だけでなく、キャラ同士の関係も深く知れるのが良い。
本当に楽しくて、全キャラが大好きになります。


ただ一人一人のエピソードが深い分、攻略までに結構時間がかかるのと、ハード機が必要になるのとで、社会人になって以降なかなか時間が作れず、半分も攻略できずに、かなりの月日が経ってしまいました。
DS版もありますが、生産が終了しているし、中古でもプレミア価格になっているので、やりたいけど無理かも。

たぶん、千石さんを途中までやっていた気がするんだよな~~~。
もう10年告白待たせてるよ~~ごめんね~~????


ドキサバPS2版を早々に購入はしたのですが、学プリをやってから!という意識が強かったため、ほぼ手を付けられていません。
本当にオタクとして情けないです。ごめんなさい。


でも本当にテニプリのゲームとしても、恋愛シミュレーションゲームとしても最高傑作だと思うので、老後の楽しみにしてます。
それまでPS2が存命でないと困るので、頼むぞソニー……。


あと思い出深いのが、モバゲーが提供していた『テニスの王子様 ベストオーダー(通称:モバテニ)』です。
2012年10月から始まり、2014年9月にサービス終了してしまったこのゲームですが、個人的には初めて熱心に取り組んだソシャゲでした。







ガチャで入手したカード7枚でオーダーを組み、相手と戦うという、割と分かりやすいゲームです。
ブラウザゲーなので変わった操作や凝ったモーションなどはなかったのですが、昔発売していたトレーディングカードからイラストを使っていたようで、原作やアニメでは見られない衣装やテーマの王子様たちが見られます。
味のある絵柄が豊富だし、ぶっ飛んだイラストも多く、楽しかったです。


イベントも豊富で、季節に合わせたものや、イラストに合わせたものなど、結構盛り上がっていたような気がします。


チーム対抗戦なんかもあり、見知らぬ人と協力をして1位を目指す楽しさを初めて知りました。

そう、見知らぬ人とやり取りをするというのを、私はこのモバテニで初めて経験しましたね。
カードのトレードができたので、自分の所持してるカードは、他ユーザーと交換することが出来たんです。
その時に条件を交渉したり、ついでに少しお話したり、なんかむずがゆいですが、そういったオンラインのやり取りも楽しんでいました。


↓たぶん自分の仕上げた最終デッキがこちら。

もうちょいコンボボーナス頑張ってた気がしたけど、コレだったかな〜???
でも、こんなデータも残ってるって、すごいことです。


大学生のときは無課金ながら結構熱心にやっていましたね。
就寝中にも「体力」が回復したら一度起きたり、サブ垢作ってガチャ倍回したり……

でも社会人になってサボり気味になっていたら、残念ながらサー終となってしまいました。

モバゲーさん、楽しい時間をありがとうございました。



その後も『テニスの王子様 パズル&テニス(通称:パズテニ)*4』というパズドラみたいなゲームが配信されたり、3DS恋愛シミュレーションゲームテニスの王子様~Go to the top~*5』も発売されましたが、そんなにでした。


※パズテニのスクショ1枚だけ見つけた!
 けっこう可愛いじゃん…!!




そこからしばらく音沙汰なかったのですが、2017年に満を持して『テニスの王子様 RisingBeat(通称:テニラビ)』が始まりました。
全オタク待望の、音ゲーです。

新テニスの王子様 RisingBeat

新テニスの王子様 RisingBeat

  • Bushiroad Inc.
  • ゲーム
  • 無料


膨大なキャラソンを基本無料で聴けるし、キャラのプロフィールも確認できるからデーターベースとしてかなり便利。
あとイラストも安定してるし、ストーリーも個人的には解釈近くて好き。

割とモーションが細かくて、

こんな感じで目線が合うのも好き。ついでに身長差も確認できる。


見てて飽きないし、イベントやカードストーリーも頻繁に更新されるから、時間が足りてないです。


2022年9月に、このテニラビをベースにしたゲームが、Nintenndo Swichで発売されました。


ただ、私Swich持っていないし、実は夫にテニプリオタクなことは隠しているので、ソシャゲ以外に手を出すのはちょっと厳しい状況です。
なので未購入ですが、フルボイスというだけで普通に欲しいので、これも老後の楽しみに取っておきます。




なんか、こうやって書き出すと、ゲームも結構やってきたかもしれないです。
あんまり活動の主軸にしてないつもりだったけど、スマホという身近な端末から気軽に触れることが出来て、ありがたいですね。


以上!!
ゲームについてでした。



◇◇◇

2012年9月23日 念願のテニミュデビュー!!!!

テニプリといえばミュージカルを連想する方も多いかと思います。テニプリのキャラソンは知らなくても、テニミュの曲は知ってる、みたいな。
私もハマってからここへ辿り着くまで早かったし、自分の人生になくてはならないコンテンツだと思っています。
(ゆえに、以下、結構長い)


『だろい?』を聞いた1か月後くらい、原作とアニメとキャラソンで十分溺死状態だったのですが、ふと某動画サイトで流行った空耳動画*6を思い出し、各キャラクターの解像度が上がった自分がアレを見たらどう感じるんだろう…と気になりました。


そしたらそりゃもうさぁ、良いに決まってますよ…。
キャラが動いて喋って歌って踊って、完全に生きてるんだもん。
漫画やアニメともまた違う、生身の人間が演じる解像度の高さに感動しました。

しかも歌がまた、良い。
各キャラクターのテニスへの向き合い方がキャラソンよりストレートで分かりやすく、ミュージカルならではの派手で感情的な曲がたくさんあり、試合の温度感を、より感じられました。


あとはバクステ*7ですよね~~~~。
当時の私はまだジャニオタでもないし、若いイケメン男性の“わちゃわちゃ”がもたらすヒーリング効果を知らずに生きていたので、キャラとして演じている姿とは違う、素の姿が眩しすぎて夢中になりました。


当時は今より動画サイトがガバガバな時代だったので、私のような分別のつかない野郎が足を踏み入れやすい危険な沼が点在してました。あとニコ生全盛期で、テニミュキャストがモロに集まっている番組がたくさんあったんです。「ブギウギ☆Night」とか「トリプルゾーン」とか「ギリギリモーニング」とか~~。懐かしい~~!毎週のようにわちゃわちゃしているミュキャスが見られて夢のようでしたね…。そんなこんなで本当にあっという間にズブズブと沈み、とうとう今まで抜け出せていません。


そしてここまでは、生で見る前の感想。
こんな最高なものが、現在まで続いているなら、そりゃ私も現場行きたくなります。


以下は生で見たときの感想。


私が好きになった時は、2ndシーズンの「関東立海」公演中でした。そう、6代目青学の卒業公演です。今思うと重たいトコからデビューしてんなぁって感じですが、当時は現役ミュキャスについて勉強不足だったので、ちょっと甘く見ていたような気がします。現役時代は今しか見られないんだからもっと大切にしろ!と当時の自分に言いたいけど、ハマって3か月とかだから仕方ない。6代目青学に間に合っただけ偉いです。

テニ子のお母様が私たちの現状を見て東京凱旋公演のチケットを取ってくれて、念願のTDCデビューを果たしました。

↓当時のチケットがこちら。


ちゃんと取ってあって偉い…!
(感想も長文メモで取ってあるのですが、読むとなんか恥ずかしいから割愛)



幕が開く前に、この瞬間を無事に迎えたことに、万物へ感謝と敬意を込めて、テニ子と固い握手を交わしました。
これは今でも初日には必ずやることです。テニミュ初日の客席で握手交わしてるオタクがいたら私らかもしれません。


試合の圧や歌声の力強さ、キャストの眩しさは、映像で見るのと生で観劇するのとでは全然違いました。
当たり前だけど、没入感が違う。手に汗を握り、眼精疲労に耐えながら、王子様たちを見守りました。

初観劇で一番印象的だったのは、客降りのときに手塚国光役の和田琢磨さんが近くに来てくれたことです。
ピカーーッとした笑顔でお手振りしてくれて、胸がギュンッとなったのを覚えています。

芸能人を生で見る経験に乏しかった当時の私には、彼が本当に内側から発光しているように見えたし、めっちゃ小顔なのに自然とフォーカスが顔にピタッと合うほどの整った目鼻立ちと、日常生活では見慣れない小顔脚長のスタイルも含めて、画面越しでなく、いま自分の目の前に眩しい人がいる!という感覚に感動しました。この経験を私たちは「初恋」と呼んでいるし、わだくまは一生の初恋の人です。


あと3rdまでは毎公演「座席当選 生写真」というものがあったのですが、この日初めての観劇でテニ子がなんと当選しまして、六角中の葵剣太郎くんの生写真をGETしました。
なんだか歓迎されているようで、すごく嬉しかったのを覚えています。

(これもちゃんと写真あった…機種変を重ねても画像無くならないのマジでありがたいね)


そんな感じで、テニミュって…!現場ってすげえや……!と楽しさに身も心満たされていたのですが、数日後には大千秋楽をライビュで見て、青学卒業の寂しさに打ちのめされることになります。タカさん役の矢口空くんが「六代目青学どうだった~~?!」って聞いてくれたところで、初めて公共の場で嗚咽を漏らして泣きました。それまでも知識として「テニミュには卒業制度がある」と知っていたのに、こんな辛いと思わなくて今後追う自信を失いかけましたが、今思うと早めに経験しといてよかった気がしますね。慣れてくもんだ。


テニミュの卒業制度については、以前詳しく向き合い方について書きました。
szhello.hatenablog.com


悲しいけど続けるためには必要なことだと理解しているし、基本的に運営に不満はありません。
前にテニ子と卒業タイミングについて議論したけど、やっぱ長年オタクしててもどこで青学を卒業させるのが良いのか、ベストのタイミングが分からなかったので、文句は言えない。*8



まぁ〜〜〜テニミュ界隈もマジで色々あったなぁ〜!!!!!

引退もあるし、炎上や不祥事もあるし、解釈違いで好きになれないキャストもいたし、関係者が多い分、楽しいことも辛いことも、生身の人間を追っかけることの全部テニミュから教わりました。辛い時はテニ子と夜通し向き合い方について語り合ったり、通う頻度を見直したりして、なんとか生き抜いてきました。

とは言っても、私が追いかけ始めてからは、現役のキャストがどうこうというのはあまりなかったです。たぶん。マイナスなエゴサはしないからあんま知らんけど、降板とかなかったし、平和な方かな…?と思います。ありがとうネルケ様…。


テニミュOBについてはもう、な…。色々あったけど、とりあえず現役に迷惑が掛かることと、出演公演の円盤が廃盤になるようなことだけはしないでくれな……。


いまは現役至上主義で、あまり個人に入れ込まないよう、距離感に注意してます。でも基本的に皆好きだし、ずっと好き。特に3rdの青学たち、3rd山吹、3rd氷帝、3rd立海は思い入れが強くて、テニミュの公式コンテンツや皆のSNS、そしてエゴサした情報などを、テニ子とのLINEにアルバムを作ってファイリングするほど、執着しておりました。ネットストーカーといわれても否定できません。楽しい時間をありがとうございました。


大学生だったころはあまり回数行けなかったのですが、社会人になると「チケット代6000円(当時)て安くね…?」と感じ始め、3rdルドルフから回数が増えていきます。山吹からは連日仕事終わりにダッシュで劇場入りしたし、氷帝からは必ず初日に観劇するようになりました。当日券とかで意外とイケるもんです。ドリライも全通したし、遠征もしてます。仙台が好きです。テニミュ見て美味しいご飯食べて、寝落ちするまでテニ子とテニプリの話して、翌日もテニミュ見て帰れるとか本当に至福の時間でした。またどっか行きたいなぁ~~~。


テニミュって文脈が原作、アニメとも分かれているので、ここでしか得られないものが確かにあって、私にとっては大事なテニプリコンテンツだし、キャストも大切な関係者の一人です。私はたくさんキャラクターのこと考えているけれど、やはりそのキャラクターとして舞台上で数か月振舞ったことはないし、それでお金を貰っているわけでもないので、お仕事としてキャラクターと濃密な時間を過ごしたキャストの言葉や解釈は特別重要なものだと思っています。

だからあんま箝口令しかずに、もっと色んなエピソード聞きたいよ……。ただ卒業された方に、あまりにテニス成分を求めるのは失礼だと思っているので、ご自分のタイミングで語っていただけたら嬉しいなと思います。



長くなったけど、テニミュについて、デビューからの流れでした!
デビューとは関係ないことも語っちゃった。
単独でもデカいコンテンツだから仕方ないよね。


来年1月からは待望の関東氷帝公演が始まるよ!!!!
なんとか初日のチケットを購入できたので、この目で「手塚vs跡部」の一騎打ちを世界最速で見届けてやろうと思います。

頼むから4thくんの爽やか路線がバチバチ路線へ改善されていますように…!!!!!

今からわくわくドキドキしております。



◇◇◇

2013年9月 初めてのテニプリフェスタ&許斐剛先生。


だいぶ日が開きますが、この時でもうハマってから一年以上経ってます。
この間、テニミュ見たり、アニメ見たり、アニメイトカフェ行ったり、ドリライ 行ったり、高校生のCD買ったり、勢い止まらず熱心にオタ活に勤しんでいました。

そんな時に開催されたのが、テニプリフェスタ


テニプリはキャラソンが多いので、ライブイベントが多いです。
初めてライブと銘打って開催されたのは「テニプリ100曲マラソン*9」だと思うのですが、それ以降は「テニプリフェスタ」というイベントが定期的に開催されています。


私の初参加は、2013年9月に武道館で開催された「テニプリフェスタ2013」です。


初めてのことばかりで、あんまり覚えていないのですが、そりゃもう楽しかったし、「一生使える」と思って買った「U-17」のタオルは一生使っています。


大きなライブイベントとしては、テニミュドリライ2013のが先でしたが、やはりミュージカルとアニメではなんとなく盛り上がり方が違くて、より濃ゆいテニプリワールドに浸れました。

原作者:許斐剛先生のせいか、より宗教色が強まるというか、天界に近づくというか。なんだろう、あのミニオンになったような気分は……。
先生への気持ちを他で例えられなくて歯がゆいのですが、先生から溢れる神々しいオーラは、あらゆるメディアを網羅するテニプリの、万物の祖である先生が、名だたる声優たちを前に堂々と歌い、声優たちも我々と同じように先生を敬う空間がなんとも楽しくて、たまらんですよね。


その後も行けるやつは行ける限り行っています。
テニフェス2016丸井ブン太ソロライブ許斐剛ソロライブオールテニプリフェスタ、あと跡部様と手塚のVRバースデーライブなんてのもありましたね。その前に先生のソロライブVR)もあったわ。横浜のDMMシアターで1日7公演やったの、楽しかったな。疲れたけど…。ベスフェスだけはどうしても現場のチケットが当たらず、「青学vs氷帝」はライビュ、「立海」は配信でみました。
この前のテニソニも本当に最高で、音楽ジャンルとしても発展しているテニプリの凄さを改めて体感し、本当に幸せでした。


今は声出せないけれど、テニプリのライブってマジで声を出させるので、許斐先生ソロライブの日は、極寒の豊洲に始発でグッズ列に並ぶ→そのまま2公演入るという過酷なスケジュールだったので、「Love Festival」の時にもう声が出ず、酸欠で倒れそうになりました。先生はずっと歌ってて時には踊って、すごいなぁ……って意識が遠のく中で思いましたね。*10

今は声が出せないので、コール&レスポンスの多いテニプリソングが披露されると、かなり寂しく感じてしまう*11けど、先生はちゃんと我々が参加できるよう、この前も新曲で「振付を考えてきたので、踊ってね」と言ってくれましたね。その気持ちがありがたいです…(気持ちだけで十分)。いつかまた、大きな声で「レーザービーム!」したり「ラブ!ラブ!フェスティバル!」したり、「青学!不動峰!ルドルフ山吹氷帝!緑山六角比嘉中四天に立海Fight!」したりしたいです。



◇◇◇

2013年12月 初のジャンプフェスタ

毎年年末に幕張メッセで開催されるジャンプフェスタ…通称「ジャンフェス」。
テニプリは連載から20年以上経っても必ず「ジャンプスーパーステージ」で登壇があるので、私らも恒例行事として毎年行っています。


初めて行ったのは2013年の年末でした。
好きになって最初の年はあまりよく分からなくて行かなかったのですが、この年はスーパーステージで「テニプリ10曲マラソン」をすると事前告知があったんです。
これ、先述した「テニプリ100曲マラソン」という、文字通り100曲キャラソンを歌うという狂気じみたイベントのパロで、同じ年に開催された「テニフェス2013」に来られなかった人たちのために、10曲マラソンやるよ!という企画でした。「これは、行くっきゃない……」と思い、20歳超えて初めてジャンプフェスタに行くことが決まりました。


タイムスケジュールを確認すると一番最初のステージだし、初めてでどんなもんか分からなかったので、テニ子と話し合い、とりあえず始発で行きました。

そこで驚いたことが二つ。


一つは、12月の幕張、寒すぎる

この時、間違いなく「人生で一番寒い」と思いました。
ここから数年後、先述した2016年の許斐先生ソロライブで「ジャンフェス始発で行ったときくらい寒い」と思ったので、人生で一番を2度叩き出してます。


もう一つは、徹夜組、という存在。

公には禁止されていますが、やはり徹夜組はいます。そして最後尾に向かって歩く中、明らかに「ここまでが徹夜組だ…」と分かるくらい、彼らはオーラが違います。よく見る「進撃の巨人」のあれ。面構えが違う。
あと単純に装備がグッと本格的になる。私らが持ってきたのはブランケットくらいでしたが、彼らは、災害時などにも使われるアルミっぽい断熱シートに包まって、ジッと寒さに耐えていました。ジャンフェス初参加の私にとって、そのちょっと異様な光景はすごく印象深くて、「これが徹夜でジャンフェスを待つ人たち…」と畏怖の念を覚えたし、今後こうなるかもしれない、とも思いました。

結局徹夜はしたことないし、徳を積んでおきたいからしないだろうな~~。


まだ入場もしていない段階で長々書いちゃったけど、会場と同時にスーパーステージへ向かったら、流石にかなり近くで見られて、「これがタダ!?」と驚きました。しかも10曲マラソンと言っただけあり、選曲も良いし、特にトークもなくマジでずっと歌ってくれたので、最高でした。
たぶん生まれて初めて『Love festival!』したの、この時だと思います。
(どこもそういうもんなのかと思ったけど、他は普通に声優のトークって感じで全然違ったし、毎年行ってるけど、こんな歌だけだったのはこの年だけでしたね。やはり行って良かった。)


スーパーステージ以外にも色んな企業ブースがあり、テニミュ関連のネルケや、各グッズを先行販売するところ、なんかフォトスポットもあって、ルーキーズと写真も撮りました。広い会場ですが圧迫感を感じるほど人と物と展示がたくさんあって、死ぬほど疲れました。途中、飲食スペースでピザ食べて仮眠した記憶があります。


あとジャンフェスは「テニスの王子様」のイベントではないので、他のジャンプ作品も当然出展していて、「ジャンプ」という特大ジャンルの幅広さを身をもって感じました。

入場者も我々のような若年オタクだけでなく、家族連れや、元気な小学生男子たち、玄人感あふれる中年男性など、年代もバラバラだし、好きな作品もバラバラな人たちが、「ジャンプ」という名の下に集い、極寒の年末に海浜幕張まで来て、このイベントを楽しんでいる、ということに感激しました。そして展示物の多さ、人の多さ、会場の広さの全てに圧倒されました。


帰りの電車はほぼ無言でしたね。
これが、衝撃とある意味トラウマの、ジャンフェスデビューです。


それからも出来るだけ参加していましたが、あまりあちこち行かず、スーパーステージとその他にテニプリ関連で登壇があるものだけを見て、最後にジャンフェス恒例の「氷帝コール*12をして帰る、という感じで、経験を積んだことで自分たちなりの楽しみ方を心得ました。


なんというか、他の作品のことがどんどん分からなくなっていったので、年齢を重ねたら逆に疲れなくなってきました。


そして去年のフォトスペース、数時間並びましたが、2021年イチの写真が撮れました。



コレめっちゃ良かったな~~~!!!!


残念ながら今年はSexy Zoneのドームコンサートと被ったので不参加です。
贅沢な取捨選択ぅ~~!!!!!

てかスーパーステージの日時、もうちょい早く発表して欲しい…。
午前中早めだったら行けっかな!?と思ったけど、微妙な時間だし、移動中何かあったら困るので、諦めました。


以上、成人してから年末の恒例行事となった、ジャンプフェスタについてでした!



◇◇◇

2018年6月 青学ジャージを手に入れる。(グッズについて)

もう初めてのことは大体経験し、爪の先までテニスに染まり切ってましたが、ここでさらに一つステップアップすることになります。

ようやっと、青学ジャージを手に入れました。


それまでもずーーーーっと欲しかったけど、どうせならちゃんと公式にお金落としたいし、変なものは買いたくないと思って入手する機会を待っていたところ、2018年に開催された「オールテニプリフェスタ*13」に合わせて公式で販売が発表され、一次受付は瞬殺で購入できなかったのですが、その後おてふぇすには間に合わないけど、受注生産(全オタクの好きな言葉♡)のお知らせが来たので、確実に購入できることになりました。


出来れば全部欲しいけども、保管もあるし、私の身体はひとつだけなので、とりあえず基本の青学ジャージを買いました。

数か月後に届いて、テニ子とネカフェで初めて袖を通したときの気持ちは今でも鮮明に覚えています。


もぉ~~~~さいっこ~~~!!!!!!!


(流石に隠すけど、自分史上最高に幸せそうな顔してます。遺影にしたら「幸せそうな人だね」って100%言われる)


コスプレなどはしないオタクなので、キャラクターの服を身にまとう高揚感をこの時まで知りませんでした。
なんて言えばいいのでしょう…あの世界の住民になれたような、自分の存在が認められたような、地に足がついたような……不思議な多幸感に包まれて大興奮でした。


数年後に初めてウエディングドレスを試着したとき、これに近い高揚感を覚えたので、よく既婚者が言う「ウエディングドレスは絶対着た方がいいよ!」というマウントには、「でも青学ジャージ着たことあるから」で勝てるな、と思いました。


身にまとうだけで戦闘力も防御力も自己肯定感も爆上がりする最強アイテムだと思うので、オタクは絶対買った方がいいです。



あとグッズでいうと、色々買ってはきましたが、基本イベント用のグッズばかりで、オタクグッズ代表のぬいぐるみやアクスタは持ってないです。

なんてったって、未だに推しが決まってないんでね。



テニフェスやドリライで買ったTシャツ、タオル、ブランケット、ショッパー、ペンライト、リストバンドなんかは無限にあります。身につける系は本当に全部買っちゃう。楽しくて。

あと必ず買ってしまうのは生写真。こればかりは仕方ない。


今の家にも少しはありますが、基本的に実家に色々残したままで、よく母親に「あんたコレどうすんのよ!」と怒られます。
その度に、どうすっかな~~~~!!!全然決められないな~~!!!!と悩むふりして取り出しては、一通り眺めて同じ場所に閉まっています。


どうすっかな~~~~~~~………


まぁ、いつか何とかするはず。
未来の自分に託して、今は眺めておきます。



グッズについてはあっさりしてますが、以上です!



◇◇◇

2020年 配信のありがたさを知る。


いよいよコロナの時代になってしまいました。

テニス関連でいえば、まず2020年5月2日、3日に開催予定だった『 テニプリBEST FESTA!! 王者立海』が中止。アニメイベント初めての立海単独ライブだったので、私も大変楽しみにしていました。こちらは奇跡的に翌年『テニプリ BEST FESTA!! 王者立海大 REVENGE』として開催してくれましたが、恐らく内容は大きく変更されていると思います。

あと2020年5月末に開催予定だった、テニミュ3rd Seasonの集大成である『DREAM LIVE 2020』が延期の末、中止。メンバーがメンバーなので、上記したベスフェスのように期間を空けて開催というのは望めません。
3rdは不動峰公演から全国立海までの約5年間、ずっと熱心に追いかけ続けていたので、1stや2ndのようにちゃんと終われなかったことが今でも悔しいです。青学10代目と四天宝寺の皆にペンライトを振れていないなんて…悲し過ぎる……。



発表されているものだけで言えば、他界隈と比較すると少ない方かもしれません。たまたまテニミュが節目のときだったから、期間が空いてもそこまで止まっている感じはしませんでした。


ただ発表されていないだけで、きっと色んな予定が狂ったことは何となく察します。

もう二度とこんな事態にならないでくれ!頼む!!



そんな中、オタクの主な活動場所だった「現場」が大きく変化しました。

あらゆる媒体で配信が始まって、自宅やネットカフェなど、環境さえ整っていればそこが現場となる時代になりました。


今までもライヴビューイング(通称:ライビュ)はありましたが、映画館へ行くのも憚れる時代、自宅から映像を見られることは本当にありがたかったです。


たぶん最初に配信をしたのは、テニミュが本来ドリライを開催するはずだった日にやった「おうちでテニミュ」です。
YouTubeで3rd season 全国立海前編・後編を、ニ夜連続無料配信してくれました。

これほんっっと嬉しかったーーーーーー!!!

全ての予定がなくなって、先の見えない日々の中、本来なら一生忘れられない日になるはずだったドリライ開催日に、家で虚無のまま過ごすのは辛すぎたので、この日にテニミュの予定を組ませてもらえたことが本当に幸せでした。

普通にめちゃくちゃ良い公演なのに、さらに色んな想いが湧いて、2月の大千秋楽をライビュで見た時より泣きました。


それから過去の人気投票で上位の公演を確か1,000円で配信してくれて、手元に円盤を残していなかった『テニミュ大運動会 2019』などを視聴させて頂きました。


あとは最初”延期”だったドリライが正式に”中止”になって、その代わりに『DREAM STREAM』という事前収録のライブ映像を配信してくれました。

これについては感想を残しております。
szhello.hatenablog.com

ドリライで得られるものとはやはり違いましたが、それでも当時出来るだけのことをしてくれたことが嬉しくて、大好きだった3rd Seasonとちゃんとお別れすることが出来ました。


それからしばらくして、『ミュージカル 新テニスの王子様 1st STAGE』が始まります。

久々のテニミュ現場だし、初めての完全新作だったので、あまりの情報量に圧倒され、テニ子と大戸屋でご飯をつつきながら「鬼先輩がマジモンだった」、「大和部長の指クイがヤバかった」という空っぽの感想しか言えなかったのですが、この時「初日配信」をしてくれたおかげで、役に立たない私の記憶装置を使わずとも、すぐに公演を振り返ることが出来ました。


どんなだったっけ?と記憶が曖昧なまま、年末にテニ子とネットカフェで初日配信を見ましたが、気が狂いそうなほどカッコいい高校生たちから目が離せませんでした。

なんせ初めて三次元化されたキャラクターたちで、それを生では1回しか見ていないので、早々に配信で動きも表情も鮮明に確認できてしまい、こんなでしたかーーーー!!!!!!!!と防音個室なのをいいことに騒ぎまくってしまいました。

普段は現場に通って目や耳を慣らしてから、カメラを通してドアップを拝んでいたのに、こんなの突然冷たいプールにドボンと入るようなもんです。


この前現場で観たものが、こんなに早く「ここ!ヤバイ!!!」と指差して大騒ぎしながら鑑賞できるなんて今までは考えられなかったので、この「配信」というものがこんなにもありがたいことなのかと、初めて思い知りました。


しかも配信も1度だけでなく、まず「初日生配信(見逃し配信付き)」があって、しばらくして「初日アーカイブ配信」が始まって、またしばらくしてからカメラアングルを限定した「スイッチング配信」もあって、「大千秋楽生配信」とその後の「大千秋楽アーカイブ配信」がありました。

(その後も360°カメラ配信オーディオコメンタリー付き配信もありました。あとなぜか円盤発売直前にも配信あったよね。「発売を待ちきれないあなたへ!」みたいなやつ。あれ普通に買っちゃうからやめて欲しいけど、待ちきれないで買っちゃう私が馬鹿みたいで面白いから続けて欲しい)


残念ながらコロナの影響でチケットの追加販売がなくなってしまったので、会場で見られたのはたった1回きりだったのですが、公演期間中に配信を通して演者や演出を知り、気持ちとしては一緒に大千秋楽を迎えることができて本当に嬉しかったです。



さて、本当に本当にありがたい配信ですが、このおかげでオタクはさらに忙しくなりました。

だって現場にも通って、配信も見なければいけない。


特にテニミュ2nd STAGEの時は大変でした。
初日から毎日会場(横浜遠い…)へ通って、隙間時間に感想をメモったり、キャストのSNSを確認したりしなければいけないのに、加えて配信も見なければいけない…。

普通にテニ子と「いつみる?」って相談をしないと、初日配信間に合わないので大変です。
最初の神奈川公演が終わって初めて、ゆっくりと配信を楽しめました。


配信の忙しさと言えば、今年初めて開催された『 テニプリソニック2022-おてふぇす in 日本武道館-(通称:テニソニ)』という神イベント。
金曜日に開催され、その後配信が一週間視聴できたのですが、次の火曜日にはテニミュ4thルドルフ・山吹公演がある(もちろんコレの配信もある)し、その翌日水曜日の深夜には新作アニメ『テニスの王子様 W杯編』が始まりました。


近年まれに見る多忙なスケジュールで、マジでいつ見る!!?!??とテニ子と会議しましたね。
(たしかテニミュ始まる前に見ておこうってことで、テニソニ翌日かなんかに見ました)


そんな感じで、このコロナに色々変えられてしまった世界ですが、唯一良くなったこととして、この「配信」は今後もぜひぜひ続いてほしいです。

運営側としてはライビュの方が一人一人に料金が発生するし、大千秋楽だけやれば十分だからもしかしたら赤字かもしれませんが、私みたいなオタクは多分全部買っちゃうので、どうか何卒お願い致します。
やっぱ早々に確認できるのはありがたいし、現場へ通う時にも視界を迷ったりせず集中できるようになるので、一石二鳥だと思うょ。


以上、配信についてでした。


◇◇◇

終わりに!!と、今後について。


初めてを意識しながら、テニプリにハマった10年間を書き出してみました。


項目だけだと2020年で終わっちゃいましたね。


もちろんそれ以外にも沢山のことがあって、本当に濃密な日々でした。
ついこの間のレボライ*14もめちゃくちゃ思い出深いです。


あとは、もし二次創作に手を出していたら、また人生変わっていたかもしれないな〜と、よく思います。
ハマりたての頃は同人誌を買ったこともありましたが、自分で創作活動をしたいとは、そこまで思いませんでした。
テニ子とLINEで妄想のやり取りをするくらいで満足です。


腐女子だし人生賭けて見守りたいカプもあるけれど、とりあえず原作が面白すぎて、それを咀嚼するだけで精一杯!



こんな感じで、テニプリと出会ってから10年楽しく過ごしてきました。

そりゃお金や時間をたくさん費やして、側から見れば「為にならないことをして…」と怒られるかもしれません。

でも私はテニプリと出会って、テニ子と一緒に追いかけていなければ、今ほど幸せを感じる人生は送れていなかったと断言できます。


テニ子とキャラクターについて色々考えるようになったから、大学の卒業論文で古典文学の登場人物たちについて深い考察が出来たし、"いつかテニミュ全通したい!"という願いがあったからこそ、就活を頑張る事ができたし、パートナーと足りない所を補い合いながら戦うダブルスたちを見て、自分も誰かと支え合って生きたいと思い結婚したし、人生において本当になくてはならない出会いだったと心から思います。


よく笑いのネタみたいに扱われてしまう作品ではありますが、熱いスポーツ漫画として、目標のために努力することの大切さ、自分で考え抜いて問題解決することの大切さ、身近な人のために自分の振る舞いを顧みることの大切さ、他人の個性を認めて補い合うことの大切さ、そんなことを学べるめちゃくちゃ良い教本です。

許斐先生はもちろん、たくさんのテニプリ関係者には、感謝しても感謝しきれません。


今年、個人的に人生で一番辛くて悲しい出来事があった時、テニ子が「絶対この先良いことあるよ」と言ってくれて、心が本当に救われました。
それは他でもない、この10年ずっと楽しさを共有してきたテニ子の言葉だからこそ、ものすごい説得力があり、この人と10年楽しいことばかりだったんだから、確かにこの先も良いことあるはずだな、と素直に受け取れて、一気に心が軽くなりました。

それだけでも、この10年、友人とテニプリを追いかけてきた時間が、私の人生において大切な時間だったと実感できます。


上手く言えませんが、何か辛いことがあっても、こんだけ楽しい時間を過ごせている自分の人生は、決して悪いものじゃないはず、と既に思えるほど、自分の中で支えになる貴重な時間でした。



この先の10年も、全力全進突っ走るぞー!!!と叫びたいところですが、ちょっとそれはまた難しそうです。


現在妊娠4ヶ月で、順調にいけば夏に第一子が生まれてきてくれる予定です。

そうなれば確実に今までのようにテニミュに通ったり、始発でグッズ列に並んだり、毎日海浜幕張へ通ったりは出来ません。

大好きなテニミュに行くのも、この関東氷帝が最後かもしれないですが、もう10年見てきたし、色々と悔いはありません。
(新テニミュとテニフェスにはちょっと悔いが残る…)


いつか子供が、自分みたいに人生って楽しいな〜と思ってくれる瞬間がくれば、それ以上のことはないと思ってます。



なんか、最後に重たいことを長々と書いてしまいましたが、テニプリに出会えて、あらゆるメディアに触れて、友人と楽しい時間を共有出来て、私は本当に本当に幸せな10年だったな〜というお話でした。

大好きな気持ちは一生変わらないし、これからも自分のできる範囲内で触れていきたいと思います。


マジで原作面白すぎるから、未読の人、決勝のスペイン戦始まる前に読んだ方がいい。
まだ追いつけるから。急げ。絶対面白いし泣けるし笑えるから。



今後私もテニプリもどうなるか分かりませんが、この10年ずーーっと好きだったから、たぶんこの先も一生好きだと思います。

一生モノの楽しい10年をくれたことの感謝が、ちょっとでも伝わってたら嬉しいです。


どうか、許斐先生にはお身体に障のないように、我々を楽しませて欲しいと思います。



以上、本当に長々と語りましたが、これで終わりにします。
節目の年を振り返ることが出来てスッキリ満足しました。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。


テニプリっていいな

テニプリっていいな

  • 許斐 剛
  • アニメ
  • ¥204





*1:新テニのアニメ放送を見返してて、OPでやたら良い位置にいるのに記憶にない赤髪の男が気になっていたそうです。

*2:オープン二日目くらいに行ったらガラガラで、悟空とナルトの着ぐるみに絡まれた記憶があります。その後も誕生日イベントなどがあるときは行き、よくプリクラ撮りました。

*3:テニプリのキャラクターたちと、漂着した無人島で海チームと山チームに分かれて、ドキドキサバイバルしながら恋愛するゲーム。途中で恐竜が出てきたり、「俺たちダブルスに、お前が入るスキねぇから」って言われたりする。超絶おもろい。

*4:DLはしたはずなのに全然覚えてない。キャラデザもだいぶデフォルメ化されていたし、パズルゲーだからあまりにテニス要素がなかったのが敗因かと思う。

*5:自分が社会人記者としてU-17合宿へ行き中学生と恋愛するという、割と風紀と倫理観がアウトなゲーム。

*6:たこ焼きライスとかクッソルケンは今でも見たらちょっとほっこりするけど、流石に「あいつこそがテニスの王子様」を笑うことはもう出来ないな〜。

*7:バックステージ映像。稽古中や楽屋での映像。昔は移動中のバスの中とかうどん打ち体験とかも収録されてたね〜

*8:できればドリライ卒業がいいけど、学校増えないとドリライ出来ないもんね~。フェアウェルもいいけど、6代目青学以降やっていないの見ると、今後期待薄いかな。未だに3rdの青学たちの卒業タイミングについて考えてしまう~

*9:2008年3月開催。その名の通り、キャラソンを100曲歌いきるイベント。当時はまだジャージも青学しかなかったし、キャラソンも癖が強めだったので、かなりディープな内容だった。「眼鏡's」というユニットの解散発表とか、初見はどんな気持ちで見ていいのか分からなかった。今見ると皆見た目も盛り上がり方も若くて感慨深い。

*10:昼公演終わって豊洲ららぽーとでご飯食べてる時、頭もお腹も痛くて寝不足でしんどくて、いまだにテニ子に「あの時マジで体調悪そうだった」って言われるくらいグロッキー状態だったらしい。

*11:去年のジャンプフェスタで初めて我々の声ナシ「Love Festival」が披露されたけど、マジで声優たちが大変そうで、あれはあれで自分たちの貢献度を思い知れて面白かったナ。

*12:毎年夕方になると、跡部様役の諏訪部順一さんがどこかのステージに必ず登壇して、我々に「氷帝コール」をさせてくれます。夕方で人も少なくなってきた中で、雌猫の声が会場全体に響き渡り、年末の風物詩となっております。たぶんそろそろ季語になる。

*13:通称「おてふぇす」。パシフィコ横浜で開催され、原作者の許斐先生が主催だからこそできる、漫画、アニメ、テニミュのすべてが融合された、まさにオールテニプリのイベント。なんと私、昼公演を最前列で見ました。

*14:秋だから流石に海浜幕張も適温だろ〜と舐めてたら、雨降っててめちゃくちゃ寒かったです。海浜幕張とは相性が悪いみたい。

友人の影響で、ありとあらゆる『HiGH&LOW』を見た話 〜主にザワクロ感想〜


どうも、ご無沙汰しています。


突然ですが、とうとう私もハイローデビューしました。

すーーぐ多方面に足を突っ込んでしまうオタクなので、いい加減どっかから叱られそうな気もしますが、この夏はHiGH&LOWにやられました。



ちゃんと理由あるから!!!


いつだって片足どっかに突っ込んで、片手はこっちで、今度は足こっちに置いてって、ツイスターゲームで詰んでる人みたいにキャパオーバーしてる私が、理由もなくハイローなんてデッケェ沼に飛び込むわけねーだろ!!!
(ハイローについての語りなので、若干治安悪めでお送りします)



そんな感じで、きっかけから、新作映画の感想や、宝塚についてまで、自分なりにこの出会いをまとめたいと思い、書き始めました。


頭良いこと言えないので、感覚的な言葉しか使えません。
勢い任せな感想ですが、作品や人物を貶す意図はないです。大好きです。


きっかけ

テニプリ歴10年、ハロプロ歴8年、Sexy Zone歴6年のオタクな私ですが、ここ2、3年は未知のジャンル*1にも積極的に触れ、この星は美しい…2人(作品とオタク)出会った地球……と涙を流す日々を送っておりました。


そんな中、好きになった一つが宝塚歌劇団です。
これはもう、日本を代表するエンタメですが、私の小学校からの友人が10年以上宝塚にハマっておりまして、贔屓の演目を中心に一緒に観劇したり、円盤を見たり、代わりに遠征に行ったりして、100年続く夢の世界を教わってきました。

※代わりに遠征の話
szhello.hatenablog.com
友人と「一生この話しよ」って言ってる。


友人がどっぷり過ぎるので、逆に私は自らをヅカオタとは名乗れないし、自ジャンルと並行してあんな風に入れ込むことは出来ないと分かってるので、間に友人を挟むくらいの距離感で楽しませて頂いております。




そして、ヅカオタの友人とは別に、私にはLDHオタクの友人もいます。


これももう、毎週のように飛行機や新幹線に乗りどこかへ遠征している元気なオタクです。

特に布教を受けたわけではありませんが、ハイローをきっかけにLDHにハマったそうで、ジャニーズとも違う系統のダンス&ボーカルの魅力や、スケールのデカい話を色々と聞き、金はかかりそうだけど楽しい世界なんだなと感じておりました。




そして、重なることのない2つの世界が、この度なんと重なってしまいました。

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そう、ヅカオタが贔屓にしている宙組で、LDHオタを沼落ちさせた『HiGH&LOW』をやるというのです。

まじ………??????????
近しい二人の友人の顔がすぐに浮かび、なんかもう勝手に居ても立ってもいられなくなりました。


正直、私自身がどっちかのオタクな訳ではないんですが、2人の友人から濃ゆい話だけはたくさん聞いていたので、もう他人事とは思えず、せっかくならこの縁を活かして絶対この機会を楽しんでやるぞ!と思ったんです。



ハイローは数年前に一度少しだけ見て諦めたことがあったのですが、ここ最近はバキ*2ドラゴンボールの映画*3の影響で、アクションにときめく心をアップデートしていたので、今回はイケそう!!と謎の自信もありました。


さらにヅカオタの友人が、宙組男役トップ真風涼帆さん主演のコンサート『FLY WITH ME!』に連れていってくれて、そこでちょっと披露された『HiGH & LOW』のシーンで、明らかに私の知らない濃ゆい世界観を見せつけられ、全部分かったうえでコレ浴びたい~~~~と強く思いました。


そんな感じで、予習開始。


過去シリーズ予習の様子

最初に見たエンスカ


このあとザム1ザム3LDHオタクの友人と一緒に見て、ドラマシリーズは一人で1.2全部一気見してます。DTCも。

映画の方は、確かに友人のオススメ通り、ザム2が一番楽しかったですが、もちろんどれも見どころたっぷりで、ド派手なアクションや、壊れたロボットのような琥珀さんにどんどん破壊されるクラブ、癖の強すぎる愛車たち(とその乗り方)、唐突に始まる無名街爆破セレモニー……突っ込みどころがありすぎて色々大変でしたが、見終わると謎の爽快感に包まれ、なんとも癖になってしまいました。

ドラマも一気見したので、ノボルの闇堕ちと、立体駐車場での大乱闘(達磨一家の太鼓持参)、壮絶な現場で食されるスパゲティ、ダンくんのSDカードを巡るSWORD大冒険など、映画だけでは分からない部分を良い感じに補完してくれて、よりキャラクターたちが大好きになりました。


そして見たザワ

ンンンめっっっちゃ良かった!!!
大人たちとは違う、何にも縛られない高校生ヤンキーの清々しさ!!最高!!!
喧嘩に理由なんていらねぇんだよ。テッペン目指す、それだけなんだ…。
バキか????

しかも『クローズ』もしつこいほど観ていた*4ので、鳳仙が出てくるのは超興奮しました。

このあとザワ0も見てます。
全日ステークス、各一派の信念、司さんの葛藤、そして轟洋介………
村山さんと轟さんの違いは何なのか、トップとは何なのか、自分たちの目指すところがどこなのか、彼らが色々考え、結局殴り合う姿が愛おしくて眩しくて、最高でした。
(友人にザワ6は本当にハイロー切れの禁断症状が出た時に見たらいいよ。それ以外の時は見ないでいいと思うよ、と言われたのでまだ見てないです。)


そして喧嘩も登場人物も少ないから後でいい、と言われていたレッレもようやく見ました。



いやーーーーーー
人名めっちゃ覚えた!!!!!


自分は、話の文脈よりも見応えのあるところを見せられれば満足してしまうので、基本的に映画→ドラマの方が合っていました。
細かいことは後でいいんだ!!今の勢いを殺さないでくれ!!!って感じで映画みて、あーなるほどこういう背景があった訳か~~とじっくりドラマで確認作業を楽しんでました。


そんな感じで、いつの間にか宝塚の予習範囲を完全に越えて、新作映画を心待ちする日々になりました。

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いや、おかしいでしょ……

私は宝塚のハイローを隅々まで堪能するためにハイローを見ていたはずなのに、いつの間にか新作映画ザワクロのことばっか考えてるじゃん…。
※新作映画には、宝塚の公演に出てくる人物は一人も登場しません。


新しい予告映像が公開されるたびに色んな予想を膨らませたり、改めて『クローズ』と『クローズZERO Ⅱ』を見返したり、主題歌のMVを見てTHE RAMPAGEの人数の多さに驚愕したり……


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途中まで、3段セットのどこまでがTHE RAMPAGEなんだろ?と気になりながら見ていましたが、最後横並びになったとき、全員か〜!こんなにいて、全員がTHE RAMPAGEだったのか〜!!!と大喜びしてしまいました。


いや、おかしいって……


でもここまで誰も止めてくれないし、というかヅカオタの友人は先にムラで先に公演を見てLDHオタの友人は先行試写会で先にザワクロ見て、なんか私だけ置いてけぼりを食らっていたので、もう何が何でも公開初日に見てやる!!!!と決めていました。


そして!待ちに待った公開初日!!!
仕事終わりに即向かいました。


もぉ〜ホンット楽しかった!!




以下、楽しさに浮かれた感想です。


いくぞ!テメェら!!!!!




『HiGH&LOW THE WORST CROSS』感想


ネタバレ、ガッツリします。
ネタバレどうこうで面白さが左右される作品ではないと思いますが、気になる方はご注意下さい。


登場人物について

鬼邪高校(全日)

やはり映画館で浴びる楓士雄くんのキラキラ感はすごかったです。
生粋の主人公。悟空、ルフィ、ナルト、楓士雄。最高。
人との距離の詰め方が主人公にしかできないやつ。話題の訴求力がエグい。*5
本人がその才能を自覚してるのか分からないけど、人と繋がることに何の抵抗もないから、気難しいヤンキーたちが惹かれるんだな〜。
強引でもないし、自分勝手なワガママを言うわけでもない絶妙な甘え方が上手すぎる。許される絶妙なラインの見極めが天才的。金払うから教えてくれ。

でも今回ちょっと悩んだりもしていて、真っ直ぐ脳筋なだけじゃない姿にキュンとしました。
顔が良いんよ…。

殴られても蹴られても、すべてを受け止め、すぐに立ち上がる姿に、私も気持ちが沸き立ちました。
(終盤に体育館で「まだだ…」って楓士雄くんが立ち上がったとき、マスクの下でやべー!口角上がっちゃうー!って思って見てたら、泰志くんが完全に自分と同じ表情で見ててさらに笑った。体育館の皆と映画館の観客が一体になってることを感じる素敵な瞬間でした)


轟さんも、表情筋全部見せます!ってスタッフの気合を感じるカットが多かったし、もう全部良かった。
瓶で殴られて、ゆっくり髪をかき上げる表情がカッコよすぎて鳥肌立ちました。じっくり見せてくれてありがとう~~。

孤高な轟さんも素敵でしたが、仲間のために奮闘する轟さんも、なんだか幸せそうで良かったです。
楓士雄くんに頭下げられて戸惑っているときの演技が最高で、村山さんに「全日は巻き込まない」と言われたときの場面がよみがえりました。
不良狩りをしていた轟さんが、村山さんと出会い、芝辻と出会い、楓士雄くんと出会い、小田島さんと釣りしてるなんて、奇跡のようです。
やはりハイローとザワってどうしても世界観が違って見えてしまう部分もあるのですが、轟さんがいると一気に場が締まるから、大事な存在だな~と改めて思いました。


あと司さんの見せ場多くて、最高〜〜!!

予告では敵に攫われてる様子だったので、姫ポジか?と思ったら、鉄パイプで殴打されても、ミノムシみたいにつるされても、鉄レンチで気道圧迫されても、最後まで戦い抜く筋金入りのヤンキーでした。行動力も忍耐力も想像力も耐久力も最強クラス(マジで筋金入ってそう)で、ザワ0でずっと「眠れる獅子」と言われていた所以が分かりました。
私も誰かに連れ去られたとき、「あいつら助けになんかこねぇよ…てめらぶっ殺しにくんだよ!」って言いてえ~~~~~!!

最後あんなにボロボロなのに、解放された途端「あいつは俺がやる…」って天下井くんブン殴りにいくときの表情、気持ちこもってて良かった…。そりゃ怒るよね。お顔は赤ちゃんでも、SWORD地区の住民だと実感した。


須嵜くんが周りに「なんであいつ、あんな奴(天下井)のために…」って言われるのに対し、司さんが「あいつにとっては、そうじゃねぇんだろ」と言うのが好きです。

司さんもザワ0では全日を束ねるトップになれると周りに勝手に期待され、散々「なんで何もしないんすか!」と責められてきました。司さんにとっては、楓士雄くんとじゃなきゃトップなんて意味ないのにね。だからああやって、それぞれの事情があることを想像できるんだな~。

誰かを守る理由も、喧嘩する理由も皆ひとそれぞれなんですよね~。
ヒューマンドラマを理解できる人間がいて良かったです。


ハイローシリーズは全体的にNo,2を描くのがめっちゃ上手いですよね…。
司さん、九十九さん、KOOさん、そして今回の須嵜亮やマーシー、小田島さん……。
なんかこう、エロいんだよな~~~~。



………ちょっとこのペースで各人物に触れてたら字数ヤバくなりそう。


ヤスキヨもめっちゃ良くて、今後は私も電話出るときにサラリと「もしもし誰お前」って言いたいとか、一番低い声が聞こえて「今の誰だ?」と思うと可愛い顔した泰志だったとか、清志が身を挺して一派を守るとき私も「きよし~~~!!!!!」って叫びたかったとか、見どころ多くて最高でした。
よく喋り、よく食べ、よく動き、餌付けしたいヤンキーNo,1です。いつまでも健やかであれ。


鳳仙学園

小田島さん、なんなん???
そりゃザワのときから、とびきりエロい人だと思ってましたけど、私らがどんな目で見てるか筒抜けなんかな?ってくらい思い描いた理想の小田島さんがそこにいました。
畳の稽古は流石に宇宙猫の顔で見てましたが、最後のタイマンでは寝技が決め手になってたので、一応含みのあるシーン?だったんですよね。びっくりしたよ、全く。


登場の仕方がもうズルいよね。

Top Down

Top Down

  • EXILE THE SECOND
  • J-Pop
  • ¥255
このイントロから、あのエロい後ろ姿写して、敵を華麗になぎ倒していくとこ見せられたら全人類が「すごくカッコいい」って思うに決まってるじゃん。「大好きです」って言うよ。そりゃもう言うよ。

他のみんなも、佐智雄というトップが居ないからこそ、個人個人が思慮深く行動してる気がして、とても良かったです。


シダケンの「あんま鳳仙を舐めんなよ?」って台詞から、ある意味全てが始まるわけで、きっぱりと断る姿勢に、鳳仙というヤンキー名門校(ヤンキー名門校?)の誇りを感じ、シビれました。
かーちゃんにあんま心配かけるなよ!!ちゃんと実家帰って!!


鈴蘭男子高校

クローズの鈴蘭がちゃんとハイロー風味になってて良かったですね。
どうしても小栗旬とか山田孝之のイメージが強いけど、新生鈴蘭を背負う人たち素敵だった。

サバカンが鈴蘭を説明する時、ラオウ一派の他にも色々な一派が書き出してあったので「こんなにいるのかー!覚えきれるかなーー!???」と不安になりましたが、省略されてたのでちょっと安心しました。(同時にちょっと残念でもあった)


ラオウくんの身体も心もデッカいところ、カッコよかった〜。
戦ってる時、たくさんの人間をちぎっては投げ、ちぎっては投げして、喧嘩と言うよりぶつかり稽古のようでした。最後ぶん投げるし。
施設の子供を高い高いして天井にぶつけたり、ブランコ押しすぎて回転させたり、餅つきで臼を破壊したりしてそう。

最初に楓士雄くんと遭遇する時、瀬田くんが「あっちいけ!シッシ!!」って楓士雄くんを犬扱いするのめっちゃウケた。そりゃ犬っぽいけども。


マーシーくん、キャラデザがすごい鈴蘭っぽくて大好き。
ああいう真っ黒で渋いビジュアル、絶対少女漫画にいないし、ハイロー界でも珍しいので、クローズとのクロスオーバー作品としての説得力がありました。
小田島さんとも司さんとも違う、良い右腕感があるよね〜。
印刷するにもイラストにするにも、黒インクの消費量やばそう。

ビンゾーくんも良かったなぁ〜!!!
喧嘩のはちゃめちゃな感じも、最後にちゃっかり自分も拳上げてるのも、可愛いかった。
強くて元気でちょっと不思議な、愛しい子でした。


それはそれとして、山口孫六くん役の八木勇征さんの普段のお顔が美しすぎて驚きました。
髪型と姿勢で人間てあんな変わる…?ガムって人を変身させるアイテムなの??


瀬ノ門工業高校

今回は須嵜亮の登場により、映画観終わってもしばらく「亮ちゃん…」と放心状態になるほど強烈なキャラでした。
NCTとして活躍する中本悠太くんのことは、以前 K-POPを勉強していたとき から知っていたし、もちろん大好きだったので、今回どんなユウタが見られるのか、期待しまくっていました。

もうさ、最高だったよね…。
初演技とは思えないほど、寡黙で真っ直ぐで強くて一途な亮ちゃんを完璧に演じていました。
最初は全然しゃべんねぇ!と思っていたけれど、後半に話す言葉の一つ一つが切実で健気で、「俺たち、こいつらの駒っすね…」って言うとき、あんなにガツガツ戦っていたのに、こんなに縮む〜!?ってくらい身体が小さく丸くなってて、もう、ヤムチャの爆死シーンを越える哀愁が漂ってて泣きました。
コウちゃんを見上げるときの、黒くて大きくて綺麗な目がさ~~~~もぉ~~~~すんごい。そりゃ天下井くんもしゃがむよ。どんな高さから見下ろしててもしゃがむよ。
最後の最後にやっと見れた笑顔が眩しすぎて、いつも涙腺壊れる。


天下井くん、もっと廃れた感じの子かと思ったら、5歳児のかまってちゃんで可愛かったです。
意外と打たれ弱いところとか、みっともなさが絶妙でした。

きっと、昔はただの友達だった須崎くんが、お金の繋がりになってしまったのが悲しかったんでしょうね…。パンフに生い立ちについて書いてありましたが、たぶん教育があんま良くなかったよ。
ハイローシリーズではお馴染みの闇落ち人(やみおちんちゅ)が見られて嬉しかったです。

泣くなバカ…」って亮ちゃんの涙を拭くシーンで、いつも泣いてしまいます。そういう優しさ仕草もちゃんと出来るのは素晴らしい。
ぜってー亮ちゃんを幸せにしてくれよな???


サボテンもビジュアルから悪い匂いしかしなくて最高でした。
「よぉ〜チュンチュン一派じゃねぇの〜」って言う時の口の動きが小馬鹿にしてる感あって良かったし、天下井くんにへつらう感じ可愛かったです。
手錠使う謎の戦法のお陰で、小田島さんの脚の長さに湧くことができました。


江罵羅商業

制服が可愛い。

風神雷神の2人、轟さんが登場したときに、「ヘヘッ」って嬉しそうになるの完全にワンコで尻尾見えたよ。

上成くん役の今村謙斗さんテニミュで毎日見てたけど、まさか5年ぶり?に高校生役で出会えると思ってなくて嬉しかったです。


轟さんとの喧嘩めっちゃ見たかったな〜!!デカくてゴツくて、テニミュではダンプカーとネタにされてたあの身体が、轟さんに向かって暴れ回るの見たかった〜!!!

轟さんに交渉された時、風神雷神が「それはちょっと…」って渋るのも可愛かったし、鮫岡くんが許可した途端「いいぜ、約束する」ってすぐ了承したのも可愛かった。所詮高校生の約束〜!って感じで良かったし、轟さんが三校連合を破棄するに値する男なのがカッコよかった。


鎌坂高校

山の向こう」とか言われてたけど、マジでどこにあんの???SWORD地区の土地勘を改めて狂わされたワードでした。

そのせいか、緑色の制服も山に馴染む色として可愛く見えて、すごい好きです。


ガンジーくん、めっちゃ好き。
ララランドの場面(伝われ)で、「こんなに良い気分で鬼耶地区歩くのは初めてだぜぇ!!」って言ってて、いつもはもっと肩身狭い想いで歩いてたのかなぁ〜?山の向こうから来てるしアウェイ感じてたの〜??とか思うと、もう愛しくてさぁ…。


氷室零ニくんって、名前と顔が一致しすぎてるよね。
めちゃくちゃ綺麗な顔してる人居たなぁ〜って思ってパンフレット見たら「氷室零ニ」って書いてあって笑った。顔から命名した?あの顔になることを見越してた?
楓士雄くんとのタイマンでの負け方が可愛かったです。



以上!
全体的に、治安クソ悪高校しかなかったです。
授業も部活もクラス活動もなさそうなのに、学校への帰属意識がバカ高くて素敵でした。

こんなにたくさんの人が新しく出て来たのに、結局全員好きになっちゃってる。流石です。

今からでも前日譚か続篇かのドラマやってくれないかな〜〜〜!!!
双鬼高校(なみ高)時代の須嵜亮が見たいよぉ〜!!!!!
1人でトップやってた亮ちゃん絶対カッコいいよ〜〜〜!!


まだまだザワの世界観が見たいです。
新作待ってます。


アクションについて


これを見に映画館まで来たよ!!!!!!!
過去作品見るたびに、「なんで私はこれを大画面で見てねぇんだ!!」ってザム1の琥珀さんバリに過去の自分を殴りたい気持ちに駆られました。
なんか聞くところによると、前は4DXとかでやってたらしいじゃん…? LDHオタが言ってたよ??

なんで今回やらないの?????

まぁそれは置いといて……


もう冒頭からアクションすげぇ。
元気で活きが良いヤンキーがまだこの世界にはたくさんいるということを思い知らされ、私はとても嬉しくなりました。


どこもかしこも治安クッソ悪くて、いつどこで何が起こってもおかしくない緊張感がありました。

バスが襲撃されたり、池に突き落とされたり、道路封鎖して一般人の車もぶっ壊されたり…。
SWORD地区(鬼邪地区なのか?)ってこんなかよ…と改めてここに生まれないで良かったと思いました。

SWORD地区の中でも鬼邪地区って、今まで「高校が地区…?どゆこと?」って思ってたんですけど、ザワやザワクロで電車やバスの交通事情が判明して、なんか思ったよりちゃんとした地区だってことが分かって、解像度が上がったような、分からねぇことが増えたような、あちこちで奇襲をかけられる皆を見ながらそんなことも考えてました。



また今回は学校というバトルステージ特有のアクションもてんこ盛りで最高でしたね。

やっぱ学校の喧嘩は良い〜〜〜!
普遍的で誰にでも見覚えある校舎で繰り広げられる非日常なド派手アクションは、やはり見応えがあります。
ガラス割れるし、高低差あるから物投げても良いし、廊下全速力で走れるし、喧嘩映え(?)しますよね~。

瀬ノ門に集まって喧嘩が始まる前に、各陣営がズラーッと皆並んでうずうず開始を待つやつも、楓士雄くんの「行くぞテメェら!!!」でワーーーーーッ!て全員走り出すのも、全部わくわくしました。
もう体育で走るときも「よーい、ドン」じゃなくて、「行くぞテメェら!」にして欲しい。よっぽど良いスタートきれる。


好きなシーンとかについては結構上記しちゃいまいしたが、まだまだカッコいいアクションいっぱいあって…
須嵜亮vs轟・小田島が全員エロくてめっちゃ良かったとか、泰志が教室からガラス破壊して飛び出してくるの超カッコいいとか、廊下が封鎖されたあと縄付けた人間が人を攫っていくの意味あんのかとか、ちょうどいいところに手持ちの黒板があって轟さんがそれで窓割って近道するのとか、ノンストップで繰り広げられるアクションシーンに興奮しっぱしでした。

前回のザワではバトルステージが団地だったから(?)皆でを投げ合っていたけど、今回は学校だったから、どっから持ってきたのか分からない大量の空き瓶が飛び交ってて、少し文化的な感じがして、楽しかったです。


ハイローといえばの、人数の多さも、本当に見応えありました。

冒頭の昇降口から、中盤の真っ直ぐな地平線から、終盤のよくわかんねぇ歩道橋の向こうから、本当にゾロゾロと沢山の元気なヤンキーが出てきてくれました。


テニミュで見ていた俳優が数人出ているはずなのに、残念ながら全員は見つけられませんでした…無念……。
エンドロールでは見つけられても、画面上だと人が多すぎて、難易度高すぎるんよ。


いつか私もあの世界のモブになって「うおぉぉぉぉ!!!!」とか「とにかく数が多い!!」とか「やっちまえ!!」とか叫びたい。



ただちょっっっとだけ残念だったのが、前のザワで、鬼邪大寺の河川敷で鬼邪高と鳳仙が喧嘩するシーンめっちゃ好きなんですけど、あの時に多用されていた、遠くからカメラがぐわーーーって寄って、画面の左右から次々人が飛び交ってく、あのワンカットのカメラワーク、今回なかったですよね??

※参考にしたい映像がネトフリの公式にあった

www.youtube.com

これ今回も見たかったな~~~~~~!!!!
学校だと狭くてできなかったかな~??これぜひ映画館で見たかった~~!!


そんな心残りが少しありますが、まぁ、そんなの取るに足らないほどの満足感でした。
学校で体育やるより、ザワクロ見る方がよっぽどいい運動になるから、ぜひ雨の日とか授業で見せた方がいい。


ストーリーについて

良かったです!!!!!!!!

ハイローはストーリーめちゃくちゃだから……なんて言わせねぇ。
良い話だったよ!!!!!!

天下井くんの悪い野望から始まり、トップを支えるNo,2として色々考える司さん、鬼邪高のトップとしての自分に迷う楓士雄くん、仲間の為に戦う楽しさを実感する轟さん、トップ不在のなか、いかに自分たちの威厳を守るか考える鳳仙、そして昔の思い出を大切に、友人を想い続ける須嵜の一途さ……。



まぁそりゃあ共感する登場人物がいるかとか、引き込まれる伏線があるかとか、世の中のためになるような教訓があるかとか言われると、YESとは言い切れませんが、それを求める映画じゃないし、私にとっては、どんなめちゃくちゃな理由であれ、彼らが何かの為に喧嘩して、お互いを認め合って成長していく物語として、心に残りました。


たくさんの登場人物も、皆個性的でそれぞれ良いところヤバいところがあり、喧嘩することで自分に足りないものが何なのか、相手が求めていることが何なのか気づいて、ちょっとずつ大人になっていくんですよ…。

テニプリやスラダンにとっての熱い試合が、バキや特撮にとっての熱い戦いが、ハイローだと喧嘩なんです。


ほら、めっちゃ良い話じゃん……。



ストーリーを盛り上げる音楽もほんっっと良かった。
YouTubeに公式MADみたいなのあるから、ぜひ見て欲しい……いや、もう皆んな見てるか…。

もうすぐザワのベストアルバム出るし、ぜってー買う………


お得すぎ〜〜〜!!!!
これでいつでもどこでも心を強く生きていけそう〜!!!


宝塚について(少し)


はあ………
ザワクロの感想めっちゃ書いちゃった………


本当はこのまま宝塚の感想も書くつもりだったんですけど、字数ヤバいからやめときます。

友人のお陰で2回観劇させていただいたのですが、本当に本当に楽しくて、冒頭でハイローのメインテーマ曲『HIGHER GROWND』に手拍子できたことが嬉しくて泣き、最後また『HIGHER GROWND』に手拍子したら全ての記憶なくしました。

見慣れた皆んなの過去が新しく描かれて、敵も可愛くて(やってることえげつないけど)、お馴染みの楽曲もたくさん披露してくれて、ハイロー好きとしても、宝塚好きとしても、大満足の時間でした。


※楽しむ様子




さて、そんな宝塚の『HiGH&LOW -THE PREQUEL- 』ですが、なんと明日が大千秋楽です。

まだまだ油断ならない状況ですが、無事にこの日を迎えられそうで安心しております……。



そしてなんとなんと、楽天TVやU-NEXTなど各配信サイトで、その様子が生配信されます。

見るっきゃねぇ!!!!!!


しかも最高のショー『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』まで見られる!!!!

※楽しむ様子


うひょーーー楽しみー!!!!
自宅で熱く盛り上げるぞー!!!


追記
見ました。
ついさっき終わりました。

退団者のお言葉含めて本当に素晴らしい公演でした…。

配信見ながらポチポチ感想打っていたので、載せておきます。





終わりに


以上、1匹のオタクが2人の友人きっかけで、色んなハイローを見尽くした話でした。

ここまで色々語っておきながら、私自身がそれぞれのオタクを名乗れる身分では無いと思っているので、こちらを本業にしている人を、もし不快な気持ちにさせてしまったら本当に申し訳ないです。

他界隈のオタクだったのに、短期間でこんな楽しんでしまったことが衝撃的過ぎて、自分のためにもこの出来事を書き残しておきたくなりました。


この先もまだハイローは続くのか、ヅカローの続きなんかもあったりするのか、難しいこともあるかもしれませんが、私としては、どんな形であれ、この世界観が続いていってくれたら嬉しいです。


あーーー楽しかった!!!!!


最後まで読んで下さった方いたらありがとうございました!

*1:タイドラマ、K-POPアイドル、ニチアサ、アイナナなど…どれも大好き……

*2:夫に付き合って刃牙に行ったらハマった。全員好きだけど、普通に烈海王花山薫が大好きです。

*3:全人類に見てほしい『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』。また4DXやって欲しい。

*4:夫のバイブルで、解説されながら何度も見せられた。観といて良かった。

*5:アイナナで重要ワードなんです。

アイナナ『Re:vale LIVE GATE “Re:flect U”(通称リヴァライ)』感想

Re:vale LIVE GATE “Re:flect U”
正式略称:リヴァライ

【Amazon.co.jp限定】Re:vale 2nd Album "Re:flect In"【通常盤】 (メガジャケ付)


10月15日 土曜日 武蔵の森スポーツプラザ
DAY1 18:00公演

行ってきました!!!!!

1月のオプナナに続き、今度は王者Re:valeの単独ライブ!!!!


あの、もう本当に本当に楽しくて、かっこよくて、圧倒されました。
期待を遥かに超えるパフォーマンスに感動しっぱなしの3時間で、アイドルとしても、ミュージシャンとしても一流という公式設定を、これでもか!と見せつけられ、Re:valeの良さだけでなく、アイドルの良さ、ライブの良さ、音楽の良さを改めて実感することができました。


この楽しさ、幸せを少しでも残しておきたくて、感想を書くことにしました。
自分が読み返して思い出に浸るためです。
すぐに円盤がでないならば、こうするしか手段はない……。

(まとまらねぇ〜と思って色々書いてたら1ヶ月経ってた!新鮮な感想書ける人間になりたい!!)


以下目次

事前準備

今回はCD先行で応募したのですが、私は落選したものの、友人が15日を当ててくれたので、ありがたいことに現地参加が決まりました。
その後のアプリ先行は全滅だったので、一公演のみ参加になります。


私事ですが、10月は現場続きで、体力的に懸念があり、ライビュは不参加を選びました。
現在絶賛後悔中です…。マジでチケット買っとけば良かった……。
(そんな後悔の念に駆られて、今これ書いてます)


オプナナ参加のときに本編は全部読んだし、その後更新されたモノ(復刻のイベスト含む)に関してはちゃんと追っていたので、特にやることはなかったのですが、開催3日前に分配されたチケットの座席を見て、急遽手作りうちわの制作を決めました。

めっちゃ良い席だったんです……。


初めて行く会場だし、イベントによって座席の位置は変わるので、当日見るまでは分からないと思いながらも、本当に見たままの良い席だった場合、Re:valeの視界に入る可能性があるならば、できることはやっておこうと決めました。



※制作中の様子

8月にSexy Zoneのライブへ行ったときに、初めて手作りうちわを制作し、めっちゃ楽しいことを知ったので、今回も躊躇いなく手を付けることができました。2か月前の自分にマジで感謝!!!(リーヨ!)


必要なものを買い込み、何となくデザインを考え、チョキチョキして、最後にストーンやホログラムのシールなどでひたすらキラキラさせました。
前回のオプナナは原則一人参加でしたが、今回は友人と連番で参加できたので、こういう準備から、友人とアレコレやれるの、めっちゃ楽しい~~。
一人参加でも十分楽しいけど、やはり人とそれを共有できるのって良いもんですね〜〜〜。


友人と時折「センスがない…!!!」と絶望しながらも、なんとか完成〜〜〜!!!!!

それぞれ1個づつ持ちました。

裏はファンサリクエスト。


今までうちわ作ってこなかったのって、ファンサが欲しいとか、推しに自分をアピールしたいとか、そういう欲を出すのが恥ずかしいし、なんか烏滸がましいような気でいたんですけど、実際はそんな欲よりも、楽しみだったんです!!!!と伝える手段のひとつなんだなって気づいて、今回も楽しく振らせていただきました。

今後も機会があればうちわ作りたいです。



そんな感じで準備万端にして、いざ入場!!!!


したら、座席が花道に囲まれた前方スペースのさらに前方で、着席した瞬間から友人と「ひえぇぇ~~」と泣きそうでした。

稚拙ながらも、うちわ制作して良かった……。




6部のCMを眺めながら開演を待っていると、とうとう暗転〜〜〜!!!!!


こっから、やっと、
ライブの感想
です。

ここまで長くてすみませんね。
やっと本編。

※セトリ、演出についてそりゃもうネタバレします。本編のストーリーについても若干触れるかも。
※見返す術がないので、事実と違うかもしれません。妄想だったらごめんなさい。
※超個人的な感想なので、見方、感じ方が違っても、人それぞれと思って頂けると幸いです。






出演者について

前のオプナナの時もでしたが、私はテニプリ関連で色々鍛えているので、だいたいの声優さんはアニメキャラと重ねて見られる目を持っております。
だから何一つ不安?はなかったのですが、結構ベテランなお二方が、たった二人でどんなアイドルライブをしてくれるのかドキドキでした。

トーク多め?語り弾き?新規映像見せる??
なんとなく、お二人の体力に配慮した方向で色んな予想をしていましたが、実際はソロ曲以外ずーーっと出ずっぱりで、3時間近い公演を歌いきってくれました。


お疲れのところ計7時間超えの後夜祭までバッチリしてくれて……
ほんと、なに? プロ?? プロのなんなの?

これからもお世話になります。


保志総一朗モモ

ぱっぴぃ~~~!!!!!!!!すごかった~~!!!!!

わたくし、テニプリのオタクでもあるので、向日岳人くん*1として保志さんには大変お世話になっているんですが、可愛くて元気で男前ながっくんとは違う、大人で愛があって熱い言葉を語るモモに、何度も泣かされてきました。

本編だとそのコミュニケーション能力の高さ(お喋りとかいう次元じゃなく、的確なコミュニケーションで周囲と円滑に物事を進める能力)にいつも感心していましたが、アイドルとしてどんな風にファンを魅了しているのか、すごく気になっていました。


もぉ〜〜〜めっっっちゃアイドル!!

いやまあ保志さんなんですが、髪の毛もモモのお洒落なメッシュにしてくれて、踊りも全力でやってくれて、どっからどう見ても、見ている人を幸せにする力を持つ国民的アイドルでした。


100%ハピネス』が優勝でしょ……
座席的に後ろ姿しか見えてなかったのですが、円盤に収録されるであろう正面はその時に見るとして、とりあえずあの幸せダンスの貴重な後ろ姿を脳裏に焼き付けました。

なので、優勝とか言っておいて、360°分の180°しか見えてません。でも優勝です。伸び代です。

ピンクのペンライトに染まった空間で、腕を天高く伸ばし、リズムに乗ったステップを踏み、弾むような歌声で、あの可愛い素敵なソロ曲を見事に歌い切ってて、モモの歌を聞けた喜びと、保志さんが超一生懸命これを練習し、披露してくれているありがたさで胸がいっぱいでした。


はぁ〜〜〜モモってすげぇ〜〜………

決して楽しい事ばかりではなかったはずのアイドル人生で、本編の「アイドルを苦しめるのは、いつだって、好きの感情なんだよ」というモモの言葉に、私含め全ドルオタが己の振る舞いについて考えさせられたかと思いますが、今回ステージ上のモモを見て、「いやでもこれは、しょうがなくない!?!??!」と頭を抱えたくなりました。
好きになって勝手に色々期待しちゃう私らも悪いけど、あんな「私のこと幸せにしてくれそう!」って思いたくなる、愛に溢れた最高パフォーマンス見せられたらさぁ〜!好きになっちゃうって〜!!!全て委ねたくなるって〜!!!期待しちゃうって〜!!


そんな謎の葛藤をするくらい、改めてアイドル魅力と魔力について考えさせられました。


アイドルになってくれて本当にありがとうね…
これ書いてて泣きそうだよ…

MCも自由で元気で最高でした。
テニプリのイベントだと、どうしても人数が多くて注目が分散してしまうのですが、今回のようにじっくり保志さんの可愛くて元気な歌声を堪能出来て、贅沢をした気分です。

本当ありがとうございました。これからもお世話になります。
(がっくんもよろしくね。)



立花慎之介(ユキ)


よくモモが「ユキ!!イケメン!!!!!!!!」と叫んでますが、これ全然誇張じゃなく、ユキを目の当たりにした人間の、当然の反応なのだと思い知りました。

もうさ、ギター………(遺言)
リアルに震えましたよね。カッコよすぎて、ブルブルしちゃいました。


正直、ちょっとね、期待してたんです。

私、Re:valeの曲の中で、『Re-raise』が1番好きでして、ライブが決まった時から色んな妄想をしていました。
その中でも「ギター持ったユキが見たい」って願ってたんすよ。

でも、

こんな感じで、ただギターを持ってるだけで十分だと思ってました。


そしたらスタンドマイクが置かれてさぁ…
ギター持った立花さん、いや、ユキが出てきて………

弾いてる~~~~!!!?!!!??


超びっくりしたけど、そんな混乱も吹っ飛ぶくらい、とにかくカッコよくて、あの白いキラキラしたスーツとシンプルなギター、それを弾く立花さん、いや、ユキ、いや、もうどっちでもいい。が、眩しすぎてクラクラしてました。


ギター弾いてる時の腰がエロくてさぁ~~。
あの、ちょっと膝まげて、ギターを腰に乗せる感じ?
もう、まんmmっまMVのユキさんでした。

未だに思い出してニヤけてしまいます。



3か月練習してくれたとのことですが、ギター弾いて歌うのってマジで難しいよね…。
私事ですが、高校時代軽音部でギターボーカル目指して諦めた人間なので、本当にたくさん練習してすごく緊張しながらあの姿を我々に見せてくれたのかと思うと、もう何と言っていいか分からないほど、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。


立花さんのことはイナズマイレブンの立向居勇気くんで出会っているのですが、かなり前なので記憶が薄く、ほぼ初めましてでした。
キャラだとマイペースなユキですが、今回のMCだと、マイペースな保志さんにタジタジして笑っているのが素敵でした。

過去の辛いこととかを抱えて素敵な音楽を作るユキさんが大好きです。



そして忘れてはならない、

生バンド(Future notes band)&ダンサーさん!!!


座席的に、開演前から隙間がちょっとだけ見えてて、ギターの先が見えたんです。
だからナナライ2ndの時みたいに、ダンサーかな?って思ったんですけど、OPでバンドセットのシルエットがバーンッ!!!と映し出されて、感激しました。

つまりアレもコレも生バンドで聞けちゃうってこと~~~!?と、今までだって高かった期待値が、さらに爆上がりです。

ちゃんとコーラスの方も男女一名ずついたのでハモリもばっちりだったし、管楽器の方々(楽器詳しくなくて、雑に括ってごめんなさい💦)も出来てくれて、一部のみバンド演奏かと思ったらずーーーーっと生演奏だったので、今でも信じられない豪華さでした。

なので、今回の感想には、全て「しかも、それが生演奏!!!」という語尾がついてると思って頂けると幸いです。



ダンサーの方々も早々に出てきてくださって、男女とも美しくてカッコよくて最高でした。
太陽のEsperanza』でクラップを煽ってくれたり、『TO MY DESREST』でペンラ振ってくれたり、『100%ハピネス』でモモと可愛さ爆発させたり、アンコールの『永遠性理論』も花道をずっと手を振りながら笑顔で歩いてくれたり、常に我々を盛り上げてくれました。

ちゃんと女性ダンサーがいるのが、良いですよね~~。
男性アイドルのバックダンサーに女性がいたら、絶対ちょっと荒れるじゃないですか。ドルオタの皆さん、そういう経験ありません??
でもRe:valeはもう大丈夫なんでしょうね~~。さすがベテラン。
そんな積み重ねたキャリアを感じられたのも、楽しかったです。


生バンドなのも、ダンサーさんが男女たくさんいたのも、Re:valeという一流アイドルかつ一流アーティストである彼らの、音楽への強いこだわりが感じられて、流石…王者……と打ちのめされました。
あと、視覚的にも、バンドとダンサーをたくさん引き連れている図というのが、時代を引っ張っているトップアーティスト感あって、カッコよさ増し増しでしたね。


まさかアイナナの、Re:valeのライブでそんな贅沢なことが起こると思わず、本当に嬉しかったです。



その他、演出などについて

二人グループの単独ライブとは思えないほど、とにかく華やかでした!


オプナナで見たIDOLiSH7の輝きは、キラキラと瞬く星のようでしたが、今回見たRe:valeの輝きは、揺るがぬ光を放つ太陽のようでした。


トップアイドルとしての貫禄が随所から感じられて、同じ「アイナナ」というジャンルでも、こんなに違う魅せ方になるんだなーーーと、アイドル性の幅広さを見せつけられましたね。


ライブ構成や演出などについて


両日の日替わり含めれば、すべての発表曲を聞けた…?ってことでいいんですよね?
自己紹介曲『It's ALL-for you-』を除けば私が確認する限り全てでした。
(なんか間違ってたら教えて下さい)


贅沢~~~!!

ただ、個人的に『激情』も『Happy Days Creation!』もめっちゃ好きなので、聞き逃してしまっているのが悔しい。これは私が全面的に悪いので猛省してます。



なんか勝手に1曲目は『Re-raise』だと思い込んで、あのイントロを覚悟していたんですが、まさかの『NO DOUT』でした。

新規(とはいえ、もう1年以上経つね。早ッッッ)ゆえ、発表順とか気にせず曲を聴いて来たから、たぶんその辺ズレてんだよな。
(え、じゃあ逆に『Re-raise』はいつやんの!?と、途端に心構えが出来なくなり不安になりましたが、まぁそれは置いといて……)


一曲目から”王者”感あって最高です。
火もガンガン上がって、あっちぃ!!!と思わず叫びそうでした。

2曲目からは『Priod Color』、『夢雫』と続き、この新曲を一気に聞かせてくれる流れ、いいな~と思っていました。


太陽のEsperanza』も、ぜひ聞きたいと思っていたので嬉しかったです。
ダンサーさんが手拍子を煽ってくれて、会場に1万人の手拍子が響く中、あの完全にキレてる歌詞歌ってくれるの最高。
個人的にハロプロみあって好きなんですよね~~。キレてるアイドル好きなんです~~。
ストーリー上、バックダンサーにTRIGGERを探してしまったし、改めてこんなことをするRe:valeの行動力と戦闘力の高さに惚れ直しました。私なら、勝てねぇ~~~!とビビって泣いちゃってたでしょう。思わぬところで了さん側の強かさも実感。
やっぱデカい会場で聞くと、CD音源からでは感じられない迫力と力強さがあり、ぜひライブ音源が欲しくなりました。


星屑マジック』も、「星巡りの観測者」を読了してたので、今回、生演奏で聞けて感激でした。
イントロをアコギ(正確にはフラメンコギターとかなのかな?詳しくなくてすみません)でガッツリ弾いてくださって、一気に会場が異国情緒あふれる雰囲気に変わりました。(なんか、スパイスの匂いを感じた。)
限定の映像も見れたし、手を伸ばす二人の触れそうで触れないギリギリのアレ、声は出せずとも、「ん~~mmmm」とノドが我慢できず唸ってしまいました。


そしたら、ここで、来ました……。
Re-raise』が………。

MV冒頭のラジカセが映し出され、「これは…来た…」と会場全体が息をのんでましたよね。
そしたらピアノと、サックスの方々などが出てきて、ムーディーな演奏で我々をたっぷり焦らしてくれました。


もぉ~~~~~~ なにあのエロい時間~~~~!!

あのゴージャスでセクシーな曲をどんな風に見せてくれるのか…会場全員が次の曲を分かってて、じりじりその時を待つ時間の楽しいことよ…。あんなん、長ければ長いほどいい。めちゃくちゃ気分が高まる素敵な時間でした。

肝心の曲が始まってからについては、なんかキラキラし過ぎてあんま覚えていません。
不甲斐ないです、ほんと。

ただ、男女のダンサーさんが黒スーツであのダンスを踊ってくれて、生演奏の繊細かつ迫力ある響きに圧倒されて、超カッコよくギター弾いてるユキがいて、隣でモモが楽しそうに歌ってて、ライトの光やディスプレイの映像含めて、もうMVの華やかで楽しい世界観がそのまま再現されていて、ひたすら感激していました。

なんだったんですかね…あの年末みたいな、おめでたい感じ……。
踊っているダンサーも、演奏している方々も、ユキも、モモも、もちろん我々も、全員が楽しんでる空間。

見たとか、聴いた、とかじゃなく、完全に浴びたって感じです。
『Re-raise』って浴びるモノでした。


はぁ〜良かったな………
終始「夢みたい〜〜!!!!!」と脳内で叫んでました。


ここで一旦記憶をなくしかけましたが、この後のあと『T(w)O』に参列出来て幸せだったし、『TO MY DEAREST』も突然のペンラ振りと、それに即座に対応するオタクたちが、アイドル現場感あって最高でした。


穏やかな『ココロ晴バレ』を聴くと、一生このまま穏やかに仲良く暮らしてくれ~😭と願ってしまったし、南国風の色々なエフェクトがディスプレイに移されていてとっても癒されました。


暗転した後、立花さんだけそっと掃けるのが見えて、「えっ」と思ったら、モモが残ってて!!泣
100%ハピネス』の始まりです…。
歌い出しから会場のどよめきがすごかったし、ちょっと期待していたとはいえ、あんな可愛いダンスまで披露してくれると思わなくて、夢中でパンライト振っていました。一生懸命なモモを一生懸命見過ぎて、なんかこっちも汗だくです。

てことはユキの番で、『千年先もずっと…』も、緑の綺麗なディスプレイを背景に、荘厳な雰囲気で歌うユキを見つめていました…。
後に立花さんがMCで、歌う時の仕草の意味を教えてくれましたが、ちょっと私は察しが悪くて、見ているとき全然気づかなかったので、ぜひ後日円盤で確認したいです~。


Dis one』のサビジャンプも出来て念願叶いました!!
ナナライの円盤見たときに「これやりて~~」って言っていたはずなのに、一回目タイミングに戸惑って飛び損ねました。不覚です。
なんとかその後はみんなと一緒にジャンプできました。

Fly! More Liberty』も、あの音ハメ感が好きなので、生演奏で生歌で聞けて、それに合わせてこちらもペンラを触れるのが、現場の醍醐味って感じで本当に楽しかったです~~。


アンコールの『永遠性理論』で、ダンサーさん、演奏隊の方々と花道を1列に歩いて歌ってくのも
、多幸感に満ちてて、めちゃくちゃに手もうちわもを振りまくってました。

もうこの辺で、流石に口角上がりっぱなしで顔がこわばってきたの覚えてます。顔の筋肉鍛えないとこれ以上のライブに耐えられない…。オタク頑張る……。

最後の曲が『ミライノーツを奏でて』なの、爽やかで清々しくて、素敵でした~。
上からハートの飛ぶやつ(語彙力)が落ちてきて、そっとぱっぴ~に渡す立花さん、紳士的でカッコよすぎで、心のモモが「イケメン!!!」と叫んでしまいました。



行けなかった日替わり曲以外は、全ての発表曲を聞けたので、すごく贅沢なセトリで、同じアイナナというジャンルでも、IDOLiSH7やTRIGGER、ŹOOĻとは全然違う音楽性を感じました。
やっぱりアイナナと比べると、大人っぽくて自由で深みがあって…キャリアを積んでいるRe:valeにしか作れない空間だったなと思います。


今度のZOOLもまた全然違いそうですね~~~。
楽しみ~~~~。



衣装について

アイナナのライブといえば、衣装!!!!!
と個人的に思っている部分があるので、今回もめっっちゃ楽しみでした。

着替え多かったよね!?!?
2人だと衣装さんも用意しやすいのかな?


どれもクオリティ高くて、「まんまじゃん!」と感動しました。
オプナナの衣装は2次元の衣装からちょっとアレンジされている感じがしたけど、今回のリヴァライは、本当に再現度がそのまんまでした。


OPから今回のアルバム衣装で登場してくれて、お互いのメンバーカラーと透明な何かで出来た謎マント?ローブ??
ビニールみたいな素材だけど、ちゃんと服になっていて、「縫えるんだ…」と思ってしまいました。
細かい飾りもたくさんついていて、全然目が追い付きませんでした。
硬そうな素材なのに袖も裾もヒラヒラしてて、ちょっと近未来っぽいデザインがめちゃくちゃ可愛かったです。


『Re-raise』の衣装もまんまMVのソレで、白いお揃いのスーツが本当にカッコよくて品が合って華やかで素敵でした。
蝶ネクタイも可愛いし、キラキラもしていたからラインストーンもついていた気がします。
『t(w)o』と『TO MY DEAREST』にもピッタリで、愛に溢れた空間を素敵に演出していました。
派手さと上品さが絶妙~~~~~~。ぜひ結婚式で新郎に着てほしい~~。


『ココロ晴れバレ』の衣装も、まんま、CDジャケットのアレ。
ユキの裾眺めのカーディガンが穏やかな曲調に合わせて揺れてて、可愛かったです。
あんまアイドルライブっぽくない感じだから見られないかなぁ、と望み薄だったので、無事に見られて良かった。


『Dis one』の衣装も見られて本当に嬉しかった~~~!!!!
あれ大好きなんですよね。モノトーンを基調としているからカッチリして見えるけど、肩とか袖とかはかなりカラフルで、王者の風格も漂いつつ、ちゃんと可愛いのが、おっしゃれ~~~~と思っていました。
生で見ても変わらぬ可愛さでした。


Re:valeはすぐメンバーカラーをどっちも入れちゃうのが可愛いですよね~~~。
常にビビットカラーの2色がどっかに入っているの、相思相愛感あって最高です。
(結構都営地下鉄使うので、新宿とかで案内見ると、Re:valeだな…って毎回思っちゃう。たぶんあるある。)

どれも可愛かったし、流石アイナナスタッフ!と改めて感動しました。


終わりに


以上!!!!!!

本当はライブ翌日から書いていたのでもっと早く書き上げたかったのですが、10月はテニミュ宝塚の現場が続き、こんなに時間がかかってしまいました。

部分的に鮮度に差がありますが、個人的な感想を残せて良かったです。


2度目のアイナナ現場がRe:valeの単独ライブで、新規なくせにすごく贅沢なオタ活をさせてもらってるなぁ〜と思います。

会場の雰囲気もすごく良くて、だいたいのファンがRe:valeのユキもモモもどっちも大好きなことが分かる服装をしていて、愛に溢れた空間でした。

私自身も、今回は友人と一緒に参加できて、隣で手作りうちわ振って、感想言い合いながら帰宅できて、ライブの前後含めて夢のような時間を過ごせました。


なんか、もう、今回は改めて友人に感謝です。
今までも私の進捗に合わせて、良い感じのタイミングで漫画や円盤をスッと貸してくれたり、知識が半端な状態でのカラオケに付き合ってくれたり、激重な感想送っても優しく受け止めてくれたり、彼女のお陰で、私もここまで来ることができました…。


1人参加だったオプナナのときより、一層そんな感謝の気持ちが湧きました。
これもRe:valeの愛を見せつけられた影響でしょうか…??

この場を借りて、
マジでありがとうね〜〜〜!!!



年末に向けて6部も大変盛り上がってますので、今後も置いていかれないよう、ついていきたいと思います。



以上、おしまい!!!!



他にもアイナナについて書いております。
もし良ければこちらも読んで頂けると嬉しいです😊

szhello.hatenablog.com
szhello.hatenablog.com

*1:氷帝学園中等部3年。かの有名な「勝つのは氷帝」「負けるの青学」で場を盛り上げてくれる元気な子。バレキスの歌唱に大喜びしたのが記憶に新しい(8年前)ですね。忍足侑士くんとのダブルスが大好きなので、アイナナ見始めのころは、立花さんに正直ジェラってました。ごめんね!またタブルスで何か歌ってください。

アニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』放送直前の気持ち

はぁ〜〜〜〜〜

昨日は、テニミュ4th聖ルドルフ・山吹公演初日お疲れ様でした…
色々な情報量に圧倒される3時間半で、非常に見応えがありました。

新鮮で感動した面も、かなり不満な面も色々ありつつ、それ含めてテニミュの夏が始まったな〜って感じでめちゃくちゃ楽しいです。


感想は直後に友人と大戸屋でわあわあ語ったので、とりあえず置いといて……



この後!!!
24:00から!!!!!
テレビ東京系列で!!!!!

アニメ
テニスの王子様
U-17 WORLD CUP

が放送されます!!!!!!

新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP DVD BOX



わーーーーー楽しみーー!!!



思えば、私2012年の新テニ放送にはギリギリ間に合ってないので、テニプリのアニメをリアタイするのって、小学生の時に水曜日19時から放送していたの以来なんですよね。

若い子は知らないかもだけど、当時の水曜日はシャーマンキングテニスの王子様ヒカルの碁 って流れで放送してたんです。


懐かし〜〜
この3つ見てたよ〜〜〜
未だに全部好き〜〜

特にヒカ碁因島まで行くくらい好きだったな。
テニプリとはまた違うタイプの名作だよね。


あれから20年以上経って、すっかり大人になったけど、いまだに連載も続いてて、新作のアニメが放送されるなんて、本当にすごいな〜〜。


OVAもあったし、BEST GAMES、氷帝vs立海リョーマ!など、アニメのコンテンツも供給が途絶えたことなんてなかったけど、それでもテレビ放送ってやっぱり嬉しいし、関係者の人たちも嬉しそうで、すごい事なんだなぁ〜って思う。


とうとうドイツジャージの手塚国光が見られる〜!!!!!
「どうした跡部、いつまで膝をついているつもりだ」ってcv置鮎龍太郎で聴きたい〜って死ぬほど思ってたから、本当に嬉しい。
ドイツジャージかっけぇよな〜!!偉そうで強くて厳しい手塚によく似合うよ〜!!!!


あと喋る高校生たちを見るのもとても久々なので、楽しみ。
これを機にキャラソンとかもそろそろ増えてくれないか〜!!


というか今年は高校生の年になること間違いないと思ってたので、新テニミュでも原作でも大活躍なG10たちが、ようやっとアニメでも大暴れしてくれるのが嬉しくて、ドキドキしています。



たくさん動いてくれるといいな……
最近のアニメってよく動くじゃん…??
鬼滅とか呪術とかちょっと見たけどさぁ、本当まあ滑らかによく動く。

テニプリのアニメって、あんまり動かないんだよね……
パァンッ!って打ったポーズとか、飛び上がってハァ!ってやりそうなポーズで静止されることが多いし、まあスポーツ漫画の魅せ方だからしょうがないんだけど、3DCGの『リョーマ!』をあんだけ見た後だと、やっぱ動いてるってすげー良いなーーーって心底思ってしまったので、出来ればたくさん細かくダイナミックに動くといいな。



まあ、もうなんでもいい。
生きてるとキャラが3DCGで動いて踊る映画が見られたり、焼肉してる世界選手たちが見られたり、武道館で16年ぶりに「一騎討ち」を歌う城田優加藤和樹を見られたり、D2の試合中にコート内を掃除する観月さんが見られたり、まだまだ新しいものがどんどん供給されて、本当楽しいなって思います。


コンテンツとして長く続いてくれるってありがたいです。


あともうちょっとで始まるの楽しみ〜〜!!!
楽しみだね跡部様!!!!


くぅーーーー!!!!
盛り上がるーー!!!!!!!





何の意味ないブログ書くの楽しーー!!