整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

友人の代わりに1人で宝塚大劇場へ遠征した話〜初めての日帰りムラ観劇〜

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ことの始まりは、ヅカオタ歴10年の友人と、
タイ料理屋に並んでいた夕方。

友人がスマホを見て叫んだ。
「やばい!来週ムラ行かなきゃ!」

画面を見せてもらうと、来週の日曜日に、劇場でしか受け取ることのできない特別な写真が発行されるというお知らせが書かれていた。


その時私のカバンには、友人に「先週ムラ行ってきたの。お土産」と貰ったばかりのバームクーヘンが入っていたが、当然「めっちゃ良いじゃん!行って来なよ!」と即答した。



ムラとは、兵庫県宝塚市にある、宝塚大劇場のこと。日比谷にある東京宝塚劇場ではなく、宝塚歌劇団発祥の地、本拠地にある劇場を、こう呼ぶそうだ。
(以前なぜムラなのかを友人に聞いたら「え、なんでだろ?考えたこともない」と言っていた)

東京に住む彼女が、はるばるムラへ行く理由は、通常ムラからスタートする公演をいち早く見たいとか、人口の多い東京よりも比較的チケットが入手しやすいとか、聖地を楽しむ、など様々である。
だからヅカオタの友人がムラへ行くことは全然珍しいことじゃないし、色々なオタクである私も、遠征がとても楽しいことは知っているので、「先週も行ったんなら止めな」なんて水を差すことを言うわけがない。


しかし次の瞬間「いや待って、私行けない…」と友人が冷静になった。
その日は東京宝塚劇場で行われる、別の公演を他の友人と観ることになっていたため、どうしてもムラへは行けないそうだ。

「うわー、それ知ってたら東京のやつ申し込まなかったのに…めっちゃ欲しい…早く言ってくれよ……」と数秒前のウキウキ感から一気に落胆し、心から悔やしがる友人…


そんな姿を見て、この時、
思わず「私が行こうか?」と言っていた。




ちなみに私はヅカオタではない。

友人から色んな魅力を教わり、公演にも何度か連れてってもらったし、円盤を一緒に見たりもした。各組のトップ〜2.3番手くらいまでは何となくお名前も把握していて、最近では突然の人事発表にもハラハラしてしまうくらい。
惜しみなく与えられるキラキラ大放出な世界を、時に新鮮な心で楽しみ、時に他ジャンルオタクとして恐れ慄き、おかげでコンテンツとして本当に大好きになってしまった。
しかし友人のハマりっぷりを見る限り、私にとっての宝塚はあくまで"近しい友人の好きなもの"であり、私はどうしてもヅカオタではないのだ。


私と友人は、小学校1年生のとき名前順が前後で仲良くなって以降、本当にずっと一緒だった。
もちろん喧嘩することもあったし、進路も別れたが、定期的に会い続けていて、色々話すだけでとても楽しいし、時には真剣に悩みを相談することもあった。
だから友人が宝塚にハマった時期も知っているし、話を聞くのはとても楽しかった。私は私で色んなオタク(主にテニプリハロプロSexy Zone)をしているので、やばいオタク同士、共通点や相違点を確かめ合っては、ともに有意義な人生を送っていたのだ。


私は、友人がどれほどご贔屓に入れ込んでいるか、ここ数年は特にずーーっと聞いてきたし、推しの卒業や活動休止などを何度も経験している身としては、「推しは推せる時に推せ」という精神を貫いてオタ活をしている友人を、心から応援していた。


ということで彼女の悲願が叶うなら、休日に1人でおつかいくらいなんてことなかったし、むしろ本当に行くことになったら面白いなぁ〜、という、割と軽い気持ちでもあった。

だって特に予定も無かったし、家で何度も見ている円盤をまた見るくらいなら、日帰りでも宝塚の聖地であるムラへ行って、素敵な音楽とダンスと物語を堪能した方が100倍有意義に決まってる。


私の提案を聞いた友人は「いやいや、流石にそれは申し訳ないよ!」と一度断ったが「…でもそっか、代わりにって、それもありなのか……ありなの??」と揺らぎ始め、とりあえず同じくヅカオタの家族に「お金は全部出すからムラに行ってきて欲しい」とお願いしてみることになった。
なので「もし本当に必要だったら全然行くよ!暇だし!面白いし!!」と正直に伝えて、その日は終わった。


というわけで結果待ち…
だったのだが、その日の夜にもう返事が来た。


色々あって、私が1番適任と判断した友人から正式にお願いされたのだ。


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ウケる。
即OKした。

そっから一週間で入場方法や大劇場までの行き方を教えてもらい、新幹線のチケットも準備して…



行ってきました宝塚大劇場!!


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でっけえぇーーーー!!!!


拾った画像じゃなく、本当の本当に私が降り立ったんです。
ヅカオタではないのに。
友人の代わりに。


めちゃくちゃ楽しかったし、もう二度とこんな事ないだろうなと思ったので、ちょっと記録を残してみます。


また、ド素人の私がどんな感じで楽しんだかや、同じような境遇の人や、初めて行く人の参考になれば幸いです。

※気をつけたつもりですが宝塚への配慮欠けた表現や描写があるかもしれません。もし至らない点があったら申し訳ありません。


(ここまでまさかの前置き。流れから面白かったから、書きたかった。)



◇◇◇



まず正式に依頼が来た翌日、友人と細かい打ち合わせをしました。


うめえパフェを食べながら。

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劇場への行き方や、各施設の説明(劇場内にレストランが何個もある?なんで??)、現地の名所などを分かりやすく伝えてくれたので、とりあえず不安なく行けそうでした。

特に私が心配だったのは、新大阪〜宝塚の行き方ですが、これも東京の乗り換えに慣れてるなら全然平気ということだったので一安心。

友人が公演のパンフレットを貸してくれて、
「ここに注目とか別に言わないから、好きに見て、楽しんできて!」と言ってくれました。

あとコロナ禍なので、くれぐれも感染対策はしっかりしようと約束しました。





それから出発までの数日間、私の頭の中は宝塚でいっぱいでした。

せっかく見所を敢えて伏せてくれたので、ネタバレなどは踏まないよう気をつけながら、元ネタのwikiを読みまくったり、宝塚の観劇ブログなどを巡回したり、出演者のエピソードやヅカ用語など調べたり、ひたすら情報を漁りました。


だって、いつもは宝塚を見るときに友人が隣に居たので何かあればすぐに聞けましたが、今回は1人です…。
日替わりのネタやジェンヌ同士の関係性などが気になっても、頼れる友人はいないのです。
せっかくの遠征を100%楽しむために、私自身をヅカオタに近づけるべく、下調べをせずにはいられませんでした。


もともと元ネタや予習するのが大好きなので、めちゃくちゃ楽しかったです!



そして前日に友人から改めて「気をつけて行ってきてね」とLINEが送られてきました。

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こんな感じのしおりと共にーーー。


超楽しみでしかない。


わざわざ新幹線の時間に合わせてスケジュール考えてくれて本当ありがとう…。




そして当日!!!


日帰りなんで、朝も早いです。
9:30くらいに東京発の新幹線で、新大阪へ向かいます。

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心配させないよう、新幹線に乗ったら友人に連絡をして、ゆっくり朝ご飯食べて軽く寝たら、割とすぐ着きました。


不安だった新大阪の乗り換えも全然大丈夫でした!!
やっぱ東京駅とかが難解過ぎんだよな。
あと大阪じゃなくて新大阪なのが助かる。
大阪だったら迷って確実に死んでた。


そして宝塚線に乗ること40分くらい?

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とうとう来ました…。

宝塚駅到着!!!!!


んで、

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出たー!!!
いろんな人のブログで見たやつ!!!!




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こっちもーーー!!!!!!


わーわーーー!!!!!!
私、宝塚にいるぞーーー!!!!!
ムラ遠征出来たぞーーーー!!!!!!


めっちゃテンション上がってました。


街並みがヨーロッパの様でとても可愛い。
様式が揃っていて、もう夢の世界にいる心地。
すでに宝塚の幕は上がっている……。


そして冒頭の、
でっかいでっかい宝塚大劇場


マジでデカい。

劇場っていうから、一つの建物かと思うじゃん?違った。
普通建物にはドアがあるけど、そこには門があった。


門を潜って、でっかいパネルを見て、やっとドアのある建物がある。

入ってすぐ検温と消毒。めちゃくちゃ大事。


進むとなんかフードコートみたいなところがあって、曲がるとお菓子がたくさん売ってるお土産ショップがあった。


まだまだ奥がある…?????
どこまであんの?????って感じ。


お土産を買いたかったので、ヅカオタから何か貰うときに必ず使われる、スミレ色の袋でおなじみの宝塚オフィシャルショップ・キャトルレーヴを探して歩いていると、途中に写真スタジオや、チケット売り場、なぜか郵便局、ソファが並ぶロビー?など気になるものがたくさんあったが、とりあえずスルー!!

そして劇場入り口(建物の中に劇場入り口がある。なんで??)のさらに奥にキャトルレーヴがありましたが、これまたデカい!!!!!


マスクの中でこっそり「可愛いーー!」と声が漏れてしまうほど、素敵なコラボグッズとかがたくさんあって、色々買いました。

ただ周りの方々は写真コーナーや円盤コーナーで次々商品を手に取っていて、こんな分かりやすいグッズばかり見てしまうなんて、自分はやはりド素人だな…、と思い知りました。

それでも素人なりに写真コーナーも見てて楽しくて、本当に沢山のジェンヌがいて、色んな演目を、色んな衣装で演じてきているんだなぁ〜と、改めて沼の広さを実感しました。



流石に疲れてきたので、一旦休憩をしようと入り口近くのフードコートのようなところへ入りました。

色々迷ったのですが、ご当地感もあって明石焼きを食べました。
あったかくて優しいお出汁で、とっても美味しかったです。

食べている途中、マチネ終わりの観客が沢山流れてきて、あっという間に満席になりました。
友人の言う通り、このくらいのタイミングで席に着いてて良かった……。


そして、色々ありまして、
無事大事な大事な写真を入手することができました!!!!!


これは友人も喜ぶだろうな〜という素敵なお写真だったので、なんだか私も嬉しくなり、任務遂行の達成感も相まって、飛べそうになってました。

こういうの、すぐに見たい派か現物を手にするまで取っておきたい派か、人それぞれだと思ったので、東京で観劇前の友人に確認したところ「とっとく!」とのことだったので、私は写真が折れないよう、予め持参していたファイル(ふまけんのガルボファイル)へ大切にしまいました。


さて、任務は終わりましたが、遠征のメインである観劇まではまだ時間があったので、「宝塚の殿堂」へ行きます。
案内に沿って進んだ時、「えっこれ外に出ちゃわない?入口ないんだけど、どこ??」と思いウロウロしていたところ、名前の紙を掲げていたマダムが「どうしたの?どこに行きたいの?」と声をかけてくれてくれました。「今は入場制限をしているから、あの列に並べばいいよ!」と優しく教えてくれて、無事に入ることが出来ました。
本当にありがとうございます。


宝塚100年の歴史が詰まったミュージアム「宝塚の殿堂」は、本当にその歴史の長さと関係者の幅広さを感じられて面白かったです。
衣装や小道具も間近で見られて、あのキラキラは一枚一枚縫われたスパンコールから発光していたのだと実感でき、その手間や時間を思うと「トップスターって、すごいや…」と改めて思いました。

心残りなのが、シャンシャン(出演者が最後に大階段を降りてくる時に手に持ってる、可愛い飾り。…なんなんでしょうか?)が展示されていて、消毒してから触ってOKだったので、持って写真を撮りたかったのですが、1人だし素人だし、勇気が出なくて諦めちゃって、今からすると絶対撮るべきだったと、ちょっと後悔してます。



企画展示までじっくり見ていたらちょうど良い時間になったので、トイレを済ませて座席に着きます。


本来の旅の目的はこっからがメイン。
やっと観劇。

めちゃくちゃ見やすい席でしたが、観劇の基本装備として双眼鏡とハンカチは膝にセット。
開演前の舞台は写真に収めていいというのは知っていたので、スマホで撮ってから電源OFFしてカバンへしまいます。



いよいよ夢の時間が始まるーーーーーー!!!



と思ったら、終わってました。

こわっっっ!!!!!!!



まあ本当に体感めっちゃ短かったんですけど、正直冒頭らへんで朝からフルで活動していた反動が来たのか、緊張が解けたのか、断じて寝てない!寝てないんですが、ちょっと集中力が切れかけた瞬間があって焦りました。
でもそれを自覚した瞬間、一気に覚醒し直してからは、話も面白かったし、音楽も素敵で、めちゃくちゃ楽しかったです。
目の錯覚…?と思うくらいの超絶スタイルの美しい人間が次々出てきて、美しいお声で歌まで歌って下さって、本当に来てよかった、と思いました。

あと、個人的には普段テニミュばっか見ているので、まず衣装の多さに驚くし、場面展開でセットが次々変わるのもすごいし、テニスしかしてないテニミュと比べて、ドタバタしたり恋愛したり駆け引きしたり殴りあったりと、アホみたいな感想ですが、めっちゃ色んなことが起こるなぁ…としみじみ思いました。(当たり前)



ホントは演目についてもっと具体的な感想もあったのですが、他界隈のことなので、もし失礼なことがあったら申し訳なさすぎるので、すみませんが具体的なことはやめておきます。友人にたっぷりお話ししたので、それで満足です。


フィナーレはやはり何度見ても楽しくて、デッカい羽根を背負って、華やかなシャンシャンを手に持って、優雅に大階段を降りてくるジェンヌは本当にこの世の物とは思えない輝きを放っていて、なんだか「ありがてぇ〜〜〜〜!!!!」と仏像などに拝む気持ちになりました。


エンタメが遠ざかった1年でしたが、コロナ禍の前と変わらぬ楽しさとキラキラ感を思いっきり浴びることができて、本当に満たされました。



終演後、劇場を出たらどっぷり日が暮れててビックリしましたが、ぼんやりと来た道を辿って駅まで戻り、同じ電車で新大阪まで行きました。
(なんとなくスーツケースを持った人が走っていたので釣られて走って駅に行ったけど、別に電車待ったから、違う方向だったんだろうな…周りが皆玄人だと思ってすぐマネしちゃった…)


新大阪で新幹線の自由席に乗り込み、ご飯食べてぐっすり寝て、無事東京へ帰ってきました。



1日長かった………。

流石に帰宅したときにはぐったり疲れてて、翌日仕事だったので速攻でお風呂入って寝ました。



◇◇◇



というわけで、日帰りムラ遠征の話は以上です。

その後しばらくはコロナの影響で友人に会えず、なかなか写真を渡せなかったのですが、先日食事したときに、ようやく渡せました!!!!


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折角なので、ご祝儀袋で渡したらめっちゃ喜んでくれた!!!
例の写真もやはり最高だったようで、しばらくキャーキャー言って写真撮ってて、本当に行って良かったな〜〜と思いました。

しかも「お祝いですか?おめでとうございます」って会計時に店員さんが端数引いてくれたので、良いことづくめ!



1日が長くて疲れたし緊張もしたけど、すごく楽しかったし貴重な経験をさせてくれた友人に感謝です!
間違いなく一生の思い出になりました。


大変な時期ですが、やはりエンターテイメントは日常に必要不可欠で、人を幸せにする大切なコンテンツだと心から思いました。
また、友人をここまで夢中にさせる宝塚歌劇団の凄さや引力のようなものも、改めて肌で感じることができました。
そりゃ100年続くし、確実に後100年続くわ…。

いつかまた、色々落ち着いたら、今度はぜひ友人と綺麗な宝塚ホテルでスカイステージ見ながら泊まったり、名所でゆっくりご飯食べながら解説を聞いたりするムラ遠征をしてみたいです。(↓追記あり)

やっぱ1人は寂しいので、一緒に楽しみたいな!




以上、他界隈のオタクが友人の代わりにムラ遠征したお話でした!!


敬意と感謝を込めて書いたつもりですが、無知ゆえに失礼があったら申し訳ないです。

長くて拙い文章ですが、最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます。





※追記

つい宝塚の輝きに魅せられて、自分の趣味と絡めてしまいました。
szhello.hatenablog.com


※再追記
先日、友人とムラ遠征行ってきました!!!!!
宝塚ホテルにも宿泊出来て最高に楽しかったです!!!


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一緒におめかしして観劇できて、夢みたいに楽しかった〜〜!!

宝塚すげぇ〜〜〜!!!!!

ミュージカル テニスの王子様『Dream Stream』全曲感想メモ ※ネタバレ

『Dream Live2020』の中止を受けて配信された『Dream Stream』を見ながら書いたメモです。

※ネタバレしかないので、未視聴の方は絶対読まない方がいいと思います…!
※腐発言やキモいテンションが出てしまっています。ごめんなさい。
※私が見た幻想のようなメモなので、妄想が入ってるかもしれないです。正確なレポではないです。


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Dream Stream全曲感想メモ



英治さん「これでラストだ」泣いちゃう…


OP
・このOPね!メンバーが画面に映る時!キャラじゃなくてキャスト名叫ぶんですよ!!
・あーーー叫びたかったーー!!!!!
・とーやー!!!って叫ぶの大好きだったんだ…
・たぶん現場だったらこのOP既に声枯れてた
なんか、現場での色々を想像してしまって…

『Do your best!』青学
・え、これ見慣れたTDCじゃん
・10代目は良い意味で泥臭い見た目をしているのでどゆべが似合うと思ってましたーーー…
・ここね!名前コールするんすよ!!
・樹くんの桃ちゃんめっちゃ好き…真っ直ぐすぎる目をしている……
・えちぜん!!!!!!!(絶叫)
・マジでにちかくん作画がコロコロコミックからヤンジャンくらいになった…

『どどどどーなる!2018』比嘉
・これをwwwやるのかwwwww
・まあ比嘉らしくて大事な曲だもんな。

『南の島から来た刺客2017』比嘉
・比嘉はいつも勝手にラップ歌詞を追加してくれるからマジありがたい…
・ロケ行ったの!????www
・流し目のとき、「キャー!」って声が入らないの初めてやっさー…泣
・ただの歌とダンスとラップが上手い沖縄の人たちなんだよな

『お前ら崖っぷちギリギリ』立海
・崖におるwwwwww
・めちゃくちゃ面白いな…
・真田くんアップ多いな…推されてる…
・「涙しろ」のとき幸村部長の後ろから、にゅっと出てくる赤也が可愛くて、毎回ワクワクして見てたな

『勝ったもん勝ち!』四天
・ホホホイホホホイ!!!ホホホイホイ!!
・小石川健ちゃん、見るたびに「あれ誰…?健ちゃん!?」ってびっくりしてた
・やっぱさー!校歌はこうやって個人紹介のパート絶対欲しいよねー!!!!!
・完璧な校歌…惚れ惚れしちゃう…
・財前くんを可愛いと思えたのは廣野くんのおかげですよ…正直今までオタクの作ったイメージが生み出した人気って感じだったから、あんまりだったの…でも君の財前めちゃくちゃ良かった…ありがとうね…

『俺は燃える 〜俺は勝つ!』越前 with 跡部
・みうべおるやん!!!
・てか2人近いな!?
・これは試合中でも良いとこで流れるし、ドリライ向けだし好き
・この追加歌詞も、にちかくんの少年ぽさが際立っててとても良かった

『お前は青学の柱になれ』手塚 with 越前
・手塚はいつも暗いところで歌うし、人がいると偉そうに歌って、人がいないと弱気なことを歌うから面白い
・青木くん顔も声も良い

『俺は殺し屋と呼ばれる男』木手 with比嘉
・また見れるなんて!!!!!
・この適当にジャケット着せとけ感、実にテニミュらしくて最高ですね…
・ムトケンくん、歌声がけっこう品があって紳士淑女向けなのめっちゃいい
・あーーーーこのコールしたかった!!!
・部員にでかい声で悪口言われて喜んでる部長好き

『ヘビーレイン』不二
・このMVは早く作って欲しかった!!!!
・いぶくんの不二くん、なよっとしててこの曲がピカイチで似合うんだよな…
・なんかCGがかつてないこだわりを見せててウケるな(影とか足の水はねとか)

『エクスタシー』白石
・今更ヘビレに無駄とか突っ込むのはナンセンスなんやで…
・あっちゃん、絶妙な変態感が良い白石みを醸し出してる
・運動会の応援メンバーwww
・あっちゃん白石の、絶対俺がセンターって思って自然と真ん中陣取ってるところ好きだよ

『鎬を削る者たちよ』ライバルズ
・ライバルズ!!!!
・さえさんいるwww
・ゆうごマジでずっっっといるな
・この玄人感面白くていいな…!
・橘さんからなの!めっちゃ!!良い!!!!
・これは…泣ける………!!!!!
・うわー全部見てきたライバルたちー!

『ガンガンドンドン』青学
・この曲の審議まだ終わってねえからな!
・2ndだと「Let's get in on together」だったんだぞ。同等品を納めろ。
・学校ロケ意味わかんなくていいな
・マジこの曲ヅカオタに歌詞見せたら「おかあさんといっしょ?」って言われたからな!
・学園乾さんに軽率にリア恋しちゃう…
・生写真のメイキング見せられてる感じだな
・黄金可愛い…

『勝つことが使命』立海
・最強な立海が好きだ…!
・あーーー柳さんのシルエットが堪能できるカメラワーク!
・こんなラケット降らない校歌披露ある???
・前田くん赤也のこと一生忘れない
・初日見に行った時この曲から始まって、マジで立海が目の前にいてびびったなあ……

『大阪チャチャチャ』四天
ラクーアガーデンステージじゃん!!?!?
・やっぱ過去の校歌やるより、現役書き下ろしの校歌のが皆んなに合ってて好きなんだよな〜!

『ウチらのハートはパーカッション』四天
・いやこれはフルでやってくれ
・みんなめっちゃ変な服着てて超良いやん
・全国立海前編、この曲なかったら辛くて終演後立ち上がれなかったな
・アトラクション乗ってカメラ目線で歌うの超面白い

『俺たちはブリザード氷帝
・これ!!!これを!!!ドリライで見たかったの!!!!
ドリライ2017でこれやってくれなかったの、未だに根に持ってる
・チムライでもやってないし、私この曲に「キャー!」って言ってないんですけど!??(ブチギレ)
・過去曲やれば喜ぶと思うなよ!!!
・あーーーさいこーー
・みうべめっちゃかっこいいいい
・これも初日に見て、第一部の最後にやったから、歌い終わった後休憩で明るくなった時、客席の歓声やばかったな…

ピンキッシュボーイズ』一氏・金色
ハロプロでもこんな可愛いMV見ねえぞ!
・ラブルスめちゃくちゃ可愛いし、愛の伝道師がここにいる…
・冷上剛パイセンwwwwww
・小春ちゃんに「可愛いー!」って叫びたかった

『最後のゴールデンペア〜グッドコンビネーション〜Depend on me〜ゴールデン・ペア』大石・菊丸
・このタイミングか!糸より先にやるの!?
・フルでやれや(2回目)
・グッドコンビ〜を歌うともれなく歌うウマになれる
・ディペンドオンミーめっちゃいい……!
・フー!フッフーー!のコールの古臭さがたまらん
・うわこのメドレー生で見たかったぁぁぁ!!!


『こいつをやっつけたい』越前・遠山
・ルキズ!!!!可愛い!!!!
・ここまで一対一でぶつかり合う曲ってあんまないから大好き
・宇宙猫みたいなことなってる…
テニミュスタッフ、スターウォーズのCGと勘違いしてない???テニスとは?

『幸村のテニス』幸村 with立海
・うわーー!!!めちゃいい!!!!
・オタクがコマンド通りにペンライト振るの見せてあげたかったー!!!!オタクってね、コマンド通りにペンラ触れるんですよ!!
・としくん幸村は今後も逞しく生きていってくれそうで良い
・生の幸村くんキャーキャー言うのは、跡部様に言うのとはまた別の快感があるから、全人類味わってもらって、色んな見解を聞きたい
・姫と雄の両立ができるのが幸村くんの醍醐味

『プロフェッショナル・ペテン師』柳生・仁王
・これもまた見れるなんて!!!!!
・変な衣装用意してあげたかったナ
・これも3rdの中でもトップクラスに好きな曲
・馬鹿そうな赤ブンのアシスタントが超可愛い
・サティスファクションの後の仁王くん、いつも双眼鏡固定で見てましたが、ドリストは髪上げ&舌ぺろで最高コンディションでしたね
・赤也のやぎゅさんめちゃくちゃかわえええええ
・「You are me」「I am you」って指差しながら歌うの、全オタクが好きなやつでしょ
・こんな楽しそうな82なかなか見られないょ

『肌を指す嵐』跡部
・みうべの横顔アップ美しすぎだろ…
・今まで見た中でも1番変なパーカー着てる
・カメラの気合がレベチじゃねえか
・オシャレすぎて、制作の時点でテニミュだと知らされていない可能性がある


『Thank you & good bye』青学
・えっもうバラード…?
・やば…めちゃくちゃ良い歌詞っぽい…
・樹くんの大きな目が潤むとこっちはもうダメ
・ゴールデンペアが見つめ合いながら「独り立ちできたかな?」って歌うのは無理…(泣)
・めちゃくちゃ泣いてんじゃん…
・卒業バラード聞けて良かった……


『輝け、もっと』all cast
立海スタートか!!!
・永遠に良い曲なんだよな…
・舞台映像混ぜないでぇ………
・滝さん見ると笑っちゃう癖最後まで治らなかったな…
・初期校やばい
・ゴクアクの解釈10000000点満点なんだよいつも

以下メドレー
『This is my best』青学
・あーーーーこの爽やかさはほんっと青学にぴったり
『頑張れ負けるな必ず勝て』立海
・毎回負けた立海がこれ歌うの本当ありがとうって思ってたよ
『Jumping up! High touch!』四天
・久々にきいたーー!!!!いいー!!!
シャカリキ!ファイト!ブンブン!』比嘉
・最初聞いた時はナンジャコリャって感じでしたが、こんな耳馴染み良くなるとは思わなかったよ…
・何年もブンブンできて楽しかったです!
・ブンブンする木手くんの腰つきありがとう
『We are always together』ライバルズ
・セイヤーも何回やったんだろうな?本当、最初戸惑ったけど、一慶が「ヤー!って言ってねぇ」と言ってくれたの忘れないよ
『Still hot in my heart』氷帝
・ほんといい曲…
・これ聴くと8代目青学ロスと9代目への不安を抱えていた日々を思い出す…全部乗り越えられてるよ…
Smil and tears』四天
・これも最初聞いたと驚いたけど、次の瞬間には泣いてたよね…
・全国氷帝で、全て吹っ切れた表情で踊ってた三浦くんの顔が浮かぶよ…
『FGKS』青学・立海
・色褪せねーーわー
・1stの曲はずるい
・この爽やかなのがまた切なくて良いな…




以上、全曲感想メモです。

ネタバレしかないけど、私が見た幻覚かもしれないと思うような映像ばっかだったので、色々自信がないです(宇宙とか行ってたし)。

正直、ドリライで得るものとは全然違くて、もっともっとドリライ的な絡みとか演出があるのかなと思っていたので、少し残念に思う気持ちもあるのですが、やはりそれだけメンバーを集めるのも大変で、本当に難しい状況の中制作されたものなのだと実感しました。


ドリライ恒例の"ダブルスタイム"が大大大好きで、いつも「一生終わるな…!」と泣きながら眺めているオタクとしては、そういう各校が集結したからこその、パフォーマンスを見られないのは、寂しいですね。
集まっちゃダメだから仕方ないんですけど……。

あとキャラとしてのMCや、観客煽りなどがなかったのも少し残念でした。あれは本公演では絶対に聞けないドリライの醍醐味だったので、配信で、たとえ観客の声が聞こえなくとも
、私たちにキャラクターからのメッセージが欲しかったです。


でもその分、ゴールデンペアのメドレーがあったり、ドリライ2018とは違う演出の『プロフェッショナル・ペテン師』が見られたり、贅沢な時間だ〜と感じる部分もありました。

過去の対戦校がさらに集結した『鎬を削る者たち』は本当にチケット代のお釣りが来るくらいカッコ良かったし、アンコールソングメドレーもメンバーや場面がどんどん変わっていくのが楽しくて、色んな思い出がよみがえって泣けました。

やれるメンバーで、出来るだけのことを、という熱意をすごく感じたので、厳しい状況のなか制作をして下さり、本当にありがとうございました。
本当大変だったんだろうな…。


ドリライって、本当にめちゃくちゃ楽しいんですよね…。
キャストも楽しんでるし、普段は真面目?にテニスしているキャラクターも楽しんでるし、私たちも楽しんでるし、あんなにも色んな楽しさが満ちている空間ないんです。
あれは奇跡だったんだなあーと振り返って思いますね…。

特に10代目と四天宝寺には、ペンライトで埋まった客席を見せてあげたかったな…。
ペンライトのある現場って、本当に綺麗ですよね。初めて行った時、オタクなのに「わぁ…」って声が出ました。
だから、やっぱりいつか直接感謝を込めてペンライト振りたいな…。


なんかうだうだ言ってネガティブな感想っぽくなっちゃいましたが、普通にだいたいゲラゲラ笑ってたし、感動して泣いてたし、めちゃくちゃ良かったです!
ちゃんと区切りがついて、こちらとしてもスッキリとしました!!!
円盤も楽しみですね!!!!!


以前、2nd Seasonの集大成である「Dream Live2014」のとき、終わってしまうのが嫌で嫌で、初日からお通夜状態で、本当に「このまま大千穐楽やらないでくれればいいのに…」と心から願ってしまったのですが、今回の経験を受けて、開催してくれることの有り難さ、直接感謝を伝えられることの楽しさ、寂しさを実感できることの貴重さを、こんなにも感じられるとは思いませんでした。
次がないって、本当に重たいなぁ……。

テニミュも楽しかったし、今後テニミュが続いて、いつかまたペンライトを振れる日まで、しっかり見守っていきたいと思います!!!

だから感染対策頑張るぞ!!!!!!!



テニス最高セイヤー!!!!!!!!!
ヤーー!!!!!!


以上、ドリスト感想でした。

Sexy Zoneの好きな曲でカレンダー作ってみた!!!!(下半期編)

Sexy Zoneの好きな曲をカレンダーとして好き語りしよう企画〜!!!!!



なんと、前回から3ヶ月も経ってしまいました。


なんかもう色々ありましたね…。
本当生きてると色んなことある。
Sexy Zoneも生きてるんだから、そりゃ色々ありますよねぇ。
ただ私はそんな君たちが大好きだよ。
これからもきっと大好きだよ。


色々あっても私は元気なので、元気よく語っていきたいと思います!!!!

下半期ver.です。



私が選んだ、
Sexy Zoneカレンダーは、
こちら!!!!!!


4月 『恋が始まるよーー!!!』

5月 『Ladyダイヤモンド

6月 『Miss Mysterious』

7月 『君と…Milkyway

8月 『Rainbow Light』

9月 『Wonder Love』

※今回語るのはここから!!!

10月『カラクリだらけのテンダネス』

11月『Love Confusion』

12月『Sexy Summerに雪が降る

1月 『Celebration!』

2月 『会いたいよ』

3月 『ぎゅっと』


です!!!!!!


↓↓上半期の曲はこちらで語っております。

szhello.hatenablog.com


よっしゃーーー!!!
10月から3月までの下半期、語るぞーー!!


◇◇◇


10月
『カラクリだらけのテンダネス』
作詞 EMI K.Lynn/作曲 原一博/編曲 船山基紀
(2018年 16thシングル『カラクリだらけのテンダネス/すっぴんKISS』収録)


カラテン〜〜!!!!
大好きだ〜〜〜〜!!!!!!!


思わず告白をしてしまいました。
下半期のスタートを切るには楽しさが大切。
もはや語るまでもない王道ジャニーズのキラキラ感と、Sexy Zone特有のトンチキ感、しかし抑えられない若々しいカッコ良さに溢れている曲。


もう2年前なんだね…。
好き。好きだよ。
MVも大好き。指名手配犯の金髪美女が警察セクシーたちをサラリと振って、金になりそうな貴金属のみ頂いて去ってくの、本当好き。
(未視聴の方は、今すぐカラオケ屋に行ってLIVE DAMか、JOY SOUNDの最新機種とかで、テロップ消して見て下さい。私はあの楽しさをゼロから楽しめる貴方が羨ましい…)


ハードボイルドなイントロ(サックスかな?楽器が分からない)と、指パッチンの音が重なったかと思うと、一気にオケが入ってゴージャスでファビュラスなエンターテイメントショーが始まるんです…。
ジャズっぽい?スウィング?知識不足で分類が合ってるか分かりませんが、大人でお洒落な雰囲気漂う曲調なのに、若干のやり過ぎ感から我らが大好きトンチキさも香ってきて、本当絶妙に良いバランス。


だって歌詞が冒頭からやっべぇ。

噂のあいつはDangerous
見透かされそな瞳(め)はParadox
近づくほど 見えぬ正体

「噂のあいつはDangerous」

全人類好きなフレーズじゃん…。
「巷で噂のセクシー フワフワ↑」と同義語じゃん…。

もうセクシー全開。
完全に恋泥棒。危険なアディクション

別に教訓めいたものは何もないのが、この曲の良いところです。完全にエンターテイメントに振り切ってくれる潔さが素敵。
サビで「俺のハートを撃ち抜く」って歌いながらバンバン撃ってくる振り付けも、シンプルだけど大正解。
Sexy ZoneSexy ZoneによるSexy Zoneのための曲です。

Sexy Zoneたち、MVでは「噂のあいつ」を追いかける刑事Sexy Zoneだったのに、ライブでは完全に「噂のあいつ」である怪盗Sexy Zoneになったのも最高。どっちなんだよ、と思いますが、まぁそりゃどっちもに決まってますよね。どっちも見たいもん!正反対な二面性を平然とやってのけるエンターテイナー気質が素敵でございます…。


10月に選んだ理由は、やはりハロウィンだからですね。
街中をコスプレして歩くことはしませんが、ハロウィンの雰囲気はすごく好きです。
ディズニーハロウィンにはやはり毎年行きたいし、いつもニコニコしているキャラクターとかがちょっと悪い顔してるのとかも可愛いし、ゴチャゴチャとした装飾が多いのも楽しい。

このトンチキ感や賑やかさ、そしてちょっと怪しいミステリアスな魅力が、10月にぴったりだと思うんです。

夏が終わり夜が長くなってくる季節…。
Dangerousな噂について語り明かす夜とか、めっちゃ楽しそう!!
今まで生きてて「噂のあいつ」なんてものに出会ったことがないもんで、オタクと妄想で「あいつ」の噂とかするお泊まり会したいです。


◇◇◇


11月
『Love Confusion』
作詞 松井五郎/作曲 馬飼野康二/編曲 船山基紀
(2016年 4thアルバム『Welcome to Sexy Zone』収録)


以前書いたブログでも結構触れたんですけど、本当に好きなので、オタクは何度でも語ります。



歌詞の甘さと、曲調の大人っぽさ、そしてアレンジの上品さが、我々の脳をトロトロに溶かしてくれる一曲。(飴で言うと完全にヴェルターズオリジナルです)
肌寒くなり、少し人恋しくなる季節に、こんな風に誰かを愛おしく思えたら素敵だろうな、と思います。


セクゾは結構“重い愛”を歌いがちなんですが、これもミスミス同様、私(お前じゃない)を恋しく思うあまり、自分の気持ちに戸惑ってる姿が拝めます。
ただこの曲はめちゃくちゃ優雅なので、彼らは1ミリも品格を落とさず、ひたすらに恋する男の麗しさを見せつけてくるのです。


作詞の技法として、ミクロな言葉とマクロな言葉を組み合わせて、聞く側の視点を上手く操る手法があるかと思いますが、この曲も「君の手を握るたび 近くて遠い距離があるんだ」という歌詞の通り、近さと遠さの対比を随所に散りばめていて、視点の移り変わりを楽しめます。

サビの「その唇をキラリとさせる 月にさえも嫉妬しちゃう」という甘いフレーズ。君の唇という接近した視点と、それを照らす月の光という遠い距離感が実にロマンチックですよね…。

曲名「Love Confusion(訳:愛の混乱)」の通り、ぐるぐる巡る思考を、優雅なダンスのように美しく表現する制作陣の手腕にすっかりハマります。

こんな大人の雰囲気ムンムンな曲を、当時まだ平均年齢20歳に満たないくらいSexy Zoneが歌っているという奇跡。
確かにアイドル界では、幼い子にやたら大人っぽい曲を背伸びして歌わせて、そのギャップと少しの罪悪感を楽しむという伝統芸能がありますが、これはそういうのとは違くて、既にSexy Zoneの表現力は、この微妙な色気と甘さと切なさを披露するまでに達しています。そこを見極めた上での楽曲制作だったのではないでしょうか。(知らんけど)



LIVEでも何度か披露されていますが、最後はSTAGEコンだったので、もう4年前?とか。
その頃とはまた色気も余裕さも全然違うので、ぜひ節目節目で披露して、その大人っぽい魅力の変化を楽しませてもらえたらと思います。


本格的な冬を前に、暖かい愛が心に染みる季節なので、セクシーたちの甘くて優雅な愛をたくさん味わいたいです。


◇◇◇


12月
Sexy Summerに雪が降る
作詞 三浦徳子/作曲 Janne Hyoty・Martin Grano/編曲 鈴木Daichi秀行
(2012年 3rdシングル『Sexy Summerに雪が降る』収録)


今更私がセクサマについて何か語ったところでって感じなんですが、やっぱ好きだし、12月だし。
逆にセクサマ以外を選ぶ勇気が、新規の私にはありませんでした…。

まあこれをクリスマスソングと定義していいかという永遠の議題がありますが、今回はスルーで!


なんかもう、語彙力が全然足りないんですけど、セクゾのイメージを形作った転機の曲だと思います。
もちろん衝撃のデビュー曲『Sexy Zone』、輝きと成長の2ndシングル『Ladyダイヤモンド』もやばいですが、この流れでSexy Summerに雪が降るを歌わせる戦略がしゅごい…。
未知数すぎて王道路線を進んでいた彼らに、独自の魅力を与えた一曲です。
(しかもこの後『Real Sexy!/BAD BOY』、『バィバィDuバィ〜See you again〜』、『King&Queen&Jorker』の流れへ続く)

歌詞もやばいし曲もやばい。
制作現場はさぞ楽しかったろーなー!!


開始3秒から勝利くんの真っ直ぐな声で「Hello Hello, and Merry Xmas!」と馴染みのフレーズを歌われるのですが、この声がまた、絶妙…!!
アイドル歴が短いからこその、癖のない、普通の少年みたいな声で、訳わからんことを歌わされてるこの感じ!!!!!
これぞ幼い少年たちをアイドルへ育て上げてきたジャニーズのお家芸って感じで、最高ですよね。


そして、多くの人の心を掴む歌詞について。

クリスマスに一年中の愛を込めて告白をする、というロマンチックなシチュエーション。
とても素敵です。聖夜に告白。良い。
謎の要素についても、考えたって分かんねえし、たぶん、奇跡なんですから、分かり得なくてしょうがないんですよ。ましてや天界での季節感とか下界にいる我々には分からないし、Sexy Zoneがそう歌うんだからそうなんだと思います。考えるなんて無駄なことやめて楽しんだ方がいい。

これはもうさ、ジャニー喜多川氏の完全勝利ですよ…。
だって夏要素がなくたって、きっと十分素敵なクリスマスソングになってたはずなのに、ここで敢えて強烈な違和感を落とすことで、永遠に心に残る名曲にさせたんですよ?
なにその発想力……。完全に天才の所業。

あとは単純に夏は夏で「おっ、セクシーサマーの季節だなぁ。よーしセクサマ聞くぞー!」となるし、冬は冬で「さぁクリスマスだー!よーしセクサマ聞くぞー!」となるから、2度楽しめて最高。贅沢。セクシーシーズンフォーエバー。

いくらトンチキな歌詞だろうが、ふまけんはプロ根性で堂々とキメッキメに歌うし、ちびーずは初々しく"とりあえずワロとけ"精神で容赦なく愛想を振り撒くしで、強引で贅沢な輝きに溢れています。

これはタイミングも奇跡だと思うのですが、いくらトンチキソングは人気があるといっても、やはり成熟したアイドルが歌うとコミックソングになってしまい、それはそれで楽しいし盛り上がりますが、トンチキの醍醐味である「本人たちはいたって大真面目」な部分が損なわれてしまいます。だから2020年にセクゾがセクサマを新曲として歌ったら、ちょっとニュアンスが変わってくるというか、「そういう歌が欲しかったんだな」って戦略みたいのが見えちゃうけど、初期も初期にこんな歌を歌うからこそ、「あってる?これでいいのね?オッケーいこう!」みたいな戸惑いを超えた潔さを感じられるんです。それこそ、トンチキ曲をトンチキせしめる条件のように個人的には考えているので、やはり何もかもが、まさにSexy Summerに降る雪のように奇跡だな…としみじみ思います。


トンチキ曲について考えるのは、やはり難しいですね…。


曲調もとことんクリスマスっぽくて、聖歌のような鐘の音が響いたり、美しいピアノの旋律にうっとりしたり、キラキラとした彼らを後押しするような可愛さと華やかさ。意外とギターが鋭いから疾走感もある。めちゃくちゃな歌詞だけど、こんだけ曲調が特徴的でまとまっていたら、一曲として破綻することはないです。

突拍子もない言葉たちを、一曲としてまとめ上げるために、とにかく印象的でキャッチーなメロディーやアレンジが必要になるから、三浦先生作詞曲は最高のトンチキに出来上がるのかな…?三浦徳子研究家の方はぜひとも早く著書をまとめて頂きたい……!


私の乏しい語彙力や感性では全てを伝えきれないのが惜しいですが、これはもう映像付きで見て、Sexy Summerに降った雪を浴びるしかない…!
マジで今すぐJOY SOUNDで本人映像見て!ほんとに!!!
アイドルとして鮮やかに輝き始めた彼らの軌跡を見てくれ!!!




◇◇◇


1月
『Celebration!』
作詞 Emi K.Lynn/作曲Susumu Kawaguchi/Joakim Bjornberg/Christofer Erixon/CHOKKAKU/編曲 CHOKKAKU
(2016年 4thアルバム『Welcome to Sexy Zone』収録)


シンプルに、あけおめ~!!ってことですね。
こんな楽しい曲で一年の幕が明けたら、もう最高になる予感しかしない!

単純な頭をしているので、明るくて楽しい歌が大好きなんです。
だから絶対カレンダー選抜したかったし、語りたかった…。


この曲は、セクゾ史上トップレベルにチャラくて、浮かれまくっています。
なのでライブでも割と披露されることが多く、各々のアレンジやフェイクが楽しめるので、たぶん皆大好き。

冒頭から飛ばしてる…。

Everybody! Move your body! Everybody!(Rock the party!)
Everybody! Rock the party! Celebration!(It's a celebration!)
Everybody get down!

どこの誰かなんて関係ないさ シラけたMoodは Knock knock down
今夜は If you feel it 深読みなんかしないで Let's enjoy your life
C'mon everybody! Let's go!!


なにこのパーティー…?????
イケメンがチャラいことしてるのって、全女子大好きなんですケド…。

少女誌「りぼん」で育った私には、「ちょっとチャラい」「なんかキザ」「イケメン」は少女の心を掴む三大要素として刷り込まれているので、こんなの、マジLOVE1000%じゃん…。
好き……。

あーーーー、急にパーティーでSexyたちに口説かれてぇ……。

詳しい状況は分からずとも、なんかめちゃくちゃ夢のような世界なのは分かる。

ただ、歌詞も曲も浮かれてはいるんですが、そこは品の良さを忘れないセクシーの精神があるので、弦楽器が優雅なメロディ奏でていたり、管楽器の華やかで高級な響きがあったりと、ただの野蛮なパーティーにはならないのがすごいところ!
(この曲の楽器RECが売られたら言い値で買う。特にベースとドラム下さい)
「そう寂しさぶっ飛ぶ笑顔が ほら こぼれ落ちたらラッキー! Baby」のメロディがめちゃくちゃ好きで、ちょっと下がり気味なラインから始まって、なんか切な感情っぽく聞こえちゃうのが素敵。盛り上がりきらないというか、私を置いてけぼりにさせないエスコート感?があって、チャラくてキザなのに、ちゃんと紳士なんですよね。

あとこれ別に新年を祝ってるわけじゃなくて、

愛すべき時 僕らが 出逢えた今を
We gonna celebrate!

なんと、私たちの出会いを祝ってるんですよ。
まだ何も始まってないのに…。
もう祝っちゃうとか、めっちゃスマート…。
Sexyすぎる…。

ライブで視覚化されているとはいえ、ちゃんとMVがあったらなと贅沢に思ったりします。
バラの花とか持って「おいで What's your name? だって Fall in love デジャブじゃないのさ」なんて微笑まれたら、絶対爪の先まで真っ赤になっちゃうし、どんな立場であっても惚れる…////

2020年は残念ながら色々悲しいことも多かったし、2021年だってどうなるか全然分からないけれど、カウントダウンと同時にこれ流せばとりあえずスタートは最高に楽しく盛り上がれるので、ぜひ1月に聞くべき一曲としておすすめしたいです。


◇◇◇


2月
『会いたいよ』
作詞 おかもとえみ/作曲 ひろせひろせ/編曲 石塚知生/コーラスアレンジ 竹内浩明
(2018年5thアルバム『XYZ=repainting』収録)


イケメンがマフラー巻いてダッフルコート着て走ってくるときに、流れてて欲しい曲ナンバーワンです。
こんな曲が2月14日に発売されるなんて、セクラバ愛されてるなぁ、とつい涙ぐんでしまいます。

個人的なイメージで、「会いたい」系ソングは「会えない」ことを嘆き、せめて「会いたい」と願う曲が多いと思うのですが、あまりの嘆きっぷりに「会ったくらいでその切なさは解消されるのか?そんな救われるか?」と、会えない切なさとの対比で扱われる「会いたい」を期待過剰に感じてしまい、あんまり恋愛に染まれない自分には向いていないなと思っていました。(ただ「震える」やつは、もはや好きです)

でも、この『会いたいよ』は超前向きで、もうすでに会いたいから走っている状況なんですよ。

言葉と行動が一貫している人、大好き…。
「会いたい」という気持ちを、会えない寂しさを埋めるためのものではなく、大好きな君の笑顔を見るため、という純粋な想いとして描いているところが好きです。
君の笑顔が見たくて、星降る夜に飛び出しちゃうなんて、沿道で旗振って応援したい…。

この「君」と「僕」のやり取りが可愛くて可愛くて、甘酸っぱい青春映画を見ているみたい。

昨日の予報は雨模様で
予想は 外れて 晴れてたんだ
「信じてみるのも悪くない」
なんて いうからさ

太陽みたいに明るくって
月の裏で笑っている
君じゃなきゃ出来ないよ
僕のそばを離れないでいて


『天気の子』か…?
なんかもうここだけで、「僕」にとって「君」がどういう存在なのかが分かって、心が温かくなります。
予報よりも自分の希望を信じる、ということを教えてくれる「君」が素敵ですよね。
ぜひ勝利くんと笠原桃奈ちゃんで実写化しような…。

ありふれた日常の中で感じる、ささやかだけど確かな愛情が、じんわりと心に染みて優しい気持ちになります。

またこれを歌うSexy Zoneの声が超優しい。
愛おしさが溢れる甘いケンティーの声、彼氏感強めの包容力ある風磨くんの声、真っ直ぐでピュアな勝利くんの声、優しく穏やかな心地になる聡ちゃんの声、まろやかで幸福感に満ちたマリウスの声…。
全員少しずつ声が違うから、感じる甘さもそれぞれで、何度も何度も聞きたくなります。



この曲を制作したバンドのフレンズも好きになってしまいました。
胡散臭くも、重くもない、どこまでも寄り添う優しさに溢れた歌詞と曲調は制作したフレンズらしさもあり、でもアイドルSexy Zoneの甘い魅力も感じられる、素敵な親和性の高さを感じます。


冬の澄んだ空のように純粋な愛情を歌ったこの曲と、優しいセクシーたちの歌声で暖かい気持ちになれるので、エコな防寒具として毎年重宝しています。
寒い季節こそ聴きたくなる大好きな曲です。



◇◇◇


3月
『ぎゅっと』
作詞 宮田航輔(nicoten)、菊池風磨/作曲 ひろせひろせ/編曲CHOKKAKU
(2017年14thシングル『ぎゅっと』収録)


3月ってやはり別れのイメージが強くて、センチメンタルになりがちなので、セクゾの中でも一番優しい歌を選びました。
そんなのは学生までかな、とも思ってたんですけど、社会人になっても人事異動でソワソワしてたり、普通に年度末で忙しいしで、一番優しくされたいし、優しくしたい時期なんです。


イントロからポップで年代性別関係なく、誰もが一発で「あ、良い曲」ってわかるやつ。
余談ですが、これ音楽番組で披露していたとき、メンバーが次々とカメラをのぞき込んで登場していくの、最ッ高でしたよね!?
なんか、待ち合わせ中に後ろから来たセクシーに「わっ!」ってさせられてるみたいな…。たまにヨシヨシみたいなのもつけてて、来世までの運を全部使ってでもこのカメラマンになりてぇ…と思わせてくれます。

冒頭から国民的アイドルっぷりを見せつけてきますが、歌う内容は我々の心の弱い部分に優しく寄り添ってくれます。

生まれてから死ぬまでの一生の中に
どんなしあわせが待ってるんだろう
もうちょっと、あともうちょっと
頑張ってみてもいいかい


個人的に、この「しあわせが待ってる」という表現が、希望に満ちていて好きで、自分が進みさえすれば、この先に幸せが待っている、だからもうちょっとだけ頑張る、という考えが勇気をくれます。

これを歌う風磨くんがさぁ…、弟100人育てましたみたいな超兄貴なお顔してるから、もう泣いちゃう。
結婚したいとか、付き合いたいとかじゃなくて、お兄ちゃんになってほしい……。


曲名の『ぎゅっと』は、"大切にする"という意味合いで歌われていて(ウサギちゃんシンドロームへの治療法ではない)、今を大切に、自分を大切にという真摯なメッセージと共に、泣いている自分も、辛さに耐えている自分も、すべて優しい曲調で包んでくれます。

ただ「自分を大事に」って、言うのは簡単でも、どうしたらいいのか分からないし、他人に言われたところで「うるせぇ私のことに口出すな」と心のハロプロが反論してしまうのですが、この曲は全然押しつけがましいことは言わず、一緒にゆっくり進もうね、とだけ言ってくれます。
そんな距離感が心地よくて、真正面から言われるよりもずっと素直に受け入れられます。


やっぱり大好きなのは落ちサビの部分。

いつもきっといまもずっと
ぎゅっと抱いて たまにぎゅっと堪えて
笑いあった横顔思い出して
明日をちょっと待って そう胸を張って
このままゆっくり歩こう

もうこれ以上、私が言葉を付け加えて語ると、逆に良さが薄まりそうなので何も言いませんが、ありがとうございます……。

ちょっと最終手段として、風磨くんと共作して下さった宮田航輔(nicoten)さんのnoteを貼りますね!!
↓↓
僕からメンバーに送るお守り|かくかくしかじか。|note


なんて優しい人なんだぁ〜〜〜!!!!(泣)
本当ありがとうございます。

メンバーへ贈られる歌が「行け!頑張れ!」系ソングじゃなく「大丈夫だよ。ゆっくり行こうね」系なのがSexy Zoneらしいです。

この曲については、セクゾにハマり始めた時期によく歌番組で歌っていたので、当時から「あぁ良い曲だな~」と思い、すごく聞いていました。
ただ、そのあと色々なことがあり、その度にいろんな感情を重ねてしまったので、なんかもう普通に「好き」とかじゃなくなっているんですよね…。「世話になってる」というか、なくてはならないというか……。

本当、私の心のお守りにもなっています。
素敵な歌を届けてくれてありがとうございます。

お陰で私は全然大丈夫です!



◇◇◇


以上、上半期と合わせて1年分の12曲を語りました!!


思ったより間が空いちゃって、その期間に『POP×STEP!?』の配信ライブや、『NOT FOUND』の発売があり、やべー5人サイコー!!生きてると良いことしかねえな!!と舞い上がっておりましたが、マリウスの休養発表を知ってやはり寂しい気持ちにはなりました。


推したちの活動休止などについて、以前気持ちを整理しようと記事を書いたのですが、この時と基本的なスタンスは変わっていません。
szhello.hatenablog.com


Sexy Zoneがまた4人で活動を続けて、マリウスの帰ってくる場所を守ってくれるというので、今後どうなろうが、それぞれの決断を受け止めて、自分の好きと言う気持ちを大事に見守っていこうと思います。


とりあえず配信ライブの円盤が楽しみだな!!!!!!
勝利くんのドラマもね!!!!
あと本物のSexy Zoneのカレンダーも!!!!


原宿のケンティーでっかくで笑っちゃったよ!!!

これからもセクシーたちの幸せと活躍を祈っております。


以上、カレンダー語りでしたーーー!!!

Sexy Zoneの好きな曲でカレンダー作ってみた!!!!(上半期編)

9月12日(土)のTHE MUSIC DAYにて、
Sexy Zoneが5人で、最新曲の『RUN』を披露してくれましたね!!!

5人が一列になって踊り出した映像を見て、一気に胸が熱くなりました。
本当に本当に良かったし、改めて「好きだなぁ…」と心から思いました。
感動をありがとうございます。これからもずっと応援してます!


あと素晴らしいカメラワークで5人の再出発を記録してくれた番組も、本当にありがとうございました。
一生の宝物にします。



そんな興奮がまだ続いている状況ですが、
また好き語りをしたいなと思い、記事を書きました。


タイトルまんまです!

Sexy Zoneの好きな曲のなかから、カレンダーのように、12ヶ月それぞれのイメージに合う曲を私が勝手に選び、その理由や魅力を語りました。


どうでもいいけど、アイドルや俳優のカレンダーって、びっくりするくらい日付の存在感薄いですよね。
今年初めてSexy Zoneのカレンダーを購入しましたが、あんな美しい身体と一緒に日付が並んでると、「なにこの数字?邪魔だなぁ」みたいな本末転倒なことになっちゃいます。
面白いから、絶対来年も買う。



マジで勝手なイメージだし、発売時期や歌詞の内容とズレてるものもあると思いますが、大目に見ていただけると嬉しいです。
あと、個人的に1年間のスケジュールは4月始まりのが生活に馴染みがあるので、今回は4月から語ってまいります。


そして、語ったら長すぎたので、
上半期・下半期で分けさせて頂きます……!

全然引っ張るような内容じゃないんですが、今回は上半期として4〜9月までにして、次回は下半期の10〜3月までを載せたいと思います。



では早速、発表。

私が選んだ、
Sexy Zoneカレンダーは、
こちら!!!!!!


4月 『恋が始まるよーー!!!』

5月 『Ladyダイヤモンド

6月 『Miss Mysterious』

7月 『君と…Milkyway

8月 『Rainbow Light』

9月 『Wonder Love』

※今回語るのはここまで!!!

10月『カラクリだらけのテンダネス』

11月『Love Confusion』

12月『Sexy Summerに雪が降る

1月 『Celebration!』

2月 『会いたいよ』

3月 『ぎゅっと』


です!!!!!!

めっっちゃ迷いました。
迷ったら "好き" を優先に選びましたので、なんか似た感じの、糖度高めで優しい雰囲気の曲が並んでる気がします。
面白味に欠けるかもしれませんが、私の好みなので、ご容赦ください。


※素人で新参者の私が好き勝手語る文章です。超個人的見解なので、解釈違いがあるかもしれませんが、人それぞれという事でお許し頂けると嬉しいです。



というわけで、以下、語っていきますね!!!!


◇◇◇


4月
『恋が始まるよーー!!!』
作詞 三浦徳子/作曲MUTEKI DEAD SNAKE/編曲 PRIMAGIC
(2019年 6thアルバム『PAGES』収録)


4月と言えば始まりの季節です!
何が始まるかって、そりゃあもう恋も友達も出会いも、何もかも全部ですよ!!!
そんな新鮮な気持ちと、何かが始まるワクワク感を詰め込みたくて、この曲を選びました。


まずイントロからもうすごいので、頑張って文字化してみますね…!!

コイガハジ…ハジマルョ…ハジマル…コイガハジ…

恋が始まるよーーー!!!!!!


もうちょいイメージを伝えると、脳内のあちこちで「コイガ…ハジマル…コイガ…」と不思議な囁きが聞こえるから「え、なに?どこ?」と振りむこうとした瞬間、実体化したSexyたちがファンファーレと共に目の前に飛び出し、「恋が始まるよーー!!!!」と脳天を貫く大声で、いきなり恋の開始宣言をしてくるんです。

これだけでもやばいのに、そのまま茫然としていると「チャンスはOK!今すぐ 恋してOK!」と楽しげに歌って踊りだすから「あ、いいんだ!」と謎の安心感を得てしまい、もう一気に彼らの世界観に没入完了です。ここまでほんの数秒。


Sexy Zoneを、こんな鮮やかに心を盗む神風怪盗セクシーゾーンにするのは、私の知る限り、三浦徳子先生しかいません。

ハロプロでも大変お世話になっておりますが、三浦先生の「つかみ」はホンット最高ですね!
作曲はしていないはずなのに、曲調にも「あ、三浦作品だ」と感じてしまうのは、この鮮やかな歌詞と、作曲や編曲がぴったりハマっているからなんだと思います。


インパクトがデカすぎて気付くのに時間がかかりますが、落ち着いて読むと、歌詞の内容自体はとても身近で、よくある年頃の少女の日常です。

お姫様ほど世間知らずではなく、お嬢様ほど落ち着いてもいられない、ちゃんと考えて行動できる女の子。

「彼女」や、「2番めの彼」「父母」、そして「おばあちゃん」と沢山の登場人物が出てきたり、「あまのじゃくなこんなワタシ」「内緒のスクワット」からも、周りの人を気にする意識の強さが分かり、きっと沢山の人と関わり合いがある子なんだなと思います。

この「おばあちゃん」が良いよね!!!!!私も孫が出来たら絶対「夢はジャンジャン見なさい!」って言い聞かせる!!!


まるっと「自分のことだよと思える」程ではありませんが、断片的に身に覚えがあったり、簡単に自己投影しちゃったりする若さに「可愛いなぁ…」と思ったり、親戚の女の子を見るようなしみじみした気持ちになります。



あと個人的に一番伝えたいのが、こんなストレートで可愛い女の子の曲を、平均年齢22歳のSexy Zoneが恥ずかしげも、からかいもなく、堂々と歌ってる事です。

男性が歌う女性視点の曲って、その繊細さや柔らかさ、曲線的な色気などを特徴とする曲が多いため、実際女性が歌うとちょっと胸焼けしちゃう印象でした。

でもこの曲は、若い女性(というより少女?)の明るくて賑やかな日常や、浮き沈みの激しい感情を、放課後マックでポテトつまみながら「ねぇ聞いてよー」って話してるみたいな気軽さで語るので、すごーく健全なんですよね。
変に女性らし過ぎない。
だから若いSexy Zoneが堂々と歌っててもなんの違和感もないし、むしろ力強さや、真っ直ぐさが増して、より活き活きとパワフルに仕上がっているんじゃないかと思います。

特にそれが際立つのが、大サビ前の、

人生はパレード 自分が主人公
いつでもスポットライト
浴びなくちゃ 意味がない‼︎

この「意味がァない‼︎‼︎」がとんでもなく力強い。(特にふまけん)
アイドルがこれ歌ってくれるの、ファンとしてめちゃくちゃ嬉しくないですか?スポットライト求めてる推しとか、本望でしょ???


恋や夢に向かってやる気満々な少女について、キラキラとパワフルにSexy Zoneたちが歌う姿を見ていると、こちらもつられて活力が湧いてきます。
こんな曲から一年が始まってくれたら、前向きに新しい生活を楽しめそうです。


◇◇◇


5月
Ladyダイヤモンド
作詞 松井五郎/作曲 馬飼野康二/編曲 船山基紀
(2012年 2ndシングル『Ladyダイヤモンド』収録)


5月の爽やかさ、新緑の輝きなどを重ねてみました!!!
鮮やかな宝石と、ラメまみれの衣装で、「キラキララ」と笑顔で歌う平均年齢15歳前後の美少年たち……。
逆に「キラキララ」してない部分が見当たらないんだが…?????って感じです。
天国だってこんなに眩しくちゃ、心穏やかに過ごせないよ。

実際の発売は4月ですが、より日差しが強く、艶やなか新芽の緑に溢れる5月のが、イメージに近いかな、と思っての選曲です。


製作陣がもうね…。
ザ・王道ジャニーズの最強布陣ですよ……。
この3人、ジャニ曲を語る上で外せない3強なので、今日は是非これだけでも覚えてって下さい。


初々しくて真っ直ぐな恋心を、ラメとスワロフスキーと宝石でデコったら、こんなに綺麗になっちゃった!みたいな、歌詞も曲調も踊りも、やりすぎじゃ…?ってくらい煌めいてるのに、結局は歌う本人たちが1番天然モノの光度を放ってるので、本当もう奇跡みたいな輝き。


これもさぁ〜〜イントロがすげえ好き〜〜〜。
ピアノやバイオリンが小さく弾んだテンポを刻み始め、これがどんどん大きく重なって、一気にサビから始まるっていう、これまた「つかみ」のプロ、船山さんの職人芸。
最初のテンポがまるで皆の足音のように軽やかで、「今とんでもなく可愛い生き物が近づいてるよ〜^^」っていう警鐘にも聞こえます……。
んで眩しい笑顔だし、声は変声期前だし、完全に心を掴まれちゃう。一発KO。完全Sexy降伏。


歌詞の内容は、恋や夢にどこまでも素直で真っ直ぐで、なんかもう泣けるほど。
「君は僕だけのものさ」とか「君の全て抱きしめる 腕がある」なんて 「おいおいせめて声変わりしてから言えや〜〜!」なんて思っちゃいますが、実際こんな真っ直ぐな言葉は、大人は言えないんだよな……!悲しいね…!

無垢な誠実さが、逆に若さを引き立てていて、頼むからこのまま育ってくれーー!!!と懇願してしまいます。


当時のSexy Zoneの声ってすごく特徴的で、やっぱりケンティーと風磨くんのお兄さん組と、勝利くんと聡ちゃんとマリウスの子供組で声が全然違うので、その使い分けが楽しめるのが良いです。

すでにジュニアとして表現力を磨き、存在感バッチリなふまけんのソロパートの合間に、「へーここが人間界?なんか天界より暗いから明るくしよっか!」みたいな幼いちびーずの声が入るから、メリハリが効いてて、なんかもうファンタジー
レディダイはまさにその象徴的な歌だし、最近のライブでもよく歌うので、聴き比べても楽しいですね。(途中の俳句も、だんだんチャラくなってきているのが寂しくもあり、嬉しい)


子供の成長を願う端午の節句も5月だし、やっぱりこの選曲がベストな気がしてきました!
曲と共に成長するSexy Zoneの姿が楽しめる1曲だと思います。


◇◇◇


6月
『Miss Mysterious』
作詞/作曲 堂島孝平/編曲 船山基紀
(2016年 11thシングル『勝利の日まで』収録)


6月といえば、一般的に梅雨でジメジメしていたり、ちょっと憂鬱で暗いイメージですよね。
そのしっとり感が重なるな〜と思い、『ドシャブリRainy Girl』と迷いましたが、より湿度の高いこちらの曲を選びました。
(『ドシャブリRainyGirl』はむしろ湿度はないけど、最近のゲリラ豪雨とかはこっちのが近いかも。どっちも好きです)


堂島孝平さんといえばKinKi Kidsなイメージが強いんですが、Sexy Zoneにも3曲提供して下さっていて、どれも何となく「らしさ」を感じる曲調で、とても好きです。

この曲も、近い距離にいても、心が掴めず曖昧な関係の女性に対して、縋るような恋心を募らせていく様子が、すごくムーディに、大人っぽくに表現されています。

心の内を見せてくれない女性を『Miss Mysterius』と称するのも面白いし、サビ前で「ミステリアス!」と感嘆するのも斬新で、恋焦がれ、落ち着かない感じが伝わり好きです。


この女性に翻弄されるSexyたち、という図も味わいがあっていいですよね…。
普段は神風怪盗セクシーゾーン(もしかして、若い子たち知らないネタかもしれない…)なのに、こんな誰かに恋焦がれてる姿を見せられると、ちょっと気持ちいいというか、いい気味というか、乙なもんだなと思ってしまいます。(ひどい)
先ほど覚えて頂いた、船山基紀が作ったであろうイントロも、ピアノの音色で危険な恋に転げ落ちる状況を美しく表していて、ガラッと空気が変わるアハ体験的な快感を味わえます。


ただ、この曲の主人公、「相手の心が全然掴めないよ〜><」ってなってる割に、頭の中はロマンチック全開で、この状況に自分で酔ってるフシがあります。
このSexy Zoneの、こってり濃厚な魅力も忘れない感じ、好きです。

今よりも ずっと一つになって
楽しめるはずさ 僕らは
燃え尽きる時も 一緒になって
星屑になろうよ

この部分とか、「星屑になろうよ」なんてロマンチックで重い言葉、ちょっとやばいですよね…!
STAGEコンのとき、ケンティーが、そっと指で星を描き、それをフッと吹き、微笑むという伝説的な仕草を残しましたが、その時の危うい美しさを思うと、きっとこの女性だって、こんな男と恋愛をして、タダで済むわけないって思ってるんじゃないですかね…。
勝手な推測ですが!

6月のジメッとした空気は鬱陶しくて好きじゃないけど、そんな捉え所のないのしっとりした恋を楽しむ男女がいるのかもしれないなと思うと、湿度も情緒の一つとして感じられるかもしれません。
この曲とともに、湿度を楽しめたら良いなと思います。


◇◇◇


7月
『君と…Milky Way
作詞 松井五郎/作曲 Steven Lee/編曲 石塚知生
(2012年 1stアルバム『one Sexy Zone』収録)


分かりやすく、七夕にかけての選曲です。
とは言っても、七夕って大人になると正直なんもしないんで、ちょっと馴染みが薄いんですけど、それでもこの曲は本当に素敵だし、夜空を見上げて星を眺めるイベントとして、7月がベストかなと思いました。


これもキラキラ製造職人・松井五郎が紡ぐ、ロマンチックでファンタジーな歌詞によって、満点の星が輝く夜の世界へ連れ出される系の曲です。
イチャつくカップルに囲まれて、謎のテーマで星を語るプラネタリウムより、よっぽど星々の煌めきを感じられて、大好きです。
(関係ない愚痴だけど、プラネタリウムはデカい映画館じゃないんだから、変にストーリー作ったり、雄大なサバンナの映像見せたりしないで欲しい。普段見ることのできない星を見たいから、私はここに来てるんじゃ!星を見せろ!)


この曲、言葉とメロディのキラキラ感が強すぎて、聞いてても「はぁ…しゅてき…✨」とばかり思って、なんかあんまり歌詞の内容について考えたことが無かったんですけど、正直考えてもよく分かりませんでした!!

同じ星を見上げることで、遠く離れた人と心を繋げる、というシチュエーションは、これまで散々歌われてきたものだと思います。
この曲もそういう描写があるはずなのに、同じ星を見るだけでは全然終わらず、なんか勝手に曖昧で幻想的なことを色々言い続けるので、脳内イメージが追いつかず、何をしていたか分からなくなるんですよね…。

決してそれが嫌とかダメとかじゃなく、甘くてぼんやりとした言葉の、地に足がついていない感こそ、この曲の心地よい浮遊感に繋がっているんだと、私は思います!

サビの歌詞を読んでみると、

輝くMilky way 夢を浮かべて
さぁ永遠を探しにゆこう
この世界でたったひとつ抱きしめた愛を
そうさ信じて

ここさ、「輝くMilky Wayを眺めてるかと思うじゃん?でもそこに「夢を浮かべ」たから、じゃあ流れていく夢の行方を見守るのかな?とか思うと「さあ永遠を探しにゆこう」とか言ってきて……
なんかもう、全然ジッとしてくれない!!!

「なに?何するの???何がしたいの??」って問い詰めたいけど、なんせ顔もメロディも極上にロマンチックなんで、「しゅき…////」って結局黙っちゃうやつ…。完全敗北。


こんな強引なことが出来るのは、神風怪盗セクシーゾーンかアイドルしかいません。

私の暮らす地域では、なかなか天の川は見えませんが、渋谷のプラネタリウムだと丁寧な解説でゆっくり星が見れるので、オススメです。

この曲の世界観に浸りに、久々に行ってみようかなと思います。


◇◇◇


8月
『Rainbow Light』
作詞MiNE、Komei Kobayashi/作曲Stephan Elfgren、Kevin Charge/編曲 生田真心
(2017年 14thシングル『ぎゅっと』通常版収録)


8月はめちゃくちゃ迷いました。
セクゾって、あんまり定番の夏の歌っていうのがないんですよね。

ソロだと、ケンティーの『Hey!!Summer Honey』とか、聡ちゃんの『Mermaid』なんかが記憶に新しいですが、コンサートでもあんまり夏!!!って演出で歌われることない気がします。
(歌詞見る限り『だって太陽は君なんだ』がめちゃくちゃ夏ソングなんですが、正直に懺悔しますと、私が不甲斐ないばかりに未入手で、ちゃんと聴けてないんです…ほんっとごめんなさい……)

夏にソロコンサートをやっていたから、ソロの夏曲が多いのかもしれませんが、グループでももっと出してくれたらな、とオタクは思います。


そして選んだのが『Rainbow Light』です。

発売は11月だし、特に歌詞にも夏の描写はないのですが、夜のドライブ中、夜風が気持ちよくて、君の髪が風になびいて、僕の気持ちも加速して…って描写が続くので、夏のナイトドライブ(オープンカーでお台場〜東京タワー辺り)にぴったりだな!!と思い、この曲を選びました。
てか好きだから、絶対どこかに入れたかった!


君とのドライブデートに浮かれて、結構恥ずかしい甘い言葉も色々言ってるのに、それがお洒落でカッコよくて、余裕もある感じめっちゃ好き…。
絶対育ちのいい金持ちが運転してる……。
こういうキザな男って、Sexy Zoneにぴったり……!

つい脳内のハロオタが「彼女になりたい!年の差(私のが上)は気にしないで!」って本能的に歌いだしますが、そういうノリではないので、大人しく語ります。


視覚、聴覚、嗅覚を感じられる描写が細かくて、まるでリアルタイムで車を追っかけているような、臨場感があります。

Baby, ビルの谷間抜けて Highway
キミを連れて行こう

あの月の ミラーボール
見上げて笑うキミ
もっとスピーカー ボリューム上げて
Get up, Get up

その髪の 甘い香り
夜風に揺れるたび

それぞれシンプルな言葉ではっきりと感覚を伝えてくれるので、まるで自分が隣に座っているかのようなリアルさ
なんだか自分も良い女になったような心地で気分が良いです。

曲調も爽やかでカッコよくて、浮かれてるのにどこか上品さが残ってて、大人の魅力も詰まった1曲です。


夏といえば「海!!太陽!!!暑い!!」ってイメージが強いですが、そこを敢えてずらして、夏だからこそ、夜の涼しさを一層楽しめるドライブデートが素敵だなと思います。

この曲、同じMiNEさんが作詞した『トラフィックジャム(Sexy Boyz/Sexy Show名義)』と聞き比べると、すごく楽しいです。
太陽が眩しい時間に、海へ向かうドライブデートと、月に照らされて、夜風を受けながら夜景を楽しむドライブデート…!
なんて対照的なんだ!という感じですよね。
ハンドルを握っている この手で触れたいけど 運転をちゃんとしないと道を外れそう 」とか歌ってた子たちが、「夜に隠れて星を描こう 瞳の奥には広がるよ Starry Night…」とか歌うようになって…!

泣けるほど成長感じる……!!

ちょっと大人になったSexy Zoneの魅力が詰まった大好きな1曲です。


◇◇◇


9月
『Wonder Love』
作詞 Kanata Okajima/作曲 Carlos Okabe 、HOMEY、Francnote 、TAK/編曲 ポチ
(2019年 6thアルバム『PAGES』収録)


お洒落な曲が続きます!!!

夏の厳しい暑さが落ち着き、穏やかに過ごしやすくなってくるのが9月ってイメージだったので、大人の恋愛を楽しむこの曲と合うな、と思っての選曲です。
まあ実際9月ってガンガン暑いし、そんな急にあきのシックな雰囲気になるわけではないんですが、イメージカレンダーなんで、多めに見てください!


これもさ!!デートの描写が細かい!!!!
私とデート?やっと来た俺のPEACH???(違う)

外苑通りで Meet up
まるで 映画の Couple
How we look, how we look?
気になっちゃう

外苑通りで待ち合わせ…あのイチョウが有名な…あの、外苑通りでいいんですよね……?
自分で「まるで 映画のCouple」とか言っちゃうんだ…。
ふぅーーーん、洒落てやがる…!!!

こんな感じで英語も多用されてて、リズムも発音も耳心地良いので、なんかもうアフタヌーンティーで高いスコーンと紅茶を頂いてるくらい優雅な気分になります。


外苑通りデートエピソードもいいんですけど、午前0時に電話して迎えに来てもらって、泣き出しちゃう私(私じゃない)に、つい頼られて嬉しくなっちゃうエピソードも、めっちゃ良い…。
これは、私可愛い……。

書かれてないけど、たぶんこの後抱きしめて、ヨシヨシってして、ホットミルクとか飲んで、あったかい毛布にくるまって、一緒に寝てくれるじゃん…(妄想)

いいな………(泣)


以前PAGESコンの感想を書いた時に、この曲のパフォーマンスについてはかなり言及したのですが、実際のとこ曲だけ聞けば、そんな色気ダダ漏れな雰囲気ではないのです。
ただこのドラマチックさを視覚的に見せつけようと気合いを入れたところ、あんなことになってしまったんで、是非とも映像を見てほしいですね…。

※PAGESコンの感想はこちら
2度目のSexy Zoneコンサート感想!〜Sexy Zone PAGES tour 2019〜 - 整理整頓
よろしければ参考にどうぞ…


なんか、理想の9月について語った感じになりましたね!!
お洒落なヒールのパンプス履いて、髪の毛もちゃんと巻いて、秋物のスカートを翻して、スタバを片手に、Sexy Zoneと外苑通りデートしてえぇぇ〜〜!!!
そんな欲求ダダ漏れでしたね。すみません。

あ、あと大サビにかけての、ふまけんのフェイクが最高なので、マジで耳を澄ませて聴いてください!!
「俺の歌を聞け!!!」っていう意志がビシビシ伝わり、一度聞くと、もうこのクライマックスに向けての盛り上がりがたまらなくて、ハマること間違いなしです。


以上9月でした!!!!


◇◇◇


ダメだ!!!!!
この調子で12ヵ月語ってしまうと、2万字くらいいっちゃう!!!!!!!!


というわけで、上半期として一旦区切りたいと思います。
働いてると、9月って決算月だもんね。
一旦落ち着こう。



たぶん、私だけが楽しい好き語りですが、私としては色んな人の好きな曲カレンダーが知りたいので、「やってみようかな」って思った方いたらぜひ教えて下さい。
即プレイリスト作って通勤時に毎月聞きます。


近いうち、下半期もアップ致しますので、また来て頂けたらとても嬉しいです!

オタ活する上で、推しの「卒業」「解散」「活動休止」との向き合い方について


2020年8月12日に発表されましたが、
聡ちゃんが芸能活動を再開します!!!!!!


うれしーねーーーー!!!!
5人のSexy Zoneがまた見れるんですよー!!!


1年9ヶ月という年月が、長いのか短いのかは分かりませんし、私としては、必要ならもっと待つことだってできました。
ただ、本人やメンバー、スタッフの方々などが話し合って決めた発表のタイミングというのが昨日で、これからは5人でまた活動を再開していくというのはすごく嬉しいし、やはり短くはない期間を、待っていて良かったという気持ちでいっぱいです。


まだ具体的な活動再開については発表されていませんが、どうか無理しないで、優しい周りの方々に支えてもらいながら、ゆっくり活動をしてほしいです。




私は、Sexy Zoneのファンとしてこの期間をどう過ごせばいいのかを、何度も考えました。


答えは活動再開を知った今もわかりませんが、せっかくなら考えたついでに、少し自分の中の「卒業」や「解散」、「活動休止」について、整理したいと思います。





内容が内容なので、割と暗いし、すごく個人的な想いなので、読んで不快になる方もいるかもしれません。あくまで私の考えなので、それを推奨する気持ちもないですし、違って当然だと思います。ゆるく捉えていただけると嬉しいです。


◇◇◇


このブログで何度も書いてきましたが、私は大きく分けて3ジャンルのオタクをしています。

どれも所謂「3次元」と呼ばれる、実在している人物を応援することを伴うジャンルです。
そして、そのうちの2つは卒業と加入を繰り返すシステムなので、今までステージに立っていた推しが、明日からはもう見られないという出来事に何度も立ち会ってきました。

だからオタクの中でも、そういったことに慣れている方では?と思っていましたが、それでも聡ちゃんの「活動休止」は初めての経験で、どう受け止めたらいいのかわかりませんでした。


卒業や解散は、もう今後を見据えて気持ちを切り替えていくしかありませんが、「活動休止」は、復帰する可能性が残っているということになります。

もちろんそれは、希望が残り嬉しい限りですが、それがまた割り切ることもできず、難しい心情でした。
病気の程度はどうなのか、本人の意思はどうなのか、またどこまでそれを期待していいのか、その期待が彼を苦しめてしまうのではないか、でも期待してないなんて嘘でも言えないし……。


私が何を考えたところで、何が変わるわけではないというのは分かっていましたが、それでもファンとして考えずにはいられませんでした。


ただ、私は4人としての初めてのアルバム『PAGES』を聞き、そのコンサートを見て、たとえ今は4人でも、このままSexy Zoneを応援し続けたい、と強く思ったのです。


なのでそれ以降は、与えられるものを自分なりに楽しんで、4人でも嬉しいものは嬉しいと素直に捉えるようになりました。
もちろんその並びに寂しいと感じることもありましたが、それはそれで復帰を願う気持ちとして大切にし、変にに取り繕うこともしないようにしようと思いました。



人によってはそれを冷たいと思うかもしれないけど、あんまりこだわり過ぎて視野を狭めてしまうのは嫌だったんです。
だから私としてはこの1年9ヶ月も、Sexy Zoneのファンとしてしっかり楽しい思い出ができました。


ただこのある意味割り切って考えられるようになっているのも、他ジャンルのオタクをしていてからだと思います。逆にそれがなければ、メンバーの欠けたグループとの向き合い方が分からず、ずっと距離を取っていたかもしれません。

なので、以下で少し他ジャンルについて話していこうと思います。




◇◇◇


テニミュについて


テニミュは、通常公演には3校のキャラクター(キャスト)が出演します。主役校の青学、今回の対戦校、フューチャリング校(前回対戦校)です。そしてその公演が終われば、前回対戦校は一度卒業し、押出し式でまた新しい対戦校が登場するシステムです。
なので、ある意味毎公演がお披露目公演で、卒業公演なのです。やっと覚えて見慣れたキャストたちは、ストーリーが進むにつれて、1年から1年半程度でどんどん入れ替わっていくのです。


また2年に1度くらいのペースで、主役校の青学も卒業して、新生青学になります。


これは、他校とはまた異なり、格別に辛いです…。

ストーリー上はずっといる青学キャラクターたちなので、タイミングはいつも突然で読めません。また次のキャストがいる以上、本当に二度と帰ってきてはくれないのです。


これは、本当、初めて体験したときに、こんな非情なことはあるだろうか!と泣きじゃくりましたね。

長い時間かけて成長を見守り、毎日劇場でキャラクターとして生きてくれていたキャストたちを好きにさせたのは製作陣なのに、それを取り上げるなんて、好きにならなければ良かった…!とお通夜モードに入りました。

あくまで代替わりで、新しいキャストが同じキャラクターを演じると分かっていても、そんな簡単に割り切れるわけないと思っていたんです。



ただね!!

もうテニミュに関しては、慣れました!!!!


初めて代替わりを経験したときは、自分の感情が整理できず、「今までのオタクはどう生きてきたん!?もしかして全滅???」と疑うほどでした。
しかし新しいキャストが、また同じキャラクターとしてステージに立っている姿を見ているうちに、過去に縋って悲しむより、今を楽しむことの方が大切なんじゃないかと気づいたのです。


それを繰り返すうちに、さすがに学びました。
もちろん辛くて寂しいことは変わりありませんが、卒業を乗り越えたあとは、新キャストがまたキャラクターの新しい一面を引き出してくれるはずなので、今度はどんな子なのかな?と、新鮮な気持ちで応援し、変わらず楽しい時間を過ごすことができています。


また卒業することが決まっているからこそ、今しかない時間を大切にしたいという想いが強くなるし、それはきっとキャストも同じです。

このコンテンツの魅力である、二度と戻らない青春の追体験をさせてもらえる感覚は、やはり卒業というシステムがあってこそだと思います。

やっぱ卒業公演は泣けるし、色んな想いが込み上げてこの世の全てにサンキューバンザイしたくなるから、悲しいけど大好き……。


だから昔は「ネルケに奇襲かけて卒業延期してくんねーかな…」と危険な思想を抱きかけましたが、今ではもう「どうせ好きになるんだから、いっそ大好きにさせて卒業時ちゃんと殺してくれよ!!!」と身を差し出す覚悟です。


なので、基本的にテニミュの卒業は、もう大丈夫です!!!!

乗り越え方を学んだというか、割り切らねば後々後悔するのは自分というか…。


卒業後のキャストを追いかけ続けるならまた話は別ですが、私としてはあくまで『テニスの王子様』の延長としての『テニミュ』なので、やはり過去に囚われて、現在を見過ごすことは避けたいんです。

それもあり、一部のお世話になりまくった方々を除き、あまりキャストに固執しないようにしています。キリないし、何かあったとき悲しむことにもなるしね……!!(お察し下さい)



そんな感じで、卒業や代替わりが当たり前の『ミュージカル テニスの王子様』というコンテンツを楽しんできました。

まあもう、9年目だから…ね……。
このジャンルの住民としてはまだまだ新参者ではありますが、やはり流石に色々成長しました。


今回の3rd seasonについては、コロナの影響できちんと卒業できていないし、4th seasonについて何も発表がないのを考えると複雑な想いがありますが、本公演である全国立海でストーリーは完結しているので、マシなのかな…。


色んな続報を待ちたいと思います。



◇◇◇


ハロプロについて


こちらもテニミュと同じく、卒業と加入が繰り返されるコンテンツです。


ただ、卒業についてはテニミュほど割り切れません。
突然だし、理由も様々で、個人の卒業だけでなくグループの解散なんてこともあります。



暗くなってきたからやめよかな……。


ここ最近だと、こぶしファクトリーと、カントリー・ガールズの解散はやはりめちゃくちゃキツかった……。



まじでやめよかな!?(泣)




ただ、それを私個人どう捉えているか、というのを残していこうと思います。


まず個人の卒業については、もうマジで割り切るしかないです。
卒業にも色々ありますが、最も円満なタイプだと、最年長のメンバーが後輩たちに見送られて卒業するものですね。ゆかにゃとか、あやちょとか、飯窪さんとかかな…?
こんなんもー、本当に今までありがとうね!!!!って言って見送るしかないですよ…。

もふくちゃん、あと5年くらい現役でいてくれないかな……



ほんと、やめよかな!???!(3回目)


あとは、まだまだこれから!ってとこで、次のステップのために卒業するというものです。
鞘師やくどぅー、はーちん、やなみん、むろたん、最近だと佳林ちゃん、ふなちゃんとかかな……。ウン…。

これももう、本人の意志だなんて言われたらさ、どうしようもないよね。
だって、その子がそうしたい!って思っていることを、私たち応援する立場の人間が止められるわけないやん…。その子が好きなんだもの…その子の心も好きだから、受け入れるしかないよ…。


あとはもう、なんて言ったらいいかアレですが、突然のやつです。
これはもう、ゆっくり色々消化して、世界一柔らかい毛布で包んで穏やかに心を癒していくしかないです…。
(こちらのパターン、私自身ハロプロで推しがこうなったことはありませんが、テニミュ俳優で色々ありましたので、傷の深さはお察しします)


ここまでは個人の問題なので、グループとしての活動がなくなるわけではありません。
鞘師が卒業してもモー娘。はなくなりませんでしたから、引き続きグループを応援し、いっそその変化を楽しんでいくっきゃないな、と割り切りますね。
それでグループ自体にも魅力を感じられなくなったなら、やはりそれはもう自分向けのコンテンツではなくなったということで離れるのも仕方ないと思います。

推しが生きているように、自分も生きてるからさ…。生きてたら本当ちゃんと良いことあるはずだから、オタ活を休んだって絶対ちゃんと生きていけるよ……。



そんなふうにメンバーの卒業を見送ってきました。
本当、配慮が足りてない言葉とかあるかもしれませんが、個人的な考えです。



あとは少し触れた、グループの活動休止、解散ですよね…。

これももう、決まったことに関してはどうしようもないんでしょうね……。そこも「本人たちの意向」なんて言われたら、なんも言えないっすよ…。

カントリーもこぶしも、何か別の道があったのではないか、私がもっと熱をこめて応援していたら何か違っていたのではないか、と自分を責めるような感情を抱いてしまいます。

売り上げがどうとか、事務所の考えとか、正直私には分からないし、それがどこまで影響しているのか、考えるとキリがありません。

なので私としては、あまり考えないようにしています。

冷たいかもしれないですが、本当もうありのままを受け入れて、悲しくてやりきれないなら泣くし、でも生活に支障が出るなら少し距離を取り、時間が解決してくれるのを待ちます。


ただハロプロの場合は、他のグループとの繋がりが深いので、曲自体はかなり歌い継がれますし、そのグループの残り香みたいなのを随所に感じられると思います。
それが却って辛いこともあるかもしれませんが、やはり綺麗さっぱりなくなってしまうわけではない、というのは私にとっては救いになります。
(昔大好きだったバンドが解散したときは、二度と好きだった曲たちが演奏されないんだと実感し、めちゃくちゃ悲しくなったことあります。それよりは個人的にマシだなぁ…)



こんな風にハロプロについては考えています。
まぁ、きっと今後も色んなことが起こるはずですし、初めての経験に感情がうまく整理できないことがあるはずです。
こればかりはテニミュのように「もう大丈夫!」とは言えねえ……。
 
ただ、私はハロプロの曲がかなり好きなので、歌さえ歌い繋いでくれれば、何があってもハロオタとして幸せになれると信じています。

テニミュならキャラクター、ハロプロなら曲というブレない存在さえあれば、自分の中で変わらず応援していく理由になるんだと思います。




◇◇◇


やはりだいぶ暗い内容になってしまいましたね!!!!
聡ちゃんの復帰めっちゃ嬉しくてめでたいのに、なんか申し訳ないです。



ただ私は、この、生身の人間を応援する難しさに、よく直面します。


二次元作品を推すのも色々大変ですが、キャラクターを人物として捉えるならば、やはり性格はブレないし、急に自分の知り得ない存在になることも、見えないところでの余計な心配をすることもないです。
もしキャラクターに急展開があっても、あくまで製作陣の意図での出来事であり、自分の中で作り上げたキャラクター像は変わらず生き続けます。捉え方も、ある意味自分の都合次第で、どうとでもなると思っています。



ただ、実在人物を推すとなると、彼や彼女は文字通り生きていて、1人の人間として生活をしているということが、頭をついて回ります。

今この時間も、同じ世界上に生きているという事実は嬉しい限りでありながら、推しも自分のように、いや自分なんかよりもっともっと、色々なことを考えて、たくさん悩み、生活をしている人間なのかと思うと、自分はファンとして、そして同じ人間としてどう振る舞うべきなのかを、ぐるぐると考えてしまいます。


1年9ヶ月前の、聡ちゃんの活動休止にあたり、それを改めて考えていました。


ただ、正解はないし、個人個人での向き合い方を見つけていくしかないのかな〜と思います。

そして忘れたくないのが、相手も人間であるという事への、最低限の配慮です。


有名人への誹謗中傷について、まだ決定的な解決や対策はされていません。そんな中でSNSやネットニュースなどで簡単に言葉の刃を向けられる有名人たちは、本当に苦しいと思います。
1人の人間として生きる彼らが、有名税だなんて言葉で無防備に晒されてしまう現状が、ファンとしても心配です。
100の好意的な言葉より、1つの悪意ある言葉が鋭く刺さってしまうのが、人間です。どうか、少しでも優しい配慮ある言葉が飛び交う世の中になって欲しいです。


ちょっと話がズレてしまいましたが、卒業を決める人、活動休止を決める人、それを支える人など、色んな人たちの想いが報われて、皆んなが幸せになれたらいいな、って思います。


あとこれは上から目線みたいで不快に思われるかもしれないけど、正直、推しがいなくなってもオタクは大丈夫だと思っています。
そりゃ寂しくて悲しくて、人生に色が無くなったみたいに味気ない日々になってしまうとは思うけど、オタクはそもそも他人からの光で光合成が出来る特殊な生き物です。オタクじゃなかったら、自分に浴びる光だけでしか生きられないのに、オタクはそこを広げられる生き物なので、それが新しい推しなのかは分からないけど、絶対にまた周りに光を見つけて生きていけるはずです。

時間はかかるかもしれないけど、あんまり悲観的にならないで欲しいです。せっかく生きる活力貰ったのに、それを無くしちゃうのは悲しいしもったいないから、私は"推しのせい"で生きるのが辛くなるより、"推しのおかげ"で生きるのが楽しい、と思えるオタクになりたい…。


超上から目線な感じでごめんなさい…。
昔から好きなバンドが2個解散して、テニミュも毎回卒業してシーズンも変わって、ハロプロでたくさんのハロメンの卒業、解散を見送って、そうちゃんの活動休止を経験した上で私が行き着いた、超個人的な考え方です。



やっぱ着地点見失ったな!!!



あの、本当聡ちゃんおかえり!!!!!
Sexy Zoneのメンバー、スタッフ、私たちセクラバ皆んな嬉しいよ!!!!!!!!
待ってた!!すごく待ってた!!!!!

難しい病気と向き合って、復帰を決めてくれて本当にありがとう!!
信じてたけど、でも奇跡みたいで未だに信じられないよ!!!!!

聡ちゃんが活動してて楽しいとか幸せとか思ってくれるよう、私たちファンは精一杯応援するからね!!!!!!!

早く5人で歌って踊る姿が見たいなーーー!!!
楽しみだなーー!!!!!!!



なんか本当幸せな記事にならなくてごめんなさい!!
でも私は幸せだよ!!!!!

「共感」を超えるハロプロ曲の魅力 〜つんく♂の歌詞を実体験した事例まとめ〜

歌を聴いていて、よく歌詞の内容に「この気持ち分かるなぁ〜」って思ってしまうことがあります。

所謂「共感」てやつです。

歌詞の主人公の心情が自分の中でスッと理解できると、良き理解者を得たような心地よさや、より曲の世界観を深く楽しめた満足感があり、そんな曲との出会いは嬉しいものです。


ただ私は、いくつかのハロプロ曲、とりわけつんく♂作詞曲の中で「え、これあの時の私じゃん…」と、ピンポイントで自分の体験に重なる歌詞と出会うことがあります。

これはもう「共感」どころではありません。
マジの「実体験」です。

自分が何気なく経験した出来事が、作詞:つんくとして歌詞の中で歌われてるんです。
まるで意味わからん。
そんなの、ドン引きしつつ、そのまま昇天案件です。



ハロプロ曲は日常描写が細かく丁寧なので、きっと全世界のハロオタが、そのような体験しているのでは?と思います。
ぼんやり汎用性のある言葉や状況ではなく、より場所や時間を具体的に絞った言葉を多く使う印象なので、頻度は下がったとしても、鋭さを増した歌詞は、突然我々の心深くにサクッと刺さるのです。

つんく♂がどこまで狙っているのか、またどっから持ってきた内容なのか不明ですが、こういった出会いがあったら、まるで自分は特別な、素敵な人生を送っているんじゃないかと思わせてくれます。





という訳で、つんく作詞のハロプロ曲と、自分の実体験が重なってしまった事例について、語ってみたいと思います。



ここにきて初めてのつんく♂がテーマ!!!!

初挑戦ーー!!!!
だけど曲も多ければ世界観も深くて幅広いつんく♂を客観的に語るのは無理そうだったので、もう完全に諦めて、なんと主観で語ることにしました!!!!!!


胸を張るわけではないですが、そんな波乱万丈もなければ、ロマンティックもない、めちゃくちゃ平凡な人生を送る私です。
そんな私でさえ、なぜかつんくに自分の日常を切り取られ、ハロメンがそれを歌うという、奇跡みたいな出来事が起こっています。

こんなん、オタク語りたいに決まってます。



てか、絶対そんなの私だけに起きてる奇跡なハズないので、他人のそれ(通称:ひとそれ)もめっちゃ知りたいな!!というのもあり、とりあえず自分から語ってみよう、という訳です。



まあ、実際は「聞いて聞いて!私すごくない!?」という自慢もあります。(承認欲求高めなオタク)
だから、この自慢を読んでウザいと思った方、どうぞご自分の体験談を語ってください。

私が「すごすぎ!あんた生きるハロプロだな!!!!」と全力で讃えます。




だからとりあえず聞いてくれ!!!
羨ましがってくれ!!!
んで貴方も語ってくれ!!!!



毎度、前置き長くてすみません。

※自分の実体験なので、歌詞の内容についてより、自分語りの部分が多くなると思います。見ず知らずのオタクの自分語り(特に恋愛絡み)なんて気持ち悪いかもしれないのでご注意ください。
※自分の判定で「実体験」としているので、「え、全然状況違くない?」と思われるかもしれません。甘い判定です。でも自分の中で「この感情は、アレじゃん!!」と興奮したことには違いないので、多めに見て頂けると嬉しいです。思ったもん勝ち。



そんな感じで、早速語っていこうと思います。



◇◇◇


まず、1曲目。
私自身の、成長について切り取られました。

『アレコレしたい!』 Juice=Juice
作詞/作曲 つんく/編曲 近藤圭一 2014年

自分のお小遣いで コートを買う勇気
他の服が買えない ことは承知の上よ

これを描きたいがために書いたブログみたいなもんです。初めて聞いたとき、まんま自分の実体験が蘇って、びっくりしました。

そんな全然珍しい経験じゃないことは分かるんですが、個人的にめちゃくちゃ印象深い体験だったので、「こんなことある!?」とたまげたのです。



以下、回想。

大学1年生の初冬。私は新しいコートを探していました。

高校時代は自分の見た目に無頓着で、ずっと姉のお下がりを喜んで頂戴していましたが、私も大学生になり、ちゃんとお化粧をして、お洋服の好みもなんとなく掴み、オシャレを少しずつ楽しみ始めていました。

だから今年こそは、ちゃんと自分のバイト代で、自分が欲しいと思うコートを買うぞ!と決めていたのです。


そんな目的で、確か池袋のパルコかルミネを1人歩き回っていたとき、とあるお店で金ボタンの付いた黒いPコートと出会いました。

よくある流行りの形ですが、何より魅力的だったのは、ぐるっと襟に付いた大きめのファーでした。試着したらその大きいファーの効果で、なんか、えらい小顔に見えるんですよね。
フワフワであったかいし、黒いコートに薄茶色のファーという組み合わせが、自分的にめちゃくちゃ可愛く見えたし、それを着ている自分にときめいたのです。

ただオシャレ初心者としては、「ファー付きのコートなんてハードルが高いんじゃ…?」と思って迷いました。

さらに値札を見ると、確か16,000円くらい。
社会人の今から考えれば普通ですが、大学1年生の私は「高いな…」と思いました。
当時バイト代は月4万くらい。
そこから携帯代と学食の昼食代やサークルの飲み会代などを考えると中々の値段。
ファーだけでもハードル高かったのに、値段的にも手を出しにくく感じ、一旦諦めて他のモノを探しに歩きました。


ただその後、どんなに他所のお店を見て回っても、あのファー付きPコートが頭から離れなかったし、あの時に感じたトキメキは得られませんでした。
「これは、もう、あれを超えるコートには出会えない!」と意を決して、もう一度同じ店に行き、もう一度試着をして、私の心は決まりました。
トキメキには逆らえないのです。

なんとなく現金で買いたくて、歩き回って疲れてるのに、さらにお金を下ろしにATMまで行って、また店に戻って、とうとうファー付きPコート(16,000円)を購入することができました。


この時、デザイン的にも価格的にも背伸びしたものを、勇気を出して購入出来た自分に、めちゃくちゃ気分が高揚したんです。
「やったー!やったぞー!!!」とホクホクして大きな紙袋を下げ帰路についたのを覚えています。


ね、歌詞のまんまでしょ????(ドヤ顔)


しばらく経ってからJuice=Juiceがこの曲を歌っているのを聞き、「これ、あの時の私じゃん!?」となったのです。

惜しいのは、私の場合「お小遣い」ではなく「バイト代」だったこと。
だいぶ捉え方が変わるのは承知の上です。
もしかしたらバイト代だったからこそ、より心に刺さった可能性もあると思います。


こんな風に私が長々と語った思い出を、つんくは僅かな言葉で綺麗に包んでくれました。
このとき何気なく経験していたことは、実はオシャレをしたい女の子の、勇気を表す事例になるような出来事だったなんて…!!

コートを選ぶまでの経緯は、自分的には勇気ある行為で思い出深いけど、まあそんな特別ロマンチックな事では全然ないし、むしろ普通のコート1着にそんな迷ったなんて恥ずかしいとさえ思っていたので、あまり人に話したりもしませんでした。
なのにつんくにこんな風に見抜かれて、驚きつつも、自分の行動を肯定してもらったような気分になり、すごーーく嬉しかったです。



余談。
結局このコート、周りからも普通に褒められて、数年着続けました。ただ大きいファーは、やはり合わせにくい時があり、外してしまうことが多かったです(笑)。
それも含めて勉強になったし、自分のトキメキを信じて良かったな〜と、当時の自分をヨシヨシしてやりたいです。






どうですか………???
こんな感じで以下も語っていきますが、大丈夫ですか?
キモくないですかね?
許容範囲だと嬉しいのですが…




◇◇◇


続いて2曲目。
私の友人関係について。


『友達は友達なんだ!』 Berryz工房
作詞/作曲 つんく/編曲 オオバコウスケ 2010年

もち 終わった恋ばな みんなできちんと料理
うまい笑い話に変えてあげるさ
そのうち傷も癒えて自分で乗り突っ込みが
出来るはずさ

この曲はもう、全体通して身に覚えのある状況ばかりなんですが、つんく、どんな風に生きてればこんな女子の行動を把握できんの??
マジで千里眼のスペックホルダー説あるわ。

自分の恋愛ネタとか、語るのちょっと生々しいし、普通に恥ずかしいんですけど、でも勇気を持って話すわ。私のこと。



以下、回想。


これも大学生の時ですが、初めての彼氏と別れました。
細かいことは割愛するんですが、とにかく彼といても、楽しくないんです。

こんだけ語りたがりな私は、リアルでもお喋りするのが大好きなんですが、彼は特に会話がいらないタイプで、一緒にいてもマジで無言の時間が8割、残りは私が必死に話す2割。
相手からのアピールを頂いてお付き合いを始めたのに、こんなの、はっきり言って超つまんない。

耐えられなくて、それを正直に彼に伝えたら「君を楽しませようなんて、考えたことなかった」って言われたんです。
「えええぇ!?」と超ビックリしたし、それは人としてどうなの?と思った時点で考え方が根本的に合わないと確信したので、速攻別れました。

ま、そんなのは全然いいんです!!!

彼が悪いとかでなく、色んな考えの人がいるということで、良い勉強になりました。
だから特に傷心とかはしてないんですが、かなり疲れたので、しばらく彼氏とかいらねえな、とは思ってました。


その後、タイミング良く、久々に会う友人グループで1泊2日の旅行に行ったんです。

衝撃的だった彼の発言を聞いて欲しくて、夕飯時にその話をしたところ、なんか皆んな凄い笑ってくれるんですよね。
「そんなこと言う彼氏、やばいでしょ?」
「普通、好きな相手を楽しませたいと思うはず」
「別れて正解」
と、私の味方をしてくれるんです。

初めての彼氏だったので、当然初めての別れ話でもあったのですが、こんなにも盛り上がってくれるもんなのか!と楽しくなってしまいました。
「ですよね!!!!」と全部吹っ切れて、すごく笑えたんです。

しかも、周りも色々話し出すんですよ。
「他の女を知ることで君の大切さを確認したかった」とトンチンカンな言い訳で浮気した男。
別れ際に「お前の嫌いだったところ」を長々と語り始める男。
まあその他諸々。

又聞きを含めて止まらなくて、なんていうか、めちゃくちゃ面白いんですよ。

きっと本人たちは色々な感情があったはずなので、本心は分かりませんが、なんかもう、それをネタとして笑い話に昇華する、友人たちの心強さに感動しましたね。


普段そんなに恋愛色強くない友人たちなんですが、色々あったんだな、と思ったし、例え、もしまた恋愛が上手くいかなくても、こうやって語れば私の味方になってくれる人がここにいるんだ、という安心感に救われました。


で、ですよ。

この曲はリアルタイムでは認知していなくて、ここ数年でBerryz工房再履修時に出会い、また例の「え、これ、あの時のウチらじゃん!」となったのです。

当時の安心感がこういう友情から生まれたのなら、友人にも感謝したいし、自分もこうでありたい、と思いました。
また、ベリーズたちに友人たちのような親しみを感じられて、勝手に嬉しくなります。


たぶん曲の主人公は、もう少し若い設定だと思うんですけど、それでもこんな風に自分と重なることに驚きます。

別れ話って、もっと腫れ物のように扱われるイメージがあったので、あんな風に楽しく笑ってしまって、正直少し別れた彼に申し訳なく思っていた部分もあったのですが、この曲との出会いで、さらにそれも吹っ切れました。

世の中の、色んな人の元恋人の方々、ごめんなさい。あなたの別れ話、すっかりネタにさせてもらってます。しっかり笑ってます。
だって、つんくがそう言ってたし、Berryz工房がそう歌ってた。

許してニャン!!!




いや〜こんなん自己肯定感爆アゲですよね!!!!
ハロプロ聴くだけでこんな自己啓発の効果あるから、マジで悩める人類全員履修した方がいい。


◇◇◇


続いて、まだある!!!!
3曲目!!!!!
なんと、恋愛について。


I&YOU&I&YOU&I』 タンポポ
作詞/作曲 つんく/編曲 永井ルイ 2002年

自分の悩みを 打ち明けた時
吹き出すなんて ずるいよ

でもちょっと 私は 救われたような
楽な気持ちに なっちゃったよ

こんな甘くて可愛い歌詞を、一般人が実体験するわけないだろ!と突っ込まれそうです。

まあそりゃ全体を通すと全然未体験なんですが、この部分だけは重なっていると私が感じてしまったので、しょうがない。ちゃんと認可降りてます。(?)


ちなみに、この曲に関しては、曲を先に認知していたので、体験時に「これってあれじゃん…」となりました。

そんなケースもある。



以下、回想。

現在、恋人と同棲しているのですが、一緒に暮らし始めて半年くらい経った頃の話です。

仕事を終えて帰宅してテレビをつけると、すごくショッキングなニュースが速報で流れてきました。

被害者も多数出ている実際の事件なので、特定することは伏せさせて頂きますが、全部のチャンネルがその事件に関しての緊急報道に切り替わり、普通の夕方から一変、騒然とした状況になってしまいました。

オタク気質なのもあるのか、私は普段から衝撃の大きいニュースや物語を目にすると、そこに意識が引きずられて、悪夢を見ることがあります。
なのであまり重い話は見過ぎないよう気をつけているのですが、この日は情報が錯綜するテレビを、どうしても消すことは出来ませんでした。

直接自分の周囲に被害はありませんでしたが、とにかく衝撃が大きかったので、被害者や遺族の方を考えると本当に心苦しかったし、なぜこんなことが?とか、どうして防げなかったのか?と色んな方向にグルグル考えてしまい、なんとも心身が疲弊してしまっていました。

しばらく経って深夜ごろ、仕事を終えた彼が帰ってきたのですが、なんだかすごく"普通"なんです。
ポチポチとスマホいじって、"普通にご機嫌"だったので、気になって「ニュース見た?」と聞いたら「え?ニュース?見てない。何かあったの?」と聞き返されたんです。

そんなことある?と思い、いじっているスマホを覗くとYouTubeで『驚くべき深海生物の生態!!!』みたいな、デカい見出しがウリの動画を再生していて、「やばいよ、深海魚」とか言ってきました。

それを聞いて、私思わず吹き出しちゃったんですよ。仕事中は通信機器を遮断される彼は、なんとまだこのニュースを知らなかったんです。

何も知らないまま電車に乗って、SNSも疎いので、適当にYouTubeを開き、「深海生物やばいな…!」と思いながら帰ってきたのでした。


それは大人としてどうなの?とも思うのですが、なんだかこの時は、心が軽くなってしまったんですよね。


なんとなくその動画を私も一緒に見て、「なるほど、深海魚やばいな…」と思ってから、彼には大人としてちゃんとニュースを確認してもらいました。


その夜、悪夢を見ることはありませんでした……かどうかは、正直全然覚えてません!!



まあ、これだけの事です。

正直、曲の主人公ほど「自慢の彼♡」と思うばかりではないので、残念ながら一部の抜粋になってはしまうのですが、この時、ふとあの歌詞が浮かんで、彼のこういうところに救われることもあるんだな、とじんわり感じました。


あんな愛に溢れた歌詞を、こんな自分の出来事と重ねるのは恐縮なのですが、確かにふと思い浮かべてしまい、めちゃくちゃ納得してしまったので、もう許してニャン!!!(ヤケクソ)

一方の気持ちに寄り添うだけが愛ではないし、違うからこそ救われることもある、というのを改めて教えてもらった気がします。



私自身、恋愛に疎くてあまり語れる事がないのですが、もっと沢山の、特に思春期なんかに恋愛経験があったら、他にもたくさんの歌詞を実体験出来たんだろうな〜〜と少し惜しくもなります。
でも実体験なんてしていなくても、想いを重ねたり、情景に想いを馳せたりして、つんくの紡ぐ恋愛観を楽しむことは十分出来るので、自分は自分らしく、素直に生きることがなにより大切ですね。




なんか上手くまとまりませんが、この話はここまで!!!!!!




ラスト!!!
ノッていこう!!!!!



◇◇◇


4曲目。
結局はLOVEでしょ。
そう、オタ活について。



『世の中薔薇色』 Berryz工房
作詞/作曲 つんく/編曲 宅見将典 2012年

Ah 羽があったら飛んでっちゃう
Ah 花火だったら景気良く ドカ~ン!


この部分、です。

というか、オタク活動して楽しいことあったら、だいたいの人は「世の中薔薇色!」と踊り出したい気分にはなるハズです。

個人的に特にここで語るイメージは、2016年のひなフェスで、我が推し譜久村聖ちゃんがソロで披露したやつです。
Berryz工房への愛と、それを自分が披露できる喜びや誇りが溢れ出てて、最高のパフォーマンスでしたね…。

あの愛に満ちたイメージが染みついていたので、きっと自分の中で結びついたんだと思います。


以下、回想。

ハロプロだけじゃなく、テニプリSexy Zoneの兼オタなんです。
なので申し訳ないのですが、ちょっとだけ他ジャンルのお話にお付き合い頂けると嬉しいです。


テニプリオタクとして『ミュージカル テニスの王子様』(通称テニミュ )にもまあまあ通っているのですが、数年前の公演帰りのお話です。


これについては日付まで分かります。

2017年7月14日。
ミュージカル『テニスの王子様
3rdシーズン 青学vs立海公演

初日!!!!!!!!


そのあまりの素晴らしさに、この曲が脳内で流れました。


原作漫画の流れを追うテニミュも、3rd seasonとして既に3周目…。
そんな3rdもいよいよ中盤となるのが関東立海公演です。

青春学園が、関東大会で、立海大附属中学校と対戦する」という公演なんですが、この立海はとんでもない人気校で、もちろん私も大大大好きでした。

しかも私がテニミュに手を出し始めたのは、2nd seasonの関東立海公演からなので、これで丁度一周になります!めっちゃメモリアル!!
あと大好きな立海キャストをイチから見れるというのも初めてで、楽しみなことばかりでした。

(テニミュのしくみについて知らない方すみません。どうぞサラっと読み流してください。)


もちろんそれまでの公演もめちゃくちゃ楽しかったし、常にロマンティック浮かれモードではあったのですが、こんな感じでこの公演はちょっと特別でした。


ミュージカルは漫画と違って、スケジュールや流れが決まっているので、好きなときに好きなキャラと出会える訳ではありません。
好きなキャラと出会うためには、じっとその時を待たなければいけないのです。

何かを待ち続けるのは、そんなに簡単なことではありません。
好きな気持ちを維持し続けないといけないし、コンテンツ自体も続いていなければいけません。待って、待って、自分自身もその場へ出向かないと出会うことすらできないのです。
だから私は、大好きな立海キャラと出会えるその時を、本当に心から待っていたんです…(泣)


迎えた当日、簡単に言うと、めちゃくちゃ良かった……。
ビジュアルも歌声も雰囲気も、原作やアニメのキャラクター像を投影したかのような再現度で、「生きてる…!」って思いました。
構成も演出もわかりやすく、新曲やアレンジももう本当に好きで、3時間という長い公演時間も、体感3秒です。
あっという間。


待っていたものに出会えた喜びって、こういうものなんだ!!!という気持ちで最高潮に舞い上がっていました。


そして公演終わり、友人と後楽園駅までの道のりをキャーキャー歩いていると、夜空を見上げれば、トーキョードームシティーの観覧車が光っているんです。

その時ふとあのふくちゃんの歌う姿が蘇って、思わず「なんかもう、飛べそう…!」と呟きました。
すると友人も「分かる!!!!!」と言ってくれたんです。

観覧車を指差して、
「あの辺まで、余裕で飛べる!!」
ラクーアの屋根をトントン飛べる!!!」
「あっちのビルまで行けるね!!!!!」
と次々と上を指差して「飛べる!」と連呼しながら歩いてました。


ええ、なかなかにキモかったと思います。


ただ、もしかしたらあの時のふくちゃんも、こんな感じで高揚していたのかな?と思うんですよ。
だって好きなものを享受しているときって、身体が軽くなって、心も舞い上がって、まじで飛んで行けそうになりません?
あの時の友人は即答してくれましたが、皆んなもきっとそうですよね??


他ジャンルでも、余裕で脳内に入り込んでくるなんて、つんくパワーすご……。
改めてそんな風に感じる事案でした。






以上!!!!!!


私が自分で、「やべーー!つんくの歌詞体感しちゃったぜ!!!!」と思った事例紹介でした!


お付き合いくださった方いたら、ありがとうございます。


「回想とか言って、こんなん妄想だろ?」と思われても仕方ないですが、まあ確かに都合のいい回想ではあります。

ただ、過去を都合よく考えさせてくれるつんくが凄くないですか?どうなの?
まあもちろんわたしが勝手に思っている自己満足です。



ぜひそんな魅力が詰まったハロプロのことを、もっと知って欲しいです。

曖昧に濁された言葉で、安っぽい「共感」を得ようとする曲に飽き飽きしてる、そこのアナタ。
ハロプロには、アナタの心を狙い撃つべく待機している曲が必ずあります!
ぜひつんくに見透かされる快感と出会って下さい!!


まあ共感とか実体験とか色々言いましたが、そんなの無くったって充分ハロプロ曲を楽しむことは出来ます。

むしろかけ離れた状況だからこそ、好きな曲も沢山あります。

だから自慢といいつつそんな自慢になってないことも分かってます。ただちょっと書き残して見たかったんです。


どっからこんなエピソード湧いてくんの?と思うハロプロ歌詞ってたくさんあるので、他の人のそういう話もぜひ聞いてみたいです。
「こっちだって負けてねーぞ!!」という方がいたら、ぜひとも語って下さい!私が勝手にお待ちしております!!



つんく以外のハロプロ曲について書いた記事がこちら↓↓
szhello.hatenablog.com
もしよろしければ合わせてどうぞ〜!


あーー楽しかったー!!

ハロプロ激おこ曲好き語り〜怒る女の子の魅力について〜②JJ、こぶし、つばき編

喜怒哀楽の中で、もっとも表面化させるのが難しいのが"怒"だと思います。
出来れば抱えたくない感情だし、多少の悪意を伴うから、出来ればあまり人に知られたくないです。


また自分の怒りだけじゃなく、他人の怒りというのも厄介です。
通勤時に電車で喧嘩してる人たちなんて見ちゃったら朝から嫌な気分になるし、最近はネットでの誹謗中傷なんかも、対象と自分が全くの無関係だろうが、目に入るだけで負のオーラに当てられて精神的にダメージをくらうことがあります。


こんな風に厄介なことばかりだけど、やはり生きていれば必ず湧いてきてしまう怒り…。
あまり溜めこみたくはないし、かといって爆発させたら後悔しか残らないだろうし、大人になってもなかなかうまい付き合い方って見つからないです。




でも、そんな!!!
暗い感じの話は!!!!!!
したくないんだ!!!!!!!!!!




てことで、前回書いたときは特に何も考えず"ハロプロのキレてる曲について語りてえ〜"って気持ちで書いたんですが、現在"怒り"という感情が、より厄介な状況になってしまい、テーマとして軽く扱いすぎちゃったかな?と思いました。



好きなハロプロの激おこ曲を語るシリーズです。

↓こちらが第1弾。
szhello.hatenablog.com
※読んで下さった方、星までつけて下さった方、本当ありがとうございます…!


だからといって、為になるような文章を私は書けない…!!!(泣)
諦めて前回同様のテンションで書くので、ちょっとでもオタクが「分かる〜〜!」って楽しい気持ちになってもらえたら嬉しいです。


というわけで!!!
前回のモーニング娘。'20、アンジュルムに続き…

今回は、

の3組の激おこ曲について語ります!!!




※あくまで個人の感想、思考です。素人が好きに語るだけなので、色々捉え方が違うと思います。ご了承くださいませ。


Juice=Juice

ハロプロ内でもトップクラスの歌唱力とダンススキルを持つエリート集団。
大人な女性路線の曲がよく似合うし、艶っぽい表現が得意です。そんなイメージだからこそ、激おこ曲は見栄や意地を張ってしまうことで感じる息苦しさや、周りからの扱いに「もう無理!我慢できない!!」とあふれた感情を歌うものが多い気がします。
見た目も美しいし、パフォーマンス力もあるので"強がっちゃう女の子"が抜群に上手い。
新メンバーの二人もまだ幼いのにその辺の表現が絶妙で好きです。先輩たちと比べると、振り絞ってる感が強くて、切なさが増す気がするので、佳林ちゃん卒業後も、そのあたりに注目して応援していきたいです…!!


裸の裸の裸のKISS
作詞/作曲 つんく/編曲 平田祥一郎 2014年

「ラテンEDM」という、つんくとヒラショーのセンスが爆発して生まれた新ジャンル。

愛の真偽を確かめたいけど素直になれなくて、ちょっと消極的な彼に物足らずイライラしてしまう、といういじらしい恋心の歌詞。タイトルがやばいし、ラテンの扇情的なリズムによってやたら熱っぽく仕上がっています。
年齢的にはみんなまだ幼いのに曲が妙に色っぽいという、ハロプロ特有のアレが詰まった一曲。

曲と歌詞は情熱的なんですが、メンバーの歌い方は結構淡々としていて、それが歌詞の通り「甘い顔は出来ない立場」の主人公(どんな立場じゃい)を表現していてハマります。
外からは分かりにくい、熱い内情との差が際立って最高。この計り知れない感じ、いいですよね…!

"愛してるなら全部分かってほしいし、全部満たしてほしい。だって愛してるんでしょ?"って少し試すような構えが、女の子のちょっとずるい部分を見せていて、たまりません。
相手への要求がたくさん沸いてきて、でもそれを素直に伝えることなんて出来なくて葛藤している姿は、切なくていじらしくて可愛いです。

こんな無茶な要求を抱えていて、果たしてこの子が満たされる日は来るのかな…?と余計な心配をしてしまいますが、こんな風に色々要求してイライラしちゃうのも、相手が好きで手放したくないからなんでしょうね。

Juice=Juiceならではの"激おこ"を、3rdシングルでここまで特徴付けられるのがすごいなぁ~と思いますし、まだ幼いながらそれをしっかり表現できる彼女たちのスキルが魅力的な一曲だと思います。

「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
作詞/作曲 山崎あおい/編曲 鈴木俊介 2019年

「Juice=Juice×山﨑あおい」という新たな最強タッグを全ハロオタに見せつけた、大人JJを代表する名曲。

公開されたとき、あまりにストレートすぎる曲名と、サムネの宮本佳林ちゃん(さん)の吸い込まれそうな黒目に怖気づき、正直何日か寝かせてしまいました…。ごめんなさい。
でもあまりに評判が良いので聞いてみたら本当に素晴らしくて"Juice=Juiceが目指していたものはここだったんじゃないか"と感じてしまうほど、歌詞、曲調が、今の彼女たちにハマっていました。

曲名を見たときは、もっと痛々しい拗らせ女子の悲痛な訴えかと思ったのですが、全然そんな厄介さはなくて、疾走感ある鋭い楽曲と激しいダンスによって、暗さや悲壮感は吹き飛ばされています。だから主張強めな歌詞も受け止めやすくて、街頭演説とかしても支持者増えそうなくらいの正当性を感じますね。

寂しいなんて言えずに、頑張って人に頼らず生きている主人公をよそに、弱さを隠さずに生きる子の方が周りに助けられて幸せそうにしているなんて、そりゃ不公平さを感じますよね。弱そうな子だってきっと色々あるにせよ、単純に頑張ってない方ばっか報われてたら"なんか違くねぇ?"って思ってしまいます。
そんな中で追い討ちのように「ひとりで生きられそう」なんて突き放すようなこと言われたらすごく傷つくし、私だってキレます。(「少なくともアンタがいなくても生きていけますね」くらい言い返す。)

だいたい人間そんな分かりやすい訳ないんですよ。黒髪だから真面目な子とか思ってちゃダメだし、大人ぶってもそれはそれだし!世の中の人間が皆んな見た目通り、印象通りの生き方をしている訳ないんです。
そんなことも知らずに「ひとりで生きられそう」なんて無神経なこと言う奴は全員Juice=Juiceの極太ヒールで蹴飛ばされて下さい。(ご褒美じゃないぞ!)


さらにこの歌のすごいところは、最後の3行です。

「ひとりで生きられちゃうの」
それは素敵なはずでしょう?
胸張る私になって 誰か愛したい

あんなに負の感情に囚われていましたが、最後ちゃんと光を見せるとこまで持っていける歌詞に衝撃を受けました。
共感を得るだけじゃなく救いまで見出してくれるなんて、山崎あおい凄すぎない!?

この「誰か愛したい」を歌う、かなとも(金澤朋子ちゃん)がさぁ〜〜!もう、全人類が服従したくなるようなカッコいい歌い方するんですよ〜〜〜〜!!!

疲弊したOLが帰りに寄るコンビニで、お弁当にそっとCD紛れ込ませて布教したい。それか最近レジにディスプレイついてるからそこで流したい。
この曲の主人公も、自分の強がりや弱さも受け入れてくれる優しい人と出会って、幸せになって欲しい。この曲はたくさんの人を救ってくれたから、あなたも負けないでくれ。


新曲「好きって言ってよ」もこのタッグで、最高ですよね…!
この路線似合いすぎるから、今後も期待です!!



ちゃんさんの卒業は悲しいけど、早くれいれいが加わったJuice=Juiceも見たいし、新メンバーの成長も楽しみだし、あんなに完成度が高いのに未だ未完成なのかよ…!ってなります。すごいです。
見所たくさんなJuice=Juiceがどんな風に変化していくのか分かりませんが、変わらず応援したいと思います。

以上、Juice=Juiceから2曲でした!!



こぶしファクトリー

今年3月に解散してしまいましたが、ハロプロらしい素敵な"激おこ"曲を歌ってくれたので、もちろん語ります!

彼女たちの曲はとにかく真っ直ぐで力強くて、"激おこ"曲も先述したJuice=Juiceとはまるで系統が違う燃え方をしています
"これから正論突きつけてくんで、分かってない奴ら一列に並べや"
みたいな、正義系ヤンキーみたいな男前感あるんですよね。見た目は可愛い女の子だから熱苦しさは軽減されてるけど、ハロプロ随一の熱血系。青春ドラマが一番似合う。

だから大体怒ってるんですけど、でもどこか優しさや正義も感じるので聞いていてすごく気持ちいい怒りなんですよね。
ほんと、色んな怒りがあるんだな〜〜って思わせる素敵なグループです。



「念には念(念入りver.)」
作詞/作曲 アベショー/編曲 鈴木俊介 2015年

初めて聞いたときの衝撃が凄かったですね…。「ドスコイ!ケンキョにダイタン」もですが、こぶしファクトリーというグループの方向性が分かりやすく示された大切な曲だと思います。

パワフルな曲調と、シンプルでストレートな歌詞がカッコいいし、メンバーも"本当にデビュー…?"と疑うほど堂々とした歌いっぷり、踊りっぷりで、もう逞しくてめっちゃいいです。
「あなたは」という、文字にするとたった4文字のフレーズをビシッと力いっぱい指差して歌う姿に、ドキッとします。特に大サビ前のあやぱん(広瀬彩海ちゃん)→さこちゃん(和田桜子ちゃん)の、畳み掛けるような連続「あなたは」には"わ、わたす?"と「ビタミンME」の前田こころちゃん並みにビビりますね。この、画面越しにめっちゃ巻き込んでくる感じ、大好き。

ぶっちゃけ、歌詞では大したこと言ってないんですけど(失礼)、シンプルでイメージしやすい日常のイライラ描写と、伝えたいメッセージ性が分かりやすくて気持ちいいです。
ねんねん」というか響きが可愛いし、「準備態勢万端?」を「じゅんびぃーたいせーぇ ぶわぁーんたぁーーん」と一音一音に力を込めて歌うので物足りなさとかも全く感じません。

可愛らしい女の子達が髪振り乱して睨んでくるから何を言うのかと思えば、「念には念を入れるんだっ!!!」って教えてくれるという、優しい世界。
"なんだこのちょっと面白いの……たまんねぇな……"とクセにさせる作戦ですね。まんまとハマりました。(ちょろい)
未だに折り畳み傘をカバンに入れるときに「忘れんな アンブレラ」と歌う癖が抜けません。

コールも楽しいし、肌でこの熱量を感じたいので、ぜひ現場で聴きたいなぁ〜〜と心から思う一曲です。



「Oh No 懊悩」
作詞 児玉雨子/作曲 星部ショウ/編曲 平田祥一郎 2019年

女の子のあるあるなストレスを、楽しい語感で表現した児玉雨子の作詞と、ファンキーでノリのいい星部ショウの作曲と、それらをこぶしのカラーにまとめ上げたであろうヒラショーの編曲がそれぞれ強い個性を放っていて、この若手2人のタッグ、という点でも好きな曲です。

これはもう、可愛い。
懊悩して頭抱えてるところには申し訳ないけど、こんな怒り方なら元気いっぱいで可愛いなと思ってしまいます。
リズムと合った言葉選びが魅力的な一曲なので、聞いていてすごく楽しいです。
ストレス発散曲として共感する部分がたくさんあるので、聞いてもMV見ても、パワフルに騒ぐ彼女たちにスッキリした心地になります。

3時間半も人の悩み相談を聞いてあげるとか、もう良い子すぎる。てか3時間半も話すってことは、もうそれただの愚痴じゃん…。きっと同じ話をぐるぐる聞いていたんでしょうね。あるある…大変だったね…。いいよ!!どうぞスッキリするまで叫んで!!!(ご近所さん目線)


この曲の好きなところは、こぶしっぽい真っ直ぐな怒り方ではありつつ、怒りの内容はしっかり大人っぽくなってるところです。
「念には念」では、自分の身に降りかかるツイてない出来事にワーーッ!となってしまう怒りですが、「Oh No 懊悩」の悩みは人間関係で良い人演じてたらいつの間にか "都合いい人" になっちゃってワーーッ!となっています。
このしっかり社会性が身についているところに彼女たちの成長を感じ、"ああ、こぶしも大人になったな…"ってなんとも嬉しくなってしまいます。
2番で「やっぱり好きだよ笑」というメールが男の子から来るのも、年頃ならではの鬱陶しい悩みの具体例として的確すぎて、雨子らしい鋭さも感じられて大好きです。


こぶしの真っ直ぐさは他にない魅力だったので、このカラーがハロプロから去ってしまうのは非常に惜しいです。
ただそこはもう本人たちの言葉を信じて、今後を見守りたいと思います。
こぶし組は絶対幸せになろうな…!!


以上、こぶしファクトリーから2曲語りました!!


つばきファクトリー

ハロプロ特有のジトッとした怒りがめちゃくちゃ似合うグループです。清楚さと陰湿さが同居する、腹の底が見えない感じがなんともたまらないグループ。たぶん不機嫌なつばきファクトリーがいたら部屋に加湿器いらないし、窓は全部結露すると思う。(勝手な妄想)
つばきの怒りはハロプロの中でもめちゃくちゃ厄介な気がします。だって「怒ってる?」って聞いても絶対「怒ってない」って言うじゃん…?どうすりゃいいのよ…って1番なるやつ。
この面倒くささ、個人的にめちゃくちゃハロプロ感じて大好きです。



「気高く咲き誇れ!」
作詞 児玉雨子・Rap詞 角田崇徳/作曲 /編曲 Jean Luc Ponpon 2015年

インディーズシングルですが、めちゃくちゃつばきらしいので語ります。
この曲は掴むべき目標に向かって様々な誘惑に負けないよう、自分を厳しく戒める内容です。
雨子の鋭い切り込み方が光る歌詞で、メジャーデビューを目指すつばき達へのエールでありながら、彼女達自身の決意表明の面も感じられて、当時の彼女達だからこその説得力に、私自身もちょっと姿勢を正したくなります。

特にキュッと緊張するのが、

遊び 誘い 無視 あくび嚙みつぶし
ちょっとだけ、さみしい 今は我慢 よくお聞き

という部分ですね。
ちょっと周りの誘惑や孤独に揺らいだ瞬間に「よくお聞き」とか言われたら、もう鞭がしなる音が聞こえるくらい怖い。ビシッと隙を突いてくる感じ…児玉雨子だぁ…。「よくお聞き」なんてディズニーの悪役とかでしか聞いたことないのに、つばきに言ってもらえるなんて、私は嬉しい…(ドM)

正直初めてこれを聞いた時は"おいおい新人にしてはなんか暗くない?全然フレッシュさなくない??"と思ったのですが、もうそれは既につばきファクトリーの色味だったんですよね。
メジャーデビュー前だから"私たち、これから一生懸命頑張ります!"って曲を歌うのはよくあるかと思うのですが、その方向性がちょっとズレてるというか、こんな魅せ方をしてくるのが流石ハロプロだし、つばきファクトリーらしさを感じて、めっちゃ良いなって思います(語彙力)。

当時はちょっと可哀想だなと思ったけど、今となってはこれ以上ないんじゃないかと感じるほどハマっている曲です。



「表面張力〜Surface Tention〜」
作詞 チーム飛松&児玉雨子/作曲 チーム飛松&白戸佑輔/編曲 鈴木俊介 2018年

これテレビの企画で学生さんが制作した曲なんですけど、プロのサポートを受けているとはいえ、めちゃくちゃ良いです。
精神的にぐちゃぐちゃで、もういっぱいいっぱいギリギリな状態を「表面張力」と表現するパワーワードセンスが天才だし、曲も明るくてノリがいいんだけど、軽すぎない絶妙な重厚感もあって、本当カッコいい。鈴木俊介らしいファンキーなアレンジも効いてて、普段のつばきとはまたちょっと違う魅力が溢れる一曲です。

ひと息つくつもりでカフェに来たけど全然落ち着かなくて、むしろ人の多さとかに急かされて余計に追い詰められたちゃった女の子のイライラが、分かりやすい日常的な実例を交えつつリズムよく歌われるので、すごくスッキリします。
「やんややんやと振り回されちゃって」や「なんやかんやで無駄に忙しく」の言葉の響きのセンスがめっちゃ良くて、この言葉しかない!と思うくらいハマってます。
何より、やんややんやしてる皆んなが可愛い。天才か。

単純に恋愛絡みじゃない悩みを歌うつばきが珍しいから、普通の女の子っぽくて良いですよね。
オシャレして盛ったら自分が減った気がして虚しくなっちゃうのとか、周りの子に影響されて自分のポジションが分かんなくなっちゃうのとか、年頃の女の子感が出てて、清楚系なイメージと合ってて魅力的です。

これはこれですごくつばきファクトリーらしいから、新たな良さが引き出された曲として衝撃だったし、何度聞いてもカッコよくて大好きな曲です。

あとこの曲はアプカミでベースRECの様子が収録されているので、もし未視聴の方いたらぜひ見てください!
https://youtu.be/NxwYmrGteM4
楽しそうにベースをかき鳴らすおっちゃん(みんな大好き笹本安嗣さん)の映像がこんなに見ていて気持ちいいだなんて、初めての気持ちになりました。
ハロプロの音楽への拘りが見えて、好きだ…って100回目くらいに惚れ直す曲です。



「3回目のデート神話」
作詞 児玉雨子/作曲 中島卓偉/編曲 炭竃智弘 2019年

めちゃくちゃ面倒くさい怒りを歌うつばきファクトリーとして、よっしゃー!と私は嬉しくなってしまう曲です。
「今夜だけ浮かれたかった」のトリオが再集結しただけあって、系統は似ていますが、その厄介さは増している気がします。
卓偉らしい疾走感ある曲と、雨子らしい鋭い言葉を、炭竈さんがきっと更に激しいアレンジを加えた事で、つばきファクトリーにしか歌えない一曲に仕上がっています。

好きな人と関係が進展しそうなのに、素直に喜べずにぐちゃぐちゃ悩んでいる姿はザ・つばきですよね…。
好きなんだから付き合っちゃえばいいのに、「余所行きのわたし」を好きになったのではないかとか、「脈がなかった方がどんなに楽だろう」とか、もう付き合いたいの?付き合いたくないの?と詰め寄りたくなる面倒臭さ。何に怒ってるのか分からないし、多分本人も分かってないから解決しようがないです。こんな相談されたら3時間半かかりそうだし、ラチがあかなくて聞いてるこっちが疲弊しそうです。
「気になるのは 愛されるのかどうか」とか、どんだけのものを期待しているのか計り知れない感じがもう怖い。文句は付き合ってから言えばいいじゃん!って言いたくなるけど、皆んなの目が怖すぎて何も口出し出来ない感じ、いいですよね…。

好かれようと思って自分を取り繕ってたなら、彼がそこを好きになるのは仕方ないことで、むしろ努力が報われるんだから喜んだっていいくらいなのに、そうは受け取れない複雑な心情を、つばきファクトリーの皆んながまた良い表情で歌うから、本当この方向性がハマるなぁ〜〜と改めて圧倒されるほど素敵です。


ギスギスとした内容でありながら、切り裂くようなギターがカッコよく、重苦しさを感じないのが流石です。つばきらしさ、見せつけるぜ!という気合を感じる大好きな一曲です。


つばきは湿っぽいイライラを歌う曲が多いのと、個人的にそういう歌が好みなので3曲語りました。
あと全部児玉雨子になっちゃって偏っちゃいましたが、雨子の生々しさとつばきの湿気具合が相性良すぎるのでお許しください。
児玉雨子×大橋莉子」のタッグもめちゃくちゃ好きなんで、また次の機会に語りたいです…!

リアルに悩み相談されたら困るような内容でも、こうしてつばきファクトリーが歌うと聞きやすいし可愛くも思えるから不思議です。
これからも口に出しにくいようなちょっと陰湿っぽいイライラを、生々しく歌って欲しいですね!!期待しています!!!






以上、Juice=Juice、こぶしファクトリーつばきファクトリーの激おこ曲について語りました!!!!!

前回から結構日にち経っちゃって、シリーズとして同じ切り口で書けているか微妙なんですが、好き勝手楽しく語りました。



今はコンサートが中止になったり、プライベートの予定が色々飛んだり、それでも仕事のために毎日出勤しなきゃいけなかったり、初めての事態に私自身も戸惑いや不安を感じています。
そんな中での生活はやはりストレスが溜まりやすいし、ついイライラしてしまうことが多いです。

ただ、私は今までに、怒っている自分を否定せず、負の感情を堂々と歌う彼女たちに何度も勇気をもらってきました。
同じように、というのは難しいかもしれませんが、こんなときだからこそ、激おこ曲で少しでもスッキリして貰えたらいいなと思います。

激おこに限らず、ハロプロは可愛いからね。(極論)

紹介しているのはほんの一部ですが、気晴らし程度でも構いませんので、誰かのストレス発散になれたら嬉しいです。


あと、続きとして解散後のグループについても今後語りたいなぁ〜〜と思ってます。
(BEYOOOOONDSまだ曲が少ないのでちょっとむずかしいかも…)


まだまだ不安な状況が続きますが、
心配ないからね!!!


アップフロントグループ テレワーク合唱「愛は勝つ」「泣いていいよ」「負けないで」


久々にちゃんと愛は勝つ聞いてダラダラに泣いちゃったよね…。
本当、アップフロントっていい会社だわ……。

もうしばらくの辛抱だと信じて、頑張りたいと思います。

最後に愛は勝つぞー!!!!!