整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

友人の代わりに1人で宝塚大劇場へ遠征した話〜初めての日帰りムラ観劇〜

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ことの始まりは、ヅカオタ歴10年の友人と、
タイ料理屋に並んでいた夕方。

友人がスマホを見て叫んだ。
「やばい!来週ムラ行かなきゃ!」

画面を見せてもらうと、来週の日曜日に、劇場でしか受け取ることのできない特別な写真が発行されるというお知らせが書かれていた。


その時私のカバンには、友人に「先週ムラ行ってきたの。お土産」と貰ったばかりのバームクーヘンが入っていたが、当然「めっちゃ良いじゃん!行って来なよ!」と即答した。



ムラとは、兵庫県宝塚市にある、宝塚大劇場のこと。日比谷にある東京宝塚劇場ではなく、宝塚歌劇団発祥の地、本拠地にある劇場を、こう呼ぶそうだ。
(以前なぜムラなのかを友人に聞いたら「え、なんでだろ?考えたこともない」と言っていた)

東京に住む彼女が、はるばるムラへ行く理由は、通常ムラからスタートする公演をいち早く見たいとか、人口の多い東京よりも比較的チケットが入手しやすいとか、聖地を楽しむ、など様々である。
だからヅカオタの友人がムラへ行くことは全然珍しいことじゃないし、色々なオタクである私も、遠征がとても楽しいことは知っているので、「先週も行ったんなら止めな」なんて水を差すことを言うわけがない。


しかし次の瞬間「いや待って、私行けない…」と友人が冷静になった。
その日は東京宝塚劇場で行われる、別の公演を他の友人と観ることになっていたため、どうしてもムラへは行けないそうだ。

「うわー、それ知ってたら東京のやつ申し込まなかったのに…めっちゃ欲しい…早く言ってくれよ……」と数秒前のウキウキ感から一気に落胆し、心から悔やしがる友人…


そんな姿を見て、この時、
思わず「私が行こうか?」と言っていた。




ちなみに私はヅカオタではない。

友人から色んな魅力を教わり、公演にも何度か連れてってもらったし、円盤を一緒に見たりもした。各組のトップ〜2.3番手くらいまでは何となくお名前も把握していて、最近では突然の人事発表にもハラハラしてしまうくらい。
惜しみなく与えられるキラキラ大放出な世界を、時に新鮮な心で楽しみ、時に他ジャンルオタクとして恐れ慄き、おかげでコンテンツとして本当に大好きになってしまった。
しかし友人のハマりっぷりを見る限り、私にとっての宝塚はあくまで"近しい友人の好きなもの"であり、私はどうしてもヅカオタではないのだ。


私と友人は、小学校1年生のとき名前順が前後で仲良くなって以降、本当にずっと一緒だった。
もちろん喧嘩することもあったし、進路も別れたが、定期的に会い続けていて、色々話すだけでとても楽しいし、時には真剣に悩みを相談することもあった。
だから友人が宝塚にハマった時期も知っているし、話を聞くのはとても楽しかった。私は私で色んなオタク(主にテニプリハロプロSexy Zone)をしているので、やばいオタク同士、共通点や相違点を確かめ合っては、ともに有意義な人生を送っていたのだ。


私は、友人がどれほどご贔屓に入れ込んでいるか、ここ数年は特にずーーっと聞いてきたし、推しの卒業や活動休止などを何度も経験している身としては、「推しは推せる時に推せ」という精神を貫いてオタ活をしている友人を、心から応援していた。


ということで彼女の悲願が叶うなら、休日に1人でおつかいくらいなんてことなかったし、むしろ本当に行くことになったら面白いなぁ〜、という、割と軽い気持ちでもあった。

だって特に予定も無かったし、家で何度も見ている円盤をまた見るくらいなら、日帰りでも宝塚の聖地であるムラへ行って、素敵な音楽とダンスと物語を堪能した方が100倍有意義に決まってる。


私の提案を聞いた友人は「いやいや、流石にそれは申し訳ないよ!」と一度断ったが「…でもそっか、代わりにって、それもありなのか……ありなの??」と揺らぎ始め、とりあえず同じくヅカオタの家族に「お金は全部出すからムラに行ってきて欲しい」とお願いしてみることになった。
なので「もし本当に必要だったら全然行くよ!暇だし!面白いし!!」と正直に伝えて、その日は終わった。


というわけで結果待ち…
だったのだが、その日の夜にもう返事が来た。


色々あって、私が1番適任と判断した友人から正式にお願いされたのだ。


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ウケる。
即OKした。

そっから一週間で入場方法や大劇場までの行き方を教えてもらい、新幹線のチケットも準備して…



行ってきました宝塚大劇場!!


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でっけえぇーーーー!!!!


拾った画像じゃなく、本当の本当に私が降り立ったんです。
ヅカオタではないのに。
友人の代わりに。


めちゃくちゃ楽しかったし、もう二度とこんな事ないだろうなと思ったので、ちょっと記録を残してみます。


また、ド素人の私がどんな感じで楽しんだかや、同じような境遇の人や、初めて行く人の参考になれば幸いです。

※気をつけたつもりですが宝塚への配慮欠けた表現や描写があるかもしれません。もし至らない点があったら申し訳ありません。


(ここまでまさかの前置き。流れから面白かったから、書きたかった。)



◇◇◇



まず正式に依頼が来た翌日、友人と細かい打ち合わせをしました。


うめえパフェを食べながら。

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劇場への行き方や、各施設の説明(劇場内にレストランが何個もある?なんで??)、現地の名所などを分かりやすく伝えてくれたので、とりあえず不安なく行けそうでした。

特に私が心配だったのは、新大阪〜宝塚の行き方ですが、これも東京の乗り換えに慣れてるなら全然平気ということだったので一安心。

友人が公演のパンフレットを貸してくれて、
「ここに注目とか別に言わないから、好きに見て、楽しんできて!」と言ってくれました。

あとコロナ禍なので、くれぐれも感染対策はしっかりしようと約束しました。





それから出発までの数日間、私の頭の中は宝塚でいっぱいでした。

せっかく見所を敢えて伏せてくれたので、ネタバレなどは踏まないよう気をつけながら、元ネタのwikiを読みまくったり、宝塚の観劇ブログなどを巡回したり、出演者のエピソードやヅカ用語など調べたり、ひたすら情報を漁りました。


だって、いつもは宝塚を見るときに友人が隣に居たので何かあればすぐに聞けましたが、今回は1人です…。
日替わりのネタやジェンヌ同士の関係性などが気になっても、頼れる友人はいないのです。
せっかくの遠征を100%楽しむために、私自身をヅカオタに近づけるべく、下調べをせずにはいられませんでした。


もともと元ネタや予習するのが大好きなので、めちゃくちゃ楽しかったです!



そして前日に友人から改めて「気をつけて行ってきてね」とLINEが送られてきました。

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こんな感じのしおりと共にーーー。


超楽しみでしかない。


わざわざ新幹線の時間に合わせてスケジュール考えてくれて本当ありがとう…。




そして当日!!!


日帰りなんで、朝も早いです。
9:30くらいに東京発の新幹線で、新大阪へ向かいます。

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心配させないよう、新幹線に乗ったら友人に連絡をして、ゆっくり朝ご飯食べて軽く寝たら、割とすぐ着きました。


不安だった新大阪の乗り換えも全然大丈夫でした!!
やっぱ東京駅とかが難解過ぎんだよな。
あと大阪じゃなくて新大阪なのが助かる。
大阪だったら迷って確実に死んでた。


そして宝塚線に乗ること40分くらい?

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とうとう来ました…。

宝塚駅到着!!!!!


んで、

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出たー!!!
いろんな人のブログで見たやつ!!!!




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こっちもーーー!!!!!!


わーわーーー!!!!!!
私、宝塚にいるぞーーー!!!!!
ムラ遠征出来たぞーーーー!!!!!!


めっちゃテンション上がってました。


街並みがヨーロッパの様でとても可愛い。
様式が揃っていて、もう夢の世界にいる心地。
すでに宝塚の幕は上がっている……。


そして冒頭の、
でっかいでっかい宝塚大劇場


マジでデカい。

劇場っていうから、一つの建物かと思うじゃん?違った。
普通建物にはドアがあるけど、そこには門があった。


門を潜って、でっかいパネルを見て、やっとドアのある建物がある。

入ってすぐ検温と消毒。めちゃくちゃ大事。


進むとなんかフードコートみたいなところがあって、曲がるとお菓子がたくさん売ってるお土産ショップがあった。


まだまだ奥がある…?????
どこまであんの?????って感じ。


お土産を買いたかったので、ヅカオタから何か貰うときに必ず使われる、スミレ色の袋でおなじみの宝塚オフィシャルショップ・キャトルレーヴを探して歩いていると、途中に写真スタジオや、チケット売り場、なぜか郵便局、ソファが並ぶロビー?など気になるものがたくさんあったが、とりあえずスルー!!

そして劇場入り口(建物の中に劇場入り口がある。なんで??)のさらに奥にキャトルレーヴがありましたが、これまたデカい!!!!!


マスクの中でこっそり「可愛いーー!」と声が漏れてしまうほど、素敵なコラボグッズとかがたくさんあって、色々買いました。

ただ周りの方々は写真コーナーや円盤コーナーで次々商品を手に取っていて、こんな分かりやすいグッズばかり見てしまうなんて、自分はやはりド素人だな…、と思い知りました。

それでも素人なりに写真コーナーも見てて楽しくて、本当に沢山のジェンヌがいて、色んな演目を、色んな衣装で演じてきているんだなぁ〜と、改めて沼の広さを実感しました。



流石に疲れてきたので、一旦休憩をしようと入り口近くのフードコートのようなところへ入りました。

色々迷ったのですが、ご当地感もあって明石焼きを食べました。
あったかくて優しいお出汁で、とっても美味しかったです。

食べている途中、マチネ終わりの観客が沢山流れてきて、あっという間に満席になりました。
友人の言う通り、このくらいのタイミングで席に着いてて良かった……。


そして、色々ありまして、
無事大事な大事な写真を入手することができました!!!!!


これは友人も喜ぶだろうな〜という素敵なお写真だったので、なんだか私も嬉しくなり、任務遂行の達成感も相まって、飛べそうになってました。

こういうの、すぐに見たい派か現物を手にするまで取っておきたい派か、人それぞれだと思ったので、東京で観劇前の友人に確認したところ「とっとく!」とのことだったので、私は写真が折れないよう、予め持参していたファイル(ふまけんのガルボファイル)へ大切にしまいました。


さて、任務は終わりましたが、遠征のメインである観劇まではまだ時間があったので、「宝塚の殿堂」へ行きます。
案内に沿って進んだ時、「えっこれ外に出ちゃわない?入口ないんだけど、どこ??」と思いウロウロしていたところ、名前の紙を掲げていたマダムが「どうしたの?どこに行きたいの?」と声をかけてくれてくれました。「今は入場制限をしているから、あの列に並べばいいよ!」と優しく教えてくれて、無事に入ることが出来ました。
本当にありがとうございます。


宝塚100年の歴史が詰まったミュージアム「宝塚の殿堂」は、本当にその歴史の長さと関係者の幅広さを感じられて面白かったです。
衣装や小道具も間近で見られて、あのキラキラは一枚一枚縫われたスパンコールから発光していたのだと実感でき、その手間や時間を思うと「トップスターって、すごいや…」と改めて思いました。

心残りなのが、シャンシャン(出演者が最後に大階段を降りてくる時に手に持ってる、可愛い飾り。…なんなんでしょうか?)が展示されていて、消毒してから触ってOKだったので、持って写真を撮りたかったのですが、1人だし素人だし、勇気が出なくて諦めちゃって、今からすると絶対撮るべきだったと、ちょっと後悔してます。



企画展示までじっくり見ていたらちょうど良い時間になったので、トイレを済ませて座席に着きます。


本来の旅の目的はこっからがメイン。
やっと観劇。

めちゃくちゃ見やすい席でしたが、観劇の基本装備として双眼鏡とハンカチは膝にセット。
開演前の舞台は写真に収めていいというのは知っていたので、スマホで撮ってから電源OFFしてカバンへしまいます。



いよいよ夢の時間が始まるーーーーーー!!!



と思ったら、終わってました。

こわっっっ!!!!!!!



まあ本当に体感めっちゃ短かったんですけど、正直冒頭らへんで朝からフルで活動していた反動が来たのか、緊張が解けたのか、断じて寝てない!寝てないんですが、ちょっと集中力が切れかけた瞬間があって焦りました。
でもそれを自覚した瞬間、一気に覚醒し直してからは、話も面白かったし、音楽も素敵で、めちゃくちゃ楽しかったです。
目の錯覚…?と思うくらいの超絶スタイルの美しい人間が次々出てきて、美しいお声で歌まで歌って下さって、本当に来てよかった、と思いました。

あと、個人的には普段テニミュばっか見ているので、まず衣装の多さに驚くし、場面展開でセットが次々変わるのもすごいし、テニスしかしてないテニミュと比べて、ドタバタしたり恋愛したり駆け引きしたり殴りあったりと、アホみたいな感想ですが、めっちゃ色んなことが起こるなぁ…としみじみ思いました。(当たり前)



ホントは演目についてもっと具体的な感想もあったのですが、他界隈のことなので、もし失礼なことがあったら申し訳なさすぎるので、すみませんが具体的なことはやめておきます。友人にたっぷりお話ししたので、それで満足です。


フィナーレはやはり何度見ても楽しくて、デッカい羽根を背負って、華やかなシャンシャンを手に持って、優雅に大階段を降りてくるジェンヌは本当にこの世の物とは思えない輝きを放っていて、なんだか「ありがてぇ〜〜〜〜!!!!」と仏像などに拝む気持ちになりました。


エンタメが遠ざかった1年でしたが、コロナ禍の前と変わらぬ楽しさとキラキラ感を思いっきり浴びることができて、本当に満たされました。



終演後、ぼんやりしながら劇場を出て、来た道を辿って駅まで戻り、同じ電車で新大阪まで行きました。
(なんとなくスーツケースを持った人が走っていたので釣られて走って駅に行ったけど、別に電車待ったから、違う方向だったんだろうな…周りが皆玄人だと思ってすぐマネしちゃった…)


新大阪で新幹線の自由席に乗り込み、ご飯食べてぐっすり寝て、無事東京へ帰ってきました。



1日長かった………。

流石に帰宅したときにはぐったり疲れてて、翌日仕事だったので速攻でお風呂入って寝ました。



◇◇◇



というわけで、日帰りムラ遠征の話は以上です。

その後しばらくはコロナの影響で友人に会えず、なかなか写真を渡せなかったのですが、先日食事したときに、ようやく渡せました!!!!


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折角なので、ご祝儀袋で渡したらめっちゃ喜んでくれた!!!
例の写真もやはり最高だったようで、しばらくキャーキャー言って写真撮ってて、本当に行って良かったな〜〜と思いました。

しかも「お祝いですか?おめでとうございます」って会計時に店員さんが端数引いてくれたので、良いことづくめ!



1日が長くて疲れたし緊張もしたけど、すごく楽しかったし貴重な経験をさせてくれた友人に感謝です!
間違いなく一生の思い出になりました。


大変な時期ですが、やはりエンターテイメントは日常に必要不可欠で、人を幸せにする大切なコンテンツだと心から思いました。
また、友人をここまで夢中にさせる宝塚歌劇団の凄さや引力のようなものも、改めて肌で感じることができました。
そりゃ100年続くし、確実に後100年続くわ…。

いつかまた、色々落ち着いたら、今度はぜひ友人と綺麗な宝塚ホテルでスカイステージ見ながら泊まったり、名所でゆっくりご飯食べながら解説を聞いたりするムラ遠征をしてみたいです。

やっぱ1人は寂しいので、一緒に楽しみたいな!




以上、他界隈のオタクが友人の代わりにムラ遠征したお話でした!!


敬意と感謝を込めて書いたつもりですが、無知ゆえに失礼があったら申し訳ないです。

長くて拙い文章ですが、最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます。