整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

初めての出産について 〜ビックリしたことリスト〜

どうも、お世話になっております。


いつもはオタクが推しへの激重感情を吐き出すためのブログですが、今回は超私事の、まったく違う趣旨の記事を投稿させて頂きます。


実は私、

2023年6月27日 0時11分
第一子(男児)を出産しました。


うわぁあああああ可愛いぃーーー!!!!!!!



すごい可愛いです。
なんか鼻もちょっと高めで、目もキラキラしてるし、頭の形もまあるくて良いし、髪の毛もフサフサだし、手足が長い気がするんですよね。
こりゃ将来テニミュ俳優かSexy Zoneになること間違いなしだと思うんです。



すみません、色々調子に乗りました。


昨年稽留流産を経験したこともあり、今回の妊娠は嬉しいと同時に無事に成長してくれるのか心配で、最後まで不安ばかりな日々を送っていましたが、とにかく元気に産まれてくれました。



そんな感じで現在は新生児を絶賛育児中なのですが、この出産っつーのが、もうビックリの連続で、私の覚悟が甘かったのもあるかもしれませんが、想像以上に壮絶でヤバいことだらけでした。


こんな機会マジでめったにないので、せっかくなら自分のためにもこの経験を出来る限り書き残しておこうと思います。


なので、今回は推し語りでも観劇レポでもなんでもない、私個人の出産についてです。


時系列とかでまとめるのは記憶が曖昧でよく分からないので、もう私が「えっ?マジ??」とビックリしたことを、もう箇条書きでリストにしました。


注意!
出産を控えた妊婦さんにとっては、もしかしたら不安を煽るような内容かもしれません。そんなつもりはありませんが、私自身も出産レポを読んではよくビビっていました。
これはあくまで私が経験した出来事であり、出産は本当に人それぞれで全然違うので、あまり気にしないで下さいね。

あと、妊娠とか出産について語ると、普段は日常生活ではあまり口にしない身体の部位や行為などに触れるので、下品に感じるかと思います。
人によっては生々しくてキツい表現になるので、不快な想いをさせたらごめんなさい。こればかりはもう、しょうがないんです。

そして今回の経験を感情のまま書いていくうえで、一部文句のような口調になってしまったのですが、あくまで私の当時の私の感覚であり、病院の方々を責めたり批判したりする意図は一切ありません。
全て私のお産を進めるためにしてくれたことだったと理解してますし、関わってくれた皆様に心から感謝しております。



そんな感じで、超私事な記事ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。




出産までの流れ

まず、簡単に出産当日の流れは以下の通り↓

6/26(38週1日)
6:00
トイレへ行き破水に気づく。

7:00
荷物を持って病院到着。入院確定。子宮口2センチ。

9:00
麻酔科の先生の診察。子宮口はまだ2センチ。
無痛希望だったので、陣痛促進剤を打つ。*1

13:00
陣痛促進剤により陣痛は来たものの、まだ10分間隔くらいで、子宮口も3センチ。今日中の無痛はできないため、一旦陣痛促進剤の使用を中止。夫が早々到着。そのまま最後まで立ち合い。

14:00
促進剤は中止したけど陣痛は加速。でも子宮口は開かず、頭も降りてこないので、まだまだかかるとのこと。

19:00
子宮口8センチ。激痛。やばい。回旋異常*2のため、胎児が動いて向きが変わるよう、色んなことをする。

23:00
子宮口全開。努力も虚しく回旋異常は治らない。まだかかりそうなので、改めて陣痛促進剤を投与。

6/27(38週2日)
0:11
吸引分娩により2,566gの男児を出産!
出血も少なく母子共に健康!!!!!
やったねー!!!おめでとう!!!!

…以上です。


この、「母子共に健康」に嘘はありませんが、直後に夫がそう報告しているのを見て、正直「私はボロボロだぞ!!!!!」と反論したくなりました。


全身痛いし、股は避け、お尻にデカい花が咲き*3、汗だくで、フラフラだし、もう満身創痍で自分の身体が何一つ思うように使えない状態で、「健康」とは程遠いと感じていました。

(今思えば、「健康」そのもの。色んなことが起こりうる中で、特に治療が必要ない状態ならそりゃ「健康」で間違いない。)



このように色んなことが目まぐるしく起こる中、私がビックリしたことを、以下書いていきますね!!
ほんと、世界中の母親って皆こんなことしてんの!?と今でも信じられないほど、出産てヤバいことだらけですので。



ビックリしたこと(お産編)

・突然始まる
ほんと、突然です。
私、予定日が7/9だったので、色んな人に「7月に生まれます〜」って言ってたんですよ。直前の健診でも「まだ頭降りてきてないね」と言われていたし、38週ならまだまだだと油断していました。
破水の前日も例のヅカオタの友人*4と、地元で有名なパフェを食べに行って、その後近くのショッピングモールへ移動しフードコートで数時間いつものように推しの話をして、「生まれるまで暇だからまた遊ぼうね〜」とか言って別れてるんです。


なんて呑気〜〜〜〜!!
そしたらビックリ。翌朝には破水してる。友人もビックリしてた。

・破水すごい出るけど大丈夫
人によっては風船が弾けるようにパンッと破水することもあるみたいですが、私は起き抜けのトイレで気づいたので、その感覚はありませんでした。
でもちょっと動くだけでビャーッと出るため、羊水無くなってヤバいんじゃ??と不安でしたが、病院着いても誰も慌ててなくて、赤ちゃんの様子に異常がないから大丈夫みたいなことを言われました。へぇー。

・無痛分娩なかなか出来ねぇ
24時間可能なとこだって探せばあるけど、でもそれだけでは選べなかったのよ。

・陣痛促進剤こわい
まだきてない痛みを薬で促進させるって怖い。でもこれで上手く子宮口が開けば麻酔してもらえるし!と思ってお願いしました。後から思えばこの選択はどうだったかなぁ。

・本当に陣痛来た
さすが。来やがったぜ。前駆陣痛さえ来ていなかった私でも分かる。これだ。

・子宮口全然開かねえ
陣痛きたくせに子宮口は全然進まない。
えっ?痛いだけじゃん?促進剤打ったらその辺含めて進むんじゃないの??

・夫、参上
母に伝えていたことと夫に伝えていたことの伝達がうまくいかず、早々と夫が立ち合い開始。こんな早くから立ち合いいるの?
あとポカリ頼んだら900mlのペットボトル買ってきた。こんなデカいのを抱えて飲めと???

・陣痛、痛すぎる
本当に、声が出るの。耐えられないの。
「ぅぅぅ〜うああああぁぁ来たぁああ!痛いぃぃぃいいい!!!ぁああぁ…ぁぁ……」みたいな。
涙も出るの。絶叫しながら大泣きしてるの。大人が。あまりあの姿を思い出したくないの。

・痛いのに、誰も痛みを止めてくれない
痛いことを伝えても、「良いですね!進んでますよ!」とか言われて何もしてくれない。それがお産。

・あらゆる場所をさすられる
腰とか足の付け根とかお尻とか、誰の手なのかも分からないけど、なんかさすられてる。
後から聞いたら夫がテニスボールで押してくれてたみたいです。こんなところでもテニスの世話になるなんてな。テニスの申し子だぜ。*5

・何も食べたくないし、何も飲みたくない
朝病院へ行くための準備をしている時に、コップ1杯のポカリと父が握ってくれたおにぎりを口にしただけなのに、なんだか全然食欲が湧かない。たぶん陣痛でお腹が痛いから、お腹に何か入れるのが怖かったんだと思う。

・暑いけど涼しいのは嫌
痛みに耐えるのに暴れたり叫んだりするので、全身汗だくだったのですが、陣痛と冷えからくる腹痛が重なり、なんか涼しくされるのが怖くて、ハンディ扇風機で風を当ててくれた夫に「やめて!」っと言っていました。素直に汗だけ拭いてくれた。ありがとうね。

・気持ち悪いとかないのに、なぜか嘔吐
最後の方、痛い〜!!!って耐えてたらなぜかピシャっと水だけ吐いてた。何も食べてないし、特に気持ち悪さもなかったので、めっちゃビックリした。

・回旋異常を直すために、激痛の中、散歩させられる
痛すぎてナースコールしたら、助産師さんに「うーん、でもまだ子宮口も開ききってないし、向きもねぇ…じゃあちょっと歩きましょうか!」と言われ、廊下を夫と泣き叫びながら散歩する。一往復して部屋に戻ろうとしたら「もう一周します?」とか言われて、結構本気で「何言ってんだ?」と思った。

・回旋異常を治すために、バランスボールに四つん這いになる
子宮口8センチの中「一度トイレに行きましょう」って言われて、そこでも「ぇ…まじ?」と思ったんだけど拒否権とかないと思ったから、絶叫しながら尿意もないのにトイレ行って何も出ず…。帰りに疲れと痛みで悲しくなって、その場で四つん這いになって動けなくなってたら、「あ、四つん這い良いですよ!ちょっと部屋の準備しますね!」って言われて部屋に戻ったら、ベッドの上にバランスボールが置かれてて、「これを抱える感じで四つん這いになりましょう!」って言われて、バランスボール抱えて四つん這いになってしばらく陣痛耐えてた。この時が1番「これ何の時間…??」って思ってた。
(後から気づいたけど、この時抱えてたバランスボールが頬に当たっていたことで、口内と歯が擦られて口の中が傷だらけになってた。)

・痛くて暴れ回っても、なんか褒められる
「良いね〜!良い陣痛きてるね〜!」って良いことみたいに言われる。

・足パカーンする前から「いきんでいいよ」って言われる
私は「出ちゃったらどうするの!?」と思ったけど、助産師さんらからしたら「まあ、まだまだ出ないけど」って感じだったんだろうな。実際まだまだだったし。

・寝ていたベッドが分娩台になる
陣痛促進剤が追加されて、もう日付も変わりそうだし!ってことで本格的にいきみだす。部屋を移動させられるのかと思ったらベッドが変形した。すげぇ!かっけぇ!!

・色々やったけど、回旋異常治らず
「どうする?もうちょっと歩く?」とか聞かれたけど無理すぎる。結局、最後まで顔は横向いたままでした。

・いきみ方がよう分からん
「陣痛に合わせて💩出す感じで!」って言われたけど、もう疲労困憊で💩の出し方すらよく分からなくて、でも終わらせたい一心で下半身に力を入れまくる。分かんないけど「すごい!上手!」って褒めてくれる。褒めてくれる割には出てこない(泣)

・「赤ちゃん髪の毛生えてるよ!」という報告
あ、そうすか。良かった?です???

・いつの間にか夫がいない(背後にいた)
マジでいないことにも気づかなかったし、いたことにも気づかなかった。

・一度体勢を変えて、なんか夫が前に来て足の間に座っていきんでた
これはよく分からなくて、何度か陣痛に合わせていきんで、ちゃんと「よく分かんないです…」って言った。「じゃあやめよ」ってすぐ元の体勢に戻った。良かった。

・陣痛を促すために色んなところ触られる
子宮収縮させるためなのかな?ご想像にお任せするけど、色んなところ。

・お腹押される
「お腹押すね!」って言って、自分のお腹に乗っかってググッと押される。普段ならグエってなると思うけど、それどころじゃない。

・切られる
そう、あそこを切られる。麻酔しても結構痛かったし、チョキンって感覚が割とあった。でもこれで終わるならと思って耐えた。

・吸引される
いきみはじめてしばらくしたころ、「吸引しても良いんだけど、赤ちゃん元気なんだよなぁ*6」と言われ、そういやそんなものもある!と思っていた。とうとう日付も変わって、私も疲労困憊で陣痛がきても何度かいきみをサボっていたら、「吸引するか!それで本当に産もうね!!」と言われて準備が始まる。この時も吸引の吸盤?みたいなのを、まだ私の中にいる赤ちゃんの頭にセットするから、中を色々広げられて普通に「痛いぃ…」って泣いてた。

・出た
吸引ってすごい!!!ババババみたいな音で引っ張られて、明らかに出る感じしたから、マジでこれで出し切る!出し切らないとここに居る人たち(先生、助産師さん、看護師さん)にも申し訳ない!と思い、必死にいきんだ。周りも「頭出たよ!!!もうちょい!!!!」って1番の盛り上がりだったから、本当に渾身の力を込めていきみ続けたら、ズルンって出てきた。
生まれた感動とかよりも、とにかく終わった!の達成感と安心感で、何も言えなかった。

・赤子、めちゃくちゃ泣く
すぐに産声も聞けて安心した。お腹の中で練習してきた?ってくらいデカくて立派な産声でした。

・後処理もだいぶ痛い
切ったところ縫うの、かなり縫われてる感あって痛かった。もう産まれたから何言ってもいいかなと思って、素直に「めっちゃ縫うの痛いっすね」みたいに言ったら麻酔追加してくれた。

胎盤剥がれるの、ちょっと気持ちいい
へその緒を引っ張って?胎盤が剥がれていくのをお腹の中で感じて、ちょっと気持ちよかった。カサブタを剥がすような、なんとも言えない感覚。このお産の中で、唯一の快感。

・段々落ち着いてきて、獣から人間に戻った気分
痛みに絶叫しすぎて喉ガラガラだったけど、普通の会話が出来るようになった。

・全てを終えて、世の中の母親について考える
世界中の母親って、子供産むとき全員こんなヤバいことしてるの!?って信じられなくなる。
この時は、もう出産とか無理!って心から思っていたので、自分の母親が3人産んでるのとかどういうことなのか分からなくなった。
母親って、マジですげーーーよ………。



以上、お産についてでした。
壮絶ゥ〜って思うけど、別に助産師さんたち曰く、初産婦なら陣痛から10時間くらいなので、平均的とのことでした。

まじ…? これ普通??

プロがそういうなら、きっとそうなんでしょう。
世の中の母親たち、本当お疲れ様でした。



せっかくなので、産後についても、もうちょっと続けようと思います。


ビックリしたこと(おまけ:産後編)


・トイレ意外とできた
トイレが出来たら入院の部屋へ移動することになってて、座るまで下半身の感覚が分からなくなってたから出来る気しなかったけど、便座座るとなんとか出来た。漫画でよくある"身体が覚えてる"って、こういうことなんだな。

・死んだように寝る
産後ハイで眠れないとか聞いたことあったけど、全然寝た。入院の部屋に連れてってもらって、ベッドに横になったら、次の瞬間ノックの音で目が覚めた。

・全身痛すぎる
陣痛に耐えたときの筋肉痛で、どこもかしこも痛い。スノボ2日間行った時みたいに、首も腕も腰も足もやられた。

・痔、デカすぎ
初めてのシャワー時に恐る恐る触ってみたら、体感としてはサクランボくらいのものが出来てた。見てないし測ってないから分からないけど。
怖すぎて泣いた。

・座れない
会陰切開と痔の痛みで、"座る"という行為が出来ない。
円座クッションと共に移動する生活が始まる。

ロキソニンめっちゃくれる
どの痛みのためなのか分からないけど、とりあえずロキソニン。魔法のように効く。

・悪露めっちゃ出る
これは明らかに経血じゃないなっていう、割と臓物寄りのものが出てビビる。

・入院生活っていうより、合宿って感じ
朝早く起きて、ご飯食べて、新生児育児の指導を聞いて、授乳室へ通い、ミルクを作って赤ちゃんのお世話をする生活…。
女性たちがすっぴんで、お揃いのパジャマ着て、授乳室に集まってると、合宿っぽいなと思った。

・母乳出た!
今まで出てなかったものが出てるってだけで謎すぎ。

・3時間感覚の授乳、眠すぎ
飲みはじめから3時間後だから、飲んでくれないとズルズル時間が過ぎていき、どんどん睡眠時間が減る…
入院中だからマシだけど、これ家事しながらとか無理すぎ。

・足のむくみが半端ない
載せないけど写真撮るレベル。足の甲までムクムクになる。
着圧ソックスも持ってだけど、しばらくは下半身が痛すぎて挑戦できなかった。
今現在は着圧ソックスとマッサージで解消してるけど、何もしなければまたああなりそう。

・新生児室という聖域
生まれたてホヤホヤの、まだふにゃふにゃした赤ちゃんがズラーッと並んでいるの可愛すぎてヤバい。どんな世界遺産よりも輝いてる。
そしてそこから自分の子を見つけたときのトキメキ。ずきゅーんてする。可愛すぎる。

・退院したら季節が完全に夏になってた
6/26の朝に入院、7/2のお昼に退院したんですが、日差しの本気度が変わってた。

・ボロボロだった身体、回復する
二度と普通の椅子には座れないんじゃないかと思ってたけど、無事に退院後1週間くらいで円座クッションなしでも椅子に座れるようになりました。
後陣痛も筋肉痛も治ったけど、お世話の寝不足と抱っこの筋肉痛が増えました。
頑張ります。




今度こそ、以上!!!!!!!



終わりに

妊娠からお産まで長く不安な日々でしたが、無事に生まれた今現在も不安な日々は変わりません。
でも顔が見れて、声が聞こえて、体温が感じられて、お腹の中にいるときには得られなかった存在感を確認にすることが出来て幸せです。

陣痛がヤバい時は、気軽に妊娠なんかするもんじゃねぇ!(別に気軽に妊娠したつもりはない)と思ったけど、産んで良かったし、産まれてきてくれて本当に良かったです。


育児は始まったばかりですが、周りの力も借りながら、自分なりに頑張りたいと思います。


最後に、今妊娠中の妊婦さんへ
本当に頑張って!!!!!でもプロがついてるから、きっと何とかしてくれる!!どんなに痛くて辛くても、ちゃんと赤ちゃんを信じて頑張れば終わりますから!!!!!!!
(まぁ自分が妊娠中にこの言葉を聞いて安心したかって言われると、どうかなって感じですが)


あと、出産を終えたお母様たちへ
本当に大変な経験をしたんですね!!!心から尊敬します!!世界から感謝されるべきです!!
めちゃくちゃ新米ですが、一緒に子育て頑張りましょう!!!!!!頼りにしてます!!







我が子ちゃん、これから一緒頑張ろうな。




*1:私の産院は平日かつ日中にお産が終わる場合のみ麻酔可能。お昼までに子宮口が5センチ開いたら麻酔を打ってもらえます。そのために促進剤を打ちました。

*2:産道を通るときの頭の向きが、なんか良くなかった。横を向いていたため、このままだとスムーズに頭が通れない。

*3:痔のことです。

*4: 代わりに遠征のヅカオタ。マジの地元友達なんです。

*5:破水した6/26は、我らが許斐剛先生のお誕生日でもありました。

*6:吸引分娩には色々リスクもあるので、一応理由がないとやらない。