整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

オタ活する上で、推しの「卒業」「解散」「活動休止」との向き合い方について


2020年8月12日に発表されましたが、
聡ちゃんが芸能活動を再開します!!!!!!


うれしーねーーーー!!!!
5人のSexy Zoneがまた見れるんですよー!!!


1年9ヶ月という年月が、長いのか短いのかは分かりませんし、私としては、必要ならもっと待つことだってできました。
ただ、本人やメンバー、スタッフの方々などが話し合って決めた発表のタイミングというのが昨日で、これからは5人でまた活動を再開していくというのはすごく嬉しいし、やはり短くはない期間を、待っていて良かったという気持ちでいっぱいです。


まだ具体的な活動再開については発表されていませんが、どうか無理しないで、優しい周りの方々に支えてもらいながら、ゆっくり活動をしてほしいです。




私は、Sexy Zoneのファンとしてこの期間をどう過ごせばいいのかを、何度も考えました。


答えは活動再開を知った今もわかりませんが、せっかくなら考えたついでに、少し自分の中の「卒業」や「解散」、「活動休止」について、整理したいと思います。





内容が内容なので、割と暗いし、すごく個人的な想いなので、読んで不快になる方もいるかもしれません。あくまで私の考えなので、それを推奨する気持ちもないですし、違って当然だと思います。ゆるく捉えていただけると嬉しいです。


◇◇◇


このブログで何度も書いてきましたが、私は大きく分けて3ジャンルのオタクをしています。

どれも所謂「3次元」と呼ばれる、実在している人物を応援することを伴うジャンルです。
そして、そのうちの2つは卒業と加入を繰り返すシステムなので、今までステージに立っていた推しが、明日からはもう見られないという出来事に何度も立ち会ってきました。

だからオタクの中でも、そういったことに慣れている方では?と思っていましたが、それでも聡ちゃんの「活動休止」は初めての経験で、どう受け止めたらいいのかわかりませんでした。


卒業や解散は、もう今後を見据えて気持ちを切り替えていくしかありませんが、「活動休止」は、復帰する可能性が残っているということになります。

もちろんそれは、希望が残り嬉しい限りですが、それがまた割り切ることもできず、難しい心情でした。
病気の程度はどうなのか、本人の意思はどうなのか、またどこまでそれを期待していいのか、その期待が彼を苦しめてしまうのではないか、でも期待してないなんて嘘でも言えないし……。


私が何を考えたところで、何が変わるわけではないというのは分かっていましたが、それでもファンとして考えずにはいられませんでした。


ただ、私は4人としての初めてのアルバム『PAGES』を聞き、そのコンサートを見て、たとえ今は4人でも、このままSexy Zoneを応援し続けたい、と強く思ったのです。


なのでそれ以降は、与えられるものを自分なりに楽しんで、4人でも嬉しいものは嬉しいと素直に捉えるようになりました。
もちろんその並びに寂しいと感じることもありましたが、それはそれで復帰を願う気持ちとして大切にし、変にに取り繕うこともしないようにしようと思いました。



人によってはそれを冷たいと思うかもしれないけど、あんまりこだわり過ぎて視野を狭めてしまうのは嫌だったんです。
だから私としてはこの1年9ヶ月も、Sexy Zoneのファンとしてしっかり楽しい思い出ができました。


ただこのある意味割り切って考えられるようになっているのも、他ジャンルのオタクをしていてからだと思います。逆にそれがなければ、メンバーの欠けたグループとの向き合い方が分からず、ずっと距離を取っていたかもしれません。

なので、以下で少し他ジャンルについて話していこうと思います。




◇◇◇


テニミュについて


テニミュは、通常公演には3校のキャラクター(キャスト)が出演します。主役校の青学、今回の対戦校、フューチャリング校(前回対戦校)です。そしてその公演が終われば、前回対戦校は一度卒業し、押出し式でまた新しい対戦校が登場するシステムです。
なので、ある意味毎公演がお披露目公演で、卒業公演なのです。やっと覚えて見慣れたキャストたちは、ストーリーが進むにつれて、1年から1年半程度でどんどん入れ替わっていくのです。


また2年に1度くらいのペースで、主役校の青学も卒業して、新生青学になります。


これは、他校とはまた異なり、格別に辛いです…。

ストーリー上はずっといる青学キャラクターたちなので、タイミングはいつも突然で読めません。また次のキャストがいる以上、本当に二度と帰ってきてはくれないのです。


これは、本当、初めて体験したときに、こんな非情なことはあるだろうか!と泣きじゃくりましたね。

長い時間かけて成長を見守り、毎日劇場でキャラクターとして生きてくれていたキャストたちを好きにさせたのは製作陣なのに、それを取り上げるなんて、好きにならなければ良かった…!とお通夜モードに入りました。

あくまで代替わりで、新しいキャストが同じキャラクターを演じると分かっていても、そんな簡単に割り切れるわけないと思っていたんです。



ただね!!

もうテニミュに関しては、慣れました!!!!


初めて代替わりを経験したときは、自分の感情が整理できず、「今までのオタクはどう生きてきたん!?もしかして全滅???」と疑うほどでした。
しかし新しいキャストが、また同じキャラクターとしてステージに立っている姿を見ているうちに、過去に縋って悲しむより、今を楽しむことの方が大切なんじゃないかと気づいたのです。


それを繰り返すうちに、さすがに学びました。
もちろん辛くて寂しいことは変わりありませんが、卒業を乗り越えたあとは、新キャストがまたキャラクターの新しい一面を引き出してくれるはずなので、今度はどんな子なのかな?と、新鮮な気持ちで応援し、変わらず楽しい時間を過ごすことができています。


また卒業することが決まっているからこそ、今しかない時間を大切にしたいという想いが強くなるし、それはきっとキャストも同じです。

このコンテンツの魅力である、二度と戻らない青春の追体験をさせてもらえる感覚は、やはり卒業というシステムがあってこそだと思います。

やっぱ卒業公演は泣けるし、色んな想いが込み上げてこの世の全てにサンキューバンザイしたくなるから、悲しいけど大好き……。


だから昔は「ネルケに奇襲かけて卒業延期してくんねーかな…」と危険な思想を抱きかけましたが、今ではもう「どうせ好きになるんだから、いっそ大好きにさせて卒業時ちゃんと殺してくれよ!!!」と身を差し出す覚悟です。


なので、基本的にテニミュの卒業は、もう大丈夫です!!!!

乗り越え方を学んだというか、割り切らねば後々後悔するのは自分というか…。


卒業後のキャストを追いかけ続けるならまた話は別ですが、私としてはあくまで『テニスの王子様』の延長としての『テニミュ』なので、やはり過去に囚われて、現在を見過ごすことは避けたいんです。

それもあり、一部のお世話になりまくった方々を除き、あまりキャストに固執しないようにしています。キリないし、何かあったとき悲しむことにもなるしね……!!(お察し下さい)



そんな感じで、卒業や代替わりが当たり前の『ミュージカル テニスの王子様』というコンテンツを楽しんできました。

まあもう、9年目だから…ね……。
このジャンルの住民としてはまだまだ新参者ではありますが、やはり流石に色々成長しました。


今回の3rd seasonについては、コロナの影響できちんと卒業できていないし、4th seasonについて何も発表がないのを考えると複雑な想いがありますが、本公演である全国立海でストーリーは完結しているので、マシなのかな…。


色んな続報を待ちたいと思います。



◇◇◇


ハロプロについて


こちらもテニミュと同じく、卒業と加入が繰り返されるコンテンツです。


ただ、卒業についてはテニミュほど割り切れません。
突然だし、理由も様々で、個人の卒業だけでなくグループの解散なんてこともあります。



暗くなってきたからやめよかな……。


ここ最近だと、こぶしファクトリーと、カントリー・ガールズの解散はやはりめちゃくちゃキツかった……。



まじでやめよかな!?(泣)




ただ、それを私個人どう捉えているか、というのを残していこうと思います。


まず個人の卒業については、もうマジで割り切るしかないです。
卒業にも色々ありますが、最も円満なタイプだと、最年長のメンバーが後輩たちに見送られて卒業するものですね。ゆかにゃとか、あやちょとか、飯窪さんとかかな…?
こんなんもー、本当に今までありがとうね!!!!って言って見送るしかないですよ…。

もふくちゃん、あと5年くらい現役でいてくれないかな……



ほんと、やめよかな!???!(3回目)


あとは、まだまだこれから!ってとこで、次のステップのために卒業するというものです。
鞘師やくどぅー、はーちん、やなみん、むろたん、最近だと佳林ちゃん、ふなちゃんとかかな……。ウン…。

これももう、本人の意志だなんて言われたらさ、どうしようもないよね。
だって、その子がそうしたい!って思っていることを、私たち応援する立場の人間が止められるわけないやん…。その子が好きなんだもの…その子の心も好きだから、受け入れるしかないよ…。


あとはもう、なんて言ったらいいかアレですが、突然のやつです。
これはもう、ゆっくり色々消化して、世界一柔らかい毛布で包んで穏やかに心を癒していくしかないです…。
(こちらのパターン、私自身ハロプロで推しがこうなったことはありませんが、テニミュ俳優で色々ありましたので、傷の深さはお察しします)


ここまでは個人の問題なので、グループとしての活動がなくなるわけではありません。
鞘師が卒業してもモー娘。はなくなりませんでしたから、引き続きグループを応援し、いっそその変化を楽しんでいくっきゃないな、と割り切りますね。
それでグループ自体にも魅力を感じられなくなったなら、やはりそれはもう自分向けのコンテンツではなくなったということで離れるのも仕方ないと思います。

推しが生きているように、自分も生きてるからさ…。生きてたら本当ちゃんと良いことあるはずだから、オタ活を休んだって絶対ちゃんと生きていけるよ……。



そんなふうにメンバーの卒業を見送ってきました。
本当、配慮が足りてない言葉とかあるかもしれませんが、個人的な考えです。



あとは少し触れた、グループの活動休止、解散ですよね…。

これももう、決まったことに関してはどうしようもないんでしょうね……。そこも「本人たちの意向」なんて言われたら、なんも言えないっすよ…。

カントリーもこぶしも、何か別の道があったのではないか、私がもっと熱をこめて応援していたら何か違っていたのではないか、と自分を責めるような感情を抱いてしまいます。

売り上げがどうとか、事務所の考えとか、正直私には分からないし、それがどこまで影響しているのか、考えるとキリがありません。

なので私としては、あまり考えないようにしています。

冷たいかもしれないですが、本当もうありのままを受け入れて、悲しくてやりきれないなら泣くし、でも生活に支障が出るなら少し距離を取り、時間が解決してくれるのを待ちます。


ただハロプロの場合は、他のグループとの繋がりが深いので、曲自体はかなり歌い継がれますし、そのグループの残り香みたいなのを随所に感じられると思います。
それが却って辛いこともあるかもしれませんが、やはり綺麗さっぱりなくなってしまうわけではない、というのは私にとっては救いになります。
(昔大好きだったバンドが解散したときは、二度と好きだった曲たちが演奏されないんだと実感し、めちゃくちゃ悲しくなったことあります。それよりは個人的にマシだなぁ…)



こんな風にハロプロについては考えています。
まぁ、きっと今後も色んなことが起こるはずですし、初めての経験に感情がうまく整理できないことがあるはずです。
こればかりはテニミュのように「もう大丈夫!」とは言えねえ……。
 
ただ、私はハロプロの曲がかなり好きなので、歌さえ歌い繋いでくれれば、何があってもハロオタとして幸せになれると信じています。

テニミュならキャラクター、ハロプロなら曲というブレない存在さえあれば、自分の中で変わらず応援していく理由になるんだと思います。




◇◇◇


やはりだいぶ暗い内容になってしまいましたね!!!!
聡ちゃんの復帰めっちゃ嬉しくてめでたいのに、なんか申し訳ないです。



ただ私は、この、生身の人間を応援する難しさに、よく直面します。


二次元作品を推すのも色々大変ですが、キャラクターを人物として捉えるならば、やはり性格はブレないし、急に自分の知り得ない存在になることも、見えないところでの余計な心配をすることもないです。
もしキャラクターに急展開があっても、あくまで製作陣の意図での出来事であり、自分の中で作り上げたキャラクター像は変わらず生き続けます。捉え方も、ある意味自分の都合次第で、どうとでもなると思っています。



ただ、実在人物を推すとなると、彼や彼女は文字通り生きていて、1人の人間として生活をしているということが、頭をついて回ります。

今この時間も、同じ世界上に生きているという事実は嬉しい限りでありながら、推しも自分のように、いや自分なんかよりもっともっと、色々なことを考えて、たくさん悩み、生活をしている人間なのかと思うと、自分はファンとして、そして同じ人間としてどう振る舞うべきなのかを、ぐるぐると考えてしまいます。


1年9ヶ月前の、聡ちゃんの活動休止にあたり、それを改めて考えていました。


ただ、正解はないし、個人個人での向き合い方を見つけていくしかないのかな〜と思います。

そして忘れたくないのが、相手も人間であるという事への、最低限の配慮です。


有名人への誹謗中傷について、まだ決定的な解決や対策はされていません。そんな中でSNSやネットニュースなどで簡単に言葉の刃を向けられる有名人たちは、本当に苦しいと思います。
1人の人間として生きる彼らが、有名税だなんて言葉で無防備に晒されてしまう現状が、ファンとしても心配です。
100の好意的な言葉より、1つの悪意ある言葉が鋭く刺さってしまうのが、人間です。どうか、少しでも優しい配慮ある言葉が飛び交う世の中になって欲しいです。


ちょっと話がズレてしまいましたが、卒業を決める人、活動休止を決める人、それを支える人など、色んな人たちの想いが報われて、皆んなが幸せになれたらいいな、って思います。


あとこれは上から目線みたいで不快に思われるかもしれないけど、正直、推しがいなくなってもオタクは大丈夫だと思っています。
そりゃ寂しくて悲しくて、人生に色が無くなったみたいに味気ない日々になってしまうとは思うけど、オタクはそもそも他人からの光で光合成が出来る特殊な生き物です。オタクじゃなかったら、自分に浴びる光だけでしか生きられないのに、オタクはそこを広げられる生き物なので、それが新しい推しなのかは分からないけど、絶対にまた周りに光を見つけて生きていけるはずです。

時間はかかるかもしれないけど、あんまり悲観的にならないで欲しいです。せっかく生きる活力貰ったのに、それを無くしちゃうのは悲しいしもったいないから、私は"推しのせい"で生きるのが辛くなるより、"推しのおかげ"で生きるのが楽しい、と思えるオタクになりたい…。


超上から目線な感じでごめんなさい…。
昔から好きなバンドが2個解散して、テニミュも毎回卒業してシーズンも変わって、ハロプロでたくさんのハロメンの卒業、解散を見送って、そうちゃんの活動休止を経験した上で私が行き着いた、超個人的な考え方です。



やっぱ着地点見失ったな!!!



あの、本当聡ちゃんおかえり!!!!!
Sexy Zoneのメンバー、スタッフ、私たちセクラバ皆んな嬉しいよ!!!!!!!!
待ってた!!すごく待ってた!!!!!

難しい病気と向き合って、復帰を決めてくれて本当にありがとう!!
信じてたけど、でも奇跡みたいで未だに信じられないよ!!!!!

聡ちゃんが活動してて楽しいとか幸せとか思ってくれるよう、私たちファンは精一杯応援するからね!!!!!!!

早く5人で歌って踊る姿が見たいなーーー!!!
楽しみだなーー!!!!!!!



なんか本当幸せな記事にならなくてごめんなさい!!
でも私は幸せだよ!!!!!

「共感」を超えるハロプロ曲の魅力 〜つんく♂の歌詞を実体験した事例まとめ〜

歌を聴いていて、よく歌詞の内容に「この気持ち分かるなぁ〜」って思ってしまうことがあります。

所謂「共感」てやつです。

歌詞の主人公の心情が自分の中でスッと理解できると、良き理解者を得たような心地よさや、より曲の世界観を深く楽しめた満足感があり、そんな曲との出会いは嬉しいものです。


ただ私は、いくつかのハロプロ曲、とりわけつんく♂作詞曲の中で「え、これあの時の私じゃん…」と、ピンポイントで自分の体験に重なる歌詞と出会うことがあります。

これはもう「共感」どころではありません。
マジの「実体験」です。

自分が何気なく経験した出来事が、作詞:つんくとして歌詞の中で歌われてるんです。
まるで意味わからん。
そんなの、ドン引きしつつ、そのまま昇天案件です。



ハロプロ曲は日常描写が細かく丁寧なので、きっと全世界のハロオタが、そのような体験しているのでは?と思います。
ぼんやり汎用性のある言葉や状況ではなく、より場所や時間を具体的に絞った言葉を多く使う印象なので、頻度は下がったとしても、鋭さを増した歌詞は、突然我々の心深くにサクッと刺さるのです。

つんく♂がどこまで狙っているのか、またどっから持ってきた内容なのか不明ですが、こういった出会いがあったら、まるで自分は特別な、素敵な人生を送っているんじゃないかと思わせてくれます。





という訳で、つんく作詞のハロプロ曲と、自分の実体験が重なってしまった事例について、語ってみたいと思います。



ここにきて初めてのつんく♂がテーマ!!!!

初挑戦ーー!!!!
だけど曲も多ければ世界観も深くて幅広いつんく♂を客観的に語るのは無理そうだったので、もう完全に諦めて、なんと主観で語ることにしました!!!!!!


胸を張るわけではないですが、そんな波乱万丈もなければ、ロマンティックもない、めちゃくちゃ平凡な人生を送る私です。
そんな私でさえ、なぜかつんくに自分の日常を切り取られ、ハロメンがそれを歌うという、奇跡みたいな出来事が起こっています。

こんなん、オタク語りたいに決まってます。



てか、絶対そんなの私だけに起きてる奇跡なハズないので、他人のそれ(通称:ひとそれ)もめっちゃ知りたいな!!というのもあり、とりあえず自分から語ってみよう、という訳です。



まあ、実際は「聞いて聞いて!私すごくない!?」という自慢もあります。(承認欲求高めなオタク)
だから、この自慢を読んでウザいと思った方、どうぞご自分の体験談を語ってください。

私が「すごすぎ!あんた生きるハロプロだな!!!!」と全力で讃えます。




だからとりあえず聞いてくれ!!!
羨ましがってくれ!!!
んで貴方も語ってくれ!!!!



毎度、前置き長くてすみません。

※自分の実体験なので、歌詞の内容についてより、自分語りの部分が多くなると思います。見ず知らずのオタクの自分語り(特に恋愛絡み)なんて気持ち悪いかもしれないのでご注意ください。
※自分の判定で「実体験」としているので、「え、全然状況違くない?」と思われるかもしれません。甘い判定です。でも自分の中で「この感情は、アレじゃん!!」と興奮したことには違いないので、多めに見て頂けると嬉しいです。思ったもん勝ち。



そんな感じで、早速語っていこうと思います。



◇◇◇


まず、1曲目。
私自身の、成長について切り取られました。

『アレコレしたい!』 Juice=Juice
作詞/作曲 つんく/編曲 近藤圭一 2014年

自分のお小遣いで コートを買う勇気
他の服が買えない ことは承知の上よ

これを描きたいがために書いたブログみたいなもんです。初めて聞いたとき、まんま自分の実体験が蘇って、びっくりしました。

そんな全然珍しい経験じゃないことは分かるんですが、個人的にめちゃくちゃ印象深い体験だったので、「こんなことある!?」とたまげたのです。



以下、回想。

大学1年生の初冬。私は新しいコートを探していました。

高校時代は自分の見た目に無頓着で、ずっと姉のお下がりを喜んで頂戴していましたが、私も大学生になり、ちゃんとお化粧をして、お洋服の好みもなんとなく掴み、オシャレを少しずつ楽しみ始めていました。

だから今年こそは、ちゃんと自分のバイト代で、自分が欲しいと思うコートを買うぞ!と決めていたのです。


そんな目的で、確か池袋のパルコかルミネを1人歩き回っていたとき、とあるお店で金ボタンの付いた黒いPコートと出会いました。

よくある流行りの形ですが、何より魅力的だったのは、ぐるっと襟に付いた大きめのファーでした。試着したらその大きいファーの効果で、なんか、えらい小顔に見えるんですよね。
フワフワであったかいし、黒いコートに薄茶色のファーという組み合わせが、自分的にめちゃくちゃ可愛く見えたし、それを着ている自分にときめいたのです。

ただオシャレ初心者としては、「ファー付きのコートなんてハードルが高いんじゃ…?」と思って迷いました。

さらに値札を見ると、確か16,000円くらい。
社会人の今から考えれば普通ですが、大学1年生の私は「高いな…」と思いました。
当時バイト代は月4万くらい。
そこから携帯代と学食の昼食代やサークルの飲み会代などを考えると中々の値段。
ファーだけでもハードル高かったのに、値段的にも手を出しにくく感じ、一旦諦めて他のモノを探しに歩きました。


ただその後、どんなに他所のお店を見て回っても、あのファー付きPコートが頭から離れなかったし、あの時に感じたトキメキは得られませんでした。
「これは、もう、あれを超えるコートには出会えない!」と意を決して、もう一度同じ店に行き、もう一度試着をして、私の心は決まりました。
トキメキには逆らえないのです。

なんとなく現金で買いたくて、歩き回って疲れてるのに、さらにお金を下ろしにATMまで行って、また店に戻って、とうとうファー付きPコート(16,000円)を購入することができました。


この時、デザイン的にも価格的にも背伸びしたものを、勇気を出して購入出来た自分に、めちゃくちゃ気分が高揚したんです。
「やったー!やったぞー!!!」とホクホクして大きな紙袋を下げ帰路についたのを覚えています。


ね、歌詞のまんまでしょ????(ドヤ顔)


しばらく経ってからJuice=Juiceがこの曲を歌っているのを聞き、「これ、あの時の私じゃん!?」となったのです。

惜しいのは、私の場合「お小遣い」ではなく「バイト代」だったこと。
だいぶ捉え方が変わるのは承知の上です。
もしかしたらバイト代だったからこそ、より心に刺さった可能性もあると思います。


こんな風に私が長々と語った思い出を、つんくは僅かな言葉で綺麗に包んでくれました。
このとき何気なく経験していたことは、実はオシャレをしたい女の子の、勇気を表す事例になるような出来事だったなんて…!!

コートを選ぶまでの経緯は、自分的には勇気ある行為で思い出深いけど、まあそんな特別ロマンチックな事では全然ないし、むしろ普通のコート1着にそんな迷ったなんて恥ずかしいとさえ思っていたので、あまり人に話したりもしませんでした。
なのにつんくにこんな風に見抜かれて、驚きつつも、自分の行動を肯定してもらったような気分になり、すごーーく嬉しかったです。



余談。
結局このコート、周りからも普通に褒められて、数年着続けました。ただ大きいファーは、やはり合わせにくい時があり、外してしまうことが多かったです(笑)。
それも含めて勉強になったし、自分のトキメキを信じて良かったな〜と、当時の自分をヨシヨシしてやりたいです。






どうですか………???
こんな感じで以下も語っていきますが、大丈夫ですか?
キモくないですかね?
許容範囲だと嬉しいのですが…




◇◇◇


続いて2曲目。
私の友人関係について。


『友達は友達なんだ!』 Berryz工房
作詞/作曲 つんく/編曲 オオバコウスケ 2010年

もち 終わった恋ばな みんなできちんと料理
うまい笑い話に変えてあげるさ
そのうち傷も癒えて自分で乗り突っ込みが
出来るはずさ

この曲はもう、全体通して身に覚えのある状況ばかりなんですが、つんく、どんな風に生きてればこんな女子の行動を把握できんの??
マジで千里眼のスペックホルダー説あるわ。

自分の恋愛ネタとか、語るのちょっと生々しいし、普通に恥ずかしいんですけど、でも勇気を持って話すわ。私のこと。



以下、回想。


これも大学生の時ですが、初めての彼氏と別れました。
細かいことは割愛するんですが、とにかく彼といても、楽しくないんです。

こんだけ語りたがりな私は、リアルでもお喋りするのが大好きなんですが、彼は特に会話がいらないタイプで、一緒にいてもマジで無言の時間が8割、残りは私が必死に話す2割。
相手からのアピールを頂いてお付き合いを始めたのに、こんなの、はっきり言って超つまんない。

耐えられなくて、それを正直に彼に伝えたら「君を楽しませようなんて、考えたことなかった」って言われたんです。
「えええぇ!?」と超ビックリしたし、それは人としてどうなの?と思った時点で考え方が根本的に合わないと確信したので、速攻別れました。

ま、そんなのは全然いいんです!!!

彼が悪いとかでなく、色んな考えの人がいるということで、良い勉強になりました。
だから特に傷心とかはしてないんですが、かなり疲れたので、しばらく彼氏とかいらねえな、とは思ってました。


その後、タイミング良く、久々に会う友人グループで1泊2日の旅行に行ったんです。

衝撃的だった彼の発言を聞いて欲しくて、夕飯時にその話をしたところ、なんか皆んな凄い笑ってくれるんですよね。
「そんなこと言う彼氏、やばいでしょ?」
「普通、好きな相手を楽しませたいと思うはず」
「別れて正解」
と、私の味方をしてくれるんです。

初めての彼氏だったので、当然初めての別れ話でもあったのですが、こんなにも盛り上がってくれるもんなのか!と楽しくなってしまいました。
「ですよね!!!!」と全部吹っ切れて、すごく笑えたんです。

しかも、周りも色々話し出すんですよ。
「他の女を知ることで君の大切さを確認したかった」とトンチンカンな言い訳で浮気した男。
別れ際に「お前の嫌いだったところ」を長々と語り始める男。
まあその他諸々。

又聞きを含めて止まらなくて、なんていうか、めちゃくちゃ面白いんですよ。

きっと本人たちは色々な感情があったはずなので、本心は分かりませんが、なんかもう、それをネタとして笑い話に昇華する、友人たちの心強さに感動しましたね。


普段そんなに恋愛色強くない友人たちなんですが、色々あったんだな、と思ったし、例え、もしまた恋愛が上手くいかなくても、こうやって語れば私の味方になってくれる人がここにいるんだ、という安心感に救われました。


で、ですよ。

この曲はリアルタイムでは認知していなくて、ここ数年でBerryz工房再履修時に出会い、また例の「え、これ、あの時のウチらじゃん!」となったのです。

当時の安心感がこういう友情から生まれたのなら、友人にも感謝したいし、自分もこうでありたい、と思いました。
また、ベリーズたちに友人たちのような親しみを感じられて、勝手に嬉しくなります。


たぶん曲の主人公は、もう少し若い設定だと思うんですけど、それでもこんな風に自分と重なることに驚きます。

別れ話って、もっと腫れ物のように扱われるイメージがあったので、あんな風に楽しく笑ってしまって、正直少し別れた彼に申し訳なく思っていた部分もあったのですが、この曲との出会いで、さらにそれも吹っ切れました。

世の中の、色んな人の元恋人の方々、ごめんなさい。あなたの別れ話、すっかりネタにさせてもらってます。しっかり笑ってます。
だって、つんくがそう言ってたし、Berryz工房がそう歌ってた。

許してニャン!!!




いや〜こんなん自己肯定感爆アゲですよね!!!!
ハロプロ聴くだけでこんな自己啓発の効果あるから、マジで悩める人類全員履修した方がいい。


◇◇◇


続いて、まだある!!!!
3曲目!!!!!
なんと、恋愛について。


I&YOU&I&YOU&I』 タンポポ
作詞/作曲 つんく/編曲 永井ルイ 2002年

自分の悩みを 打ち明けた時
吹き出すなんて ずるいよ

でもちょっと 私は 救われたような
楽な気持ちに なっちゃったよ

こんな甘くて可愛い歌詞を、一般人が実体験するわけないだろ!と突っ込まれそうです。

まあそりゃ全体を通すと全然未体験なんですが、この部分だけは重なっていると私が感じてしまったので、しょうがない。ちゃんと認可降りてます。(?)


ちなみに、この曲に関しては、曲を先に認知していたので、体験時に「これってあれじゃん…」となりました。

そんなケースもある。



以下、回想。

現在、恋人と同棲しているのですが、一緒に暮らし始めて半年くらい経った頃の話です。

仕事を終えて帰宅してテレビをつけると、すごくショッキングなニュースが速報で流れてきました。

被害者も多数出ている実際の事件なので、特定することは伏せさせて頂きますが、全部のチャンネルがその事件に関しての緊急報道に切り替わり、普通の夕方から一変、騒然とした状況になってしまいました。

オタク気質なのもあるのか、私は普段から衝撃の大きいニュースや物語を目にすると、そこに意識が引きずられて、悪夢を見ることがあります。
なのであまり重い話は見過ぎないよう気をつけているのですが、この日は情報が錯綜するテレビを、どうしても消すことは出来ませんでした。

直接自分の周囲に被害はありませんでしたが、とにかく衝撃が大きかったので、被害者や遺族の方を考えると本当に心苦しかったし、なぜこんなことが?とか、どうして防げなかったのか?と色んな方向にグルグル考えてしまい、なんとも心身が疲弊してしまっていました。

しばらく経って深夜ごろ、仕事を終えた彼が帰ってきたのですが、なんだかすごく"普通"なんです。
ポチポチとスマホいじって、"普通にご機嫌"だったので、気になって「ニュース見た?」と聞いたら「え?ニュース?見てない。何かあったの?」と聞き返されたんです。

そんなことある?と思い、いじっているスマホを覗くとYouTubeで『驚くべき深海生物の生態!!!』みたいな、デカい見出しがウリの動画を再生していて、「やばいよ、深海魚」とか言ってきました。

それを聞いて、私思わず吹き出しちゃったんですよ。仕事中は通信機器を遮断される彼は、なんとまだこのニュースを知らなかったんです。

何も知らないまま電車に乗って、SNSも疎いので、適当にYouTubeを開き、「深海生物やばいな…!」と思いながら帰ってきたのでした。


それは大人としてどうなの?とも思うのですが、なんだかこの時は、心が軽くなってしまったんですよね。


なんとなくその動画を私も一緒に見て、「なるほど、深海魚やばいな…」と思ってから、彼には大人としてちゃんとニュースを確認してもらいました。


その夜、悪夢を見ることはありませんでした……かどうかは、正直全然覚えてません!!



まあ、これだけの事です。

正直、曲の主人公ほど「自慢の彼♡」と思うばかりではないので、残念ながら一部の抜粋になってはしまうのですが、この時、ふとあの歌詞が浮かんで、彼のこういうところに救われることもあるんだな、とじんわり感じました。


あんな愛に溢れた歌詞を、こんな自分の出来事と重ねるのは恐縮なのですが、確かにふと思い浮かべてしまい、めちゃくちゃ納得してしまったので、もう許してニャン!!!(ヤケクソ)

一方の気持ちに寄り添うだけが愛ではないし、違うからこそ救われることもある、というのを改めて教えてもらった気がします。



私自身、恋愛に疎くてあまり語れる事がないのですが、もっと沢山の、特に思春期なんかに恋愛経験があったら、他にもたくさんの歌詞を実体験出来たんだろうな〜〜と少し惜しくもなります。
でも実体験なんてしていなくても、想いを重ねたり、情景に想いを馳せたりして、つんくの紡ぐ恋愛観を楽しむことは十分出来るので、自分は自分らしく、素直に生きることがなにより大切ですね。




なんか上手くまとまりませんが、この話はここまで!!!!!!




ラスト!!!
ノッていこう!!!!!



◇◇◇


4曲目。
結局はLOVEでしょ。
そう、オタ活について。



『世の中薔薇色』 Berryz工房
作詞/作曲 つんく/編曲 宅見将典 2012年

Ah 羽があったら飛んでっちゃう
Ah 花火だったら景気良く ドカ~ン!


この部分、です。

というか、オタク活動して楽しいことあったら、だいたいの人は「世の中薔薇色!」と踊り出したい気分にはなるハズです。

個人的に特にここで語るイメージは、2016年のひなフェスで、我が推し譜久村聖ちゃんがソロで披露したやつです。
Berryz工房への愛と、それを自分が披露できる喜びや誇りが溢れ出てて、最高のパフォーマンスでしたね…。

あの愛に満ちたイメージが染みついていたので、きっと自分の中で結びついたんだと思います。


以下、回想。

ハロプロだけじゃなく、テニプリSexy Zoneの兼オタなんです。
なので申し訳ないのですが、ちょっとだけ他ジャンルのお話にお付き合い頂けると嬉しいです。


テニプリオタクとして『ミュージカル テニスの王子様』(通称テニミュ )にもまあまあ通っているのですが、数年前の公演帰りのお話です。


これについては日付まで分かります。

2017年7月14日。
ミュージカル『テニスの王子様
3rdシーズン 青学vs立海公演

初日!!!!!!!!


そのあまりの素晴らしさに、この曲が脳内で流れました。


原作漫画の流れを追うテニミュも、3rd seasonとして既に3周目…。
そんな3rdもいよいよ中盤となるのが関東立海公演です。

青春学園が、関東大会で、立海大附属中学校と対戦する」という公演なんですが、この立海はとんでもない人気校で、もちろん私も大大大好きでした。

しかも私がテニミュに手を出し始めたのは、2nd seasonの関東立海公演からなので、これで丁度一周になります!めっちゃメモリアル!!
あと大好きな立海キャストをイチから見れるというのも初めてで、楽しみなことばかりでした。

(テニミュのしくみについて知らない方すみません。どうぞサラっと読み流してください。)


もちろんそれまでの公演もめちゃくちゃ楽しかったし、常にロマンティック浮かれモードではあったのですが、こんな感じでこの公演はちょっと特別でした。


ミュージカルは漫画と違って、スケジュールや流れが決まっているので、好きなときに好きなキャラと出会える訳ではありません。
好きなキャラと出会うためには、じっとその時を待たなければいけないのです。

何かを待ち続けるのは、そんなに簡単なことではありません。
好きな気持ちを維持し続けないといけないし、コンテンツ自体も続いていなければいけません。待って、待って、自分自身もその場へ出向かないと出会うことすらできないのです。
だから私は、大好きな立海キャラと出会えるその時を、本当に心から待っていたんです…(泣)


迎えた当日、簡単に言うと、めちゃくちゃ良かった……。
ビジュアルも歌声も雰囲気も、原作やアニメのキャラクター像を投影したかのような再現度で、「生きてる…!」って思いました。
構成も演出もわかりやすく、新曲やアレンジももう本当に好きで、3時間という長い公演時間も、体感3秒です。
あっという間。


待っていたものに出会えた喜びって、こういうものなんだ!!!という気持ちで最高潮に舞い上がっていました。


そして公演終わり、友人と後楽園駅までの道のりをキャーキャー歩いていると、夜空を見上げれば、トーキョードームシティーの観覧車が光っているんです。

その時ふとあのふくちゃんの歌う姿が蘇って、思わず「なんかもう、飛べそう…!」と呟きました。
すると友人も「分かる!!!!!」と言ってくれたんです。

観覧車を指差して、
「あの辺まで、余裕で飛べる!!」
ラクーアの屋根をトントン飛べる!!!」
「あっちのビルまで行けるね!!!!!」
と次々と上を指差して「飛べる!」と連呼しながら歩いてました。


ええ、なかなかにキモかったと思います。


ただ、もしかしたらあの時のふくちゃんも、こんな感じで高揚していたのかな?と思うんですよ。
だって好きなものを享受しているときって、身体が軽くなって、心も舞い上がって、まじで飛んで行けそうになりません?
あの時の友人は即答してくれましたが、皆んなもきっとそうですよね??


他ジャンルでも、余裕で脳内に入り込んでくるなんて、つんくパワーすご……。
改めてそんな風に感じる事案でした。






以上!!!!!!


私が自分で、「やべーー!つんくの歌詞体感しちゃったぜ!!!!」と思った事例紹介でした!


お付き合いくださった方いたら、ありがとうございます。


「回想とか言って、こんなん妄想だろ?」と思われても仕方ないですが、まあ確かに都合のいい回想ではあります。

ただ、過去を都合よく考えさせてくれるつんくが凄くないですか?どうなの?
まあもちろんわたしが勝手に思っている自己満足です。



ぜひそんな魅力が詰まったハロプロのことを、もっと知って欲しいです。

曖昧に濁された言葉で、安っぽい「共感」を得ようとする曲に飽き飽きしてる、そこのアナタ。
ハロプロには、アナタの心を狙い撃つべく待機している曲が必ずあります!
ぜひつんくに見透かされる快感と出会って下さい!!


まあ共感とか実体験とか色々言いましたが、そんなの無くったって充分ハロプロ曲を楽しむことは出来ます。

むしろかけ離れた状況だからこそ、好きな曲も沢山あります。

だから自慢といいつつそんな自慢になってないことも分かってます。ただちょっと書き残して見たかったんです。


どっからこんなエピソード湧いてくんの?と思うハロプロ歌詞ってたくさんあるので、他の人のそういう話もぜひ聞いてみたいです。
「こっちだって負けてねーぞ!!」という方がいたら、ぜひとも語って下さい!私が勝手にお待ちしております!!



つんく以外のハロプロ曲について書いた記事がこちら↓↓
szhello.hatenablog.com
もしよろしければ合わせてどうぞ〜!


あーー楽しかったー!!

ハロプロ激おこ曲好き語り〜怒る女の子の魅力について〜②JJ、こぶし、つばき編

喜怒哀楽の中で、もっとも表面化させるのが難しいのが"怒"だと思います。
出来れば抱えたくない感情だし、多少の悪意を伴うから、出来ればあまり人に知られたくないです。


また自分の怒りだけじゃなく、他人の怒りというのも厄介です。
通勤時に電車で喧嘩してる人たちなんて見ちゃったら朝から嫌な気分になるし、最近はネットでの誹謗中傷なんかも、対象と自分が全くの無関係だろうが、目に入るだけで負のオーラに当てられて精神的にダメージをくらうことがあります。


こんな風に厄介なことばかりだけど、やはり生きていれば必ず湧いてきてしまう怒り…。
あまり溜めこみたくはないし、かといって爆発させたら後悔しか残らないだろうし、大人になってもなかなかうまい付き合い方って見つからないです。




でも、そんな!!!
暗い感じの話は!!!!!!
したくないんだ!!!!!!!!!!




てことで、前回書いたときは特に何も考えず"ハロプロのキレてる曲について語りてえ〜"って気持ちで書いたんですが、現在"怒り"という感情が、より厄介な状況になってしまい、テーマとして軽く扱いすぎちゃったかな?と思いました。



好きなハロプロの激おこ曲を語るシリーズです。

↓こちらが第1弾。
szhello.hatenablog.com
※読んで下さった方、星までつけて下さった方、本当ありがとうございます…!


だからといって、為になるような文章を私は書けない…!!!(泣)
諦めて前回同様のテンションで書くので、ちょっとでもオタクが「分かる〜〜!」って楽しい気持ちになってもらえたら嬉しいです。


というわけで!!!
前回のモーニング娘。'20、アンジュルムに続き…

今回は、

の3組の激おこ曲について語ります!!!




※あくまで個人の感想、思考です。素人が好きに語るだけなので、色々捉え方が違うと思います。ご了承くださいませ。


Juice=Juice

ハロプロ内でもトップクラスの歌唱力とダンススキルを持つエリート集団。
大人な女性路線の曲がよく似合うし、艶っぽい表現が得意です。そんなイメージだからこそ、激おこ曲は見栄や意地を張ってしまうことで感じる息苦しさや、周りからの扱いに「もう無理!我慢できない!!」とあふれた感情を歌うものが多い気がします。
見た目も美しいし、パフォーマンス力もあるので"強がっちゃう女の子"が抜群に上手い。
新メンバーの二人もまだ幼いのにその辺の表現が絶妙で好きです。先輩たちと比べると、振り絞ってる感が強くて、切なさが増す気がするので、佳林ちゃん卒業後も、そのあたりに注目して応援していきたいです…!!


裸の裸の裸のKISS
作詞/作曲 つんく/編曲 平田祥一郎 2014年

「ラテンEDM」という、つんくとヒラショーのセンスが爆発して生まれた新ジャンル。

愛の真偽を確かめたいけど素直になれなくて、ちょっと消極的な彼に物足らずイライラしてしまう、といういじらしい恋心の歌詞。タイトルがやばいし、ラテンの扇情的なリズムによってやたら熱っぽく仕上がっています。
年齢的にはみんなまだ幼いのに曲が妙に色っぽいという、ハロプロ特有のアレが詰まった一曲。

曲と歌詞は情熱的なんですが、メンバーの歌い方は結構淡々としていて、それが歌詞の通り「甘い顔は出来ない立場」の主人公(どんな立場じゃい)を表現していてハマります。
外からは分かりにくい、熱い内情との差が際立って最高。この計り知れない感じ、いいですよね…!

"愛してるなら全部分かってほしいし、全部満たしてほしい。だって愛してるんでしょ?"って少し試すような構えが、女の子のちょっとずるい部分を見せていて、たまりません。
相手への要求がたくさん沸いてきて、でもそれを素直に伝えることなんて出来なくて葛藤している姿は、切なくていじらしくて可愛いです。

こんな無茶な要求を抱えていて、果たしてこの子が満たされる日は来るのかな…?と余計な心配をしてしまいますが、こんな風に色々要求してイライラしちゃうのも、相手が好きで手放したくないからなんでしょうね。

Juice=Juiceならではの"激おこ"を、3rdシングルでここまで特徴付けられるのがすごいなぁ~と思いますし、まだ幼いながらそれをしっかり表現できる彼女たちのスキルが魅力的な一曲だと思います。

「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
作詞/作曲 山崎あおい/編曲 鈴木俊介 2019年

「Juice=Juice×山﨑あおい」という新たな最強タッグを全ハロオタに見せつけた、大人JJを代表する名曲。

公開されたとき、あまりにストレートすぎる曲名と、サムネの宮本佳林ちゃん(さん)の吸い込まれそうな黒目に怖気づき、正直何日か寝かせてしまいました…。ごめんなさい。
でもあまりに評判が良いので聞いてみたら本当に素晴らしくて"Juice=Juiceが目指していたものはここだったんじゃないか"と感じてしまうほど、歌詞、曲調が、今の彼女たちにハマっていました。

曲名を見たときは、もっと痛々しい拗らせ女子の悲痛な訴えかと思ったのですが、全然そんな厄介さはなくて、疾走感ある鋭い楽曲と激しいダンスによって、暗さや悲壮感は吹き飛ばされています。だから主張強めな歌詞も受け止めやすくて、街頭演説とかしても支持者増えそうなくらいの正当性を感じますね。

寂しいなんて言えずに、頑張って人に頼らず生きている主人公をよそに、弱さを隠さずに生きる子の方が周りに助けられて幸せそうにしているなんて、そりゃ不公平さを感じますよね。弱そうな子だってきっと色々あるにせよ、単純に頑張ってない方ばっか報われてたら"なんか違くねぇ?"って思ってしまいます。
そんな中で追い討ちのように「ひとりで生きられそう」なんて突き放すようなこと言われたらすごく傷つくし、私だってキレます。(「少なくともアンタがいなくても生きていけますね」くらい言い返す。)

だいたい人間そんな分かりやすい訳ないんですよ。黒髪だから真面目な子とか思ってちゃダメだし、大人ぶってもそれはそれだし!世の中の人間が皆んな見た目通り、印象通りの生き方をしている訳ないんです。
そんなことも知らずに「ひとりで生きられそう」なんて無神経なこと言う奴は全員Juice=Juiceの極太ヒールで蹴飛ばされて下さい。(ご褒美じゃないぞ!)


さらにこの歌のすごいところは、最後の3行です。

「ひとりで生きられちゃうの」
それは素敵なはずでしょう?
胸張る私になって 誰か愛したい

あんなに負の感情に囚われていましたが、最後ちゃんと光を見せるとこまで持っていける歌詞に衝撃を受けました。
共感を得るだけじゃなく救いまで見出してくれるなんて、山崎あおい凄すぎない!?

この「誰か愛したい」を歌う、かなとも(金澤朋子ちゃん)がさぁ〜〜!もう、全人類が服従したくなるようなカッコいい歌い方するんですよ〜〜〜〜!!!

疲弊したOLが帰りに寄るコンビニで、お弁当にそっとCD紛れ込ませて布教したい。それか最近レジにディスプレイついてるからそこで流したい。
この曲の主人公も、自分の強がりや弱さも受け入れてくれる優しい人と出会って、幸せになって欲しい。この曲はたくさんの人を救ってくれたから、あなたも負けないでくれ。


新曲「好きって言ってよ」もこのタッグで、最高ですよね…!
この路線似合いすぎるから、今後も期待です!!



ちゃんさんの卒業は悲しいけど、早くれいれいが加わったJuice=Juiceも見たいし、新メンバーの成長も楽しみだし、あんなに完成度が高いのに未だ未完成なのかよ…!ってなります。すごいです。
見所たくさんなJuice=Juiceがどんな風に変化していくのか分かりませんが、変わらず応援したいと思います。

以上、Juice=Juiceから2曲でした!!



こぶしファクトリー

今年3月に解散してしまいましたが、ハロプロらしい素敵な"激おこ"曲を歌ってくれたので、もちろん語ります!

彼女たちの曲はとにかく真っ直ぐで力強くて、"激おこ"曲も先述したJuice=Juiceとはまるで系統が違う燃え方をしています
"これから正論突きつけてくんで、分かってない奴ら一列に並べや"
みたいな、正義系ヤンキーみたいな男前感あるんですよね。見た目は可愛い女の子だから熱苦しさは軽減されてるけど、ハロプロ随一の熱血系。青春ドラマが一番似合う。

だから大体怒ってるんですけど、でもどこか優しさや正義も感じるので聞いていてすごく気持ちいい怒りなんですよね。
ほんと、色んな怒りがあるんだな〜〜って思わせる素敵なグループです。



「念には念(念入りver.)」
作詞/作曲 アベショー/編曲 鈴木俊介 2015年

初めて聞いたときの衝撃が凄かったですね…。「ドスコイ!ケンキョにダイタン」もですが、こぶしファクトリーというグループの方向性が分かりやすく示された大切な曲だと思います。

パワフルな曲調と、シンプルでストレートな歌詞がカッコいいし、メンバーも"本当にデビュー…?"と疑うほど堂々とした歌いっぷり、踊りっぷりで、もう逞しくてめっちゃいいです。
「あなたは」という、文字にするとたった4文字のフレーズをビシッと力いっぱい指差して歌う姿に、ドキッとします。特に大サビ前のあやぱん(広瀬彩海ちゃん)→さこちゃん(和田桜子ちゃん)の、畳み掛けるような連続「あなたは」には"わ、わたす?"と「ビタミンME」の前田こころちゃん並みにビビりますね。この、画面越しにめっちゃ巻き込んでくる感じ、大好き。

ぶっちゃけ、歌詞では大したこと言ってないんですけど(失礼)、シンプルでイメージしやすい日常のイライラ描写と、伝えたいメッセージ性が分かりやすくて気持ちいいです。
ねんねん」というか響きが可愛いし、「準備態勢万端?」を「じゅんびぃーたいせーぇ ぶわぁーんたぁーーん」と一音一音に力を込めて歌うので物足りなさとかも全く感じません。

可愛らしい女の子達が髪振り乱して睨んでくるから何を言うのかと思えば、「念には念を入れるんだっ!!!」って教えてくれるという、優しい世界。
"なんだこのちょっと面白いの……たまんねぇな……"とクセにさせる作戦ですね。まんまとハマりました。(ちょろい)
未だに折り畳み傘をカバンに入れるときに「忘れんな アンブレラ」と歌う癖が抜けません。

コールも楽しいし、肌でこの熱量を感じたいので、ぜひ現場で聴きたいなぁ〜〜と心から思う一曲です。



「Oh No 懊悩」
作詞 児玉雨子/作曲 星部ショウ/編曲 平田祥一郎 2019年

女の子のあるあるなストレスを、楽しい語感で表現した児玉雨子の作詞と、ファンキーでノリのいい星部ショウの作曲と、それらをこぶしのカラーにまとめ上げたであろうヒラショーの編曲がそれぞれ強い個性を放っていて、この若手2人のタッグ、という点でも好きな曲です。

これはもう、可愛い。
懊悩して頭抱えてるところには申し訳ないけど、こんな怒り方なら元気いっぱいで可愛いなと思ってしまいます。
リズムと合った言葉選びが魅力的な一曲なので、聞いていてすごく楽しいです。
ストレス発散曲として共感する部分がたくさんあるので、聞いてもMV見ても、パワフルに騒ぐ彼女たちにスッキリした心地になります。

3時間半も人の悩み相談を聞いてあげるとか、もう良い子すぎる。てか3時間半も話すってことは、もうそれただの愚痴じゃん…。きっと同じ話をぐるぐる聞いていたんでしょうね。あるある…大変だったね…。いいよ!!どうぞスッキリするまで叫んで!!!(ご近所さん目線)


この曲の好きなところは、こぶしっぽい真っ直ぐな怒り方ではありつつ、怒りの内容はしっかり大人っぽくなってるところです。
「念には念」では、自分の身に降りかかるツイてない出来事にワーーッ!となってしまう怒りですが、「Oh No 懊悩」の悩みは人間関係で良い人演じてたらいつの間にか "都合いい人" になっちゃってワーーッ!となっています。
このしっかり社会性が身についているところに彼女たちの成長を感じ、"ああ、こぶしも大人になったな…"ってなんとも嬉しくなってしまいます。
2番で「やっぱり好きだよ笑」というメールが男の子から来るのも、年頃ならではの鬱陶しい悩みの具体例として的確すぎて、雨子らしい鋭さも感じられて大好きです。


こぶしの真っ直ぐさは他にない魅力だったので、このカラーがハロプロから去ってしまうのは非常に惜しいです。
ただそこはもう本人たちの言葉を信じて、今後を見守りたいと思います。
こぶし組は絶対幸せになろうな…!!


以上、こぶしファクトリーから2曲語りました!!


つばきファクトリー

ハロプロ特有のジトッとした怒りがめちゃくちゃ似合うグループです。清楚さと陰湿さが同居する、腹の底が見えない感じがなんともたまらないグループ。たぶん不機嫌なつばきファクトリーがいたら部屋に加湿器いらないし、窓は全部結露すると思う。(勝手な妄想)
つばきの怒りはハロプロの中でもめちゃくちゃ厄介な気がします。だって「怒ってる?」って聞いても絶対「怒ってない」って言うじゃん…?どうすりゃいいのよ…って1番なるやつ。
この面倒くささ、個人的にめちゃくちゃハロプロ感じて大好きです。



「気高く咲き誇れ!」
作詞 児玉雨子・Rap詞 角田崇徳/作曲 /編曲 Jean Luc Ponpon 2015年

インディーズシングルですが、めちゃくちゃつばきらしいので語ります。
この曲は掴むべき目標に向かって様々な誘惑に負けないよう、自分を厳しく戒める内容です。
雨子の鋭い切り込み方が光る歌詞で、メジャーデビューを目指すつばき達へのエールでありながら、彼女達自身の決意表明の面も感じられて、当時の彼女達だからこその説得力に、私自身もちょっと姿勢を正したくなります。

特にキュッと緊張するのが、

遊び 誘い 無視 あくび嚙みつぶし
ちょっとだけ、さみしい 今は我慢 よくお聞き

という部分ですね。
ちょっと周りの誘惑や孤独に揺らいだ瞬間に「よくお聞き」とか言われたら、もう鞭がしなる音が聞こえるくらい怖い。ビシッと隙を突いてくる感じ…児玉雨子だぁ…。「よくお聞き」なんてディズニーの悪役とかでしか聞いたことないのに、つばきに言ってもらえるなんて、私は嬉しい…(ドM)

正直初めてこれを聞いた時は"おいおい新人にしてはなんか暗くない?全然フレッシュさなくない??"と思ったのですが、もうそれは既につばきファクトリーの色味だったんですよね。
メジャーデビュー前だから"私たち、これから一生懸命頑張ります!"って曲を歌うのはよくあるかと思うのですが、その方向性がちょっとズレてるというか、こんな魅せ方をしてくるのが流石ハロプロだし、つばきファクトリーらしさを感じて、めっちゃ良いなって思います(語彙力)。

当時はちょっと可哀想だなと思ったけど、今となってはこれ以上ないんじゃないかと感じるほどハマっている曲です。



「表面張力〜Surface Tention〜」
作詞 チーム飛松&児玉雨子/作曲 チーム飛松&白戸佑輔/編曲 鈴木俊介 2018年

これテレビの企画で学生さんが制作した曲なんですけど、プロのサポートを受けているとはいえ、めちゃくちゃ良いです。
精神的にぐちゃぐちゃで、もういっぱいいっぱいギリギリな状態を「表面張力」と表現するパワーワードセンスが天才だし、曲も明るくてノリがいいんだけど、軽すぎない絶妙な重厚感もあって、本当カッコいい。鈴木俊介らしいファンキーなアレンジも効いてて、普段のつばきとはまたちょっと違う魅力が溢れる一曲です。

ひと息つくつもりでカフェに来たけど全然落ち着かなくて、むしろ人の多さとかに急かされて余計に追い詰められたちゃった女の子のイライラが、分かりやすい日常的な実例を交えつつリズムよく歌われるので、すごくスッキリします。
「やんややんやと振り回されちゃって」や「なんやかんやで無駄に忙しく」の言葉の響きのセンスがめっちゃ良くて、この言葉しかない!と思うくらいハマってます。
何より、やんややんやしてる皆んなが可愛い。天才か。

単純に恋愛絡みじゃない悩みを歌うつばきが珍しいから、普通の女の子っぽくて良いですよね。
オシャレして盛ったら自分が減った気がして虚しくなっちゃうのとか、周りの子に影響されて自分のポジションが分かんなくなっちゃうのとか、年頃の女の子感が出てて、清楚系なイメージと合ってて魅力的です。

これはこれですごくつばきファクトリーらしいから、新たな良さが引き出された曲として衝撃だったし、何度聞いてもカッコよくて大好きな曲です。

あとこの曲はアプカミでベースRECの様子が収録されているので、もし未視聴の方いたらぜひ見てください!
https://youtu.be/NxwYmrGteM4
楽しそうにベースをかき鳴らすおっちゃん(みんな大好き笹本安嗣さん)の映像がこんなに見ていて気持ちいいだなんて、初めての気持ちになりました。
ハロプロの音楽への拘りが見えて、好きだ…って100回目くらいに惚れ直す曲です。



「3回目のデート神話」
作詞 児玉雨子/作曲 中島卓偉/編曲 炭竃智弘 2019年

めちゃくちゃ面倒くさい怒りを歌うつばきファクトリーとして、よっしゃー!と私は嬉しくなってしまう曲です。
「今夜だけ浮かれたかった」のトリオが再集結しただけあって、系統は似ていますが、その厄介さは増している気がします。
卓偉らしい疾走感ある曲と、雨子らしい鋭い言葉を、炭竈さんがきっと更に激しいアレンジを加えた事で、つばきファクトリーにしか歌えない一曲に仕上がっています。

好きな人と関係が進展しそうなのに、素直に喜べずにぐちゃぐちゃ悩んでいる姿はザ・つばきですよね…。
好きなんだから付き合っちゃえばいいのに、「余所行きのわたし」を好きになったのではないかとか、「脈がなかった方がどんなに楽だろう」とか、もう付き合いたいの?付き合いたくないの?と詰め寄りたくなる面倒臭さ。何に怒ってるのか分からないし、多分本人も分かってないから解決しようがないです。こんな相談されたら3時間半かかりそうだし、ラチがあかなくて聞いてるこっちが疲弊しそうです。
「気になるのは 愛されるのかどうか」とか、どんだけのものを期待しているのか計り知れない感じがもう怖い。文句は付き合ってから言えばいいじゃん!って言いたくなるけど、皆んなの目が怖すぎて何も口出し出来ない感じ、いいですよね…。

好かれようと思って自分を取り繕ってたなら、彼がそこを好きになるのは仕方ないことで、むしろ努力が報われるんだから喜んだっていいくらいなのに、そうは受け取れない複雑な心情を、つばきファクトリーの皆んながまた良い表情で歌うから、本当この方向性がハマるなぁ〜〜と改めて圧倒されるほど素敵です。


ギスギスとした内容でありながら、切り裂くようなギターがカッコよく、重苦しさを感じないのが流石です。つばきらしさ、見せつけるぜ!という気合を感じる大好きな一曲です。


つばきは湿っぽいイライラを歌う曲が多いのと、個人的にそういう歌が好みなので3曲語りました。
あと全部児玉雨子になっちゃって偏っちゃいましたが、雨子の生々しさとつばきの湿気具合が相性良すぎるのでお許しください。
児玉雨子×大橋莉子」のタッグもめちゃくちゃ好きなんで、また次の機会に語りたいです…!

リアルに悩み相談されたら困るような内容でも、こうしてつばきファクトリーが歌うと聞きやすいし可愛くも思えるから不思議です。
これからも口に出しにくいようなちょっと陰湿っぽいイライラを、生々しく歌って欲しいですね!!期待しています!!!






以上、Juice=Juice、こぶしファクトリーつばきファクトリーの激おこ曲について語りました!!!!!

前回から結構日にち経っちゃって、シリーズとして同じ切り口で書けているか微妙なんですが、好き勝手楽しく語りました。



今はコンサートが中止になったり、プライベートの予定が色々飛んだり、それでも仕事のために毎日出勤しなきゃいけなかったり、初めての事態に私自身も戸惑いや不安を感じています。
そんな中での生活はやはりストレスが溜まりやすいし、ついイライラしてしまうことが多いです。

ただ、私は今までに、怒っている自分を否定せず、負の感情を堂々と歌う彼女たちに何度も勇気をもらってきました。
同じように、というのは難しいかもしれませんが、こんなときだからこそ、激おこ曲で少しでもスッキリして貰えたらいいなと思います。

激おこに限らず、ハロプロは可愛いからね。(極論)

紹介しているのはほんの一部ですが、気晴らし程度でも構いませんので、誰かのストレス発散になれたら嬉しいです。


あと、続きとして解散後のグループについても今後語りたいなぁ〜〜と思ってます。
(BEYOOOOONDSまだ曲が少ないのでちょっとむずかしいかも…)


まだまだ不安な状況が続きますが、
心配ないからね!!!


アップフロントグループ テレワーク合唱「愛は勝つ」「泣いていいよ」「負けないで」


久々にちゃんと愛は勝つ聞いてダラダラに泣いちゃったよね…。
本当、アップフロントっていい会社だわ……。

もうしばらくの辛抱だと信じて、頑張りたいと思います。

最後に愛は勝つぞー!!!!!

ハロプロ激おこ曲好き語り〜怒る女の子の魅力について〜①モー娘。&アンジュ編

ハロプロはグループも多いし歴史も長いので、当然楽曲数もめちゃくちゃに多いです。
全部好きとはいえ、膨大な曲たちをどっかで線引きをしないとプレイリストも作れないし、好き語りも出来ない……!


なので、前回「非つんく」という線引きをして好き曲を語りました!!

szhello.hatenablog.com
※ブックマークや⭐︎など、ありがとうございます…!とても嬉しいです…(泣)

色々書いたらめっちゃスッキリしたし、さらにその曲たちが好きになったので、"これは語れば語るほど好きが増して人生豊かになるんじゃ…!"と思い、この記事を書き始めました。



今回語りたいのは題名通り、ハロプロの激おこ曲です!!!!!
("激おこ"なんて死語になりかけでダサいかもしれないんですが、それも含めてなんともしっくりくる気がしてるし、ちょっと可愛い雰囲気も残るので、この総称でいきます。ご容赦ください。)


個人的な嗜好のことは重々承知なんですが、私ハロプロのめっちゃ怒ってる曲が大好きなんですよね…。

見た目可愛くてスタイルもいい女の子が、恋人や周りの環境や自分自身に対して"あーもう嫌だ!やってられっか!!!"と怒っている姿を見ると、その力強さと意志の強さに圧倒されて、"んあ〜〜好きぃ〜〜〜〜!!"と盛り上がってしまいます。

ドMと言われればそれまでだし、特に否定はしないんですけど、普通なら隠しておきたいような"負"の感情を堂々とさらけ出していることに対して憧れを感じたり、私たちの抱える怒りも代わりに発散されていく気になったり、気持ちを抑えられない素直な姿を可愛く感じたり、単に強い存在にひれ伏したい気持ちだけとも違う、なんとも言えない快感を得られるんです。


私自身、普段の生活でそんなストレスを感じやすいタイプではないと思うのですが(推しのおかげ…)、やはり仕事をしてたら色々あるし、プライベートだってイライラすることはあります。またそんな自分に嫌気がさしてグルグルと負のループに陥ることだって、きっと普通に生きていたら誰だって当たり前に経験することだと思います。


だからこそ、ハロプロの激おこ曲を聞くと、"分かる!めっちゃムカつく!!"と女子会的ノリで共感したり、"めっちゃキレてんじゃん…女子こわ…"と引いてる弟的視点になれたり、"こんな事でマジギレしちゃうなんて…まだまだ若くて可愛いわねぇ〜"とババア的感覚にもなります。



なんというか、色んな怒りがあって、色んな向き合い方があって、色んな発散方法がある、ということを、こういう激おこ曲が分かりやすく教えてくれる気がするんですよね。
こういう事で怒っていいんだ、こんな気持ちになるのは私だけじゃないんだ、と溜め込んだ負の感情にも向き合えて、なんとも気持ちが楽になるんです。
(なんか専門家の人、ハロプロセラピーとして本とか出してくれ…!)



足を蹴り上げてガン飛ばしてくる姿はめっちゃ良いぞ!!!可愛いだけが女の子魅力じゃないんだぞ!!


というわけで、以下各グループの激おこ曲について好き勝手に語っていきます!


書き始めたら長すぎたので今回は、

の2組についてにします!!

その他のグループについてはまた後日まとめたいと思います…!




※あくまで個人の感想、思考です。素人が好きに語るだけなので、色々捉え方が違うと思います。どうぞ広い心で読んでいただけたら嬉しいです。

※2組に絞ったとはいえ長いです…。1万字あります。

モーニング娘。'20

※数字表記つけましたが、過去曲含めます。

割とよくキレてますね!曲が多い分怒りの矛先も様々で、だいたいのイライラを歌ってくれてます。人数多いし年齢層も広いから、"よく聞け!これが女の総意だ!!"って感じで、そりゃもう説得力がある。
やはり国民的アイドルが自分と同じような怒りを抱えていて、そんな曲を堂々と歌ってくれるのはすごく勇気をもらえます。ライブでも迫力があって超かっこいいし、一体感も生まれて盛り上がるからほんと好き。



「シャボン玉」
作詞/作曲 つんく/編曲 高橋諭一 2003年

ザ・ブチギレ曲。失恋してもとりあえずこれ聞いとけば涙は止まる。音で楽しむ修羅場です。

アイドル界に"怒る女"の魅力を知らしめた革新的な曲だと思います。もう誰がどう見ても近寄れないほど怒ってる。しかも大人数で。たぶんスカウターで測ったらボンッて爆発する戦闘力になってる。(これ伝わるかな?)これってどうなの?男性からしたら女の子として可愛いの??分かんないけどみんな大好きなライブ定番曲。

もうさ、これ男はなにしちゃったのよ…?第三者として普通に気になる。怒らないから話してみ??女絡みではあるんだろうけど、もうちょい穏便にできなかったの…?こんな重い彼女持ってるんだったら気をつけなきゃダメでしょ…。

演歌とかだとよく"愛するが故に貴方が憎い…"みたいな曲あって素敵ですが、そんなヤンデレ的愛を大人数の若い女子たちが頭振り乱してガナリ効かせて歌うという圧の強さ。それこそこれを歌い切れる体力と歌唱力があってのパフォーマンスです。なんていうか、絶対にハロプロにしか歌えない曲の1つですよね。

かなり前の歌だけど、色んなパートを色んなメンバーが引き継いでいて常に新鮮で見応えがあります。オタクのコールも、怒り狂う彼女たちを盛り上げる演出として最高。いつまでも歌い継がれて欲しいです。


「女が目立ってなぜイケナイ」
作詞/作曲 つんく/編曲 鈴木Daichi秀行 2010年

この曲、そんなキレてる歌詞ではないんですけど、曲名がキレてるので私的に"激おこ曲"認定します。「女は目立ってはいけない」という意見を、当時の成熟した最強プラチナ期が"はぁ?アンタ何言ってんの?"と一蹴してる姿にめちゃくちゃスカッとする曲。

もう冒頭の5行からすごい。

シャワーして 鏡を見つめる
メイクって とても楽しい
少しくらい 派手がいいみたい
その方が 背筋が伸びる
女が目立って なぜイケナイ


女が化粧するのは「男のため」でも「世間のため」でもなく、「背筋を伸ばすため」なんですよ…!
初めて聞いたとき、"そうだったのかー!!!"と、目からウロコだけでなく、じんわり涙が湧いたのを覚えています。

自分の見た目って、そりゃ鏡を見なきゃ目には入らないにしても、なによりも気になるものじゃないですか。だって、自分なんだし!それを自らの手で理想へ近づけることができるメイクは本当に武器になるし、自信になるんです。
ただ見た目を変えるのにはすごく勇気がいるし、自分としっかり向き合う時間と技術も要ります。そんな勇気と時間と努力が詰まったメイクを「背筋が伸びる」と肯定的に表現するつんくの優しさが本当に天才的…。女性アイドルのプロデューサーがこう言ってくれるの心強過ぎ。
日本の未来を語るにふさわしすぎる…。

派手なら派手で気合が入ってる証拠だし、女として最強に仕上げてきました!って自信に溢れた推しが大好きだから、私は濃いリップも、がっつりアイラインも、キラキラのアイシャドウもぜーんぶ褒めちぎりたくなります。
ただでさえ可愛いのに、さらに可愛くなるために努力してるなんて……どこまで好きにさせる気…?それこそ歌詞のように、"今日のこの子ちょっと派手でリップ浮いてない…?"と私が感じたとしても、"ここを派手にしたことで背筋が伸びてんだな"と思うとそんな大人びたリップさえも愛おしくてたまらなくなるもんです。


相手へ何かを要求するわけではなく、自分自身を強くさせることで敵に立ち向かう姿は本当にカッコいいし、すごく勇気をもらえます。女として生きる楽しさと自信をくれる最強ソングだと思っています。


「Help me‼︎」
作詞/作曲 つんく /編曲 大久保薫 2013年

一言目から怒ってる…。
ただでさえ水分含有率高めのふくちゃんが、さらにジトッとした目で「私をこのまま一人ぼっちにしておくわけ?」と怒ってくれます。
この"〜おくわけ?"という怒り方最高ですよね。"まさかとは思うけど"みたいな、ねちっこい責め方…。こういう陰湿っぽい怒りも得意なモー娘。はやはり素敵…。

ただの淋しさからくる怒りなだけじゃなくて、「分かったふりしちゃう」自分にも耐えられないし、気づいてくれない周りにもイラつくし、もう爆発寸前なんです。パンパン状態。ちりばめられた吐息の音も、ギリギリまで追い詰められている心情が伝わってきます。

加入後初の歌割である、おださくの「心じゃ いっつも叫んでいるのに」も、完ッ全に私のこと(お前じゃない)責めてますよね…。「心じゃなくて口で言えよ」とか反論してみ?もう二度と口聞いてくれなくなるよ。
こんな負のオーラを全面に出しつつも、「マツコ ミジメックス」とか言ってちょっと誤魔化しちゃうのもマジ可愛いです。なんなんだよもう…。茶化しちゃうほど情緒不安定なのかな…?うう、女の子って奥が深い…!

でも彼女たちはそんな怒りをエネルギーに羽ばたく気満々なんですよ。女の子を放っておくと逆にこんな逞しくなっちゃうなんて…もう二度と男を頼ってくれなくなっちゃうじゃん…。
なんていうか、気をつけようね。(?)

こんな不安定な心情でありながら、「諦めちゃ負けを認めちゃう それだけは出来ないの」ってめちゃくちゃ力強い意思表示してるのも本当に素敵。不安でぐちゃぐちゃだけど、負ける気はサラサラないのがすごい。
個人的に、この部分就活の時に聴きまくってた覚えがあります。「ここが踏ん張りどころね」まですごい逞しいので、なんとか自分を奮い立たせていました。


そんな感じで、ちょっと個人的な思い入れもある曲です。
寂しさに負けたくないと思うあまり、1人飛び立ってしまうほどの強さを芽生えさせる昇華の美しさが素敵。この、タダじゃ起きない芯の強さが"ハロプロ"みあって大好きです。



わがまま 気のまま 愛のジョーク
作詞/作曲 つんく/編曲 大久保薫 2013年

これは終始イライラしてますね…。とにかく周りが自分のことをあれこれ決めつけてくるのが嫌で、「あんたに何が分かんの?」と溜まりにたまったものを発散させている姿がたまりません。
サビで向かい合うフォーメーションなのカッコイイし、ビンタし合うのとかもう最高にしびれます…!

怒りの内容も細かくたくさん出てきて、その一つ一つにちょっとずつ身に覚えを感じ、つい自分を重ねてしまいます。
でも、どうせここで私が「分かる~」とか伝えたら、彼女たちは「あんたと一緒にしないでよ!」って睨んでくるんでしょ…?まったく女子って怖いよぉ…。確かに簡単に「それな~」とか言われると「こいつ本当に私の内容理解する気あんのか…?」とイラっとすることがあります。(異常に「それな」に怯えてしまうアラサー。若い子の会話怖い…)
共感すりゃいいってもんじゃないですよね。タイミングと言い方に気をつけないと余計に壁を作ることになります…。

自分を保つことにいっぱいいっぱいで、ちょっと生き辛い道を選んでしまう若さが可愛いし、分かってほしいけど簡単に理解されるのは嫌!という複雑な心情はまさに「わがまま 気のまま」そのもの。ちょっとミステリアスに、でもめっちゃカッコよく魅せるのが素敵です。
いきなり「愛されたい!愛されたい!」って叫ぶのも突拍子なさすぎて怖い。でもこの急に素直になる感じが超かわいい。あーだこーだ色々言っといて、結局は愛されたいのかよ!いいよ!愛してるよ!!!と全部受け入れたくなっちゃう。

愛されたいアイドルと、愛したいオタクが大声で「愛されたい!愛されたい!」って叫ぶ現場やばくない?よく今まで武道館の屋根吹き飛ばなかったなってくらい、人の色んな欲求が爆発してる曲。
早く現場で叫びたいですねっ!!!!(泣)

意味ない社交トークも、笑顔で誤魔化すことも割と簡単にしてしまうつまんない大人な私としては、この負けん気をいつまでも持ってて欲しいし、絶対に負けないで欲しいです。負けそうになったら私が「愛してる!!!」って大声で叫ぶからまた強く立ち上がって欲しい。



娘。だけは曲数が多すぎて4曲語りました。
ぜんっぜん足りねぇ〜〜!!!
てかプラチナ期は大体怒ってんだよ〜!!女と男のララバイゲームとか気まぐれプリンセスとか、怒ってるか怒ってないか分からないんだけど、とりあえず強そうだからさ〜〜〜!ほんっとかっこいいわ〜〜!!
あと「Fantasyが始まる」みたいな"女らしさ"全開に怒ってるのも本当に好き〜〜。怒ってる時に「カボチャの馬車」なんて単語出てこないよ。姫なの?可愛い女として生きてるとそうなっちゃうの?なにそれ好きすぎる。

割とライブ定番の昔の曲から選んでしまいましたが、もちろん近年のもガチガチに強そうで好きです。
ただもうキリが!!ない!!!!(泣)
ので諦めて次に進みます。


アンジュルム


明らかに戦闘力が強い集団なので、激おこ曲がめちゃくちゃ似合う。
モー娘。とかつばきファクトリーは、ジトッとした怒りが多い気がするんですけど、アンジュはもう火薬のにおいがするというか、常に臨戦態勢に入ってる感じなんですよね。ひと睨みで5人は倒せます。
あやちょが長年率いていただけあって、個性はめちゃくちゃ強いのに団結力もあるから、まとまって激しい曲歌われると全面降伏するしかなくなる。勝てっこない。普段わちゃわちゃ騒がしいメンバーが、ギラっと闘志むき出しに歌うギャップもまた最高だと思います。


「赤いイヤホン」
作詞/作曲 星部ショウ /編曲 大久保薫 2019年

既にこの記事3度目の登場である、大久保薫の編曲により生まれたであろう不穏なイントロが響く中、気怠い顔したメンバーが不機嫌オーラ全開で踊りだすの本当に最高。みんなの表情が、普段の無邪気なアンジュとは全然違う、艶っぽい感じがしてたまりません。

個人的にかわむー(川村文乃ちゃん)の歌う「(男なんかの優しさに)女はもう縛られない」が大好き。普段は可愛くて優しくて真面目でアンジュの漂白剤みたいな存在のかわむーが、キッとまっすぐ前を見て脱・オトコ宣言するの超しびれる。"よく言った!もう縛られんなよ!"って応援したくなっちゃう。(誰目線)

ついパフォーマンスに圧倒されがちなんですが、星部ショウの歌詞がかなり練られていて好きです。「赤いイヤホン」からここまで広げられる発想力がすごい。運命の糸みたいな赤いイヤホンがこんがらがってて自分の拗れた恋愛に見えてたり、時代遅れと思いつつアナログな繋がりを求めてしまったり、あれこれ面倒くさい思考を巡らせちゃうのが良い…。

この女の子と「世の中薔薇色」の浮かれハッピーな女の子を密室で向かい合わせて会話させたい。全く噛み合わない張り詰めた空気を、別室でモニタリングしたい。(関係ないけどこういうこと考えるオタク他にいるよね?もっと教えて)


今まで星部さんの描く女の子って、割と素直でまっすぐなタイプの印象だったので、こんな風にドロドロした内情を抱えるタイプもいけたのか!と衝撃でした。「執拗な着信や確認に相当ウンザリ もう相手にしてらんない」とか、もう怖いじゃん…キレてんじゃん…。私に怒ってるわけじゃないのに、なんとも緊張します。
なんかこう、星部ショウに裏切られたというか、引いたというか…(褒めてる)
まだまだ色んな引き出しがあるんだろうな〜。やだぁ〜怖い〜〜(喜んでる)!

アンジュの魅力を活かしつつ、星部さんの新たな魅力も詰まった最強の歌ですね!今後もライブでたくさん披露されて欲しいです。



「泣けないぜ・・・共感詐欺」
作詞/作曲 山崎あおい/編曲 平田祥一郎 2018年

アンジュといえばメンバーの個性の強さが特徴的なので、こういう"個性を潰すやつ、許さん…!"って怒る曲はぴったりです。

(以下、曲にあんま関係ない自分の意見なのでお聞き流しください…!)
本当に世の中感動の押し売り多いよね!"泣ける"を売りにする映画やドラマってどうなの?って思います。"泣く"という自発的な現象を作為的に促し、それをやたら推す作品は個人的にあまり好きではありません。だからといって自分を冷淡だとも全く思ってなくて、むしろ感激しやすいタイプだと自覚してます。映画も観劇もライブもコンサートも、どんなジャンルであろうと素晴らしいものと出会うと人目も憚らずにすぐ泣くので、いかに視界を遮らずメイクも崩さず涙を吸い取れるかを考えて目の下にハンカチをセットさせてます。泣きながら鑑賞することに慣れきってるので…。でも「泣ける!」とか「感動作!」って宣伝されると、"いやそれを決めるのは私なんで先に言い切らないでください…"と一気に冷めてしまいます。そんな性格なのでこの曲にはかなり身に覚えがあり、「良いこと言った!」と合いの手いれたくなる。もちろん、人それぞれだから、それが好きな人もたくさんいて良いと思ってる。好みだからしょうがない。でも強要はしないでね、って話。


わがまま 気のまま 愛のジョーク」でも言及しましたが、共感て迂闊にしすぎるのも良くないもんですよね。所詮感情は人それぞれの心に芽生えるものだから、まるっと共有なんて出来ないし、だからこそこうやって言葉で語ることで少しずつ分かり合えるんだと思います。
しかも「泣いちゃった〜」って言えば"人の感情に寄り添える心優しい人"みたいな印象になるから、なんかこう、そう言いたいだけなんじゃないの?と捻くれた目線で見てしまうことはありますよね…。
そういう人前に出しにくい感情も「まさか言えない」と言いつつハッキリ歌ってくれるからカッコいいです。

また歌う時の表情が最高。色々吹っ切れた清々しさもあるし、みんなの目力が強すぎる。(泣)
莉佳子のキッとしたお顔であんなふうに歌われたら、どうしたって感情の押し売りなんて出来ないですよね…。無駄だからやめとけ…。

アンジュが創り上げてきた「十人十色」の個性を大事にするイメージと、しっかり磨き上げパフォーマンス力がガッチリと噛み合った最強の歌だと思います。



「全然起き上がれないSUNDAY」
作詞/作曲 つんく/編曲 江上浩太 2019年

これも「シャボン玉」同様、男は彼女たちに何しちゃったんだよ…?と気になってしまう程の怒りっぷり。自己嫌悪も酷いので、立ち直りにはかなり時間がかかりそう。

このスローテンポなのもめっちゃ怖い…。いっそ激しくキレてくれれば発散されて静まる感じするのに、この状態だとまだまだ怒りが湧いてきそうで、おさまる気配ゼロです。
幸せな日々があった分、落差の激しさが伺えて、なんかもう何も言えないです…。こんな痛々しい状態の子なんて声をかけていいか分からない…。それこそ変に共感したら絶対面倒臭いことになるから、一緒にカラオケ行って「シャボン玉」歌うしかないな…。

こういうジトッとした怒りを歌うアンジュもちょっと新鮮で良いですよね〜!
普段怒ったらもう身体が動いちゃいそうなイメージのアンジュが「許さない…」と怒りを堪えてる姿はちょっと可愛い。
てかこのMVのれらたんめっちゃ可愛くないですか?アンニュイな表情が超似合う。かわむーもうるうるした目で睨んでくるの可愛い…。

珍しく火花が飛んでない感じのアンジュ激おこ曲なので、盛り上がりには欠けるかもしれないけど、個人的にはクセになる好きな曲です。
むしろアンジュがこのままあんたを逃すと思うなよ!と、なんか次の展開に期待しちゃう。
つんく続編作りませんか?復讐編とか期待してます…!!



以上、アンジュからは3曲選びました!
ある意味「カクゴして!」なんかも"激おこ曲"かなぁ〜とも思ったんですが、やっぱ可愛すぎて怒りについて書ける自信がなくてやめました。でも大好きです。

アンジュの強さ、激しさはハロプロの中でも特別な魅力なので、そこを引き出してくれる曲がきっと今後も増えていくんだろうな、と期待しちゃいます。
最近はメンバーの変動が大きくて、次にパフォーマンスを見るときはどんな構成になっているのかが未知ですが、タケちゃんとかわむーが率いる(佳林ちゃんさんへの煽り)新生アンジュルムが楽しみです!!




以上、モーニング娘。'20とアンジュルムの好きな激おこ曲について語りました。

引き続きJuice=Juice、こぶしファクトリーつばきファクトリー、BEYOOOOONDS、そしてベリキューなどについても語りたいのですが、めちゃくちゃ長くなること間違いなしなので、一旦締めます。


怒りという感情を、時には女の私でも引いちゃうような熱量で表現するハロプロはやはり最高ですね…!
抱えていたくないけど発散するのも難しい感情を、包み隠さずさらけ出す彼女たちの生き生きとした姿はいつ見ても清々しくてカッコよくて大好きです。

特に最近はエンターテイメントが遠ざかってしまい、ストレスの発散が難しい状況にあります…。
ただ、私は今までこれらの曲にたくさんの勇気をもらって、時には代わりに怒りを発散してもらって生きてきたので、今回も素敵な音楽たちに頼りたいなと思っています。


昨日公開されたBEYOOOOONDS「ビタミンME」も最高オブ最高でしたね!!

ハロプロの末っ子があんな可愛く応援してくれたら、大人の私も頑張るっきゃない!!ぞぃ!!!!(泣)



というわけで、長々好き勝手語りました〜〜!
最後まで読んで下さった方がいたらありがとうございます!!

続き書くのも楽しみです〜〜!!!

Sexy Zoneにハマりました。〜テニプリ、ハロプロのオタクが沼落ちした話〜

タイトル通りですが、テニプリハロプロのオタクである私が、20代後半にしてジャニーズアイドルのSexy Zoneにハマり、人生が大きく変わったお話になります。


ハマった経緯や、その他2つの自ジャンルについては、以前の記事に書かせていただいたので、お手数なんですがそちらをご参照頂ければと思います…。
趣味について - 整理整頓

まあ簡単に言うと2017年11月28日に放送された「ベストアーティスト2017」のモーニング娘。'17とSexy Zoneが一緒に「LOVEマシーン」を歌うというコラボ企画からです。
そう、所謂モーニングセクシー新規です!

私、今までジャニーズのJの字もない人生を送ってきたので、これはもう大事件でした。
近しい人々に「あのさ、ちょっと伝えたい事があるんだけどいいかな…」と沼落ち報告をすると、どうせ周りもオタクの友達ばかりなので「えっ、めっっちゃいいじゃん!!」と驚きつつも、みんな新たな沼でビショビショになってる私を励まし、応援してくれました。(いや、面白がっていただけか?)



そんな感じで周りの後押しも得たので、とにかくCDを揃え、ファンクラブにも入り、コンサートへ行くというオタ活の流れに乗り、気が付いたら2年以上経っていました。



……今さら何を語るんだって感じですよね!
でも逆に2年経ってやっと落ち着いて語れる気がして書き始めました。

だって、"よく分かんないけど今までも割とオタクやってたんだから、その要領でやってきゃいいだろ〜〜"と思ってハマったはずなのに、やらなきゃいけないこと、体験できることが違いすぎて、私は頭が全然追いつかなかったんです。



なので!!!!
他界隈でオタクをしてきた私が、Sexy Zoneのどこを新鮮に感じ、何を好きになったのか、という点をまとめてみたいと思います!
自分的にも何でこんなにハマったのか不思議だったし、人に報告したり布教したりする時に便利かなと思ったので、良い機会だし脳内を整理整頓していきます。



まあ上手くまとまる気はしないんですけどね!
でも一生懸命、なるべく楽しく語りたいと思います!!

※あくまで個人の意見です。色んな考えの方が居ると思います。
※浮かれたオタクの文章なので、テンション的に品がなかったり軽い言葉で表現してますが、基本的に全部好きで全部褒め言葉です。不快に思われたらすみません。

※今までの自分の好きなジャンル(テニプリハロプロ)と比べて思ったことを中心に書いているため、Sexy Zone以外についての記述もかなり多いです。分かりにくかったり興味なかったりするかもしれません。どうぞサラ〜っと読み飛ばして下さいませ。





以下Sexy Zoneについて語るので、ここで超簡単にご紹介。


Sexy Zone
ご存知ですか…?
ジャニーズ事務所の5人組アイドルグループです。

2011年に平均年齢14.4歳でデビュー。マイケル・ジャクソンのような男のセクシーさをテーマに、ジャニー喜多川氏が命名
デビュー曲「Sexy Zone」では、まだ変声期前の子もいるような幼い美少年たちが、真っ赤なバラをもって「Sexy時代を創り出す」と歌うパフォーマンスに“え、、これ本当に合法???”と混乱した方も多いのではないでしょうか。いま見返すとどうみても違法ですね。ショタコン製造法違法です。私が逮捕される。最高。本当にありがとうございます。


メンバーは年齢順に、全力キラキラ国民的王子様中島健人、ヤンチャ系な歌うま青春兄貴菊池風磨永遠の0番(センター)を背負う心優しい顔面国宝佐藤勝利、天然で天性のヒキの強さを持つ静岡ボーイ松島聡(※現在、病気療養のため活動休止中)、ドイツという天界からきた次世代インテリ天使マリウス葉の5人組。
見た目も年齢も性格もバラバラで、歌声もダンスの癖も全然違う超個性的なメンバーです。


そんな彼らも今では平均年齢23歳くらい。すっかり大人びて名前通りのセクシーな魅力も身につけて、しっとりとしたバラード曲も、お洒落なミディアムテンポな曲も、激しいダンスで盛り上がる曲も、幅広い表現が出来るグループにしっかりと育っております。
そりゃね、「Sexy Summerに雪が降る」や「バイバイ Duバイ〜See you again〜」のトンチキ曲を笑顔でかっこよく歌いこなした経験のある彼らに、歌えない曲なんかないですよね!


デビューが早い分、その後に結構苦労しています。だからなのか、元々の性格なのか、グループ名の割にアイドルとしてはかなり堅実で正統派だと思います。ジェンダー論や国際問題なんかにもかなり現代に沿った考え方を持っていて、普通に感心したりします。
年の割にとっても大人びている面が多いです。
多分調べれば色々出てくると思うので、ぜひ世界平和の為にも検索してみてください!



と、ここまでで、すでにちょっと気になった方は、どうぞJOYSOUNDのあるカラオケ店に駆け込んで下さい。全シングルのMV が見られます…。またはLIVE DAM STUDIUMのあるカラオケ店へ駆け込んで下さい。5周年記念コンサート「STAGE」の映像が生音付きで見られます…。





そんな彼らについて、早速語りたいと思います…!!!!
めっっっちゃ長いよ!!!!!
(こっから約1万字…!)







・少人数

まずは構成から全然違いました。
上記しましたが、Sexy Zoneは5人組です。
ジャニーズアイドルの中でも割と少ない部類かと思いますが、これはもう、私にとってものすごく新鮮でした。


今までの趣味であるテニプリハロプロも、とにかく大所帯で人を覚えることがまず難関なんですよね。

特にテニプリはミュージカル(通称:テニミュ)に手を出したら大変です。
漫画として普通にキャラも多いのに、そのキャラにつき声優+歴代ミュージカルキャスト、その他関係者を含めると500人くらい…?改めて異次元の数字ですね…。
流石にパッとすぐに出てこない名前もありますが、テニプリ歴8年目(謙遜とかなく本当に新参者です)の私も大体記憶しているかと思います。これはハマり始めに時間と元気と熱量がないと到底無理です。

ハロプロも、グループ毎でいえばそんなに人数多くないのですが、全体での活動が盛んなので全員覚えたほうが絶対楽しいです。ブログやシャッフルユニットで「この子誰?」ってなるのはもったいない。事務所推しな私は卒業者+現役メンバー(合わせて100人くらいかな?)をなんとか大体は覚えていると思います。

どちらも、いま一から全部覚えろって言われても正直無理です。好きって人間の能力値を超えますよね。恐ろしい。


それに比べると、改めてもう一度言いますが、
Sexy Zoneって5人!!!!!

これびっくりですよ。たった、5人
片手で足りちゃう。信じられない。まさに桁違いの優しさ。


しかも、入れ替えとかない!!!!!!
いまメンバーの一人、松島聡くんが病気療養としてお休みしておりますが、基本的に卒業もなければ加入もないです。過去映像見て「え、この人だれ?」ってなったり、「あの人がいない」みたいな混乱がないんですよ。

いや、正確にはセクゾには3人体制時代があったので「聡マリは???」となるのですが、その後5人体制に戻ったし、期間さえ覚えればそこまで混乱しません。(ただ普通に寂しいからDVDとかは買うのをためらうことになる。)

だからOB,OGとか、過去を振り返るうえでの障害がない。目の前にいる彼らだけ覚えればOKなんです。

これがどれだけありがたいか……。

特にテニミュに足を踏み入れたことのある方なら分かっていただけると思いますが、マジで難解なジャンルを経てきてると "え、もう覚えちゃったんだけど…" と不安になるほど。季節ごとに10人以上入れ替わるのが当たり前の日常を何年も過ごしていたので、未だにそこに感謝しちゃう。


まぁ結果としてジャニーズ事務所全体を覚えていくことにはなるのですが、ハロプロほど集結しないし、レコード会社もファンクラブも違うので、そんな必死になって覚える必要はありませんでした。



あと、人数が少ないと何が良いって、捗る。

覚えが早い分、次の作業まで早いんです。
もう熱量のまま知りたいことすぐ調べて、すぐ深みにはまれるんです。

これ大事ですよね~~~~~~~。
「あ、この左右対称のふたりがシンメっていうのね。へー、ふまけんと聡マリ…ちょっと調べてみよ」と思ったが最後……。もう顔と名前は一致してるんだから、すごい分かるわけですよ。ほんと、ネットって恐ろしい…あっという間に沼落ちです…。

このシンメっていうのも今までのジャンルにない概念だったので驚きました。立ち位置が左右対称なことを示す言葉ですが、醍醐味はその関係性にあって、もう運命としか言えねえ。
シンメ調べないオタクいる?どんだけストイックなの?仏??

私は煩悩まみれのオタクなので、シンメについては知れば知るほど汗と涙と鼻血が止まりませんでした。

また、シンメがいない=センターというのもまた良い…。
シンメという運命の相方を得るか、センターとして一人で真ん中に立つか、どちらも重い運命に違いありません。


テニプリでいうとダブルスや対戦相手、ハロプロでいうと同期とかが近いのかな?尊さでいうとそんな感じですが、シンメは視覚的にも分かりやすく、ジャニーズならではの比類なき文化だと思います。



さらにシンメ以外でペアを組んだ時の空気感もそれぞれかなり特徴的で、個人的に好きなのは勝利くんとマリウスの 通称:しょりマリ なんですけど、この2人が話し出すと、もうアイドルとは思えないほど雰囲気が超殺伐とするんですよね。
心優しい勝利くんがいきなり小学生男子のごとく意地悪になるし、甘えスキルMAXの最年少マリウスが超生意気小僧になるんです。
不思議〜!!10分ほどのラジオでお互い「ハァ?」とか「ムカつく」とか言い合うの最高…。

オススメは折り鶴を折る回ですかね…。
セクゾの中でも特に天界的ビジュアルを神から授かってる2人が、面と向かって折り紙しながら「早くやれよ」「いやそっちがやれ」と喧嘩してる様子が無料で聴けるなんて、この国は本当にso sexyですね…(?)。



そんな風に各メンバーがどんな会話をするのか、この組み合わせだとこんな雰囲気だな、というのが少しの予習で分かるのも、少人数ならではの良きところだと思います。

もちろん大人数は大人数で、単純に好きな人の数が増えるのは嬉しいし、組み合わせは無限大だからめちゃくちゃ楽しいんですけどね。



生きている人間なので、個性が強い!とか、エピソードが深い!なんていうのはある意味当然なんですが、それをいかに掘り下げられるかというのはオタクが労力と時間をかけて調べなければ分からないことなので、全員分の情報を調べやすい、というのは立派な魅力だと思います。

短期間でも全員の個性を感じられる機会が多く、メンバー同士の関係性までもがあっという間に頭に入るのは初めての経験でした。
ジャニーズ初心者の私でも、少し調べればその魅力がすぐに理解でき、気付いた時にはもう後戻り出来ないところに来ていました。

これがもっと大人数だったら個性とか曖昧なまま、どっぷりはハマらずにいたかもしれません…!
アラサーの脳みそにも優しい…!
本当、ありがとうございます……。




  • 顔が良い


セクゾはね…あまりにも顔が良すぎるんです…。

今まで3次元のイケメンはテニミュ、美少女はハロプロから摂取しており、高いレベルの容姿を生で拝見してはその美しさによく涙していました。

でも、なんというか、お顔を好きになる前にパフォーマンスやキャラクター性などを好きなってしまっていたので、後から「うっ顔も良い…!!」みたいに気づくパターンが多かったんです。

だってどっちもステージでのパフォーマンスがメインだから、現場に行けば物理的にも距離があって難しいし、双眼鏡とか使ったとしてもそんなお顔ばっか見てらんないです。


一方Sexy Zoneは雑誌やテレビなどの露出がメインなので、お顔含めたビジュアルのインパクトがでっかいんですよね。

私が落ちたきっかけのモーニングSexyもテレビだったので、画面いっぱいに映し出される彼らのビジュアルにやられました。

前世モー娘。ですか?ってくらい歌い方も顔つきも仕上げてきた中島健人、おださくバリに手慣れた仕草で髪をかき上げ流し目までキメる菊池風磨、娘。ちゃんがいても「あ、僕の立ち位置ここなんで」と自然かつ堂々とセンターに立つ佐藤勝利、ジャニーズのキメ顔を保とうにも楽しさが溢れちゃってる松島聡、「OK、これがジャパニーズパーティーね。パーティーならボクに任せて」て感じのFU-FUを抜かれるマリウス葉など、もう皆やりたい放題。

カメラアピールしながら歌うことに経験がありすぎる。

ライブ中にカメラに抜かれるとも違う、テレビを通して全国民に向けたパフォーマンスを余裕でこなしていたんです。


これが単にセクゾの曲だったらさすがジャニーズだな、と思うまでですが、聞きなれたモー娘。の歌で、さらに現役の本人たちとのコラボで、ここまで仕上げるというのがかなりの衝撃でした。


これがジャニーズという英才教育を受けた人たち……と一流老舗芸能事務所の実力をバッチリ見せつけられました。



あと大ダメージを食らったのが、その後、カラオケで初めて見たMVの数々です…。

その、Sexy Summerに雪が降るを初めて映像付きで見てしまって、なんかこうスパンコールとダイヤモンドが降り注ぐ滝壺に落ちたような、煌めきの大放出に遭い、 "えっ…なにいまの…???"と頭がチカチカして大変でした。

続け様に「King&Queen&Jorker」LADYダイヤモンドなど、特に光度の高い曲を歌ってしまい、若くて、カッコよくて、可愛くて、生命力に溢れてて、もうなんて言ったらいいのか分からないのですが、ジャニーズ耐性ゼロのオタクは大量放出されるキラキラ攻撃に完全に心を奪われてしまったんです。


だって、やつら映像に強すぎる…(泣)。
それこそ現場主義だったのが完全に仇になりました。

推しのお顔って脳内でズームするもんだと思ってたので、こんな至近距離視点から始まる歌って踊るアイドルとか…そんな、無理に決まってる……。


あとSNSとかやってないから、基本的にプロが撮ったものしか出回っていないんですよね。

更新される画像は、ほとんど雑誌かテレビのために撮影された、新しい髪型&新しい服装&新しい表情で仕上がったものになります。すごく贅沢。他撮りに慣れすぎてる。

一応有料のブログに自撮りを載せてくれるメンバーもいますが、女の子のアイドルとは比べ物にならないほど少ないです。

男性だからというのもあるかもしれませんが(テニミュ俳優とかはめっちゃ載せるけど)、あんだけプロに撮られる機会があれば、あえてそんな自撮りをする必要はないんですかね。


個人的には供給されるだけでもう充分良いものをたくさん見せてもらっているので、無理にSNSとか始めさせて増やさなくてもいいかなって思います。




なんか、顔が良いって話から割とズレた気がするので、もう勝手に超個人的にメンバーの見た目を語ります!!


中島健人
ケンティーはもう見た目がつねにプロ仕上げ100%って感じなので何が良いとか難しいんですけど、個人的に去年のハニーゴールドケンティーはめちゃくちゃツボでした。りぼんっ子だったので、あの少女漫画に出てきそうなチャラいイケメンな感じ最高に好きでした。PAGESコンの時の銀髪も好きだけど、やっぱ好きな子には明るく笑顔でいて欲しいじゃん…?(イケボ)でも今度のドラマ仕様で黒髪短髪なのも超良い。イケメンが一番似合う髪型は黒髪短髪って古代からの言い伝えで残ってるし。オタクしてると何度でもこの公式に戻ってくる。結局は黒髪短髪なんですよ…!男は…!!
髪型だけしか語れないのは、お顔が眩しすぎてあんまり直視できていないからです。表情豊かすぎて何思い出してもときめく…。


菊池風磨
サラサラな金髪が好きだなぁ〜〜!いやでも茶髪ロン毛もヤンチャで好きぃ〜〜。
風磨くんはあの男らしさ溢れる体型が好きです。筋肉より、頭身とか身体のシルエットの話。ちょっと力抜けた感じ?あの余裕な感じが包容力抜群な兄貴っぽさを匂わせて超ときめきます。あと肌真っ白なのエロい。
顔の項目なのに身体の話しちゃった。顔はもう笑った時のこんな垂れる!?ってくらいふにゃっとしちゃう目が超可愛いです。あと大きな口も可愛い。
男らしい身体と所作なのに、可愛らしいお顔と表情だから雄臭すぎず、絶妙ですよね…。


佐藤勝利
勝利くんのお顔について言及できる語彙力がない。これまた男らしさと可愛らしさが絶妙に存在していて本当に美しい。美しく整いすぎてて一見表情が分かりづらい感じするけど、実際笑うとめっちゃ可愛い。
個人的にSTAGEコンの明るい髪色がまた見たい…。あと「ROCK THA TOWN」の金髪?金髪ほどじゃない?あれも明るい茶髪?とにかくあのキリリっとしたお顔の上に明るめの髪色はやばい…。あれは奇跡だよね…。ちょっとワルっぽいのめっちゃいい…。選ばれし者感ハンパねぇ。動くと元気だから違うかもだけど、ぜひ当時の勝利くんに「こどものおもちゃ」の葉山くんやって欲しい。それか黒髪に戻して「ミントな僕ら」ののえるくん。なんかこう、そういう正統派な顔の良いキャラ…?顔が良いんだろうけどそこに無頓着な感じ?ほんと主人公顔なんですよね〜〜。その辺「ブラック校則」の創楽くんはぴったりすぎて本当に良かったです。ツイッターで何度も言ってるけど、西加奈子の「さくら」をイケメンの兄・吉沢亮と、超可愛い妹・上國料萌衣に挟まれて、自分は普通だと思ってる主人公・佐藤勝利で実写化して欲しい。頼む。


松島聡
現在お休み中の聡ちゃんですが、もうめちゃめちゃに可愛い顔してるんですよね…。甘い。甘いのにキメ顔も得意。その振り幅がデカくて私はまた直視できない。
髪型の話だと、ふわふわの金髪めっっっちゃ可愛かった…。24時間テレビの総合司会発表のときですね。あれは優秀なヒモとして荒んだOL宅へ配置してあげたくなる可愛さ…。一瞬で黒髪に戻したから幻だったかもしれないな…。ふにゃっとした笑顔と相性ばっちりだし、ちょっとアホっぽい言動とも合うと思うの。いつかあの金髪でヒモ役やってくれな…!
幼い頃もめっちゃ可愛いけど、すごく綺麗に成長されたと思う。この成長見込んで加入かと思うと、ほんっとジャニーさんの目は素晴らしい。ジャニーさんファインダーを人類は早急に開発すべき。そんな可能性を含んだ天才的なビジュアルだと思います。


マリウス葉
いやもうマリちゃんはさぁ…私如きの発する言葉で表現するのは駄目じゃない?罪に当たるんじゃない?なにあの高貴さ…。近づいたらジュッって私焦げると思う…。
昔の天使時代は""可愛い""なんて一般人にも使うような言葉で形容するのを躊躇うほど、森羅万象の愛を一身に受けているような輝きでしたね。あの時代が映像に残ってるというのが奇跡。ほんっとありがとう。(ただし3人体制時代でそれが減ったということは許さないゾ)
今はもう誰よりも大きくなって、お顔立ちも男らしく成長されて本当もう、どこからどう見ても立派なお姿になられました。でも笑うと子供の頃のふにゃ〜っとしたお顔になられるので、私は泣いてしまう、、。
プラチナブロンド似合ってたからあれで貴族役やって…?オールバックにして??頼むよ??


※ここまで無意識に書いてたけど、私全員の金髪が好きすぎることに今気づいた……!こわ…!!



もう、キリが無いのでこのくらいにします…。
こんな風に全員見た目についてじっくり考えられるのも少人数だからですよね。ほんと助かってます。




  • 歌が良い


これも、本当に他ジャンルを下げるつもりはないのですが、楽曲の良さにめちゃくちゃ驚きました。

やはり触れなければならないのが、初期のセクゾ曲の特徴として挙げられるトンチキです。

何度も出てきますが、「Sexy Summerに雪が降る」とか、もう曲名からワカラナイ…。もちろん聞いてもワカラナイ……。

ただ様々な楽器で表現される超キャッチーなメロディと、文脈は繋がらずとも強烈な世界観を残す言葉たちで構成され、ここでしか聞けない唯一無二の輝きを放っているんです。

これが、ジャニーズの作るトンチキ……。

まさに異世界へ連れ出すエンターテイメントです。


このトンチキさは、きっと当時の幼くて人間離れした輝きを持つ彼らイメージにピッタリだったんだと思います。

理解が追い付かない歌詞なのも、逆に天使たちの言語を人間が簡単に理解できる訳なくない?と思えば超納得。

しかもそれをちゃんとアイドルとして歌いこなせる技術もあるため、謎の説得力があるんですよね。
お兄さん組のふまけんが抜群の歌唱力&キメ顔で「え?僕たちなんか間違ってます??」と言わんばかりに堂々と歌うし、ちびーず3人もなんかニコニコ楽しそうなので、むしろ突っ込んだ方が負けです。そんな水を差すような思考はナンセンス。


ただ、実は私、こういう曲には割と馴染みがあるんですよ…!

というのも、セクゾと出会う前に聞いていたのはもちろんテニプリ関連の曲かハロプロだったので、テーマが謎だったり、壮大なことを急に言い出したりする曲は聞き慣れていて、既に好きなジャンルとして認識しておりました。

歌う本人たちに近づけるような、非日常な感じ?めっちゃ良いですよね…。


だからセクゾの曲も、そのトンチキさに驚いた、というよりは、ジャニーズアイドルのセクゾがこんな曲を歌ってくれるのか!というのがまず衝撃でした。
(※ここまで連呼してますが、関係者的には「トンチキ」というのは誉め言葉ではないかもしれません。でも人知を超越した、妙に楽しげでおめでたい感じのするこの言葉が私は大好きなので、以降も使わせて頂きます。)


でもでも、好きなのはそのトンチキさだけじゃない!

注目はそちらへ集まりがちですが、むしろ私が彼らの曲で驚いたのは、そのお洒落さです!

歌詞がどうこうとか、テーマがどうのより、メロディや編曲の品の良さや、バックに聞こえる楽器の豪華さに、それはもうときめきました!!こんなオーケストラみたいな演奏で歌ってくれるなんて、ジャニーズ贅沢すぎでしょ…!


それこそ、今まで聞いていたハロプロテニプリにトンチキさはあっても、このお洒落感はセクゾが初めてです。
弦楽器や管楽器を多用している曲がたくさんあって、全体的にゴージャスでファビュラスでセレブな仕上がりになっているんですよ…。インスト最高…。


最初にめちゃくちゃそれを感じたのが「Love Confusion」という、作詞:松井五郎、作曲:馬飼野康二、編曲:船山基紀というジャニオタが無条件で万歳三唱する最強メンバーで製作された曲です。(ハロプロで言えば作詞作曲:つんく、編曲:ダンス☆マン、振付:YOSHIKO先生って感じかな…。テニプリで言えばもちろん作詞作曲歌唱:許斐剛です)


大人っぽいのに可愛くて、甘いのに切なくて、優雅なのに軽やかで、まさに"愛の混乱"の絶妙なバランスなんですよね…。
開始数秒のイントロだけでもドラムとピアノとギターとバイオリンが次々と重なってもうめちゃくちゃお洒落…。一気に "あれ、ここ洋館?え、あなた貴族?" みたいな世界観。
歌詞の中にも「流れる星をまた見逃して」とか「その唇をキラリとさせる月」というキラキラワードもあって、超ロマンチック。洋画でダンスパーティーの最後に流れて本命の人と手を取り合ってゆっくり踊る曲って感じですね…。


とにかく偏った音楽ばかり聴いていたので、こんなお洒落でムードのある曲聞いたことねぇ〜〜!って衝撃だったし、こんなに品が良くて美しい音楽をアイドルが歌ってくれんのかよ〜〜!と好きになりたての時にめっちゃ感動したのを覚えています。



他にもそのお洒落さ、品の良さが際立つ曲がたくさんあるので、いくつか紹介します!
※音楽知識全然無いので聞こえる楽器等違うかもしれません…。管楽器は全部トランペット、弦楽器は全部バイオリン、あとは大体シンセサイザーみたいな感覚しかないのでごめんなさい。


「Celebration!」
御坊ちゃま達のセレブパーティーって感じで最高。曲名の通り、君と僕のトキメク出会いを祝おう!って感じの歌詞なんだけど、その軽さとめでたさがめっちゃ良い〜!よく分かんないけど祝うっきゃねぇ〜〜!!これはベースラインもめっちゃカッコいいし、コーラスや色んな楽器が賑やかで、高貴さとチャラさのバランスが絶妙。浮き足立ってても育ちの良さが隠せない感じ、本当好き。


「King & Queen & Joker」
これはトンチキさでも名高いんですけど、開始2秒で天空界まで急上昇するような管楽器のイントロが最高。マジでどんなレコーディングしてんの?REC映像見せて??あと個人的にお気に入りなのが「ラブ トライアングル〜」って歌うところでトライアングルの音がチン♪チン♪チン♪て鳴ってるのが、芸が細かくて大好きです。ずーっと色んな楽器の音が聞こえるから、映像見ずとも視界がチカチカしてくる気がします。魔法みたいに賑やかで華やかでキラキラした曲。


「Twilight Sunset」
これは全くトンチキってないです!だから泣いてしまう…(情緒不安定オタク)。
夕方から夜への移り変わりを、友情から愛情への変化に重ねた、繊細で美しい名曲。マリウスの歌う「なんて綺麗だ」が一番綺麗だ…。ロマンチックなんだけど切なくてドキドキするやつ。これもギターの優しい音ととトランペットの跳ねるようなリズムがなんとも心地良くて品が良い…。この穏やかな心地よさがまた切なさを引き立てるんだよなぁ〜〜。こんな恋愛したい…!(これ好きな人はつばきファクトリーの「I Need You 〜夜空の観覧車〜」も好きだと思うんだ)


「シャンデリア・アベニュー」
これも「Celebration!」みたいな浮かれた曲なんですけど、メロディーが気持ちちょっと切なくて、少しだけ大人な雰囲気になってます。でもめちゃくちゃ華やかで賑やかでポップで、素敵な夜の街をデートしているような高揚感に溢れてます。これ聴きながらシャンゼリゼ通りを闊歩するのが夢〜!ぜってー叶えたる!!!いや私よりメンバーがこの曲バックにシャンゼリゼ通り歩いてくれ〜!!


「Slow Jam」
失恋ソングでこんなお洒落って…(泣)気怠げなスローテンポの曲だけど、バックの楽器がなんとも優雅で、失恋した自分に酔いしれてる感じある。だって絶対超お洒落な部屋に住んでるじゃん…。「STAGE」コンでのパフォーマンスのイメージが強いから本当かっこいいとしか言えねえ…。失恋してもただの悲しい失恋ソングじゃなく、しっかりセクシーに仕上げるあたり、Sexy Zoneっぽさが感じられて好きです。



キリが無いのでこんなもんにしときますが、なんせめちゃくちゃ曲が多いので、別の機会に改めて語ってみたいです…!


こんな感じで素敵な楽曲がたくさんあるSexy Zoneなんですけど、やはり歌うメンバーの歌唱力あってこそなんですよね。

ケンティーと風磨くんの表現力に溢れた歌声と、勝利くんのクセのない真っ直ぐな声。聡ちゃんの優しく爽やかな声と、マリウスのエキゾチックで深みのある声。みんなそれぞれ特徴は違うけど、重なるとちゃんとまとまっていて、それがまた素敵なんです。


あと裏声のキレイさがもうたまらないです…!

最新アルバムに収録されてる「タイムトラベル」はもうファルセットフェチには堪らない曲で、サビ全部裏声です…!!超贅沢でびっくりしました。これはもうファルセットサンプルとして貴重な資料になったと思います!ありがとうございます。


コンサートならではのフェイクとかも上手で、生歌としても聞き応えのあります。
ボイトレの話とか全然聞かないけどどんな練習してんだろ…。菅井ちゃんみたいなトレーナーがジャニーズにもいるのかしら…??


いや〜〜正直Sexy Zoneを好きになるまで、ジャニーズの楽曲舐めてました。

めちゃくちゃ拘ってるじゃん…。

ハロプロの楽器REC映像とか大好きだから(笹本安嗣さんの「表面張力」RECめちゃくちゃ見てる)、セクゾの曲を聴いても "あ〜このベースの人めちゃくちゃ気持ちよく弾いてるんだろうな〜〜" とか "このクラリネットソロのアレンジ何回録ったのかな〜〜"とか考えちゃうんですよね。

願わくばもちろん見たい…。
やれば良いのに、なにか著作権とか引っかかるのかな?分かんないけど今後に期待です。



アイドルの曲はグループのイメージだったり、メンバーの歌声に大きく左右されると思いますが、トンチキさやお洒落さを使いこなすSexy Zoneの曲が本当に好きだなぁ、と改めて思いました。

こういうグループカラーは早々に変わるもんじゃないはずなので、きっとこれからも好きな曲が増えること間違いないです。

そのためにも皆んなには活躍して欲しいし、私自身も元気に応援していきたいな、とヤル気になりますね。






以上、他ジャンルのオタクをやっていた私による私のための魅力語りでした!


本当はもっともっと語りつくせない魅力があるし、整理整頓というよりは散らかしっぱなしなんですけど、ちょっともう自分の語彙力、気力の限界です…。


あと、やはり他のジャンルと比較したことで読みづらかったり、分かりにくかったりしたかもしれません。

ただこんなに違うジャンルからも、本当に突如この沼に落ちてしまうこともあるんです…。
人生何が起こるか分からないですよね。

そんなこともあるんだなってことで、敢えて絡めて書いてみました。大目に見て頂けると嬉しいです。



全く別のジャンルを好きになるのってすごく勇気がいるし、今までのジャンルになんか申し訳なく思ったり、今後の掛け持ちが不安になったりとかで結構頭がぐちゃぐちゃになったんですけど、結局は好きなものが増えて世界が広がって楽しいことばかりでしたね!

私は他ジャンルを好きだったからこそ、新しいジャンル特有の魅力に気付けたり、逆に今までジャンルの良さを再確認できたりもしました。実際Sexy Zoneにハマったのもハロオタだったからだし。



だからいま、何か別のジャンルにも魅力を感じているオタクがいるなら、躊躇わずに飛び込んでみて良いと思います。

飛び込んでみて、好きだったらトコトン楽しめばいいし、なんか違ったなら止めて戻ればいいし。
推したかったのに推せないのが一番辛いです。

好きな気持ちに正直に生きることはやはりめちゃくちゃ楽しいので、これからも掛け持ち人生を楽しもうと思います。

ちょっとなに目線?って感じですが、ここまでそう思いました。


2020年2月5日に発売された新アルバム「POP×STEP!?」がもう本当に素敵な曲ばかりで、そのツアーが始まるまでに何かしてぇな~!と思って書いていましたが、忌まわしきコロナの影響でツアー初日は延期になってしまいました…。

非常に残念ですが、きっと一番悲しんでいるのはメンバーだと思います。
やりたかったろうな…(泣)


なのでこれはこれで楽しい勉強期間として、改めてアルバムを聞き込みたいと思います。


ちょうど12日のラジオで中島健人先生直伝の「SHE IS LOVE…」C&Rが公開されましたしね!

オタクに休んでる暇なんてありません。
発声練習をたくさんして、必ず元気にコンサートを迎えましょう。



本当に長々と失礼しました。
楽しかったです~~~!

非つんく曲だけど刺さるハロプロ曲 〜中島卓偉、星部ショウ、児玉雨子語り〜

私はハロオタなので、やはりつんくの作る楽曲が大好きで大好きで、今までたくさんの影響を受けて生きてきました。

特に就活や卒論で自分自身を見つめなおす機会が多かった大学生時代には、色んな性格や考え方を肯定してくれる多くのつんく曲に励まされたし、言葉やメロディーの持つ力強さに改めて音楽っていいなぁと感動させられました。


なので、つんくの総合プロデューサー離脱はかなりショックだったし、所謂"ハロプロみ"がなくなってしまうのではないかと不安になりました。


彼女たちの強くて逞しい姿や、可愛くハッピーな姿、世界平和を願う清々とした姿、切なくて張り裂けそうな姿は、あの強烈な世界観とセンスが溢れてるつんく楽曲でこそ輝くものだと信じていたので、他の人の歌(長年ハロプロにいると、それがまず未知の世界)でも、私の求めるハロプロ像が変わらず見られるのか、色んな事情があるにせよ、受け止めきれない思いはありました。


ただ、今現在も私は変わらずハロプロが好きです。
つんくだろうがつんくじゃなかろうが、好きなもんは好きでした。



それを"にわかだから"とか、"ミーハーだから"とか思う方もいるかもしれませんが、自分の耳で楽曲を聞いて、自分の目でパフォーマンスを見て判断したことなので、これはもうしょうがないです。

そりゃあの世界観をイチから作り上げたつんくは、ノーベル平和賞ノーベル文学賞ノーベル経済学賞で唯一無二の存在なことに間違いはありませんが、他にも鋭い視点と溢れるセンスで、"ハロプロ"を表現し続けててくれる、素敵なクリエイターが間違いなく存在しました。
それは本当に素敵なことです。


そこで、現在のハロプロで沢山の楽曲を提供している3人について、日頃の感謝を込めて色々語りたいなぁ〜と思い、この記事を書き始めました。

別に深い意味はありません。
いつものただの好き語りです!


ただ製作側への語りなので、興味ない人もいるかもしれないし、推しメンへの語りよりも色んな意見や考え方の人がいるかもな、と思って前置き長くなっちゃいました!

あと私、音楽の専門知識とか全然ないので、色々違うこともあるかもしれません。すみません。

感じ方は人それぞれなので、ただの一個人の、素人の考えと思って頂けると幸いです。



語るのはもちろん、

です!!!!!!!


もちろん井筒日美さんやヒャダインさん、津野米咲さん、KOUGAさん、三浦徳子大先生(セクゾでも大変お世話になってます…)などにも日々感謝しているのですが、ちょっと上記3人は製作ペースが異常すぎます。
どのグループのどのシングルにも絶対いてくれます。

いまのハロプロを語る上で、この3人はまさに三本柱であり、それぞれ違った個性が光っていて、非常に楽しいです。
本当にありがとうございます。



早速!!!!!
それぞれの好きな曲を!!
語る!!!!!!!!



※大変失礼ながら敬称略です。本当は日々心の支えとしてお世話になってる方々なので、しっかり敬称つけたいのですが、いまいち語る熱量としっくりしないので、好きなように呼ばせて頂きます。

※だいたいの曲が公式でYouTubeにあるのでURLなどは割愛します。
 (きっとハロオタしか読まないと思いますが一応…)

※毎度ながら長いです。好き語りを短くまとめるって不可能すぎ。



中島卓偉

「サンキュー卓偉」でお馴染み。
ギターやベースで殴られるようなパワフルな楽曲から、優しく控えめな包容力ある楽曲まで作り出す天才。タトゥーめっちゃ入ってるし、曲も激しめなのに、歌詞では結構優しいこと言ってくれるので、たぶん良い人。

たまに深夜まで起きてると、卓偉の城番組が見れるよ。スタッフと城の周りを歩き回ってて、はしゃぐ姿はとても可愛い。
せーの、キャッスル!キャッスル!(これ伝わる人どんだけいる??)


声の癖が強いので、コーラスされると曲の鋭さが増して超嬉しい。卓偉のコーラスREC見るの大好き。可愛い女の子に紛れてゴリゴリのロック兄さんが歌ってるっていうのが最高。

彼が「ハロプロとは?」という問いについて話した伝説的1万2千字インタビューは何度読んでも良いです。

もし未読の方がいたらぜひ!!お時間ある方は読んで下さい!!
https://news.mynavi.jp/article/20190321-793210/

このインタビューを読んで、ハロプロの楽曲への拘りや、音楽家としての考え方を知れて、やっぱハロプロってめっちゃいいな…と思ったんです。

なのでここから語る卓偉の件は、もういいです。よっぽど聞きたいこと聞いてくれてるので、こんなオタクの語りなんかより読み応えある…。

でも個人的な感想を語りたいのがオタクという生き物なので、好きな下記2曲について語ります。



『大器晩成』アンジュルム
作詞/作曲 中島卓偉/編曲 鈴木俊介 2015年

いやもうこの曲の功績たるや…!
冒頭のようにつんくに縋り付いていた私らの不安を吹っ飛ばした、新生ハロプロの代表曲。

デビュー時は声も見た目も幼すぎて"マジでこれ合法?"と不安にさえなり、動くたびにハートが舞っていた伝説のグループ「スマイレージ」。それが2015年に新メンバーを加えて「アンジュルム」に改名されると聞き、何がどう変わるんだろう…とソワソワしていた我々に"こういうことだ!!よく見ておけ!!!!!"と言わんばかりに、生まれ変わった煌めきと、成長したカッコよさを鮮やかに見せつけてくれた曲です。

まず曲名がやばい。
「大器晩成」という四字熟語の力強さ。カッコよすぎる。
しかも歌詞では"大器晩成!?そんな人生ひっくり返せ!!!"って言ってるから驚き。
普通この曲名なら"今は辛くても大器晩成目指してコツコツ頑張ろうな"って曲かと思うじゃん。
違うから。大器晩成なんて待ってられないわけ。
「死んだ後に評価が高まる」とか、アイドルソングで「死」とか普通入れる?卓偉は入れちゃう。そこに続く「いやいやそんなのありえないし!それ大器晩成って言わないし!」という歌詞主張の強さ…。

もう"仰る通りです"しか言えねぇよ…。相撲でいえば押し出し(相撲でいう?)。

こんな説得力ある曲を作る中島卓偉って誰ですか!?ってなったのが私の初卓偉でしたね…。


これはもう、ライブでもコールが入って楽しいし、MVも最高だし、カラオケで歌っても最高。
強めなサウンドに強めな歌詞なのに、やっぱりアンジュが歌うとちゃんと可愛くてアイドルソング
主張はめちゃくちゃ激しいのに全然説教臭くないから、卓偉さんはすげぇ。
何年たっても色あせず、常に新鮮な気持ちになる最強の歌です。



『就活センセーション』つばきファクトリー
作詞/作曲 中島卓偉/編曲 ダンス☆マン 2017年

これはもう、最初にタイトル見た時は"なんでアイドルが就活の歌なんか歌うんだ?"と混乱しました。
アイドルは、キラキラした恋とか、熱くデッカい夢とか、尊い青春とかを歌うもんだと思っていたので、自分も経験した、あの学生時代で1番不安で暗い日々の就活を、デビューしたてのまだまだフレッシュな彼女たちが歌うの!?と思ったのはきっと私だけじゃないはずです。

しかもWikipediaで調べたところ、卓偉さんは中学卒業と同時に上京してるんですよ。
就活してないじゃん!というツッコミをしたのも、きっと私だけじゃないはずです。
(まあ就活なんかよりよっぽど大変なことをしているんですけど)

でも実際聞いてみると、かなり難解な曲ではありますが、ちゃんと不安とヤル気が交錯する、複雑な感情が表現されてて、さすが卓偉〜〜!!!とバンザイしました。

正直これが就活生の心に響くかは別かもしれませんが、いま職場でも採用に関わることがあるので、なかなか的を得たことを言ってくれてるな…と感心します(上から目線ですみません)。
この曲の学生は分からないなりに色々分かってるので、私なら採用したいですね。
リクルートスーツであんな激しいダンスして、アイドルらしからぬ太くて低い声で熱く歌い上げてくれる、元気でやる気に溢れてる子とか、弊社に欲しいです。

この曲は初見のインパクトもデカかったですが、やはり年末にレコード大賞最優秀新人賞に輝き、谷本安実ちゃんの瞳にいっぱいに溜まった涙と、もらい泣きする安住アナの姿は、いつまでも忘れられないですね。
何度見ても泣けます。

そんな素敵なエピソードも生まれたこの曲が、就活生を励ましてくれたらいいな、とイチ社会人として思います。



卓偉さんについては以上。
うそ。本当は『開き直っちゃえ!/こぶしファクトリーとか『愛・愛・傘/Juice=Juice』とかも大好き…。
作曲だけならバースデーイベントなどで定番の『My Days for you/真野恵里菜とかもやはり素敵です。


でも我慢!さくさくいきたいですね…!!
続いては、


星部ショウ

突如ハロプロ界に現れた謎の男H。
一時期は「つんくなのでは?」と噂されたり、他の誰かのセカンドネームなのではないか、など様々な憶測が飛び交いましたが、実際はマジで突如現れた"星部ショウ"という人だったという、ある意味1番の衝撃的事実に、ハロオタは引いた。

作詞も作曲も、ときには編曲も行うハロプロの救世主。いくつものグループにかなりのペースで良曲を提供してる。
なかなかのトンチキソングからしっとりバラードまでなんでも作れて、インドもブラジルもポップもロックもディスコもブルースもいける。
「〇〇っぽい」がとんでもなく上手いし、ハイセンス。
ライナーノーツとかツイッター読むと、なかなかえげつない音楽オタク。

分かんないけど多分良い人。
最近ちょっと露出が増えてきてるけど、未だに謎の男感が拭えないのがなんか面白い。



『ドスコイ!ケンキョにダイタン』こぶしファクトリー
作詞/作曲 星部ショウ/編曲 菊谷知樹 2016年


久々のハロプロ新グループ誕生に沸いた夏。
こぶしファクトリーってどんなグループなんだろうな?と非常にシンプルな疑問を抱いた私に突きつけられたこのタイトル…。
「は?ドスコイ??この華奢で年頃な女の子たちが、ドスコイ??」といつものように混乱しました。

あまり馴染みのない人の作詞作曲。Juice=Juiceのアルバムでは普通に素敵な曲だったけど、ドスコイ!とかいう感じは全くしなかったぞ…??と何一つ見当もつかない状態でしたが、MVが公開されるとドスコイ!!と感謝の正拳突きをしてしまうサイッコーの曲でした。

ズンドコズンドコ響く重低音のリズムが勇ましく、こぶしファクトリーの声もめちゃめちゃにかっこよくて…。なんかもうその生命力の強さに私は泣きました。(オタクすぐ泣く)

初心を重んじたり、日本を憂いたり、「鯔背だね!(ドスコイッ!!)」という強めの声が入ったりするところが.ハロプロの良いところですよね。
"こぶし"という力強いワード(本当は辛夷の花の意だけど)のグループデビューにふさわしい曲をありがとうございます。グループの方向が定まった最強の曲でした。パワフルなパフォーマンスをこの先も期待したいです。
※解散発表前に書きました…びっくりした……。
悲しいけどこのまま載せます。



『I Need You~夜空の観覧車~』つばきファクトリー
作詞/作曲 星部ショウ/編曲 浜田ピエール裕介 2018年


私これ、発表されたときはそんなに響いてなくて、同じシングルに収録されている「春恋歌」「低温火傷」ばかりMVを見ていて正直あまり印象に残っていなかったのですが、1stアルバムの「first bloom」で聞いたときに、”えっなにこの名曲!?”と胸がときめきました。

アルバムだと「就活センセーション」の次がこの曲なんですよね。
さっきまで低めの声で「よろしくお願い致します!」と頭を下げてた皆が、いきなり「ねぇ私の事、どう思ってる?」なんて首かしげて聞いてきたら、もう一気に恋に落ちるでしょ。私はもうすっかり恋に落ちました。

(超どうでもいい個人的な嗜好なんですけど、観覧車ってそんな好きじゃなくて、「観覧車って沈黙しちゃって なんとなくちょっと気まずウィ」というつんく的思考だったんです。でもこの曲でこう、ある意味正しい観覧車の使い方を今一度知ったというか、本来こういうイメージの乗り物なのに、自分のちょっと捻くれた価値観のせいで斜めに見てしまっていたことに気づきましたね。サンキュー星部。)


これ主人公めっちゃ可愛いの。
個人的イメージだと河下水希の漫画ヒロインみたいな絶妙なあざとさ(伝われ!)があって、「弱気なあなたの背中を 押すように隣にいった」っていう、この、微妙な駆け引き!密室で、2人きりで、「予感」がしてて、もうこんな緊張感ないでしょ!?!?きっと全ての仕草からお互い目が離せなくなってるはずです。そんな中でのこの大胆な行動…。
めっちゃ可愛い…。このちょっと女の子が上手な位置関係がたまんないです。

星部さんのこういう可愛い歌詞は、思春期の恋に恋する乙女にぴったりだと思います。
個人的に最近のハロプロにはちょっと不足しがちと感じる、可愛くて甘酸っぱい曲を、しっかり作ってくれる星部さんは本当にありがたいです。


この記事書き始めたのがかなり前でして、以降にBEYOOOOONDSの1stアルバムが出て『元年バンジージャンプにどハマりしたので内容変えようか迷ったのですが、キリがないのでやめました。もしまだ未聴の方いたらぜひハロステでパフォーマンス見てみて下さい。最高です。
他にも押忍!こぶし魂こぶしファクトリー『赤いイヤホン/アンジュルム『BRAND NEW MORNING/モーニング娘。'17』都営大江戸線六本木駅で抱きしめて/#CHIKATETSU』なども大好きです。
作曲だけなら『臥薪嘗胆/アンジュルム』、『TOKYOグライダー/Juice=Juice』、『ニッポンのD・N・A/BEYOOOOONDS』なども、全然違う作風なのに全部良い曲で好きです。

この多才さも謎の男感があるんだよなぁ…。
本当、どういう音楽遍歴持ってるんだろ……。

気になります…。



続いては、

児玉雨子

児玉雨子は作詞家なので曲は作りませんが、ハロプロを支えるクリエイターとして語らずにはいられません。

まじでまだまだ若いからこの先雨子作品が増える一方なの、日本の未来明るすぎる!
いつかSexy Zoneにも書いてね!!


その鋭すぎる感性で『低温火傷』や『3回目のデート神話』や『46億年LOVE』などのパワーワード楽曲を数多く制作しており、可愛いだけじゃない、複雑な少女の心情をスパッと気持ちよいほどに切り取ってくれます。
ただその切り取り方がなかなかリアルで生生しくて、たまに怖い。

でもこの“可愛いけど、ちょっと面倒くさい”感ハロプロの特有の湿度というか、現実味があって共感を生む部分だと思うので、雨子さんのこういう歌詞が私は大好きです。

とはいえ可愛くて甘い歌詞もすっごく良くて、キラキラワードの語彙力の高さにも驚きます。

共感は生むけど、決してありふれたものでない新しい感性に、これからもきっと「ウワーン生々しいよぉ〜」と怯えつつ、私に刺さる歌詞を書いてくれると思うので、今後生きる楽しみの一つです。



『キスより先にできること』カントリー・ガールズ
作詞 児玉雨子/作曲 魚住有希/編曲 菊谷知樹 2016年※リリース年


甘いモノとピンクのモノと柔らかいモノしか食べられないの♡みたいな”可愛い”を具現化したカントリー・ガールズ。でもちゃんと地に足つけてる感があるのがハロプロっぽいな、と思います。

まあちょっとカントリー・ガールズの話とか、今あまり上手く話せる気がしないのですが、カントリーと雨子は切っても切り離せない関係なので、しょうがないです…。
うう、悲しい…。


そんな女の子たちが付き合い始めについて歌うのだから、浮かれてハッピー☆彡な歌かな、と普通思うのですが、浮かれてキスまで急いでるのは男の子で、女の子はそんな彼に「置いてけぼり」状態であり、不安と寂しさ、そして小さな覚悟が描かれていて、これはもうぜひ義務教育で教えるべき内容じゃないかと思います。

決して嫌いじゃないけど、もっと真剣に、ゆっくり近づきたいから、今日喧嘩になるかもな、と思っている女の子の思慮深さがなんとも刺さります。
初めての喧嘩は覚悟できるのに、初めてのキスはまだ不安という複雑な乙女心。
可愛くて甘い雰囲気の女の子たちなのに、決して思考は軽くないのがいいです。

「今夜だけ浮かれたかった」もそうですが、恋愛に対して女の子が考えるあれこれを描くのが、雨子は天才的に上手いと思います。
恋したからといって「世の中薔薇色!」と飛んでっちゃうほど幸せな気分になることは稀で、実際はなんか思ってたのと違う…なんてことがきっと当たり前にあるはずです。

色々考えながらも、この女の子はしっかり相手に向き合おうと頑張っているので、絶対幸せになってほしいですね。
なんつーか、こんな娘を生みたい。



『46億年LOVE』アンジュルム
作詞 児玉雨子/作曲 林田健司/編曲 鈴木俊介 2018年


この曲のヤバさを伝えられる語彙力が欲しい〜!
でもこれカラオケで歌っても全員良いって言ってくれるから本当に万人共通好きなんじゃないかな。

「結局はLOVEでしょ」って誰かに言い切ってもらいたかったのでもうこのフレーズで優勝。誰もが結局はLOVEだと思っていてもはっきり言ってもらえていなかった気がするので、なんかよく分かんないけど救われた気がします。

規格外にデカイこと言う割に「今朝は駅前で何人とすれ違ったかな」とか「傷ついたら傷ついたよと 伝えられたら」と妙に日常っぽいことを言いだすから、"あれ、この曲私のこと歌ってる…?"と「なんちゃって恋愛」的思考になり、宇宙だろうが地球だろうが46億年だろうが、全て私にとって身近で、関係のあるものに思えてしまうのです。

私がハロプロを応援するのも愛だし、争いのない未来を願うのも愛だし、寂しい夜に人を求めるのも愛だし、違う同士認め合うのも愛だし、自分らしく真っ当に生きるのも愛なんです。
優しい愛の時代が来て欲しい、まばゆい愛の時代を作りたいっていう全人類共通の希望を、若くて可愛くて元気なアンジュルムが笑顔で歌って、生き生きと踊る歌があるということが最高オブ最高。こんなん誰も勝てっこない。
宇宙にでっかいスピーカー打ち上げて大音量でこれ流して全生命体でDANCE DANCEしたい

46億年の愛が作った地球で生きてて良かったーー!!!!

これはもう作曲の林田健司も、編曲の鈴木俊介も、作詞の児玉雨子も全員にノーベル平和賞をあげて欲しいレベルに全部すごい!
なぜこれが紅白の大トリでないのか単純に疑問。

これは個性を大事に、逞しいパフォーマンスをするアンジュルムだからこそ歌える曲だなーと思います。



他にもカントリー・ガールズは全部名作で、『VIVA!薔薇色の人生』、『リズムが呼んでいるぞ』などシングルになってないものも最高。もちろん他グループの『次々続々/アンジュルムとか、『五線譜のたすき/モーニング娘。'17』も良い。
コンセプトが分かりやすいし、音にあった言葉選びのセンスがめちゃくちゃ好きです。
すごいとしか言えない。




そして更にすごいのが、この雨子の作詞と、上記した中島卓偉、星部ショウの作曲した楽曲がめちゃめちゃ良いんですよ。


『今夜だけ浮かれたかった』つばきファクトリー
作詞 児玉雨子/作曲 中島卓偉/編曲 炭竃智弘 2018年


夏のせいにして、浮かれて恋しちゃおう!みたいな曲ってたくさんあって、私も思春期の時はそんなイメージに掻き立てられて、この夏なにか起っちゃうかも…!?なんて淡い期待を持っていた気がします。

だからこの曲を聴くとそんな昔の自分を見せつけられているようで、なんとも恥ずかしくて切なくて、胃のあたりをギュッと締め付けられる感じがして……たまりません。(ドM)

この主人公も夏に浮かれて色々するはずだったんですよね…。
詳しい内容は「誰にでも話せるような 思い出作りはしたくない」とのこと(この生々しさが雨子節…)なので明かされませんが、きっと周りの人が知ったら驚くような、かなり大胆なことをイメージしていたんでしょう…。
その為にしっかり準備はするくせに何もかも上手くいかず、達成度ゼロのまま捨て台詞の「なんでもないよ さようなら」で締めて、自ら幕を降ろしてしまう…。なんて不器用なんでしょうか……泣ける…。

でも大人になった今ではわかる。
浮かれるのも結局は自己判断の結果であり、「夏のせい」なんて他任せにしていたらダメなんです。自分で行くぞ!!って決心しないと何も始まらない。
それを学んだ今、この曲を聴くと若いなぁ〜〜!って思うし、実際それを若くてちょっと辛気臭さ漂う(褒めてる)つばきファクトリーが歌うのがまた見事にハマってます。

パワフルなパフォーマンスが出来る実力と、「独り占め」から始まるつばきファクトリー独特のイメージが、それぞれしっかりと培われたからこそ生まれた楽曲だと思います。

歌詞だけについて語ってしまいましたが、曲も本当めっちゃいい……。
女の子の焦りとか、内情の熱さとかが溢れてて、見た目の清楚さとのアンバランス感が素敵すぎる。
ドロドロした内容なのに曲は疾走感があるから、なんども聞きたくなるやつ…。

あと編曲もいい…。
イントロ超良くない……?
ザワザワした感じのイントロ数秒から急上昇して、卓偉の熱い最高コーラスですよ。「私の真夏どこ行った?」って、恋がうまくいかなかったら真夏という季節ごと失ってしまうような不安感が掻き立てられて良い。
もうこっちはこの曲で逆に夏が始まった気になるよ…。

この主人公の女の子、きっと何事もなく帰宅して、人知れず失恋を泣いて、スンとしてるんだろうなぁと思うと、もうめちゃくちゃ優しくしたい。この子の姉になって車で迎えに行ってコンビニ寄ってアイスとか買ってあげたい。


他にもこの曲の続編を思わせるような『3回目のデート神話/つばきファクトリーと卒業定番ソングになりつつある『友よ!/アンジュルムもこの二人の作品です。
やはり卓偉のカッコいい曲調と、雨子の鋭さが相性ぴったりでめっちゃいいですね。
この先まだまだ色んな曲を聴きたいです。



『チクタク 私の旬』juice=juice
作詞 児玉雨子/作曲 星部ショウ/編曲 CMJK 2015年


Juice=juiceの1stアルバムに収録されている曲で、おそらく雨子さんと星部さんの初タッグかな、と思います。
(制作だけなら他にもあるかもしれないけど、リリース順だと最初)

歌詞は、年頃の女の子に歌わせるにしてはかなり鋭い内容だけど、曲が天才的に可愛いから怖くない。
しかも当時、メンバーにも自然な大人っぽさが出始めた時期だったから、自分の「賞味期限」について歌うのは絶妙なタイミングだったんじゃないかと感じました。

そりゃ「賞味期限」なんて言い方キツすぎるとは思うし、メンバーに自分を「賞味期限」がある存在だなんて絶対に思ってほしくないものですが、こういうパワーワードに切り込める雨子はやはりすごいと思うし、雨子自身も若いから説得力があって嫌な感じはしないです。
(正直これを50代とかが書いてたらハァ?ってなるかもしれない…)

結局は相手が好きだから自分の賞味期限が気になっちゃっているわけですし、今の自分を「旬」だと思っている辺りも若くて素直で可愛い。

この子は旬の終わりがチクタク迫るのを焦っているけれど、若くて「難しい年頃」の今か、歳を重ねてそれを乗り越えた未来か、どこが"旬"なのかなんてそれぞれだと思うので、そんな焦らなくてもいいよ、と抱きしめたくなります。

こんなにも魅力あふれる子たちが自分の賞味期限切れを気にするなら、一般人の私なんてもう旬があったのかどうかすら不明ですが、自分の移りゆく姿を自覚することってすごく大事だとは思います。
歳を重ねるのも全然悪いことばかりじゃないんだよ、というのは25歳の雨子が25歳のゆかにゃへ送った『25歳永遠説』(作曲のKOUGAさんも当時25歳!)でもしっかり書いてくれていますし、少女から大人の女性への変化ってハロプロの醍醐味でもあると思うので、そんな成長を私たちに見せてくれるアイドルに感謝して、いつまでも見守りたいですね。

だいぶ話が逸れちゃったんですが、歌詞の切り口は鋭いけど、身近で可愛い日常も散りばめられてるから、結果的にめっちゃ可愛い曲なんですよね。彼との食事問答とか、キャラを気にして素直になれなかったりとか、思考があっちこっち行っちゃうのが可愛い。

雨子の書く女の子は"面倒くさいけど可愛い"というか、"面倒くさいから可愛い"んですよね。色んなことに影響されながら、一生懸命色んな事を考えている彼女たちが、アラサーの私には眩しくて愛しくてたまりません。



この二人の作品はたくさんあって、あやちょ卒業シングルとして物議を呼んだ『恋はアッチャ アッチャ/アンジュルムを始め、『Good Boy Bad Girl/カントリーガールズ』、『弩級のゴーサイン/モーニング娘。'17』などグループカラーとちょっと外れた挑戦的な楽曲が多い気がします。
どれもグループの新しい面が見られて、私はすごく好きです。

これからも若いお二人のセンスが光る楽曲が増えるのが楽しみですね〜〜!

ぜひ対談とかしてほしいし、製作中の打ち合わせとか見せてほしい。Dマガ、期待してます。






以上、3人の素晴らしいクリエイターたちについて語りました。


こうして考えてみると、ハロプロの魅力ってやはり楽曲の素晴らしさが大きいですよね。
メンバーも、その楽曲に負けないようにパフォーマンスを磨いて、どちらが偉いとかではなく、どちらも高いレベルを目指してお互い高め合っている感じがすっごく好きです。
このスポ根っぽさ、まさにハロプロ!って感じがします。


ハロオタとしてつんくに拘りたい気持ちは確かにありますが、"つんくじゃないからハロプロとして認めない"と考えてしまうのはとてももったいないと思います。
そんな偏った考え方こそ、愛と平和と美味しいご飯を重んじる昔ながらのハロプロにはそぐわない気がします。

というか、私も"非つんく曲"なんて称してしまいましたが、2015年以降だってハロプロつんくの影響を受けていない曲なんて無いのではないでしょうか。
マネしてるとかではなく、個性を大切にしていたり、リズム感や言葉に対する拘りが強かったりと、そういった音楽性はつんくが作り上げたハロプロらしさだと思います。

なのでこんな線引きしてしまうことからして間違っている気がしますが、"つんくだけじゃないんだよ!!他もめっちゃいいんだよ!!"という気持ちがここ最近こみ上げてきていたので、長々と書いてしまいました。


事務所や製作陣に色々思うことがあったりももちろんしますが、基本的に楽しませてもらっているので、私は今のハロプロが好きだし、これからも応援し続けます。


つんくをはじめ、この3人を含めたたくさんの人が本気で拘って作る音楽を、魂燃やして本気で歌い踊るメンバーによって表現される"ハロプロ"が、いつまでも続くことを願っています。



大してまとまってもない内容ですが、とりあえず!!!!!

今度のモーニング娘。'20のトリプルA面シングル「KOKORO&KARADA/LOVEペディア/人間関係No way way」が楽しみですね!!!!
やっと15期参加のシングルが発売されるよ〜〜!!!


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おなじみのつんく曲も、雨子曲も、個性溢れててめっちゃ良いし、推しのふくちゃん可愛いからMV見てくださいね〜〜!!!!!



※追記
つんく♂についても書きました。
szhello.hatenablog.com

2度目のSexy Zoneコンサート感想!〜Sexy Zone PAGES tour 2019〜

行ってきました!!!

Sexy Zone PAGES tour 2019!!!!!

なんとか新潟のみ当選し、人生2度目の生セクシー!!(言い方)

年に1度とかマジ…?
わくわくもカウコンも落選し、24時間テレビで募金をしに行った時、武道館内で一瞬司会席に並ぶちびーずを見ましたが、やはり彼らがアイドルとしてパフォーマンスをしているところは中々簡単には見れないものなんだな、と実感しました。
逆に今までハマっていたジャンルが現場めちゃめちゃ多かったんだなってのもしみじみ感じましたね。現場があるってありがてぇ。

4/27 17:30開演 朱鷺メッセ!!

新潟、めっっっっちゃ寒かったです。
ライブ用に、と思って買っていた青いロングカーディガンは天気予報を見て断念しました。

デジチケに示された席はスタンド席の後ろから3列目くらい。朱鷺メッセの形状的に数少ない角度のある席なので視界は良好でしたが、何しろメンステが遠い。バクステも割と距離があって、双眼鏡もない私にとって正直良席とは言えない席でしたが、もう見られりゃなんでもいい!!視界にさえ入れば私の目がズームすりゃいいんだ!!!!と必死に目を凝らして彼らのパフォーマンスを見ていました。

そんな感じで、2回目のSexy Zoneライブ感想です。

前回同様、ネタバレだけど記憶は曖昧だし、脳内映像をズームにした印象なので捏造もあるかもしれません。
自分用のメモとして残すべくちまちまと書いたものになるので、もし偶然にも読まれる方がいたら、ご自分の記憶の補完や空想のネタ程度にして頂けると嬉しいです。

追記:その後ありがたいことにご縁があって5/6の横アリ1部にも入れました!なのでその時の記憶ともごっちゃになっているかもしれません。気持ち新潟中心の感想にしてます。



・メンバーについて

中島健人
銀髪〜〜〜〜!!!!!!!
ちょっとパサついてるのが手作り感あってめちゃいい~!なんてカラーなのかな??青っぽくも見えた気がするのは幻覚?総称はよくわからないのですが、2次元から飛び出たような、ケンティーにぴったりな髪色だし、本人楽しんでやってそうだし、なにより見つけやすくてめちゃめちゃ良かったです。

相変わらずのスタイルとお顔立ちで、ハッキリ見よう見ようと思っても、あまりの眩しさにピントが合わず現実味がありませんでした。
個人的に私はあまりに美しい人を生で見ると、不思議なことに、その人自体が自ら発光しているように感じてしまうんですが、今回見たケンティーも間違いなく発光していました。彼はただのスターではありません。恒星です。発光源です。(関係ないけどこの現象ありませんか?スポットライトとか関係ない場所でも、なんかピカーッて光ってる現象。街中で芸能人とか見るとだいたいこんな感じです。)
まあ発光体なら直視出来ないのも、ピントが合わないのも仕方ないですよね。それがある意味生セクシーの醍醐味だと思い、目の疲労と戦いながらも、そのキラキラを堪能させて頂きました。

ソロの「Becouse of 愛」は世界観がやばかったですね…!ケンティーは毎年毎年全然違う世界へ連れてってくれます。去年の「Mission」は私たちを守るため1000年後の未来から来てくれるアンドロイドでしたが、今年は安易に「きゃー!」と叫べるのは冒頭のキャンディコールのみ。それ以降私たちは一気にケンティーワールドは連れて行かれます。ジュニアたちとの独特な踊りやミステリアスな表情など、髪色も相まってケンティーが魅せる愛は宗教画のようでした。
もうちょいソロについてですが、「コールアンドレスポンスしてね!!!」ってめちゃめちゃ前宣伝してて、いざ聴くと "えっ、どれ??" って感じで正直難しい楽曲ではありましたが、先に仙台に入っていた友人から「観客は結構戸惑ってた」と聞いたのと、らじらーでケンティー自らコーレスを再現した時の声のデカさに驚き、頑張らねば…と思ったので私なりにかなり声をだしました!「LOVE!」はまだしも「SAD!」とあんなに大声で叫ぶことはもう2度とないと思います。貴重な経験になりました。全然足りてないかもしれませんが、ケンティーが喜ぶ成分の1つになれていたら嬉しいです。

あと印象的だったのは「Wonder Love」のいつまでもシャツを着ないサービス精神ですね。他のみんなも相当ゆっくりしながら袖を通してボタンを留めてってしてる中、おケンティー様はいつまでも着ない。着ないどころかシャツを肩にかけたまま水を胸元に垂れ流し、カメラ目線で滴る水を指で辿り始め、ニヤリと悪いお顔をしていました。平凡な生活を送るアラサーOLには何が何だか……。あまりにも刺激的で非現実的な数分間でしたが、めちゃめちゃエロくて良かったです。本当、ありがとうございました。

とてもとても忙しい中で、あれだけの世界観を生で貫くのは本当にすごいなぁと思います。行動の1つ1つ、言葉の1つ1つ、表情の1つ1つに、たくさんの愛を込めてくれて、私は本当に幸せです。存在そのものが愛。Your name is LOVE.
これからもそのキラキラとした笑顔がいつまでも続くように、ファンとして精一杯応援したい改めて思いました。


菊池風磨
風磨くん痩せてめちゃめちゃカッコよくなってる…。

前までまん丸でマシュマロ感やばかったのに、一気に輪郭とかシュッとしちゃって超男らしい。同じ高校とかにいたら絶対近寄れないけど運動会とかではこっそり遠目で応援する先輩みたいな、ちょっとワイルドだけど笑顔が素敵な爆モテリア恋枠って感じでした(?)。

しかも赤髪〜〜〜!!!!
根元黒めで毛先にかけて赤。なんなんだよ!ヤンチャ感健在で最高。あと、ふまけんオタクとしてもこれさ、ケンティーは銀×青で、風磨くんは黒×赤なんですよ。シンメなにしてんの???髪色までシンメ??ありがとうね!!!!!!(?)

あと遠くからだったから余計に立ち姿の個性と格好良さが光っていました。服の形も完璧に理解した上でとるポーズ一つ一つが、腕の角度とか足の位置とか全てバランスのいいアンバランス感を出していて、唯一無二の存在感でめちゃめちゃかっこよかったです。これが計算だとしても "ンーッ頭いい!プロ意識高杉!!最高!" ってなるし、無意識だとしても "天才かよ!神様ありがとう!!!" ってなるのでどちらでもいいです。たぶんどっちもだし!!

あとめちゃめちゃ可愛かったのは、「チクチクハート」を歌う風磨くんです。「ぼく、わかんないの」っていう男児のちょっとアンニュイな表情、完璧でした。風磨くんのぷくぷくしたほっぺが、ぼんやりとした眼差しと、ランドセル効果でさらにぷくぷくして見えました。
でもでも、さっきまでショタだったのに、ソロではちゃんとオニイチャンになってて、なんだよもーーー!結局かっこいいんだーーー!!と私は悶えました。もうクレジットの段階で名曲なのに生で聴くとさらに良い曲だったし、演出が最高でした。ホームビデオの風磨くん…。はぁーこんなに大っきくなって!って親戚のおばさんみたいな気分になれました。風磨くんの親戚になりたかったから超嬉しいです。

まだ未熟だけどちょっとずつ成長している自分をふと振り返るというのは、今回の「PAGES」にぴったりですよね。素敵な時間をありがとうございました。


佐藤勝利
毎度美しい顔してるなぁ…ってカメラで抜かれるたびに思考停止してました。
今回はおでこを出す髪型だったので、より見えるお顔の面積が広いし、去年が「Ms.デビル」の撮影期間でぷくぷくと可愛らしかったので、今回はちょっとワイルド系な感じで嬉しかったです。

あと個人的に「ROCK THA TOWN」の冒頭、皆が歌詞を大胆に煽りながらライブ仕様に歌ってるなか、一人いつも通り「えびばーでぃ」と言う勝利くんが大好きなので、今回また聞けて歓喜しました。あれめっちゃいい。
あのブレない感じが、永遠の0番として個性の強いシンメたちの中心にいても霞まない強みだよなぁと思います。

お顔に注目してしまいがちだった勝利くんですが、今回は遠方の席だったのでその歌声が印象に残りました。
勝利くんの歌声はクセがないから、ポロッと心情を呟くような歌詞が本当にぴったりで、曲の世界観がぐっと身近に感じられるのは勝利くんの声効果が大きいのかもなと、改めて思いました。「チクチクハート」の「僕じゃダメかなぁ?」とか、きっとケンティーが歌うと誘ってる風に聞こえてしまう気がするんです(技術的なことじゃなくイメージ的なこと)。そういうのを、あの癖のない良い意味で"普通の男の子"の声で歌われると、スッと入ってくるんですよね。今回のライブだと「青い恋人」の最後「愛してると」だったり、前回のライブだと「名脇役」のラストとか、あれは勝利くんにしか歌えないフレーズだよなぁ〜と思ってます。しかもライブという特別な場でも、曲の世界観を壊さずに歌い切れるのはすごいと思うし、流されない勝利くんにしかない魅力だと改めて感じました。

ソロ曲はまさにその魅力たっぷりで、街中で1人語り引きをする勝利くんのシンプルなパフォーマンスは、その声と相まって会場を包むように優しい雰囲気になってたなと思います。柔らかい曲調だけど、じんわりと切なくて、街中のセットとも馴染んでて、すごく勝利くんらしい素敵な時間でした。傘に入れてあげようとするけど、どどどうしようって戸惑ってるジュニアくんめっちゃ可愛かったです。

でもでもライブだからこそ、ちょっとはしゃぐ勝利くんも本当にすきなので、「My sweet heart My sweet love」の冒頭、ニコニコと手足を大袈裟に動かして踊る姿はとっても可愛かったです。結婚してぇな(泣)。まじで(☆u∂)〜♪って感じでした。(?)

これからもセンターでブレずに堂々と立っていて欲しいです。そして優しい歌声で、Sexy Zoneの美しい曲を届けてくれるのを楽しみにしています。


マリウス葉
去年のツアーと比べて一番変化を感じたのはマリウスでした。

去年はその存在だけにとりあえず感動していましたが、今年は、歌もダンスもMCも、すごく上手になったよね!?!??

特にMC!!!19歳になったマリウスはもうお兄ちゃん達にいじられても負けませんよぉ〜〜!!!!鋭い反撃にめちゃめちゃ笑いました。お顔もスタイルも抜群に良くて家柄も頭も良いトリリンガルな男子大学生(信じらんないけど全部ホントの肩書き)がトークスキルまで手に入れました。多分本当に日本語が上手くなったんだろうな…。前までは「んもー!!なんでそんなこと言うの〜〜?!いぢわる~~><」って感じだったのに、今では「いやお兄ちゃんたち、僕間違ってないよ。こういうことだよ。ね、分かる?皆に聞いてみよ??」みたいになってて、ちゃんとした事を自分の言葉でめちゃめちゃ上手に伝えられてるやんけ〜〜〜〜!!と私は感激しました。ラジオの回数が多かったからかな?言いたい事がちゃんとわかるし、それがちゃんと流れに沿ってるし、しかもしかも面白いという…!すごいねぇ~~~!
ふわふわとした言動は今までだって天使的容姿にぴったりだったけど、少しずつ地に足がついたのかもしれません。ただ天使なのは変わらないです。小さいキューピッドが大天使マリウス様に昇華した感じ。これからも色んなお話を聞かせてくれ~~~!!!!!

ソロ曲も本当に良かったです!ポップだけどしっかりとした、マリウスらしい曲。前向きですごく優しいけど、ちゃんとカッコいいのが絶妙でした。色んな髪型、服装のマリが画面いっぱいに写っていて、宇宙規模にグローバルな思想を持つマリウスワールド。孤独に愛を追及するケンティーとは真逆で明るく平和な愛で包まれた素敵な世界でした。色んな違いを飛び越えて、これからもドンドン活躍していくんだろうな~~!なんて頼もしんでしょう~~~!!

マリちゃんはいつどのタイミングで見ても成長を感じされてくれますよね。つねに成長中です。もう流石に成熟したろ!と思っても、そんな私の基準なんて軽く飛び越えて、ますます魅力的になっていきます。まだまだ19歳…未来しかないし、それをこれから応援できるなんて本当に幸せ者ですね~~~!!マリウスが自由に楽しく幸せに生きていく未来がこの先続くよう、心から願っています…!


・ライブ内容について

テーマ
勝利くんが考えたというこの「Photo Album/Gather/Emotion/Sexy Zone」という言葉たち…。美しくて優しいセクゾにぴったりだと思います。

この1年、本当に色々ありすぎて、今回のアルバムとツアーがどんな感じになるのか正直不安なところもありました。
4人での並びにいつまでも違和感を覚えてしまうし、またそれを申し訳なくも思うし、ただその違和感を決して忘れたくないというのもあって、なかなか味わったことのない難しい感覚でした。ただ彼らが進むことをやめないと決めたなら、私はこれからも応援を続けようと思い、なるべく変わらない目線でみていました。

アルバムを聴いてみると、"人生の1ページ"というテーマにぴったりな、優しく美しい曲が多くて、改めてこのグループを好きになって良かったと心から思いました。
聡ちゃんが休んでいる中、グループの新しい一歩がどのぐらいのものなのか気になっていましたが、その歩みはすごく穏やかなもので、決して聡ちゃんを置いていかないよ、という優しさがあるように思いました。きっと難しかったことがたくさんあった中で出来たアルバムで、さらにそれを披露するのもまた大変だったと思いますが、ライブ自体もアルバムの優しくて美しくて楽しい雰囲気そのままの最高の時間でした。


セトリ
今回選曲も流れもスキすぎてスキでスキだからって感じでした!!!

同じ曲調が続くわけではなく、ガラリと雰囲気が変わる箇所が多くて、流れが全然予測できませんでした。でもぶつ切り感があるわけでもなく、一回の公演で、何周もセクゾのいろんな表情を見ることが出来た感じで、すごく楽しかったです!

まずOPの「カラクリだらけのテンダネス」めちゃめちゃかっこよかった…。やだやだどこから出てくるの~!?みたいな登場。いつもはずらっと並んでバーンッって感じ(語彙力皆無)でしたが、今回はカラテンにぴったりな、ちょっとミステリアスだけど、とびきり楽しくてかっこいい演出で最高でした。
そこから明るい曲が続き、まずたくさん声を出させてくれました。「プンププンプン」もまたみんなで言えて楽しかったですし、新曲の「Hands,Up!」も思い切り叫べました。一気に声が出しやすい雰囲気になったので、その後もずーっとキャーキャー言えました。雰囲気づくりうますぎる…。そのままの調子で小学生セクシーたちにも自然と叫んでましたね。まじありがとう。現役にも負けないくらい、めっちゃ可愛かったよ。

あとまさかの「sexy summerに雪が降る(ピアノver.)」でした。あんなにしっとりと夏のクリスマスソングを歌い上げるメンバー達の歌唱力と集中力はすごいですね。そこから「Twilight Sunset」が聞けるなんて…(泣)いや、聞けなかったら困りますが、名曲ばかりのカップリング曲のなかでも一番聞きたかった曲なので、それだけでもう本当に嬉しかったです。

そして「Wonder Love」の過激演出…。ケンティーについては既に書きましたが、もちろんケンティーだけじゃなく、全員がめちゃくちゃエロいです。ゆるっと羽織った白シャツと白パンツ、気だるげな表情、持て余された長い手足が品のあるソファで妖艶に動いて絡まってて、本当に今まで目にしたことのあるSexy Zoneの中でも最もセクシーでしたね。腐ったオタク時代も経てるので色んなものを目にしてきましたが、ここまでビジュアル完璧な人たちが堂々とセクシーなパフォーマンスをするところは見たことないです。ゆるゆるしてるのが最高でしたね。早くブルーレイ画質で見たいです。そして次曲の「青い恋人」のイントロが流れると、先ほどのゆるエロさはスッとなくなり、皆んな素早く着替えてて、あっという間に爽やかボーイに切り替わってたのも面白かったです。

「ゼンゼンカンケイナイ」もゲラゲラ笑いました。タオル振り回して超楽しかったし、その後の「BAD BOYS」の流れもみんな走り回ってて最高でした。若い!!!体力すごいね!!!!ダーーーーッと走り回ってて誰がどこにいるのかよく分からなくなりました。ありがとう。お疲れ様です。

あとアンコール曲として「ぎゅっと」って最高すぎない?あんな優しい曲されたらそりゃ"明日から頑張ろう…"ってなっちゃう。あと最後の曲が「いつまでもいつまでも」なのも本当に幸せな時間でした。きっと最後の曲なんだろうなって思って聞いてたけど、予想以上にしっくり来て、みんなの成長とか未来とかに想いを馳せて泣いてました。良い曲ばっかりだな本当よぉ……。

好きな曲ばかりすぎてライブ後、即プレイリストを作り、曲順通りに聴きまくってます。流れも選曲もとっても良かったです。


演出
まず舞台セットがオシャレだった!ステキな街並みのシルエットが広がってて、テーマパークのようでした。真ん中に「PAGES」と書かれたアルバムがあり、ゆっくり開き始めた時は "わーー!始まるーー!!!" ってワクワクして、なんかもう飛べそうでした。オシャレで可愛くてキラキラしてる、まさにSexy Zoneらしさが具現化されてましたね。
しかもちゃんと街の風景が活かされてて、ステージ以上の奥行きを感じたし、「My sweet heart My sweet love」で教会の鐘鳴らしたり、「Make me bright」で一人一人バラバラの場所に立って孤独感がちょっと出ていたり、映画の一場面を見ているような瞬間がたくさんありました。

「君にHITOMEBORE」のディスプレイと連動したダンスも超かっこよかったです。聞き慣れた数年前の曲なのに、まだこんなカッコよく魅せられるんだな、と感動しました。昔の曲もまた新たに披露される機会がたくさんあるといいですね。

あと今回は花道が張り巡らされてて、すぐに彼らが全力疾走で駆けつけてくれました。みんな足早いねぇ、、。後のトークで、この花道は1人少ない中でもファンに寂しさを感じさせないための工夫だったと知り、オタクは泣きました(オタクすぐ泣く)。みんな足早えなぁ〜〜!とか思ってた私はアホか。みんなの優しさだったんですね。ありがとうございます。

そしてセンターステージが途中からせり上がって、上がった部分もディスプレイになっていたのも、とってもかっこよかったです。去年の「セクシーリフレクターZ」も超かっこよかったですが、あれ見てて落ちないか結構ヒヤヒヤしていたので、カウコンのマリちゃん事件もあったし、今回は安心して見てましたね。誰も怪我なくて良かった…!

派手だけどオシャレで素敵な演出がたくさんありました。大人っぽさにも背伸び感がなくなってきたから、セクシーな演出もどんどんサマになっていくなぁ〜〜。良い空間でした。



まとめ

ごめんなさい、ちょっともう記憶があんまり……(死)
衣装とかについても書きたいと思ってたのにやっぱり2回だけだとなかなか記憶が保たないですね〜〜。残念。

楽しい素敵な公演でした。幸せ。
なんとなく去年の流れから円盤化されるのは遅いんだろうなと悟っています(遠い目)が、なるべく早く手元に来て、今回の素敵な思い出を映像で見られるといいなと思います。

4人なのは正直寂しいし、まだまだステージで見ても見慣れません。でもメンバーも言っていましたが、「寂しいと思わなくなることが一番寂しい」と私も思います。寂しいけどちゃんと楽しかったし、これからも応援しようという気持ちは強くなりました。アルバムもツアーも最高だったのでそりゃそうですよね!頑張ろう〜〜!!!

以上、ちょこちょこ追記するかもしれませんが、とりあえず感想です。
去年より重い感じになっちゃいましたが、Sexy Zone歴が長くなったので仕方ないですよね…!
主観がかなり入った感想なので、色々違うことを思った方も当然いると思いますが、大目に見ていただけると助かります。

こんなに素敵な思い出を頂いたので、これからもセクシーライフを充実させていかねばと思いました。
この瞬間を大切にしていけば、きっと来年も素敵な光景が見られると思い、頑張って生きます!!

ハムレット楽しみ〜〜〜!!!!