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テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

テニミュ4th 関東氷帝 東京公演(立川)感想 ※ネタバレしまくり

2023年1月7日!!!
ついに始まったねーー!!!!!

ミュージカル「テニスの王子様」4th シーズン
青学vs氷帝

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テニミュでも1、2を争う人気公演、関東氷帝が、とうとう4thシーズンにもやってきました。


正直ね、この10年間、上島てんてー&佐橋さん&三ツ矢さんの3本柱からなるテニミュに慣れ親しんできたので、4thの演出には違和感を覚えることが多く、特に夏公演の「青学vsルドルフ・山吹」は完全に私の求めるルド吹と違ったので、外苑前駅大戸屋で友人と「ちげぇ~~全然ちげぇ~」と頭を抱えてしまったり、今後テニミュとの向き合い方について考えたりしていました。


でも私は『テニスの王子様』を好きでいる以上テニミュから離れる気はないので、関東氷帝公演も当然見届けるつもりでした。


てか、原作がめちゃくちゃ面白い関東氷帝をつまらなくするって、逆にできる?って感じですが、リョーマvs亜久津戦を爽やかキラキラ演出で終わらせる4thなら、どんな風になってもおかしくねぇ…と色々考えながら過ごしておりました。

手塚vs跡部の試合は個人的に1番好きな試合で、特に初めて生で観劇した3rdシーズンの関東氷帝は衝撃的で、呼吸するのを躊躇うほどの緊張感は今まで舞台観劇で味わったことありませんでした。
少なくとも今回の手塚役の山田くんと、跡部役の高橋くんについては期待しかなかった分、二人の実力がちゃんとした形で活かされるか心配でした。
歌少なかったらどうしよう…さらっと爽やかに仕上げられたらどうしよう……と。


そうして不安いっぱいな気持ちで迎えた初日ですが、結論から言うと、
めちゃくちゃ良かった!!!!


今までの4thに感じていた合わない部分がかなり改善されていて、やっぱテニミュってサイッコ~~~!!!!と、生きている実感を強く噛み締めています。
やっぱ原作ともアニメとも違う「テニプリ」がここにはある…ここからしか得られない必須栄養素がある……。


まぁ、ちょいちょい「おい4thくん、そういうとこやぞ」という部分もありましたが、総合的に見れば大満足でした。


なので、東京公演が終わったタイミングで、ネタバレを気にせず、好き勝手感想を書いていこうと思います。
※現在、もう大千秋楽も全部終わっていますが、けっこう不満も書いちゃったので、コレを公演中に公開するのもな…と思い公開していませんでした。なので凱旋が終わった今とは感想が変わったりしているのですが、それについてはまた「凱旋公演」として改めて書こうと思います。一応ここまで書いていたのを一から書き直すのももったいない気がするので、とりあえず当時の私の気持ちとして、少し修正しつつそのまま載せておきます。


基本絶賛スタンスでいきたいのですが、やっぱ私自身まだ「う~ん」て部分もあるので、その辺の意見が合わない方も当然いるはずです。「ここ褒める(or不満言う)とか何も分かってねーなこいつ!」という気分にさせてしまうかもしれません。評論家でも何でもないタダのオタクなので主観でしか語れないです。
自分の気持ちを残すための感想なので、その辺の配慮は足りてないと思います。素人のくせに上から目線で批評しちゃってすみません。

感じ方は人それぞれなので、合わねー!と不快に思ったらごめんなさい。


構成について

夏のルド吹と比べると、とても良くなったと思います。
余計な場面が減って、ちゃんと試合に繋がる流れが分かりやすくなりました。

まぁバスケ部とのフリースロー対決*1はマジでいらないと思うけど、柱の場面が一瞬で終わったのに、ひったくり犯を追いまわす場面やリョーマが遅刻して堀尾が生意気なことをやっちゃう場面があったことを思えば、今回は余計な場面も少なく、氷帝側の背景と、青学側の背景がちゃんと分かりやすく盛り込まれていて良かったです。


まぁ~~~~う~~~ん、台詞のカットや言い回し、テンポが気になるところもあったけど、全体として見れば、私が見たかった場面、台詞は良い感じに回収されたと思います!


冒頭の氷帝校歌で、宍戸のレギュラー落ち→ジロー登場(ルドルフ戦)までやるのは新鮮で面白かった。
あと宍戸と長太郎の特訓シーンがあったのも、その後の「血のにじむような特訓」のセリフに繋がって良かったです。



氷帝が良かった分、青学の場面があっさりしていて、ちょっと残念でした。
全体的に3rdまではメインのように扱われていた手塚とリョーマの関係があまり描かれないので、二人の存在が薄く感じます。
というか、手塚の出番、台詞、歌が少なく感じる。
高架下の試合、今回の公演で過去回想をがっつりやるかと思ったけど、やらなかったので、このままルド吹の一瞬場面だけという扱いであの試合が終わりなのは残念です。やはり「お前は青学の柱になれ」は絶対に本公演で歌っておくべきだったよ…。

漫画のページ数とお話における重要度(インパクト)は比例しないから…。
許斐先生は漫画家なので、少ないページ数でも印象的に描くプロだけど、ミュージカルでは舞台上で、生の人間がそれをやらなければいけないので、漫画のセリフやシーンをなぞるだけでは、漫画で得た情報を届けることは出来ないんだと、4thを見て改めて感じました。
だからオリジナルの演出で補完することが大事なのに、4thは「原作の場面を再現すること」を重きに置きすぎていて、漫画を読んだ時に感じた熱さがないのが不満でしたが、それも今後は改善されていくといいな。


でも黄金ペアの喧嘩→仲直りは絶対やると思っていたので、歌がなかったのは超残念だけど、同時「ごめん」が見られたのは嬉しかったですね。


あとリョーマの試合から「あいつこそがテニスの王子様」がなくなった結果、あの試合をちゃんと試合として見ることが出来て、今まで曲の中で言っていたことって、こういうことだったのか、と改めて確認できました。
「うおぉー!両者一歩も引かねぇ!」「お互い大技出しまくりだな」のセリフで済まされていた部分が、ちゃんと球を打ち合って大技出しまくっていたので、ここか!となりました。

やはり4thにもちゃんと4thの良さがある、と認識できました。



物議をかもしている、氷帝が試合後に寿司屋へ行くのか問題は、正直行かないとは思うけど、私個人としてはそこまでに気にならなかったです。
試合後の一幕で本編にそんな関係ないし、あのくらいの解釈違いというか、自由なやり取りなら大丈夫。
あまりにキャラじゃないことを言い出したり、もっとテンション上がったりしてきたら嫌かもしれないけど、試合後の握手のとき、すごい皆悔しそうな演技をしていたので、私としてはあそこでちょっと笑顔が見られて良かったかな。

まだ全国もあるんだし、終わってねーぞ!眠れないくらい悔しがれや!って感じですが、まぁ、不動峰でもルド吹でも欠かさずやってきた場面っぽいし、なんか4thくんどうしてもやりたそうなので、もう好きにすれば……って感じです。
ただあれに尺を割くなら他にやるべきことあるだろって気持ちはめちゃくちゃあります。試合後の余韻も崩れるし、完全オリジナル場面をわざわざ作る意味が分からないし、関東立海のトロフィーとかとは違うと思うので、違う形でなんかできなかったかな?とは感じますね。



あと気になるのは、手塚の九州行きについて全く触れずに終わったので、次の六角公演、試合数が少ないとはいえ結構やること多くない?と心配になります。
やっぱオタクとしては、テニミュの醍醐味って試合だと思っているので、あんまり試合が短いのは嫌ですが、どうするんだろ。


全体的には分かりやすくて面白かったです!!


楽曲について

爽やかな曲調が多くて物足りなかった不動峰、ルド吹と比べると、明らかに熱さが増していて、本当に良かったです。
制作陣に坂部さんの表記があった時点で期待していましたが、やっぱりスポーツ漫画原作なんだから、熱くて重厚な歌が聞きたかったんだ~~~。

試合中の曲も、イントロから緊張感のあるものばかりで、嬉しかったです。
今までは曲の始まり方が不自然だと感じていたので、ちゃんと歌い始めからじっくり入り込めました。


あとちゃんと全部新曲だったのも嬉しい。ルド吹は不動峰から使いまわしの曲がいくつかあって結構ショックだったので、今回は途中の大石・手塚の歌と、アンコールソング以外はちゃんと書き下ろしで安心しました。


それぞれの校歌も、学校の雰囲気やその時の状況に合っていて素敵でした。
平日増やすとしたら1幕最初は見られないな~と思っていたのですが、あのクオリティの2曲を諦めるのは嫌すぎて、立川18時開演を心から恨むことになりました。


それぞれの校歌、くじ引きの歌、がっくんのソロ、D1の歌全部、2幕始めの歌、S2の歌、S1の歌が大好きです。
D1のそれぞれが掛け合う歌を聞いて、「うわ~~~テニミュだ~~!!!」と嬉しくなりました。
あと2幕始めの歌も熱くて勢いがあって、バチバチ感にあふれていたので、何度でも見たいです。



いくつか不満だったのは、やはり黄金ペアの曲がなかったことです。
大石が手塚のことを歌う場面はあるのに、菊丸については何も歌わないのがショックでした。
部長と副部長の絆は確かに見どころですが、「君と共に走りたいんだ どこまでも」は菊丸へ言ってあげて欲しかった…。
てかあの曲自体がよく分からなかったのですが、その後のリョーマが零式ドロップについて歌うのも、試合の勢いが死んで謎でした。

あの場面だけならそんなに気にしませんが、手塚vs跡部の一番最後に歌い出すのは本当にやめて欲しかった…今からでもやめて…。



歌詞については相変わらず言葉数が多くて聞き取りにくいのと、やたらスピリチュアルな言葉でよく分からない部分もかなりありますが、それでもシンプルな言葉が増えたのと、全体的な文脈が「青春」からちゃんと「テニス」になっていて良かったです。


乾さんの「嫌いじゃないだろ?」と手塚の「勝つまで負けない」が好き。
シンプルだけど、キャラらしさがあって、グッときました。


このセリフ歌にしちゃうか~~~ってのもあって、新鮮で嬉しいものも、出来れば言葉で聞きたかったものもありました。
跡部様の「俺は思い違いをしていた~」の長セリフは歌ったうえで、喋ってほしかった…。


S1は二人の歌唱力があって成立するものだと思うので、思い切った歌の多さでしたし、アカペラで歌い合う部分は呼吸出来ないほどの緊張感でした。
実際の手塚跡部戦も観客はこんな風に息をのんで見ていたんだろうな…と思ったし、あんな体験したことなかったので、かなり挑戦的なことをしている4thの勇気と自信、認めてやろう…となりました。

今まで「一騎打ち」に凝縮されていた二人の全力が、新たな魅せ方で生まれ変わったなと思いました。
思い切った変更に賛否あるかもしれませんが、すべてをかけて挑む二人の死闘が感じられて、素晴らしかったです。


マジで二人ともお疲れ様………。


色々ネガティブなことも言ってしまいましたが、やはりミュージカルだから、楽曲が違うとこんなにも楽しさが変わるんだな、と実感しました。
OPっぽいのとか、アンコールソングとかは爽やかJ-POP風でも良いんですが、やはり試合中の曲はちゃんとミュージカルらしい曲調じゃないとしっくりこないもんです。


グランドミュージカルとも違うし、キャラクターらしさも残しつつスポーツを表現する音楽ってすごく難しいはずだし、テニミュ自体の歴史もあるから、またイチからファンに受け入れられる曲を作るって本当に本当に大変なんだと思います。

その労力は計り知れませんが、こちらとしても2.5次元ならでは生々しい熱気を感じにお金を払って劇場へ行っているので、今後も熱さを感じられるような楽曲で、『テニスの王子様』を表現し続けて欲しいです。


セット、演出について

舞台セット変わった~~~~!!!!!!!!
本当に良かった!!やっぱ舞台が広くて暗いと、こんなにも没入感がある!!!

年末に友人と、「頼むから捨てて…誰かネルケのゴミ漁って『これ捨ててありました!』ってTwitterに載せて……」とボヤいていたのですが、念願叶って捨てられたようで良かったです。


横を囲うのはまだいいとして、リョーマvs亜久津戦のように、奥にも壁が出来て、そこに部員がズラーッと並ぶのは、なんか視界が騒がしすぎて集中できなかったので、今回それがなくなっただけでも試合への没入感が全然違いました。
ベンチの皆も横一列に並ばなくなったので、前後の人との絡みも増え、ベンチワークが楽しくなった気がします。


あと照明も変わって、試合中の展開が分かりやすくなりました。
セットが変わったのと相まって、誰が話しているのか、誰にスポットが当たっているのかがはっきりして、セリフがちゃんと頭に入ってきてくれました。
観戦中の人たちのセリフも、今まで明るいところでガヤガヤしている感が強かったのですが、今回はそういう人にもスポットが当たって解説してくれたので、いちいち緊張感があってよかった。

氷帝の校歌で雪が降っていたり、不二くんのソロではザッパーンと水しぶきが上がっていたり、面白い魅せ方がたくさんありました。
今まで白鯨の歌ってなかったから、こんな感じになるのか~~って楽しかったです。
ジローの曲もわちゃわちゃして、タカさんのパペットで観月を攻撃する不二くんが見られて最高でした。


あと演出?というかダンスで、2幕最初の曲は対戦する人同士がずっと向かい合っていて最高でした。
やっぱもう桃ちゃんと忍足は向かい合ってますよね~~!!!始まってんな~!!
(でも東京公演後半、桃ちゃんの負傷でこの曲不在だったので、忍足が一人で寂しそうだった…かわいちょ😢)

対戦相手がバチバチするの大好きなので、立川のサイドシートでバチバチ視線の延長線上に座れるのめっちゃ楽しかったです。


各キャストについて

青春学園

手塚国光(山田健登)
やっっっと山田手塚の試合が見れたーーーーーー!!!!!
歌もやっと歌った!本当に待ってた!!

原作で台詞がないからか、テニミュで全然喋ってくれないし、歌ってもくれないので、もうどうなるのかと思っていました。


素のお顔はフニャフニャなのに、舞台上だと無理に作っている感じがない、程よく不機嫌そうなお顔と、よく通るお声が大好きです。
カーテンコールでちょっといつもの顔になると、すごく安心する。

跡部戦の「勝つまで負けない」って歌詞がめちゃくちゃ好き。

ブログとか見る限り、今回の跡部戦にかなり気合を入れて仕上げてきていたので、初日から本当に素晴らしい演技と歌声で「これが山田手塚の本気~~~!!!!」と嬉しくて感激しました。

力のこもった歌い方も素敵なので、きっとこれから回数を重ねて、もっと熱くなっていくんだろうな、と期待しています。
凱旋で二人がどこまでいくのか、本当に楽しみです。


大石秀一郎(原貴和)
相変わらずビジュアルが最高だし、声が優しくて常に恋風が吹いている状態なのですが、今回、菊丸との喧嘩シーンではちゃんとギスギスした空気を出していたのが、新鮮で素敵でした。
桃を送り出すシーンも、気迫のある言い方と、優しく穏やかな言い方と、先輩という立場の全てが詰まった使い分けがカッコよくて泣けました。

だからこそ、黄金ペアの歌が聞きたい…!!!!
「お前がいてくれて良かった」「お前とじゃなきゃダメだった」までいてくれるか分からない(きっと無理)だけど、でもそんな感じの歌が聞きたいよ~~!!!!
恋風歌わせたくなる気持ちも分かるけど、英二の為に歌ってほしい~~!!


配信見て気づいたけど、試合後に握手終わって氷帝が退散した後、英二とギューーって抱き合ってて、やっぱ黄金ペアが仲良ししてるのって最高だなって泣いてた。早く現場でも確認したい。


不二周助(持田悠生)
持田くんの不二、可愛い姫かと思ったら、めちゃくちゃ好き嫌いハッキリしてるし、楽しそうな顔もするし、結構溌溂と生きている感じがして、すごく好きです。
歌も上手になったな~と聞くたびに思いますし、飄々と振舞っている感じが不二くんらしくて素敵。

タカさんのこと好きすぎるみたいだけど、やっぱり不動峰戦を経験した不二はタカさんLOVEになるもんなのかな…いいなぁ……。

ソロ曲は歌詞がちょっと謎だけど、おかげで「てか白鯨って何なんだ?」と思って由来を調べたので、ある意味ありがたかった。掴みどころのない歌詞をドヤ顔で歌いこなしてくれるのでありがたいです。


観月大嫌い演技と、裕太&タカさん大好き演技にハマりすぎて、試合そっちのけで不二くんを目で追っちゃうこと、多々あります。

こんなんオモロすぎる。

これからも目が離せない逸材です。


菊丸英二(冨本惣昭)
そしょ丸先輩、お顔が小さすぎるのに、目も鼻も口も整いすぎてて、未だに実在が信じられない。
ビジュアルと表情管理が好きすぎるし、声低めで、ベンチとかではあんまりニコニコしていないのも、上級生らしさがあってツボです。
大石との喧嘩のとき、手塚にデカい声で「はぁ!?」って言うの大好き。たぶん手塚もびっくりしてる。

自分だって追い込まれているのに、桃を支えてあげようと頑張る姿にグッときました。
ちゃんと先輩なんだよな~~~。かっこいい~~~。

喧嘩のシーン、桃をからかってやるのも、服を弄ったのも、大石がピリピリしているから、部の雰囲気をちょっと変えてやろうって思ったんだよね…
ちょっとピリピリしすぎてて上手くいかなかったけど、菊丸なりの気遣いではあったんだと思うよ。
同時「ごめん」もいつもタイミング合いすぎてて感動します。

元気いっぱいだけでなく、ちゃんと思慮深い面もある菊丸英二がそこにいるので、もっとそしょ丸先輩の演技が見ていたいです。


乾貞治(塩田一期)
初めて見たときからエロいと思っていました。
品がなくてごめんね…でも乾さんて色気ヤバいじゃん…?だから嬉しくてさぁ……。

塩田くんも、山田くん同様、無理せず低い声を出しているので、スラスラ話すのが自然すぎて、めちゃくちゃカッコいいです。
双眼鏡で見ると、常に独り言いっているのも可愛い。もちろん肩幅広くて足が長すぎるのも最高。大好き。

今回の公演でも、乾さんの頭の良さが、塩田くんの発する流暢な言葉から伝わり、D1の試合、本当に良かったです。乾さん、冷静なだけじゃなく、ちゃんと熱いんですよね…。
「嫌いじゃないだろ」の破壊力ヤバい。乾さんがそんなこと言って差し出してくるもの、絶対一番好きに決まってる。

こういう説得力ある言葉を使えるから、海堂みたいな子がついてきてくれるんだよな…。
手塚マジで見習ってほしい……。

「ご苦労さん」がカットされてるの、未だによく分からないんだけど、もしかして破壊力高すぎて私の耳には残らない的な感じ???それか規制された???頼むから復活して??


河村隆(大友海)
初めて見たときからとんでもないタカさんが来たと思っていました。
歴代タカさんの中でも、本当にお顔が整いすぎてる…スタイルも良いし、明るい茶髪がめちゃくちゃ似合う…。声は優しいのに、見た目は男らしいところが大好きです。

今回、タカさんにとってすごく大事な試合だと思うので、大友くんでこの試合が見られるのはとても楽しみでした。
熱くてカッコよくて、でも皆のために頑張りすぎてしまうタカさんがそこにいて、胸が締め付けられる想いで見ていました。

普段口悪い手塚がタカさんに優しいの、良いよね。タカさんを馬鹿にするやつ許さん!な青学が好きです。

タカさんの回想で亜久津が「てめぇはそれで満足してんのか!!」ってブチギレてるの面白い。

ソロ曲はちょいちょい謎な歌詞(「いまは冒険の途中だ」「君も誰かのためにテニスを愛し、ここまで来たんだろう」…ん???)あるけど、「俺なら出来る!」に力こもってて泣いちゃう。

不二くんに愛されてるみたいだけど、意外と反応はドライなタカさんが私は好きなので、絶妙な二人の矢印が堪能できて最高でした。


この後の六角までいてくれるのか分からないけど、ぜひこのタカさんと桃でバネダビの試合見たいな~~!!!
何卒、お願い致します。


桃城武(寶珠山駿)
じゅやまさんの桃が本当に本当に好きで~~~!!!!!もうずっと見ちゃう。エロい。青学のエロい人ツートップです。

ニヤっとする表情がたまらなく好きなので、千石さんとの試合の、曲者同士が煽り煽られする対決がもうヤバかったです。あの試合にあんな見入ってしまったのは、4thが初めてでした。
レボライも、正直ほぼ桃ちゃんを見ていたので、今回もまた桃ちゃんを見る日々が始まったな…って感じです。

侑士とのバチバチがもう始まっているのが最高でした。このまま全国まで突っ走ってほしい…!
大石からジャージを託されるシーンも、表情の変化が細かくて、泣けます。

今までは杏ちゃんの代わりに神尾や喜多くんがいたシーンが、今回は誰もいない、壁相手になっていて、それでもちゃんと己の未熟さに気づくのが偉すぎると思いました。

今回の試合でも、強すぎる相手に苦戦する英二を見て、「俺が何とかしないと…」とすぐ頭を切り替えていけるし、大石への想いで立ち直った英二に「英二先輩らしいや!でも、頼もしいっスよ」と言える言葉選びが上手いのも泣ける。先輩として桃を支えようとしている英二にとって、「頼もしい」と言ってもらえることは、きっと力になったと思います。

そういうデキる後輩でありながら、リョーマのアップにさっと立ち上がって付き合うし、鉢巻徹夜して作ってくれるし、先輩らしさや部活仲間としても最高な桃ちゃん、本当に好き。
改めてそんな魅力を伝えてくれるじゅやまさんの桃ちゃんを今生で堪能出来てうれぴーーーー!!


海堂薫(岩崎悠雅)
本当に綺麗な顔してるよね…。てか顔小さい……新人類…。

ベンチにいるとき、割と乾さんの側に居るのがめちゃくちゃ可愛いです。
ツンとしたお顔だけど、別に人といるのが嫌な訳じゃないってのが良い。

試合、めっちゃ良かったです……。長太郎のサーブを打ち返すところ、ブチギレてて好き。
直線的な乾さんと並ぶと、筋肉の凹凸が目立って、アンバランスな二人のダブルスが最高。
「勝てばいい!」という真っ直ぐな思想がブレなくていいけど、ギリギリアウトになった乾さんのショットには「気にしてないっスよ」と言える優しさ…泣ける…。

氷帝の煽りに耐えきれなくてベンチ飛び出しちゃうけど、いつもタカさんや乾さんに止められて、素直に止まるの可愛い。


六角までいてくれたら良いけどどうなのかな~~~~~??
葵くんとの試合でイライラしてるの見たいなあ~~~~!!


越前リョーマ(今牧輝琉)
もうベテランの域なのに、ちゃんとリョーマの子供っぽさを表現できるの凄い。
キラキラを頑張って抑えてるのが分かるし、あの生意気感大好きです。

いつも最後の挨拶が取っ散らかっちゃいがちだけど、東京楽はそれもスッと締められて、成長しとる~~!!!と嬉しくなりました。

歌や演技は最初から上手だったので、まだこの世にリョーマはいるんだな…といつも感心してしまいます。

今回の日吉戦は、恒例の「あいつこそが~」がないからどうなるのか不安でしたが、若い二人がギャーギャー戦ってて、これはこれで元気があってすごく良いな、と思いました。
ソロ曲はちょっとよく分からないけど、ちょこちょこした動きとか、ワーワー歌っている感じが可愛いらしいです。
あと歌の後半でそっと帽子を舞台端に置いていくけど、そのあとライトが帽子にあたる瞬間が何度かあって、帽子に人格宿ってる感じして笑っちゃうからなんか別のところ置いて欲しい。それとも意図的なのかな?帽子チャンが「リョーマくん、頑張って…!」って言ってる感じしちゃうのウケる。


手塚vs跡部で歌うシーンも、嫌だけど、別に今牧くんが悪いとは当然思ってないし、歌い終わった瞬間に「戻らない…!」とハッとした顔で言ってくれるので、手塚への信頼と、その零式ドロップが戻らないことへの衝撃が感じられて良かったです。
せめて歌じゃなくて台詞になってほしいな……。

まだまだ成長するのか?これ以上??と思いますが、きっと成長するんだろうな。すげぇ子だ、ほんと。


池田雅也(大野紘幸)
見た目がめっちゃ池田。もう見慣れましたね。

原作とか踏まえると正直荒井様の方がベンチにいるべきじゃない?と思いますが、いろんな事情?があるのかな?青学の2年生という括りが印象深くなったので、いてくれて良かったです。
校歌で「いざ行かん」とセンターで歌うシーンは「池田ァ!」と嬉しくなってしまいました。


トリオ-堀尾聡(りょうた)、加藤勝郎(戸塚世那)、水野カツオ(市川愛大)
トリオの安定感、安心感はいつの世もありがたいですね…。

3rdまでと比べると出番が少なくてめちゃくちゃ悲しいですが、観劇しながら「やったー!」となった瞬間にすかさずベンチで「やったー!」とトリオが叫んでくれるの、すごく助かります。
あと分からないことを話すと不二くんや乾さんが寄ってきて教えてくれる場面も、なんかときめく。

アンコールソングの「僕らの声が勝利を導く」って歌詞めっちゃ良いよね。その通りだと思っているよ。

氷帝学園

跡部景吾(高橋怜也)
りょやべ~~!!!チームメイトが出来て良かったね~!!!!!!

テニミュだと楽しさがあふれ出ちゃっている怜也くんが好きですが、今回はカーテンコール含めて、すごくスンとしています。いつニッコニコになっちゃうのかと思ったら、東京楽の挨拶まで我慢していました。

歌や演技は流石としか言えないし、そんな怜也かんの為にあるような新曲の数々を見事に歌いこなしていて、新たな氷帝公演は、まさに山田手塚と高橋跡部がいてこそ成立していると心から思います。
出だしアカペラってすごいし、それをあの自信満々な表情でやってのけるのも流石です。
武道館で許斐先生と和樹を前に「チャームポイントは泣きボクロ」をなぜかラケット持って歌いきった跡部様はちげーや。

早くあのソロ曲にペンラ振りたい~!!!でもあの曲、宍戸さんがカッコよすぎて全然跡部様見てなくてごめん~~!!ドリライでとんでもない衣装着てド派手な演出で歌ってほし~~~。


試合も、やはり2年以上関わりのある手塚との対戦なので、脂乗ってて最高に熱かったです。
テニミュとの流れが分からなかったので、このままだと先に新テニミュのドイツ戦(1回目)が来て、「お前とは初対決だな」「バーカ、俺を避けてたんだろう」の文脈が崩れてしまう!と危惧していたのですが、ちゃんと合わせて来てくれました。

ここまで来たら、このまま全国までやってほしいし、新テニミュでも山田手塚に「どうした跡部、いつまで膝をついているつもりだ」って言われて「奴にあって俺に無いもの…覚悟だ!」の流れまでやってほしい。贅沢言っていることは承知だけど、怜也くんもやりたそうだし、頼む。だってこの前ギリギリ倒したばかりの相手に「いつ膝」で見下されるって、めちゃくちゃ見たいじゃん。キャスト文脈として最高すぎる。


願いは言っておくべきなので、デカい声で公言しておきます。


忍足侑士(草地稜之)
超美少女…!!深窓の令嬢感やばい!!!!お顔整っているけどお口が小さくて可愛い。品がありそう。
でも試合始まるとバシッと動くし、声も低くてちゃんと侑士なのがすごい。

ソロ曲のじっとり感好きです。負けてヘロヘロのがっくんを気遣っているの優しくて好き。

なんかベンチとかでもちょっと離れたところにいるから、転校生って感じして良い。
まだ岳人のこと「がっくん」て呼べてなさそうだけど、どうなん?もう転校して1年以上経ってるよ?
D2で歌う曲がなくなってしまったのは淋しいけど、また二人の氷帝コールに手拍子が出来て私は嬉しい。D2大好き。

歌も上手だしダンスも上手い。まさかプデュからテニミュに来る人がいると思わなくて、新時代だな~と感じます。
見てる側は合格者しか知らないけど、本当に色んな人がオーデ受けてるんだなって実感してしまった。


宍戸亮(広井雄士)
もうめちゃくちゃカッコいい。本当にこんなカッコいいと思っていなくて油断していました。ビジュアル、声、動き、表情、全部が宍戸さん。

今まではさ、宍戸さんて男にモテるけど、ちょっと野蛮な感じあるから女子に煙たがられているようなイメージがあったじゃん?私だけ?なんか「ちょっと宍戸~、ちゃんと泥落としてから教室入ってよね~~」みたいな。なのに今回は、荒っぽさも残しつつ、普通に超カッコいいから困っています。


今回は校歌を長髪で歌ってくれるし、橘に負けるシーン、長太郎との特訓シーン、滝さんとの歌はカットされたけど、レギュラー復帰シーンなど、氷帝場面で描かれていることってだいたい宍戸さん絡みなので、色んな表情を堪能出来てすごく嬉しいです。
もちろん試合もアツい。声がデカくて目力もあるから少年漫画感強いの最高。その隣に銀髪でツヤツヤの毛並みが良い大型犬がいるのもバランス良すぎ。察しがいいから、乾と海堂が組んだ理由にもちゃんと気づくし、タカさんの思惑にもちゃんと気づく。そして敬意を払う。素敵。


でも一番ヤバいと思ったのは跡部様のソロ曲です。あの跡部様を差し置いて、めちゃくちゃ宍戸さん見ちゃう。ダンスが上手なのもありますが、帽子に手を当ててドヤ顔してたり、胸でリズム打ったり、ちょっと手塚を手で煽ったり、いちいち仕草から目が離せなくて大変です。あの宍戸さんに、いいいい色気が…???と、初日は大混乱でした。あんなことドリライでやられてしまったら、たぶん私、嫉妬で長太郎のこと憎んでしまう……。そんな未来への不安を感じさせるほどの最高宍戸さんです。


やっぱちゃんと熱い男が氷帝学園にいるってのも、サイコーだよな…許斐先生天才……と改めて原作にも思いを馳せてしまいました。


向日岳人(小辻庵)
可愛い。可愛すぎる。目が大きくて動きが大きくて歌もダンスも上手で出来て、すごい。

ソロの時ずっと双眼鏡で追いたいのに、めちゃくちゃ動くから追うのも大変。てかあのソロ曲可愛すぎる。まさかがっくんにスイングジャズを歌わせるとは思わなくて初日びっくりしたけど、見れば見るほどハマってて、本当に可愛いしカッコいい。

部活サボってる桃に絡むとき、壁の上からニュッと顔だしてるの可愛すぎて悶えます。「俺たち、ダブルス専門」ていう時、侑士と高低差ありすぎて、「俺たち」があやふやになるの可愛い。美少女戦士侑士に積極的に絡むのも好きだし、跡部様に「ヴェッ」ってよく分からない悪態つくのも好きだし、乾の際どいショットに「アウトだってよ!」って完全に聞こえる声で言うの生意気すぎて大好き。どんどん言い争いが白熱してるから、今後どうなるのか楽しみ。(白熱しすぎてなくなる可能性もあるか?)


そんな元気いっぱいながっくんが、試合に負けて項垂れている姿を見るのは辛かったです。侑士に慰められて辛そうでした。だからベンチで段々回復していってくれて本当に良かった。

意外と静かな氷帝ベンチで、一人騒いでいるのが最高なので、これからも目が離せないです。


芥川慈郎(横山賀三)
劇団四季出身とかビビっていたんですが、本当に過去イチ強そうで、かつての強キャラ設定を思い出しました。

校歌での扱いが今までになくて面白かった。裕太を15分で倒した感ありました。
ソロも勢いが良くて、でもキラキラして元気で、可愛いのに末恐ろしい感があって素敵でした。結局不二との試合では結構アッサリ負けってなっちゃったけど、あれはちょっと、不二くんの私情が絡みまくってるから、ぜひ普通に楽しい状態で不二くんと再戦して欲しい。

強そうな姿が見られたからこそ、真の実力がどのくらいなのか余計気になりました。これ以降試合がないのが残念でたまりません…!なんとかなんねーかなーー!


滝萩之介(中田凌多)
美しい~~~!!!!!お顔も所作も歌声も全部美しいのに、口が悪い~~!!!!!
口が悪すぎる?と思う感じもありますが、滝さんて本編では良いこと言わない(「もう恨んでない」等の発言はファンブック)から、まぁ、そんなに気にしてないです。原作の場面に忠実な4thならそう解釈するよなって感じ。

3rdの滝さんは小心者っぽかったのが可愛くて面白かったけど、4thの滝さんは神経図太そうだし言いたいこと言うし全然違うのに滝さんでとても素敵。
こういう、先代とは違うのに良いって、テニミュあるあるなので、滝さんから感じられて良かったです。


樺地崇弘(栗原樹)
栗原くんボーイズからの昇格おめでとうございます!新テニミュから「どう考えても樺地はこのままでええやん」と思っていました。
りょやべとの付き合いも長いから、跡部-樺地の関係性も濃ゆくて目が離せません。
特に手塚・跡部戦後、優しくタオルやジャージをかけて、じっと跡部様を見つめる樺地を見て涙が出ました。

2幕最初の歌で、「信じてる」って歌うのもいい。樺地が言うと本当に純度1000%の信頼になる。
タカさんとの試合、本当に素晴らしいです。あの試合、どうしてもタカさんに注目しちゃうけど、ムッと口を結んで波動球を打ち続ける樺地も見ていて泣ける。樺地も誰かのためにテニスを愛しているのかな…。歌って欲しい。


てかビジュアルが絶妙だよね。
なんか、ああいう年齢不詳の男子中学生いるいるって感じで、身体も大きいし老けて見えるけど、なんか子供っぽくてあどけない部分が残ってて、あと20年くらい見た目変わらなそうです。いや、たぶん大学生くらいでめっちゃカッコよくなりそう。やだ怖い。

まだ世界に樺地がいてくれて良かった~。


鳳長太郎(明石陸)
こんなイキイキしてる長太郎初めてだったので、新たなキャラ解釈ですごく好きです。

長太郎の、ちょっとだけ胡散臭い感じ?があって、日吉にガンガン絡みに行って鬱陶しがられるのも、それを全く気にしてなさそうなのも、すごい長太郎っぽくて良い。
表情豊かで結構お調子者でコミュ力高くて育ちの良さを感じるので、こういう長太郎もいるよね~~と楽しく見ています。
お陰で氷帝の2年生トリオが目立っていて、2年生という学年の括りをより強く感じます。

試合もすごく良かったです。「先輩のために!」という気持ちが伝わる熱い演技だし、キラキラしつつもちゃんと泥臭い試合で浮いていないのが絶妙。ボールのコントロールはイマイチなのに、冒頭の特訓シーンではかならず宍戸さんの顔面に命中しているのちょっと面白い。


ルド吹の時にボーイズとして跡部様やってる時から「綺麗な顔してるしスタイルやばい子だな」と思っていたので、役の発表でそう来たか!とすごく納得しました。
ボーイズからの昇格おめでとうございます。ぜひともこのまま全国で黄金との試合も見たいです。


日吉若(酒寄楓太)
顔良ッッッ!!!!!ちっさい整った輪郭に高いお鼻と綺麗な目と美しい口が完璧なバランスで配置されてらして、双眼鏡を覗くたびにビックリしてました。
生意気な表情もピッタリで、氷帝校歌のとき「下剋上だ!」って跡部様を見る部分、怜也くんがフンッと鼻を鳴らして嬉しそうにしているので微笑ましくなっちゃう。

試合も歌でまとめられなくなった分、動きが良く見えて楽しかったです。
ふうたくんの長い手足が独特な古武術の動きを繰り出し、全力でコートを駆け回っているのを見て、「次世代エースの対決」を実感できました。
歌も「諸行無常 日吉浮上」とか韻踏んでるのが中2っぽくて最高。

乾さんが話す日吉のデータを聞くと、「少し神経質な面もある」とか言われちゃってるの可愛いよね。自分神経質なんだ…とか思ってたら可愛い。乾さんの情報収集力の謎が深まって楽しい。


試合後、あの綺麗なお顔が歪んで、すごく項垂れている姿を見ると、やはり寿司屋の下りはなくていいやろ~と思いますね。
ちゃんと悔しがらせてあげたくなるというか、こんなすぐに切り替えられないでしょ~~と。

このまま全国やってほしいな~~~~~。

聖ルドルフ学院

観月はじめ(三井淳平)
綺麗な顔してるんだわ……。
ルド吹公演もだけど、その前のテニソニから高貴でちょっと胡散臭い最高ビジュアルだったので、すげ~~と思っていました。

今回もイキイキとした観月さんを見せて頂けて、胸焼けするほど楽しみました。
「関東セレモニー」の歌で、他の皆はジャージ着ているのに、もう敗退しているルドルフだけ制服着ているの切ないよね。でも「慰めの言葉より 勝て 勝て 突き進め」って歌うのが、慰めてもらう気だったんだw、とちょっと面白くなって好きです。

不二くんのせいでタカさん(ぬいぐるみ)に攻撃受けてるけど、タカさんのことは嫌いにならないでネ。


不二裕太(石原月斗)
裕太役って人を狂わせる魅力があると思っているのですが、今回も絶妙なバブ感で見事に狂わされました。
素人っぽさをチャームポイントにしてくれたおかげで、なんか裕太の末っ子感が溢れててめちゃくちゃ可愛いです。

「寿司はどこで食べても美味い!」と主張する裕太を、めちゃくちゃ豪華な寿司屋に連れてって、たらふく食べさせてぇ…「美味い!全然違う!」ってその場では言ってくれても、結局は「よく分からなかった」って言われたい。
てか不二くんて実家金持ちそうだし、「どこで食べても」とか言いつつ美味い寿司しか食べたことなさそう。可愛い。

この裕太が全国立海で一肌脱いでくれるのか分からないけど、成長する姿が楽しみだし、裕太を見守る皆の優しい眼差しが大好きだから、今後もいて欲しいです。

山吹中

健太郎(桑原勝)
顔が良いしスタイルおばけ。目鼻立ちははっきりしているのに威圧感ないのなんで??好きです。
今回も優しくて素敵な南でした。

2幕前の河村寿司の下りで、カルピン抱っこしているのヤバい。あんな優しい抱き方されている猫見たことねぇ。どう考えてもカルピンになりたいです。
東方との並びがバランス良すぎて大好きなので、ぜひまたどこかで並んで欲しい。

試合中はやはり部長っぽくて頼もしいのも素敵。
あの壮絶な手塚vs跡部戦を「この試合、いつまでも見ていたいな」って言えるんだからメンタルやべぇ奴だと期待しています。


千石清純(TAISEI)
もーーーーー超カッコいい。大好き。見るたびに感謝しちゃう。
千石さん役も、裕太とは違うタイプの、人を狂わせるチャームを持った人間が毎回選ばれていると思っているのですが、今回もちょっと大人で濃いめのお顔立ちが素敵な千石さんで、本当に大好きです。

桃城戦が本当に素晴らしい演技だったのですが、現地で全然見られなかったので、今回出演が決まった時は特別嬉しかったです。
さすが現役アイドル…と唸るほどキラキラしていて、でも思慮深いところもありそうで、千石さんの底知れない魅力を新たに引き出してくれました。

キラキラ笑顔も素敵だけど、キリっと真面目なお顔されるとこっちはなんかもうどうしたらいいか分からなくなります。
本当、早くドリライ……頼むから……。

その他

井上記者(北代高士)
いつもお疲れ様です。
番長は何も悪くないけど、テニミュに大人がいて、試合中に大人目線なことを言われると正直水を差された気持ちになってしまうので、ちょっとう~~んと思うのですが、番長はマジで何も悪くないので、脚本の問題です。

舞台上だとそう思ってしまうのですが、きっと若いキャストたちにとっては、番町の存在って頼もしくて心強いと思うので、いつまでもいて欲しいような、キャラクターとしてはいないで欲しいような、複雑な気持ちになります。
六角公演とか、青学の校内シーン多そうだし、手塚の九州行きに何か口出ししてきそうでちょっと懸念……。

何度も言いますが、番長は何も悪くないです。大人目線の言葉で子供たちを導こうとする安易な脚本が悪い。今を必死に生きる青少年のお話に、大人の求める青春や将来を持ち込まないでくれ……。


というのはさておき、青学の校内ランキング戦を「記事になる!記事になるぞぉ!」って興奮している井上さんを見ていると、「月刊プロテニス」って一体なんなん?と心配になります。関東大会行を決めた中学校テニス部のレギュラー争い…記事になる??私はそりゃ知りたいが、プロテニスについての雑誌にそんな中学生の校内戦なんて載せるか?3連覇を目指す立海ならまだしも青学だぞ??と疑問を抱くので、やはりどんな内容か一度読んでみたい気持ちが強くなりました。

番長のお陰でTwitterのオフショットも潤うので、今後も続投するなら、ぜひその辺りもよろしくお願いしたいです!


終わりに

以上、東京公演の感想です。


とりあえずドワーーーーっと吐き出してしまいましたが、音楽が大きく変わったのと、舞台のセットが変わって照明が見やすくなったことで、実際かなり満足しました。

始まるまで本当に不安だったんですよ……。
追加で公開されたポスターが爽やか仕様で、紹介分も「爽やか」とか言っていたので、今回も爽やか路線かよ…と嫌な予感ばかりしていたのですが、いざ観劇してみると、爽やか成分はかなり減ってくれました。よく我慢したね。偉い偉い。


相変わらずな部分もありますが、これが¥6,800で見られるのは流石にコスパ良すぎます。昔と比べると値上がりしているけど、他の舞台に行けなくなるレベルに満足度高いです。


この立川公演から既に色々トラブルがあって、その後も色々ありましたが、なんとか無事に大千秋楽を迎えられて良かったです。
その辺を踏まえた感想は、また改めて書こうと思います。


とりあえず、テニミュキャスト、スタッフの皆様、関係者、そしてオタクたち…
全員お疲れ様でした~~!!!

*1:4thルド吹を見た時点で、嫌な予感はしていた。でも思ったよりさっさと終わってよかった。あと千石役のTAISEIくんと南役の桑原くんがバスケ部のバイト(宝塚用語?ヅカオタの友人がよく使う)してる姿は超カッコいい。