どうも、ご無沙汰しています。
突然ですが、とうとう私もハイローデビューしました。
すーーぐ多方面に足を突っ込んでしまうオタクなので、いい加減どっかから叱られそうな気もしますが、この夏はHiGH&LOWにやられました。
ちゃんと理由あるから!!!
いつだって片足どっかに突っ込んで、片手はこっちで、今度は足こっちに置いてって、ツイスターゲームで詰んでる人みたいにキャパオーバーしてる私が、理由もなくハイローなんてデッケェ沼に飛び込むわけねーだろ!!!
(ハイローについての語りなので、若干治安悪めでお送りします)
そんな感じで、きっかけから、新作映画の感想や、宝塚についてまで、自分なりにこの出会いをまとめたいと思い、書き始めました。
頭良いこと言えないので、感覚的な言葉しか使えません。
勢い任せな感想ですが、作品や人物を貶す意図はないです。大好きです。
きっかけ
テニプリ歴10年、ハロプロ歴8年、Sexy Zone歴6年のオタクな私ですが、ここ2、3年は未知のジャンル*1にも積極的に触れ、この星は美しい…2人(作品とオタク)出会った地球……と涙を流す日々を送っておりました。
そんな中、好きになった一つが宝塚歌劇団です。
これはもう、日本を代表するエンタメですが、私の小学校からの友人が10年以上宝塚にハマっておりまして、贔屓の演目を中心に一緒に観劇したり、円盤を見たり、代わりに遠征に行ったりして、100年続く夢の世界を教わってきました。
※代わりに遠征の話
szhello.hatenablog.com
友人と「一生この話しよ」って言ってる。
友人がどっぷり過ぎるので、逆に私は自らをヅカオタとは名乗れないし、自ジャンルと並行してあんな風に入れ込むことは出来ないと分かってるので、間に友人を挟むくらいの距離感で楽しませて頂いております。
そして、ヅカオタの友人とは別に、私にはLDHオタクの友人もいます。
これももう、毎週のように飛行機や新幹線に乗りどこかへ遠征している元気なオタクです。
特に布教を受けたわけではありませんが、ハイローをきっかけにLDHにハマったそうで、ジャニーズとも違う系統のダンス&ボーカルの魅力や、スケールのデカい話を色々と聞き、金はかかりそうだけど楽しい世界なんだなと感じておりました。
そして、重なることのない2つの世界が、この度なんと重なってしまいました。
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そう、ヅカオタが贔屓にしている宙組で、LDHオタを沼落ちさせた『HiGH&LOW』をやるというのです。
まじ………??????????
近しい二人の友人の顔がすぐに浮かび、なんかもう勝手に居ても立ってもいられなくなりました。
正直、私自身がどっちかのオタクな訳ではないんですが、2人の友人から濃ゆい話だけはたくさん聞いていたので、もう他人事とは思えず、せっかくならこの縁を活かして絶対この機会を楽しんでやるぞ!と思ったんです。
ハイローは数年前に一度少しだけ見て諦めたことがあったのですが、ここ最近はバキ*2やドラゴンボールの映画*3の影響で、アクションにときめく心をアップデートしていたので、今回はイケそう!!と謎の自信もありました。
さらにヅカオタの友人が、宙組男役トップ真風涼帆さん主演のコンサート『FLY WITH ME!』に連れていってくれて、そこでちょっと披露された『HiGH & LOW』のシーンで、明らかに私の知らない濃ゆい世界観を見せつけられ、全部分かったうえでコレ浴びたい~~~~と強く思いました。
そんな感じで、予習開始。
過去シリーズ予習の様子
最初に見たエンスカ。
宝塚でハイローが始まるので、予習で『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』を見た初見感想メモ(3000字)です。
— うずら (@uzn_uzn) 2022年6月16日
ハイローデビュー記念に、残しておきます。
めっちゃ面白かった〜!○○○○カッケェ〜!! https://t.co/L3z5I3OP49
このあとザム1とザム3をLDHオタクの友人と一緒に見て、ドラマシリーズは一人で1.2全部一気見してます。DTCも。
映画の方は、確かに友人のオススメ通り、ザム2が一番楽しかったですが、もちろんどれも見どころたっぷりで、ド派手なアクションや、壊れたロボットのような琥珀さんにどんどん破壊されるクラブ、癖の強すぎる愛車たち(とその乗り方)、唐突に始まる無名街爆破セレモニー……突っ込みどころがありすぎて色々大変でしたが、見終わると謎の爽快感に包まれ、なんとも癖になってしまいました。
ドラマも一気見したので、ノボルの闇堕ちと、立体駐車場での大乱闘(達磨一家の太鼓持参)、壮絶な現場で食されるスパゲティ、ダンくんのSDカードを巡るSWORD大冒険など、映画だけでは分からない部分を良い感じに補完してくれて、よりキャラクターたちが大好きになりました。
そして見たザワ。
もはや完全にヅカローの為のハイロー予習の域を超えて『HiGH&LOW THE WORST』を観ました。
— うずら (@uzn_uzn) 2022年7月31日
楽しかった記念に、感想メモ(約2000字)を残しておきます。
もう○○○が好きすぎて、俺どうしていいか分かんねぇよ…😭 https://t.co/NmYMuUJTwn
ンンンめっっっちゃ良かった!!!
大人たちとは違う、何にも縛られない高校生ヤンキーの清々しさ!!最高!!!
喧嘩に理由なんていらねぇんだよ。テッペン目指す、それだけなんだ…。
バキか????
しかも『クローズ』もしつこいほど観ていた*4ので、鳳仙が出てくるのは超興奮しました。
このあとザワ0も見てます。
全日ステークス、各一派の信念、司さんの葛藤、そして轟洋介………
村山さんと轟さんの違いは何なのか、トップとは何なのか、自分たちの目指すところがどこなのか、彼らが色々考え、結局殴り合う姿が愛おしくて眩しくて、最高でした。
(友人にザワ6は本当にハイロー切れの禁断症状が出た時に見たらいいよ。それ以外の時は見ないでいいと思うよ、と言われたのでまだ見てないです。)
そして喧嘩も登場人物も少ないから後でいい、と言われていたレッレもようやく見ました。
宝塚の予習から始まったハイロー履修ですが、最後の砦にしていた『HiGH&LOW THE RED RAIN』をやっっと見ました!ちょっと○○○○○○けど、雨宮兄弟やっぱカッコいいよー!!※追記に感想(2000字) https://t.co/EE6pJxOU5t
— うずら (@uzn_uzn) 2022年9月20日
いやーーーーーー
人名めっちゃ覚えた!!!!!
自分は、話の文脈よりも見応えのあるところを見せられれば満足してしまうので、基本的に映画→ドラマの方が合っていました。
細かいことは後でいいんだ!!今の勢いを殺さないでくれ!!!って感じで映画みて、あーなるほどこういう背景があった訳か~~とじっくりドラマで確認作業を楽しんでました。
そんな感じで、いつの間にか宝塚の予習範囲を完全に越えて、新作映画を心待ちする日々になりました。
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いや、おかしいでしょ……
私は宝塚のハイローを隅々まで堪能するためにハイローを見ていたはずなのに、いつの間にか新作映画ザワクロのことばっか考えてるじゃん…。
※新作映画には、宝塚の公演に出てくる人物は一人も登場しません。
新しい予告映像が公開されるたびに色んな予想を膨らませたり、改めて『クローズ』と『クローズZERO Ⅱ』を見返したり、主題歌のMVを見てTHE RAMPAGEの人数の多さに驚愕したり……
途中まで、3段セットのどこまでがTHE RAMPAGEなんだろ?と気になりながら見ていましたが、最後横並びになったとき、全員か〜!こんなにいて、全員がTHE RAMPAGEだったのか〜!!!と大喜びしてしまいました。
いや、おかしいって……
でもここまで誰も止めてくれないし、というかヅカオタの友人は先にムラで先に公演を見て、LDHオタの友人は先行試写会で先にザワクロ見て、なんか私だけ置いてけぼりを食らっていたので、もう何が何でも公開初日に見てやる!!!!と決めていました。
そして!待ちに待った公開初日!!!
仕事終わりに即向かいました。
もぉ〜ホンット楽しかった!!
以下、楽しさに浮かれた感想です。
いくぞ!テメェら!!!!!
『HiGH&LOW THE WORST CROSS』感想
ネタバレ、ガッツリします。
ネタバレどうこうで面白さが左右される作品ではないと思いますが、気になる方はご注意下さい。
登場人物について
鬼邪高校(全日)
やはり映画館で浴びる楓士雄くんのキラキラ感はすごかったです。
生粋の主人公。悟空、ルフィ、ナルト、楓士雄。最高。
人との距離の詰め方が主人公にしかできないやつ。話題の訴求力がエグい。*5
本人がその才能を自覚してるのか分からないけど、人と繋がることに何の抵抗もないから、気難しいヤンキーたちが惹かれるんだな〜。
強引でもないし、自分勝手なワガママを言うわけでもない絶妙な甘え方が上手すぎる。許される絶妙なラインの見極めが天才的。金払うから教えてくれ。
でも今回ちょっと悩んだりもしていて、真っ直ぐ脳筋なだけじゃない姿にキュンとしました。
顔が良いんよ…。
殴られても蹴られても、すべてを受け止め、すぐに立ち上がる姿に、私も気持ちが沸き立ちました。
(終盤に体育館で「まだだ…」って楓士雄くんが立ち上がったとき、マスクの下でやべー!口角上がっちゃうー!って思って見てたら、泰志くんが完全に自分と同じ表情で見ててさらに笑った。体育館の皆と映画館の観客が一体になってることを感じる素敵な瞬間でした)
轟さんも、表情筋全部見せます!ってスタッフの気合を感じるカットが多かったし、もう全部良かった。
瓶で殴られて、ゆっくり髪をかき上げる表情がカッコよすぎて鳥肌立ちました。じっくり見せてくれてありがとう~~。
孤高な轟さんも素敵でしたが、仲間のために奮闘する轟さんも、なんだか幸せそうで良かったです。
楓士雄くんに頭下げられて戸惑っているときの演技が最高で、村山さんに「全日は巻き込まない」と言われたときの場面がよみがえりました。
不良狩りをしていた轟さんが、村山さんと出会い、芝辻と出会い、楓士雄くんと出会い、小田島さんと釣りしてるなんて、奇跡のようです。
やはりハイローとザワってどうしても世界観が違って見えてしまう部分もあるのですが、轟さんがいると一気に場が締まるから、大事な存在だな~と改めて思いました。
あと司さんの見せ場多くて、最高〜〜!!
予告では敵に攫われてる様子だったので、姫ポジか?と思ったら、鉄パイプで殴打されても、ミノムシみたいにつるされても、鉄レンチで気道圧迫されても、最後まで戦い抜く筋金入りのヤンキーでした。行動力も忍耐力も想像力も耐久力も最強クラス(マジで筋金入ってそう)で、ザワ0でずっと「眠れる獅子」と言われていた所以が分かりました。
私も誰かに連れ去られたとき、「あいつら助けになんかこねぇよ…てめらぶっ殺しにくんだよ!」って言いてえ~~~~~!!
最後あんなにボロボロなのに、解放された途端「あいつは俺がやる…」って天下井くんブン殴りにいくときの表情、気持ちこもってて良かった…。そりゃ怒るよね。お顔は赤ちゃんでも、SWORD地区の住民だと実感した。
須嵜くんが周りに「なんであいつ、あんな奴(天下井)のために…」って言われるのに対し、司さんが「あいつにとっては、そうじゃねぇんだろ」と言うのが好きです。
司さんもザワ0では全日を束ねるトップになれると周りに勝手に期待され、散々「なんで何もしないんすか!」と責められてきました。司さんにとっては、楓士雄くんとじゃなきゃトップなんて意味ないのにね。だからああやって、それぞれの事情があることを想像できるんだな~。
誰かを守る理由も、喧嘩する理由も皆ひとそれぞれなんですよね~。
ヒューマンドラマを理解できる人間がいて良かったです。
ハイローシリーズは全体的にNo,2を描くのがめっちゃ上手いですよね…。
司さん、九十九さん、KOOさん、そして今回の須嵜亮やマーシー、小田島さん……。
なんかこう、エロいんだよな~~~~。
………ちょっとこのペースで各人物に触れてたら字数ヤバくなりそう。
ヤスキヨもめっちゃ良くて、今後は私も電話出るときにサラリと「もしもし誰お前」って言いたいとか、一番低い声が聞こえて「今の誰だ?」と思うと可愛い顔した泰志だったとか、清志が身を挺して一派を守るとき私も「きよし~~~!!!!!」って叫びたかったとか、見どころ多くて最高でした。
よく喋り、よく食べ、よく動き、餌付けしたいヤンキーNo,1です。いつまでも健やかであれ。
鳳仙学園
小田島さん、なんなん???
そりゃザワのときから、とびきりエロい人だと思ってましたけど、私らがどんな目で見てるか筒抜けなんかな?ってくらい思い描いた理想の小田島さんがそこにいました。
畳の稽古は流石に宇宙猫の顔で見てましたが、最後のタイマンでは寝技が決め手になってたので、一応含みのあるシーン?だったんですよね。びっくりしたよ、全く。
登場の仕方がもうズルいよね。
このイントロから、あのエロい後ろ姿写して、敵を華麗になぎ倒していくとこ見せられたら全人類が「すごくカッコいい」って思うに決まってるじゃん。「大好きです」って言うよ。そりゃもう言うよ。他のみんなも、佐智雄というトップが居ないからこそ、個人個人が思慮深く行動してる気がして、とても良かったです。
シダケンの「あんま鳳仙を舐めんなよ?」って台詞から、ある意味全てが始まるわけで、きっぱりと断る姿勢に、鳳仙というヤンキー名門校(ヤンキー名門校?)の誇りを感じ、シビれました。
かーちゃんにあんま心配かけるなよ!!ちゃんと実家帰って!!
鈴蘭男子高校
クローズの鈴蘭がちゃんとハイロー風味になってて良かったですね。
どうしても小栗旬とか山田孝之のイメージが強いけど、新生鈴蘭を背負う人たち素敵だった。
サバカンが鈴蘭を説明する時、ラオウ一派の他にも色々な一派が書き出してあったので「こんなにいるのかー!覚えきれるかなーー!???」と不安になりましたが、省略されてたのでちょっと安心しました。(同時にちょっと残念でもあった)
ラオウくんの身体も心もデッカいところ、カッコよかった〜。
戦ってる時、たくさんの人間をちぎっては投げ、ちぎっては投げして、喧嘩と言うよりぶつかり稽古のようでした。最後ぶん投げるし。
施設の子供を高い高いして天井にぶつけたり、ブランコ押しすぎて回転させたり、餅つきで臼を破壊したりしてそう。
最初に楓士雄くんと遭遇する時、瀬田くんが「あっちいけ!シッシ!!」って楓士雄くんを犬扱いするのめっちゃウケた。そりゃ犬っぽいけども。
マーシーくん、キャラデザがすごい鈴蘭っぽくて大好き。
ああいう真っ黒で渋いビジュアル、絶対少女漫画にいないし、ハイロー界でも珍しいので、クローズとのクロスオーバー作品としての説得力がありました。
小田島さんとも司さんとも違う、良い右腕感があるよね〜。
印刷するにもイラストにするにも、黒インクの消費量やばそう。
ビンゾーくんも良かったなぁ〜!!!
喧嘩のはちゃめちゃな感じも、最後にちゃっかり自分も拳上げてるのも、可愛いかった。
強くて元気でちょっと不思議な、愛しい子でした。
それはそれとして、山口孫六くん役の八木勇征さんの普段のお顔が美しすぎて驚きました。
髪型と姿勢で人間てあんな変わる…?ガムって人を変身させるアイテムなの??
瀬ノ門工業高校
今回は須嵜亮の登場により、映画観終わってもしばらく「亮ちゃん…」と放心状態になるほど強烈なキャラでした。
NCTとして活躍する中本悠太くんのことは、以前 K-POPを勉強していたとき から知っていたし、もちろん大好きだったので、今回どんなユウタが見られるのか、期待しまくっていました。
もうさ、最高だったよね…。
初演技とは思えないほど、寡黙で真っ直ぐで強くて一途な亮ちゃんを完璧に演じていました。
最初は全然しゃべんねぇ!と思っていたけれど、後半に話す言葉の一つ一つが切実で健気で、「俺たち、こいつらの駒っすね…」って言うとき、あんなにガツガツ戦っていたのに、こんなに縮む〜!?ってくらい身体が小さく丸くなってて、もう、ヤムチャの爆死シーンを越える哀愁が漂ってて泣きました。
コウちゃんを見上げるときの、黒くて大きくて綺麗な目がさ~~~~もぉ~~~~すんごい。そりゃ天下井くんもしゃがむよ。どんな高さから見下ろしててもしゃがむよ。
最後の最後にやっと見れた笑顔が眩しすぎて、いつも涙腺壊れる。
天下井くん、もっと廃れた感じの子かと思ったら、5歳児のかまってちゃんで可愛かったです。
意外と打たれ弱いところとか、みっともなさが絶妙でした。
きっと、昔はただの友達だった須崎くんが、お金の繋がりになってしまったのが悲しかったんでしょうね…。パンフに生い立ちについて書いてありましたが、たぶん教育があんま良くなかったよ。
ハイローシリーズではお馴染みの闇落ち人(やみおちんちゅ)が見られて嬉しかったです。
「泣くなバカ…」って亮ちゃんの涙を拭くシーンで、いつも泣いてしまいます。そういう優しさ仕草もちゃんと出来るのは素晴らしい。
ぜってー亮ちゃんを幸せにしてくれよな???
サボテンもビジュアルから悪い匂いしかしなくて最高でした。
「よぉ〜チュンチュン一派じゃねぇの〜」って言う時の口の動きが小馬鹿にしてる感あって良かったし、天下井くんにへつらう感じ可愛かったです。
手錠使う謎の戦法のお陰で、小田島さんの脚の長さに湧くことができました。
江罵羅商業
制服が可愛い。
風神雷神の2人、轟さんが登場したときに、「ヘヘッ」って嬉しそうになるの完全にワンコで尻尾見えたよ。
上成くん役の今村謙斗さん、テニミュで毎日見てたけど、まさか5年ぶり?に高校生役で出会えると思ってなくて嬉しかったです。
轟さんとの喧嘩めっちゃ見たかったな〜!!デカくてゴツくて、テニミュではダンプカーとネタにされてたあの身体が、轟さんに向かって暴れ回るの見たかった〜!!!
轟さんに交渉された時、風神雷神が「それはちょっと…」って渋るのも可愛かったし、鮫岡くんが許可した途端「いいぜ、約束する」ってすぐ了承したのも可愛かった。所詮高校生の約束〜!って感じで良かったし、轟さんが三校連合を破棄するに値する男なのがカッコよかった。
鎌坂高校
「山の向こう」とか言われてたけど、マジでどこにあんの???SWORD地区の土地勘を改めて狂わされたワードでした。
そのせいか、緑色の制服も山に馴染む色として可愛く見えて、すごい好きです。
ガンジーくん、めっちゃ好き。
ララランドの場面(伝われ)で、「こんなに良い気分で鬼耶地区歩くのは初めてだぜぇ!!」って言ってて、いつもはもっと肩身狭い想いで歩いてたのかなぁ〜?山の向こうから来てるしアウェイ感じてたの〜??とか思うと、もう愛しくてさぁ…。
氷室零ニくんって、名前と顔が一致しすぎてるよね。
めちゃくちゃ綺麗な顔してる人居たなぁ〜って思ってパンフレット見たら「氷室零ニ」って書いてあって笑った。顔から命名した?あの顔になることを見越してた?
楓士雄くんとのタイマンでの負け方が可愛かったです。
以上!
全体的に、治安クソ悪高校しかなかったです。
授業も部活もクラス活動もなさそうなのに、学校への帰属意識がバカ高くて素敵でした。
こんなにたくさんの人が新しく出て来たのに、結局全員好きになっちゃってる。流石です。
今からでも前日譚か続篇かのドラマやってくれないかな〜〜〜!!!
双鬼高校(なみ高)時代の須嵜亮が見たいよぉ〜!!!!!
1人でトップやってた亮ちゃん絶対カッコいいよ〜〜〜!!
まだまだザワの世界観が見たいです。
新作待ってます。
アクションについて
これを見に映画館まで来たよ!!!!!!!
過去作品見るたびに、「なんで私はこれを大画面で見てねぇんだ!!」ってザム1の琥珀さんバリに過去の自分を殴りたい気持ちに駆られました。
なんか聞くところによると、前は4DXとかでやってたらしいじゃん…? LDHオタが言ってたよ??
なんで今回やらないの?????
まぁそれは置いといて……
もう冒頭からアクションすげぇ。
元気で活きが良いヤンキーがまだこの世界にはたくさんいるということを思い知らされ、私はとても嬉しくなりました。
どこもかしこも治安クッソ悪くて、いつどこで何が起こってもおかしくない緊張感がありました。
バスが襲撃されたり、池に突き落とされたり、道路封鎖して一般人の車もぶっ壊されたり…。
SWORD地区(鬼邪地区なのか?)ってこんなかよ…と改めてここに生まれないで良かったと思いました。
SWORD地区の中でも鬼邪地区って、今まで「高校が地区…?どゆこと?」って思ってたんですけど、ザワやザワクロで電車やバスの交通事情が判明して、なんか思ったよりちゃんとした地区だってことが分かって、解像度が上がったような、分からねぇことが増えたような、あちこちで奇襲をかけられる皆を見ながらそんなことも考えてました。
また今回は学校というバトルステージ特有のアクションもてんこ盛りで最高でしたね。
やっぱ学校の喧嘩は良い〜〜〜!
普遍的で誰にでも見覚えある校舎で繰り広げられる非日常なド派手アクションは、やはり見応えがあります。
ガラス割れるし、高低差あるから物投げても良いし、廊下全速力で走れるし、喧嘩映え(?)しますよね~。
瀬ノ門に集まって喧嘩が始まる前に、各陣営がズラーッと皆並んでうずうず開始を待つやつも、楓士雄くんの「行くぞテメェら!!!」でワーーーーーッ!て全員走り出すのも、全部わくわくしました。
もう体育で走るときも「よーい、ドン」じゃなくて、「行くぞテメェら!」にして欲しい。よっぽど良いスタートきれる。
好きなシーンとかについては結構上記しちゃいまいしたが、まだまだカッコいいアクションいっぱいあって…
須嵜亮vs轟・小田島が全員エロくてめっちゃ良かったとか、泰志が教室からガラス破壊して飛び出してくるの超カッコいいとか、廊下が封鎖されたあと縄付けた人間が人を攫っていくの意味あんのかとか、ちょうどいいところに手持ちの黒板があって轟さんがそれで窓割って近道するのとか、ノンストップで繰り広げられるアクションシーンに興奮しっぱしでした。
前回のザワではバトルステージが団地だったから(?)皆で石を投げ合っていたけど、今回は学校だったから、どっから持ってきたのか分からない大量の空き瓶が飛び交ってて、少し文化的な感じがして、楽しかったです。
ハイローといえばの、人数の多さも、本当に見応えありました。
冒頭の昇降口から、中盤の真っ直ぐな地平線から、終盤のよくわかんねぇ歩道橋の向こうから、本当にゾロゾロと沢山の元気なヤンキーが出てきてくれました。
テニミュで見ていた俳優が数人出ているはずなのに、残念ながら全員は見つけられませんでした…無念……。
エンドロールでは見つけられても、画面上だと人が多すぎて、難易度高すぎるんよ。
いつか私もあの世界のモブになって「うおぉぉぉぉ!!!!」とか「とにかく数が多い!!」とか「やっちまえ!!」とか叫びたい。
ただちょっっっとだけ残念だったのが、前のザワで、鬼邪大寺の河川敷で鬼邪高と鳳仙が喧嘩するシーンめっちゃ好きなんですけど、あの時に多用されていた、遠くからカメラがぐわーーーって寄って、画面の左右から次々人が飛び交ってく、あのワンカットのカメラワーク、今回なかったですよね??
※参考にしたい映像がネトフリの公式にあった
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これ今回も見たかったな~~~~~~!!!!
学校だと狭くてできなかったかな~??これぜひ映画館で見たかった~~!!
そんな心残りが少しありますが、まぁ、そんなの取るに足らないほどの満足感でした。
学校で体育やるより、ザワクロ見る方がよっぽどいい運動になるから、ぜひ雨の日とか授業で見せた方がいい。
ストーリーについて
良かったです!!!!!!!!
ハイローはストーリーめちゃくちゃだから……なんて言わせねぇ。
良い話だったよ!!!!!!
天下井くんの悪い野望から始まり、トップを支えるNo,2として色々考える司さん、鬼邪高のトップとしての自分に迷う楓士雄くん、仲間の為に戦う楽しさを実感する轟さん、トップ不在のなか、いかに自分たちの威厳を守るか考える鳳仙、そして昔の思い出を大切に、友人を想い続ける須嵜の一途さ……。
まぁそりゃあ共感する登場人物がいるかとか、引き込まれる伏線があるかとか、世の中のためになるような教訓があるかとか言われると、YESとは言い切れませんが、それを求める映画じゃないし、私にとっては、どんなめちゃくちゃな理由であれ、彼らが何かの為に喧嘩して、お互いを認め合って成長していく物語として、心に残りました。
たくさんの登場人物も、皆個性的でそれぞれ良いところ、ヤバいところがあり、喧嘩することで自分に足りないものが何なのか、相手が求めていることが何なのか気づいて、ちょっとずつ大人になっていくんですよ…。
テニプリやスラダンにとっての熱い試合が、バキや特撮にとっての熱い戦いが、ハイローだと喧嘩なんです。
ほら、めっちゃ良い話じゃん……。
ストーリーを盛り上げる音楽もほんっっと良かった。
YouTubeに公式MADみたいなのあるから、ぜひ見て欲しい……いや、もう皆んな見てるか…。
もうすぐザワのベストアルバム出るし、ぜってー買う………
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— HiGH&LOW OFFICIAL (@HiGH_LOW_PR) 2022年11月12日
豪華2枚組アルバム
HiGH&LOW THE WORST BEST ALBUM
12/28 発売決定🎉
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映像付き商品には横浜アリーナで行われた#HiGH_LOW THE #WORST X PREMIUM LIVE SHOWの模様を収録🔥
奇跡のクロスオーバーが実現した
最強ベストアルバム
HiGH&LOW THE WORST BEST ALBUM
お楽しみに‼️#ハイロー pic.twitter.com/BqTjlhKYsL
お得すぎ〜〜〜!!!!
これでいつでもどこでも心を強く生きていけそう〜!!!
宝塚について(少し)
はあ………
ザワクロの感想めっちゃ書いちゃった………
本当はこのまま宝塚の感想も書くつもりだったんですけど、字数ヤバいからやめときます。
友人のお陰で2回観劇させていただいたのですが、本当に本当に楽しくて、冒頭でハイローのメインテーマ曲『HIGHER GROWND』に手拍子できたことが嬉しくて泣き、最後また『HIGHER GROWND』に手拍子したら全ての記憶なくしました。
見慣れた皆んなの過去が新しく描かれて、敵も可愛くて(やってることえげつないけど)、お馴染みの楽曲もたくさん披露してくれて、ハイロー好きとしても、宝塚好きとしても、大満足の時間でした。
このためにハイロー映画、ドラマ全部観て、ザワも映画ドラマ全部観て、新作映画も公開初日に観に行ったんよな…
— うずら (@uzn_uzn) 2022年10月29日
楽しんできます!!!! pic.twitter.com/jPti1djx2o
ハイアーグラウンドに手拍子できた瞬間、楽しすぎて泣きそうだった
— うずら (@uzn_uzn) 2022年10月29日
めちゃくちゃハイロー!!!モノが壊れないハイロー!!!!!!
— うずら (@uzn_uzn) 2022年10月29日
※楽しむ様子
さて、そんな宝塚の『HiGH&LOW -THE PREQUEL- 』ですが、なんと明日が大千秋楽です。
まだまだ油断ならない状況ですが、無事にこの日を迎えられそうで安心しております……。
そしてなんとなんと、楽天TVやU-NEXTなど各配信サイトで、その様子が生配信されます。
11/20(日)は宝塚歌劇ライブ配信!
— Rakuten TV〈 楽天TV 〉公式 (@rakutentv_japan) 2022年11月16日
いよいよ千秋楽を迎える宝塚版『#ハイロー』をお見逃しなく🔥
🛒チケット予約販売中
➤https://t.co/1nn6mJr08A
🎁ライブ購入+エントリーで
100名様に雪組公演チケットが当たる!
➤https://t.co/Ntp9kdl4fK#真風涼帆 #潤花#宙組 #宝塚歌劇#楽天TVでタカラヅカ pic.twitter.com/FIEpHMcytg
見るっきゃねぇ!!!!!!
しかも最高のショー『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』まで見られる!!!!
ああ、はあ…カプリチョーザァ……… pic.twitter.com/8pVV0Bjc12
— うずら (@uzn_uzn) 2022年10月29日
はあーーー あんなにナポリの男はダメって娘役の子たちが歌って踊って忠告してくれたのに、数秒後カラフルなスーツ着てハット被ったたくさんのナポリ男たちが出てきたら一気にウワーーー!!カッコイイ!!大好き!!になっちゃうんだわ…
— うずら (@uzn_uzn) 2022年11月8日
※楽しむ様子
うひょーーー楽しみー!!!!
自宅で熱く盛り上げるぞー!!!
追記
見ました。
ついさっき終わりました。
退団者のお言葉含めて本当に素晴らしい公演でした…。
配信見ながらポチポチ感想打っていたので、載せておきます。
自分用の感想 https://t.co/RURmCgQhOp
— うずら (@uzn_uzn) 2022年11月20日
終わりに
以上、1匹のオタクが2人の友人きっかけで、色んなハイローを見尽くした話でした。
ここまで色々語っておきながら、私自身がそれぞれのオタクを名乗れる身分では無いと思っているので、こちらを本業にしている人を、もし不快な気持ちにさせてしまったら本当に申し訳ないです。
他界隈のオタクだったのに、短期間でこんな楽しんでしまったことが衝撃的過ぎて、自分のためにもこの出来事を書き残しておきたくなりました。
この先もまだハイローは続くのか、ヅカローの続きなんかもあったりするのか、難しいこともあるかもしれませんが、私としては、どんな形であれ、この世界観が続いていってくれたら嬉しいです。
あーーー楽しかった!!!!!
最後まで読んで下さった方いたらありがとうございました!