整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

テニミュ4th 不動峰公演初日 直後の感想 ※たぶんネタバレなし

※直前の気持ちはこちら↓↓
szhello.hatenablog.com




見ました。
久々のTDCで。


めちゃくちゃ楽しかったです。
最高のテニミュでした。



会場入った瞬間「TDCの匂いだ〜〜!」って、よくキャストがバクステで言う言葉を、自分が言ってしまいました。



でもステージが見えた瞬間、懐かしさなんて吹き飛びました。


いつもは真っ暗で幕が下がっていたけど、今回は幕はなく、完全に真新しい舞台セットがあって、そこにプロジェクションマッピングで公演名が鮮やかに映し出されていたんです。


あーーーすごく新しいことを始めるんだな!!って実感が湧いてきて、単純にワクワクしました。




3時間という長い公演だったけど、逆にあそこまでの内容をよく3時間にまとめたな、と思うほど濃密な時間でした。
今までの不動峰公演では見たことのない場面がたくさんあったから嬉しかったし、その追加によってかなり物語に厚みが増したと思います。



あまり覚えてない状態で書くのもあれなんですが、3rdの不動峰公演は構成が複雑で、回想シーンが多かったから、少し分かりにくかった印象がありました。

不動峰公演はシーズンの最初だから、原作の第一話からのストーリーを見せなきゃいけなくて、尺の問題とかキャストの人数とかでカットされる場面が多いのは仕方ないし、時系列を整理するのがすごく難しいというのは分かります。
でももうちょい分かりやすく出来ないもんかなー?と当時思っていました。


公演が3時間とアナウンスされたときから期待はしていましたが、4thシーズンはそこがしっかり改善されていて、その時点で新シーズンに対する不安は一気に無くなりました。


原作やキャラへのリスペクトを感じたし、今後大会が進むにつれて見せ場になるキャラクターたちの絆や成長が分かりやすくなるだろうから、大切な場面を新しく作ってくれた事が嬉しくて、来て良かったと思いました。


話の構成や脚本に無駄がなかったし、それを演じるキャストたちも素晴らしかったです。
ダンスや歌のスキルが高くて、ビジュアルもピッタリだったから、シンプルに見応えがあった。

初演の初日だから多少の粗さはあった気もするけど、すごく一生懸命に演じていることが伝わったし、キャラクターがそこで生きていると感じました。(これめっちゃ大事)


テニミュで出会ったキャラクター、キャストたちも素晴らしかったけど、やはり学校という場所で共に過ごしている仲間と戦うテニスが素敵……。

新しい青学レギュラーたちが揃った瞬間、慣れ親しんだジャージとシルエットが嬉しくて、涙が出ました。
やっぱチームって良いですよね…(泣)


テニミュに出演していた人たちも、また一段と上手になっていて、特に橘桔平役のGAKUくんが頼もしくなり過ぎてて「ホントに同じ人!?」となりました。
やっぱ立場や仲間は人を成長させるんだなと改めて思ったし、公演を重ねるにつれて他の皆ももっと成長するのかと思うと、すでに大楽が楽しみで、いつか来る卒業が寂しくなってしまいました。



新しい演出については、正直少し改善して欲しいところもありましたね。

コートの内外を区切るネットフェンスは、かなり網が細かいので、そこまで透けてくれない。
だからフェンスの向こうで何かしててもあまり見えず、映像を投影するためのものだとしても、人物が隠れてしまっては意味がないのでは?と思うので、もうちょい調節して欲しいです。

あとネットやフェンスを囲む縁の部分も普通に太いので、死角になって見えないことがありました。
たぶんサイドシートだとかなり視界が狭くなる(特にTDCは容赦ない)と思うし、試合中の下半身とかが見えにくいから、生々しい臨場感が薄まってしまう気がします。


でも打球の筋が光ったり、曲披露中に色々投影されると、景色がガラッと変わるからすごくカッコよくて驚きました。

面白くて新しい演出だとは思うから、もう少し見えやすくなるよう、頑張って欲しい…



音響や照明効果も、ちょっと細かくやりすぎ?と思うところがあります。

トスをあげる音をつけるなら、今までのように打球のピンスポを当ててくれた方が「打った」感が強かったし、ラリー中のトラックがあった方が、試合の臨場感があると思いました。

ラリー中のトラックがあると、何球か打ったかがトラックのビートに混ざって分からなくなるから、時間の感覚が曖昧になって、自然と試合時間が省略されるけど、今回はそれがなくて、試合のラリーがすごく短く感じました。
打った回数分の打球しか感じられず、「あれ?もう終わり??」感が強かった。


光の映像演出が強い分控えめにしたのかなとも思うけど、ちょっと寂しかったかなー???
でもまだ一回しか見てないから分からないし、慣れるかもしれないから、回数重ねていきたいです。
うん、なんか慣れる気がするな。



楽曲は全て新曲で、カッコよくダンスが映えるものが多かったです。
スタイリッシュで最近のJ-POPみたいなオシャレさもあって、カッコいいキャラクターたちの魅力が引き立ってて素晴らしかった!!

たしかにこれまでのようなトンチキ歌詞や、少し古くさいメロディも恋しく思うけど、ちゃんと熱い試合を盛り上げる曲もあったし、これまでにない曲調とかも、新しいテニミュを見せつけたいという強い意志を感じたから、新鮮で感動しました。


正直、新しい製作陣が頑張ってトンチキ要素を作ったところで、「なんか違う…イタい……」ってなることが目に見えてるから、個人的にはこの方向性で良いと思います。
狙って作られた方が嫌だな。

後々、一生懸命ゆえにぶっ飛んだ歌詞が出てきたら大盛り上がりしたいですね!!!



あ、早急に改善して欲しい点といえば、カーテンコールの曲をアップテンポの手拍子ができる曲に変えて欲しいです。
壮大なエンドロール的な曲だったので、キャストが登場した時点では手拍子が出来ず、お辞儀して初めて拍手、という流れだったので、なんかシーンとしてしまう瞬間が多く寂しいです。
お辞儀が終われば拍手も止んでしまうので、出来れば手拍子→ワァっと拍手にして欲しいです。
(これについては、すぐアンケート書きました。)



悪い点なんてそんなもんじゃない???
え、初日でこれってすごいな????

テニミュ以外の舞台に詳しくないから、演出のアレコレも別に些細な事というか、見慣れないだけかな?とも思うし、キャラクターがあれだけカッコよく魅力的に存在してくれてたので、私はもう本当に楽しくて感動して胸がいっぱいになりました。



全体を通した感想としては、脚本や構成は原作に徹底して忠実で、演出や音楽は斬新でスタイリッシュに振り切ってる感じ。
そのバランスが今後また変わってくるのかなと思うと、まだまだ見たことのないキャラクターや各校の魅力を知ることになりそうで本当に楽しみです。


なんかもう期待以上の楽しさで、本当に本当に行って良かったし、生きてて良かったと思えました。


冒頭や試合後の場面から、かなり「青春」要素を強く感じたので、それこそ試合が進むにつれて重くなっていくと思うので、泣いちゃうだろうな……。


この丁寧な脚本と構成で、この先の試合も描いていって欲しいなーーー!!!
あんまり重くなっちゃうのは辛くても、やはり生身の人間が演じるからこその臨場感で、原作の世界観に浸りたいです。



マイナスな点も色々書いたけど、私としては原作に忠実で、キャラクターの解釈がズレていなくて、キラキラしていたら大正解で大満足で大成功です。


だからあの、本当楽しいので、マジで通いますね。

この状況下ですが、どうか最後まで無事に演じきって欲しいです。
心からそれを願います。



あーーーー凱旋早く増やさなきゃーーー!!