整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

テニミュ4th ルドルフ・山吹公演 直前の気持ち

テニソニの熱も冷めやらぬ中、もう4thルド吹が始まりますね。

昨日はSQ発売とレボライ発表で大変*1だったし、明日からはアニメの放送も始まる。

過酷なスケジュールで生きています。

 

今回は17:30開演なので、もう午後休とりました。

なのでこれ書いてます。

仕事休んで何してんだろうね。

 

自分が本格的にテニミュに通いだしたのが3rd山吹で、それまでは公演を4回くらい見れば満足していましたが、山吹から毎日のように通いだし、昨日と同じ素晴らしさと、昨日と違う新鮮さを提供してくれる、「舞台」というエンタメの魅力にちゃんと気づいたきっかけでした。

 

テニミュを生で見始めたのは2nd関東立海からだけど、当時は学生でお金もあまりなかったし、テニミュは特別なご褒美みたいな感じで、連日通うようなものではありまでんでした。

 

あと今思うと、過去の公演を美化しすぎてちょっと現役への優先度が低かった気もします。

だから生の公演を見行くよりも、過去の円盤をそろえたい欲が強くて、そこまでだったのかも。

 

 

3rdシーズンは公演ペースが速くて、特にルドルフ→山吹は秋~冬で続けざまにやっていたので、物語にも入り込みやすくて楽しい日々でした。

そこの流れもまた、いいんだよね~~~~。

 

まだクールで生意気なリョーマくんがどんどん青学に馴染んでいく過程や、校内の場面で2,3年生の関係性も丁寧に描かれたりするので、対戦校との真剣勝負に臨む姿がより熱く感じられる。

 

関東氷帝からって人も多いけど、やはり一つの物語としてテニミュを楽しむのなら、この流れが頭に入っているかいないかで物語への没入度が全然違う。

その楽しさを感じるために、今の、現役の公演を最優先すると決めた。

 

個人的にすごく好きなのが、桃ちゃんの成長する姿。

リョーマの良き先輩、海堂の良きライバル、3年生たちの期待の後輩。

どの立場にいても桃ちゃんて最高なんだけど、テニミュで印象的なのは、関東大会出場メンバーを決める、校内ランキング戦での敗退。

レギュラー落ちの悔しさや情けなさから、部活をサボるけど、杏ちゃん(テニミュだと日替わりキャストの神尾や喜多くんなど)と野試合して己の慢心に気づき、部活に復帰する。

 

そのあとの大石に代わって氷帝戦に出る流れはもう涙なしでは見られない名場面なんだけど、この辺での感動って、桃ちゃんがいかに「青学」という組織の中で揉まれてきたを知っていることによって受け取り方が変わるなぁ~と思ってる。

 

3rdで物語をイチから追う前から、流れは知っていたし、この関東氷帝戦は一番好きだった。

だから復帰後に手塚に頭を下げて罰のグランド走りへ行く桃ちゃんに手塚が言った、「俺たちは勝って全国へ行く。だから必ず戻ってこい、桃城」という言葉に「へーい」と返して颯爽と走り出す桃ちゃんのカッコよさと、手塚の武骨なエールに感動していた。

 

でも、3rdでちゃんと物語を追っていくと、右足首の捻挫から復帰したてでリョーマと出会い、ダブルスして、不動峰戦には出られない中、同学年の海堂は試合で大きく成長して、そんな海堂とルドルフ戦ではダブルス組んで勝利する。

 

その後の山吹戦前、校内紅白戦で手塚との対戦。

良い感じで攻めてたけど、一気に決着をつけられて、しかも「捻挫は一か月前に完治しているはずだ…その右足は飾りか?」とか言われて、私なら「飾りなわけねーだろ!よく見ろや!」ってブチギレするところを、桃は最高の後輩だから、ちゃんとそれを受け止めて強くなる。

だから格上だと思われた千石さんとの試合も、痙攣を乗り越えて勝利した。

 

偉すぎるなぁ~偉すぎるよ~~~。

 

そうやって勝ったり負けたり、他のレギュラーたちとも色々関わり合いながら、ちょっとずつ自信をつけていったところで、前回レギュラー落ちした乾先輩に敗北、急遽大石の代わりに出た氷帝戦へとつながっていく。

 

ひとつひとつの出来事が、ちゃんと人物の成長につながっていくからこそ、人物の解像度が上がるし、見逃したくないものになっていく。

 

 

だからこの、氷帝前のルド吹って、桃ちゃんだけじゃなく、今後の青学の成長にすごく重要な場面だらけなので、人気キャラの集まる氷帝立海ばかり見るのはもったいないよ~~~と、過去の私に言ってやりたい。

 

ルドルフ→山吹→氷帝の流れがすごく好きだから、今回4thでルド吹になってしまったのは正直めちゃくちゃ残念だったけど、新しい演出で、現役の子たちがどう演じるのか楽しみ!

 

本当は、この辺の曲で好きな曲が多いから、変わってしまっているであろうことが寂しいんだけど、まぁしゃーない!!!!

というか、「24/365」や「勇気vs意地」や「輝けもっと」が使えないルド吹とか、私なら絶対あきらめるので、新制作陣は仕事とはいえマジで偉い。

 

あと数時間で始まるけど、客降りあるんで記憶なくすと思うから、公演後の感想とか書けないかも!と思って直前の気持ちを書き残しました。

 

時間なくて全然読み返してないから支離滅裂だろうな。

 

※いろいろな期待ツイートたち

 

 

よーし楽しんでくるぞー!!!!!

そして何よりどうか無事に完走できますように!!!!!

 

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*1:荒れたね!レボライの個人的な気持ちはコレ

新テニミュ2nd ただの観劇メモ 〜やっぱベンチワークめっちゃ好き〜

ミュージカル『新テニスの王子様』The 2nd Stage
大千秋楽おめでとうございます!



静かすぎて耳がキーンとなりそうなほど感染対策が徹底された会場は、他現場から戻ると改めてすごいなと思います。お陰で神奈川の初日から大阪の大千秋楽まで、一度も休むことなく公演ができて本当に良かったです。

そもそもTSC先行もテニモ先行も全然当たらず、途方に暮れて年を越していたのに、神奈川初日も東京楽も一般で買えたし、当日券で滑り込みも割と出来たので、何はともあれ、現場でも配信でもたくさん見ることが出来て、『リョーマ』で忙しかった秋からそのまま冬になり、テニス漬けの日々を楽しめました。



で、こんなに夢中に通ったの久々で、歌もダンスもセリフも試合もビジュアルも全部最高だったんですが、ベンチワークが最高だったんですよね。


ベンチワークが他のジャンルにあるのか分かりませんが、テニミュ界隈だと、センターで行われている試合を、ベンチから見ているときのキャラクターの演技のことを言います。
ちゃんとした台詞を言う場面もありますが、それ以外は基本自由演技なので、真剣に試合を見続けるキャラや、指さして色々言うキャラ、試合見るのに飽きてダルそうにしているキャラなど、普段は絶対に焦点が当たることのないキャラクターの一面を見られるのが、ベンチワークです。


今回は特に高校生ベンチがやばかった……。
リョーガと遠野さんと種ヶ島さんがベンチ上段で雑談している様子が完全に運動会に飽きてるギャルたちだったり、君様が"交渉人”の癖なのか近くの人とずーっとお話していたり、どんなにあざと可愛く毛利さんに話しかけられようと地蔵の如く微動だにしない越知さんがいたり、見たことのない新解釈のキャラクターたちに、毎回ワクワクして双眼鏡を覗いていました。


こういった細かいやり取りは絶対円盤に残らないので、もう私が現場へ行く以外には見ることができません。
そして円盤に残らないので、残念ながら時が経つにつれ、どんどん記憶から薄れていってしまうんです。


だから私はテニミュを見た後、なるべく観劇メモを残すようにしています。

これがマジで時間との勝負
マチソワしてたら普通にソワレと混ざるので、直後から記憶を呼び出して文字にしなければいけませんが、新テニミュには「ディスタンス」いう観客の記憶を吹っ飛ばす魔法の曲を披露する時間があるので、だいたいそこで全て持ってかれます。

そうして精神と脳みそを酷使して残したメモを擦り倒し、なるべく夢の時間を長く噛み締められるようにしているのです…。
ほんと、オタクってエコで健気だね……。


しかも私には、テニスに関してほぼ同じ嗜好をもった 心強い友人*1がいるので、その子とLINEのノートを使ってメモを共有し、どちらかしか観劇できないときにも「今日こんなことしてた!」を味わえるように、協力し合っています。

…というか友人の方が熱心に通っていたので、私はばかり恩恵を受けてしまい申し訳ないほどでした。でもマジで助かる。本当にありがとう。



普段は友人とだけ共有している観劇メモですが、超楽しかった記念に、私が書いたものをこちらにも残しておきます。


というか、本当は他人の観劇メモが見たい。
Twitterでレポとかは漁りますが、足りない。(強欲)

だからとりあえず、自分のメモを残しておけば集まるかもな、という魂胆です。


しょーもない、本当にただの自分のためのメモですが、円盤には残らない部分を末長く味わうべく奮闘するオタクの生態記録です。
オタクって、こういうのも観るために、毎日お金払って現場に通っているんですよ~っていう、やつ。



※本筋部分じゃないとこばかりなので、意味わからないと思います。ちゃんとしたお話のレポではありません。
※最高すぎて妄想が混ざっている可能性があります。あんまり信用しないで下さい。
※ほぼ高校生しか見てないです。ごめんね。
※個人的な好みが大いに反映されていますし、腐女子っぽさも滲み出てると思います。ご注意下さい。


◼️2/17 東京 13時公演

1バル超下手
角度的に高校生ベンチが残念ながらあまり見えないので、今までほぼ見ていなかった中学生ベンチを初めて見ている。



・コーチ陣のイリュージョン
 黒部コーチ「ピーリカピピララ〜ポポリナペーペルト〜〜」
 高校生たち「ざわざわ(えっ?なになに??)」
 柘植コーチ「パイパイポンポイ〜プーワプワプ〜〜」
 高校生たち「やばいやばい…」「あれはヤバいっしょ…」
 おじさん達の魔法呪文にみんなドン引きwww


・零式サーブ
 大曲「横にクルクルだな (指クルクル)」
 君様「縦にクルクルですね (指クルクル)」
 長いこと二人で「横」「縦」で問答してたら、平等院さんが手を突き出して、「横にクルクルだ」って指をゆっくり横にクルクルして終了。横でした。


樺地後、手塚のイリュージョン
 跡部「いつまで樺地でいるんだ、仁王」
 手塚「ムンッ(歌舞伎の見栄を切るポーズ)」
 跡部「それじゃ鬼先輩だろ。手塚でいろ」
 手塚「ケロケロ…」
 皆が鬼さんのことポンポン叩いて「鬼だって!良かったな!」みたいな感じで、鬼さんも「ああ、ああ、ありがとう」みたいに無表情だったけどめっちゃ嬉しそうだった。良かったね~~!


跡部様がフォルトしまくる
 真田が外野から色々言ってたけど、亜久津も立ち上がって何か言おうとしていて、千石さんがスッと手を出して止めてた。止まってた。


・試合後、遠野さんの奇襲
 「血祭りにあげちゃうからさぁ〜」の後、君様がジトーっとした目で見上げてたら、遠野さんがラケット振って「あん?何見てんだ?」ってなってた。このまま普通に喧嘩してくれればよかったのに。


・亜久津「とんでもねえ野郎だ!」
 遠野さんが金ちゃんの隣で「その通りだ!」って深く頷いてて、金ちゃんが「ほんまか?アンタほんまにこっちか??」って問いただしてて、遠野さんウンウン頷いてた。


・遠野さんが金ちゃんに絡む→入江さんが引き離す→隣にいる幸村くんに絡む→チラッと見て幸村くんがゆっくり距離をとる…嫌悪感溢れててジワった。


・ブンちゃんのシクヨロポーズを真似しようとする金ちゃん、上手くピースが出来なくて入江さんに手を取って教えてもらう。出来たー!!って普通のダブルピースしてた。出来てない…😭可愛い😭


・君様「6割リミッターは解除でいきましょう」
 毛利さんが「えーーっずるいー!ずるくない?」って越知さんに絡んでた。越知さん無反応。6割じゃなかったら勝ててたよね〜!言いつけに忠実なダブルス可愛いな〜!


・お皿が〜!!!ママ〜〜!!!


・君様幕間明け
 「あのオヤジいませんよね?(カーテンめくって)ここにもいない…ていうか皆さん、あのオヤジ見えてます??あ〜良かった、私だけに見えてるのかと思いましたよ〜!」


・エクササイズ
齋藤コーチと沖縄に行く予定だから、胸の筋肉鍛えたい。


どっかで君様が何したのか分からないんだけど、なんか両手合わせて「ゴメンゴメン💦」ってしてたんだよな〜??どこだったかな〜〜?


・天衣無縫っちゅーやつは〜♪
遠野さんが徳川さんに「こっちくるか!」って手招きするけど、何度かペコッてして丁重にお断りしてた。遠野さんもあんましつこくはしてなかった。可愛い。


・種ヶ島「金魚掬いの要領やなぁ」
 君様「金魚掬い?分かりませんね?🤷‍♂️」→デュークさんが金魚掬いの動作をする→君様「??(わからなくて本?辞書?を開いて、指で辿って探す)…ふ〜ん」みたいな。あんまり分かってなかったw


・種ヶ島「なぁにをおっしゃるウサギさん〜」
 デュークさんがこっそり君様の頭に耳を生やそうと手を近づける→君様がデュークさんの膝をポンポンして、デュークさん「バレた?」→君様が眼鏡トントンして「見えてますよ」→デュークさん「見えてたか〜〜〜😫」


・南次郎「ラケット2本ダメー!」
 君様、デュークさんに「あのオヤジ見えます?」って聞く→デュークさん目をコスコスして「??」→君様何度か眼鏡をずらして「ホラ、見えないんですか?いますよね?」デュークさん「???」→君様「おかしいですねぇ〜」


ドクターペッパーのくだり
 平等院さんがドクペをスカッと取り損ねて遠野さん睨んでた。みんなも「あっ🤭」てなってた。


・あっち向いてホイ
 種ヶ島「今日はU-17で大人気の、マッハあっち向いてホイや!」
 大曲「知らねーし…」
 越知さんがゆっくり前に出てくる
 種ヶ島「サイショハグッ!ジャンケンポン!アッチムイテホイッ!!(超早口)」
 大曲「なんだしそれ…てか聞こえねーし」
 越知「ゲームセット!ウォンバイ種ヶ島!(クソデカ声)」
 大曲「聞こえてたのかよ!」
 秒で終わったwwww


・バウ
 超下手だったから入ってく皆が若干見えて、鬼さんが両手ガシガシあげて入ってた!たぶん皆に迎えられてる…

 リョーマくんが中学生呼ぶ時、跡部様が手塚の背中トントン押しながら出てくる…やめて……

 最後捌ける前、手塚が跡部様に近づこうとするけど、跡部様が鬼さんのとこ行って、鬼さんが跡部様と近くにいた手塚を両肩組んでた。この跡部様すぐ高校生のとこ行っちゃう……切ない……


・ディスタンス
 鼓動が聞こえてる〜のとこ、なんか入江さんが遠野さんに絞め技かけられてた??

 木手「今日はご来場ありがとうございました!勝つのはわったー比嘉中です!」
 大曲「しゃーねーな…おめーら全員、まとめて相手してやんよ」
 →全員キャー!入江さんが笑顔で胸を押さえて転げ回る。
 黒部コーチ「皆さん、顎クイしちゃいますよ!」
 →全員キャー!跡部様が顎を出してクイ待ち
 →顎クイされてキャー!!!
 →即鬼さんとフェイクに入るからマジ活き活きしてるwww


ラスト手塚と跡部でまた何する何する?ってなって、日替わりの鬼さんのポーズしてたw



以上。

とりあえず一回分ですが、こんな感じのメモを、なるべく残しています。
やっぱり書き残すと頭で反芻しやすくなるので、本当に便利です。


スイッチング配信も本当ありがたいですよねぇ〜!!!!!
今まで無かったのが悔やまれるほど画期的。
今回VR配信ないのかなぁ?欲しいなぁ〜。


やっぱベンチワークは現場の醍醐味だなと改めて感じました。
楽しかったな。


今は新テニミュしゅきしゅき♡ムーブが強すぎますが、私は4thの続きにも期待しています。

原作がどんどん面白くなっているんだから、不動峰の4thとG10の新テニミュじゃ満足度違うのは仕方なくない?って思います。
値段も違うしね。得られるものが違うのはしょうがないし、4thも大好きです。


とにかく色んな続報が楽しみですね!!!!
レボライぜぇってー行きたい~~~~~
ミュキャスのインスタライブも見逃してる~~~
配信も今日までだからまた買って三連休に見るぞ~~!!!!

忘れず買う!!!!!


今後も楽しく生きられそう~。
頑張るぞ~~~~~。

*1:学生時代の友人。同時にハマって同時に同じものを摂取し続けた結果、同じ嗜好のオタクが2人爆誕した奇跡。

IDOLiSH7 LIVE BEYOND『Op.7』感想文 〜初めてのアイナナ現場すごかった〜

IDOLiSH7初の単独ライブ、

IDOLiSH7 LIVE BEYOND “Op.7”

に両日参加してきました!!


夏にハマった私にとって、初のアイナナ現場……

出会って半年でそんな、「…ええんか??」って感じでしたが、当たったということは「ええよ!!!」って事だと信じて、ありがたく参加させて頂きました。




そして感染者が一気に増加して、厳しい状況下での開催…
ほんともぉ……ねッ!!!!


私自身は重症化リスクが低いのと、夫と二人暮らしなのもあり、しっかり感染対策をした上で現地へ行くことを決めました。



主催者側も「絶対来てね!楽しみにしててね!」と言えないし、行く側も「絶対行く!楽しみ!」と言えないのが辛いです。

色んな人が難しい決断を迫られたと思うので、そのすべてが正解だったと、心から思える日が早く来てほしいですね。




せっかく参加できたし、たくさん幸せにしてもらったので、新鮮な気持ちのうちに感想を書き残したかったのですが、記したいことが多すぎて、すごい時間がかかってしまいました!

しかもめっちゃ長い(約13,000字)……。
こんな長い感想文書くの初めてで、自分でも引いてます。

曖昧な記憶なので、レポではありません。本当に個人的な感想です。



会場:さいたまスーパーアリーナ
(正式名称:最高な環くんがスーパー輝くアリーナ)

DAY 1
2022年1月22日(土) 18:00開演
下手前方ななめ席
センステを真横から見る感じで、正直メインステージはあまり見えない。でも花道とかよく見えた。

DAY 2
2022年1月23日(日) 16:00開演
正面一番うえ席
かなり真正面の、一番うえ席の下の方だったので、遠いながらもステージ全体がよく見えたし、レーザーやディスプレイの演出を堪能できた。




そんな感じの初現場感想です!!!!!!




あーー、最高に幸せだった………!!!


※浮かれたオタクの記録なので、現実と妄想が混ざってる可能性が高いです。夢のようだったから、夢かもしれない。
※心から幸せだったので、基本全部褒め言葉のつもりで書いてますが、もしかしたら配慮が足りないかもしれないです。貶したり、誰かを傷つける意図は一切ありませんが、もし不快に思われたらすみません。

※今回のライブについてはもちろん、メインストーリーのネタバレも若干あります。



事前準備

まず、私は8月にアイナナを知った超新参者だったので、ライブの当落発表時ではアニメ3期放送分までしか本編を知らない野郎でした。


なので事前準備として、

・ナナライ1st、2ndを見る
・コミカライズ全部読む
・カラオケで曲のコール&レスポンスの感覚を掴む
・メインストーリー3部、4部、5部を読む

以上を、やり遂げました。
協力してくれた先輩マネージャー様、本当にありがとうございます…。

ギリギリ間に合って良かった……!!!!!


というか、普通に本編についても色々言いたいことが沢山ある。
けど、それはまたの機会に!!!!



そんな感じで、ネタバレも、内容に沿った曲の演出も、全部分かる様になりました。
怖いもんねーぞ!!なんでも来い!!!!と、気持ちの準備もバッチリです。



当落発表が事前通販後だったので、グッズも何もない丸腰参戦でしたが、ハロプロ用に購入した13色のキンブレさえあればどんな現場も対応できます。


みんな大好きなので推しは決まっていませんが、和泉一織くんの色味でネイルするなどしました。

まだ高校生なのに、一人で色々考えて、IDOLiSH7を守ろうと必死な一織くんのことを思うと、たまに胸がギュッとして夜眠れなくなります。

この気持ちは、もしかして………?



参戦服までは気が回りませんでしたが、会場で推しカラーを可愛く取り入れてるマネージャーさんをたくさん見たので、いつか自分もやってみたいなと思います。


各 出演者(キャラクター)について

私はテニプリオタクとして鍛錬を積んでいるので、カッコいい若手俳優はもちろん、どんな中年男性声優も超カッコいいテニス部中学生に見える目を持っているんですけど、普通にカッコいい声優がカッコいいアイドルをやってたら、そんなのもう、どうなっちゃうんだろう……と色々不安でした。


いざ始まると、

どっからどう見ても、キャラでした。


ライブ直後に混乱状態(微妙に誤字ってるし)で気持ちを呟いたら、びっくりするくらいの同意を頂き、やっぱヤバかったんだ…と超次元の空間にいた事を改めて実感しました。


だから見たものが七瀬陸なのか、小野賢章なのか、七瀬陸を演じている小野賢章なのか、なんかもうよく分からなくなったので、感想もその辺めちゃくちゃです。


いや、ほんと、なんだったんですか……???


未だに分かりませんが、以下、各出演者の感想です。

※敬称略

増田俊樹 (和泉一織


BMIを揃えたという事前告知を頂いていたので覚悟はしていましたが、なんかもう、360℃全方位全瞬間全動作が和泉一織でした。

しかもデフォルトの一織くんじゃなくて、ちゃんと今回のライブのキービジュアルの髪型で、片耳掛け&撫で付け&前髪片寄せがもう本当にカッコよくて、「やっぱり一織くん、この髪型大人っぽくて、綺麗なお顔が良く見えて、凄く似合うな…」とか、もう何を見ての何の感想なのかよく分からないことになりました。

増田さんはテニミュに出演されていたので、歌声もお芝居中の声もバクステの印象*1もあったのですが、割と当時演じていた役と一織くんが見た目も近いから、そういう意味ではなんの違和感もなくて、むしろその違和感のなさに戸惑う感じでした。


Perfection Gimmick』を歌う一織くんがすごく好きで、クールでシャープなパーフェクト高校生の和泉一織くんが、グッと力を込めて歌い出す瞬間が何とも熱っぽくて最高なので、今回リアルタイムで見ることができて、とても嬉しかったです。

あと『解決ミステリー』でガオガオしてるのも本当に可愛くて、劇中内であれ考えたプロデューサーは、本当にたくさんの一織ファンに感謝されただろうな、と色んな方面に思いを馳せてしまいました。


もとのポテンシャルも高いとはいえ、どんな努力をしたらあんなに一織くんになれるのか、想像もつきません。まさに和泉一織級の意識の高さを感じました。


後にマックの写真が上がって、やっとあの場にいたのは増田俊樹さんだったんだと実感しましたね。


改めて和泉一織くんでいることの大変さを感じ、一織くんもマック爆食いしたり、ロップちゃん買い漁ったりしてストレス解消して欲しいな、と思ってしまいます。

幸せになってくれ本当……!!!!!



白井悠介 (二階堂大和)

私、完全に油断していたんですけど、こんなにヤマさんでしたっけ…???
なんか、フェイスラインがスッとしてて、想像の100倍ヤマさんでビックリしました。

しらいむさんのことは正直アイナナで初めましてだったのですが、年下組からの弄られ方とか、それのカワし方とかが何ともヤマさんっぽくて、実際は違うのに最年長っぽい落ち着きや余裕が感じられて、愛おしかったです。
大和さんの、二本指を揃えて目の上からピッって何か飛ばすやつ、あれ絶妙に最年長の仕草っぽくて大好き。

さり気なく眼鏡チェンジしてくれたり、結構甘いセリフ言ってくれたり、アイドルとしてのプロ意識の高さが感じられて、さすがリーダー!!といちいち喜んでしまいましたね。


NAGISA Night Temperature』は全員最高でしたが、特にヤマさんの「油断しないでいて」の流し目横顔がめっちゃカッコよくて……。ああいうふとした表情の動きってやはりゲームでは見られないので、なんかこう、ウワッと胸がときめきました。

普段ドラマなどで活躍しているはずの大和さんなので、あちらの世界ではきっと役によって沢山の表情を披露しているんでしょうね……。あちらのファンが羨ましい限りですが、そういう役者の顔とキラキラアイドルしている顔とのギャップで死なない?と心配にもなります。私なら無理そう。


3部では大変なことになっていた大和さんですが、今回のライブの晴れやかな笑顔を見て、大和さんがこのメンバーとアイドルを続けることが出来て、それを大和さんが幸せそうにして、すごく良かったなぁ〜〜〜と改めて泣けました。


たぶん、これからも色々大変なことあるんだろうけど、頼りにしてます。


しらいむさんの変身動画、めっっちゃ面白かったです。
チャンネル登録しました。



www.youtube.com



代永翼 (和泉三月)

私たぶん三月くんに1番泣かされてるんですけど、こんなに良い子で頑張ってて真っ直ぐで、色んな人の声をちゃんと聞こうとするから自分が傷ついちゃうこともあって、それでも人のために一生懸命な三月くんを見ていると、いつの間にか画面が涙で見えなくなってるんですよね。なんなら今これ書きながら泣きそうです。


ずっとアイドルになりたかった三月くんの晴れ姿…しっかり応援すっぞ!!と思ってましたが、眩しい笑顔で元気いっぱい歌って踊る姿を見ていると、どんどんこっちの心が満たされて、逆に応援されている心地になり、終わる頃には胸がいっぱいでした。


まず登場時から、シルエット的にも髪色的にも完璧な三月くんが目に入って…。
三月くんの髪色ってただのオレンジではないですよね。ちょっと透明感のある、眩しい笑顔を引き立てるような、優しさが滲み出てるような、柔らかいオレンジ色というか…。そんな三月くんが力いっぱい踊ってて、これはとんでもない次元に来てしまった……と思いました。


代永さん、三月くんでほぼ初めましてだったので、直前まで活動制限について知らずにいたのですが、万全の調子ではない中、出演を決めて下さって本当にありがとうございました。

歌唱時、確かに少し苦しそうな部分もありましたが、それを吹き飛ばすほどの元気いっぱいな三月くんがいたので、私にとっては完璧な三月くんでした。


あと少し思い出したんですけど、アイナナにハマった記事で、「歌声からキャラの個性が想像できて〜」って書いたんですが、あれ三月くんです。
NAGISA Night Temperature』の「みんな ウソをごめん」の少しあざとい歌い方で、はぁ〜〜ん…さては君、ショタだな? と思って調べたら違ったんですよ。確かに見た目は小さくて声も可愛いんですが、実際は年長者で内面も漢前な子なんです。そんな子が、この曲のこのパートをあざとく歌っているってヤバくね…?、と一気に歌割りとキャラの奥深さを感じて、興味が湧きました。

だから今回のライブで、そこをさらにあざと可愛く歌っているのを聞いて、自分の人生が変わった瞬間を思い出し、三月くんのアイドル性の高さに改めて感服しました。


人を堕とすのがアイドルの才能なら、君は十分にその素質があるから、自信持ってアイドルやってくれ……。
ぜひ私のような人間を今後も生み出して下さい!!


KENN (四葉)

完全に環くん……。
MC中の少し雑な発言も、大型犬のような大きな動きも、どっからどうみてもライブ中の環くんでした。

けんぬさんもテニミュ出演者*2なので存じてましたが、20年くらい前なはずなのに、ビジュアルも歌声も全然変わらないですね。変わらな過ぎて、年齢調べてびっくりしました。なんで? そんなことある??

正直、現地ではカッコよすぎて、あんまり直視できなかったです。
もったいないですね!!

だから配信で初めてちゃんと見たものが多かったんですが、『NAGISA Night Temperature』の「かっこつかない あなたの前」を歌うところ、ちょっと情けない表情してるのに、ものすごいカッコ良くて、こんなカッコいい人が自信を無くすほどの片想いってどんなだよ~~!と、曲の切なさが際立ってて最高でした。

あと高校生組の絡みがめちゃくちゃ可愛くて、爆発するかと思いました。
一織くんがじりじり近づくのを、環くんが「なんだよ!くんなよ!!」って中腰で逃げ回る図、容易にキャラの掛け合いが想像できて、何度も反芻しては、高校生たちの無邪気な日常に想い馳せてしまいました。

こういう、キャラの解像度がグンと上がるの、2次元イベントの醍醐味ですよね……。
ありがたいです。


MC中も、曲中の自由な動きも、大きくて無邪気な環くんにしか見えなくて、何してても楽しかったです。
幼いのに頼もしくて、初期と比べるとマジでカッコよくなってしまった環くんですが、まだまだカッコよくなってしまうんだろうな……。こわいよぉ。


阿部敦 (逢坂壮五)

そーちゃん、めちゃくちゃ生き生きしてました。
想像の100倍元気で、結構あざとくて、ノリも良くて、笑い声もデカくて、最高でした。

窮屈な環境下で上手く自己主張が出来ず育ってしまった壮五くんが、こうして積極的にステージに立っていることが私も嬉しくなったし、そーちゃんも嬉しいんだろうな、と感じるパフォーマンスでした。


Forever Note』を歌いだしたとき、私のような新参者がこんな大事な曲の初披露に居合わせていいのだろうか、と緊張したのですが、力強いメロディと歌詞、環くんの荒っぽいけど切実な歌声と、壮五くんの繊細だけどブレない歌声が響いて、MEZZO”にしか作れない空間に圧倒されました。

ほんと、奇跡みたいなハモリですよね…。
ジャニオタだからMEZZO"に歌って欲しい曲について、めっちゃ考えちゃいます。(王道だとキンキとか、個人的にはふまけんとか…)


阿部さんもアイナナで初めましてだったのですが、可愛いカメラアピールやダンスを披露しつつも、動作の一つ一つがピシッとしてて、育ちの良さや芯の強さを感じ、そーちゃん感めっちゃありました。
MCでは結構カラッとしていたのが楽しかったです。御曹司ジョークもぜひ本編に取り入れて欲しいくらい笑いました。
良い意味でそーちゃんと似てない部分もあって素敵だったので、本編ではあまり描かれない、はしゃいでる姿を補完させてもらった気がします。


DAY1の最後の挨拶ですが、私にはすごく響いて、2日間のライブの中で、一番泣いた瞬間でした。

どう捉えられてしまうか分からないのでここには記しませんが、どういう形であれ、こうしてファンと交流できる場を、本当に本当に大切想ってくれていることが伝わる言葉でした。

あまりに夢のような空間だったので、現実味があまりない状態で楽しんでいたのですが、阿部さんの挨拶で、これは沢山の人が色んな想いを抱えながら、長い時間と労力をかけて作られた大変な場なのだと一気に実感が湧いて、その場にいることの重みを感じました。


賛否ある中の開催でしたが、出演者やファンのためにも、必ず次に繋がるような、責任ある行動をしていきたいと思います。


江口拓也 (六弥ナギ)

ナギくんって一番3次元にいなさそうなのに、いました。たまアリにナギくんいました。

当然全員キラキラしているんですが、ナギくんてキラキラの感じが他の人と違くて…皆は細かい光がキラリと舞うような輝きなんですが、ナギくんはもっとこう、ピカーーッ!と発光しているような輝き方をしていて、一番2次元っぽいのに、どこにいても主張が激しくて、存在感がすごったです。


江口さんも、ちゃんと知るのは*3アイナナが初めてで、割と穏やかでローテンションな方のイメージだったんですが、ステージではめちゃくちゃアイドルしてくれました。
ライブ中でもたまに「てか、足ながっ!!!」と思考停止するほどのスタイルでしたし、その手足の魅せ方からも高貴さが溢れてて、ピンと伸びた背筋や、優雅な涅槃、綺麗なお手振りなどが美しく、自然と万物に感謝したくなる気持ちになりました。


たぶん4部公開後初めてのライブだったから、『Sakura Massage』や『My Friend』など、ナギくんにとって大切な曲の披露が多く、4部読みたての私も、色々なことが頭をよぎって大変でした。

ニコニコとハッピーオーラを溢れさせているナギくんも魅力的ですが、ああいう憂いのある表情をたくさん見られるようになったのも、仲間との関係が進展した証だと思うと、頼もしさすら感じます。

大切な仲間と、大好きな人が作った音楽で、たくさんの人を幸せに出来るナギくんはスゴいですね。
そんな時間を共有できたことがすごく幸せです。


最後の挨拶も、陽気なナギくんから離れて、江口さんとして言葉を伝えてくれて、『ナナツイロREALiZE』聞くたびに思い出して泣きそうです。
絶対にまた会いたいですね!!会いに行きます!

小野賢章七瀬陸

圧倒的輝き………。
これが今、老若男女から愛される国民的アイドルのセンター!と目が眩みました。


こんなこと言うの失礼かもしれないんですが、10年以上前とはいえ、テニミュ出演者として私が知っている様子*4と、映像で見たナナライでの様子があまりに違くて、「賢章先生って、こんなキラキラしてたっけ…?」と少し戸惑ったりしたのですが、今回生でパフォーマンスしてくれているのを見て、マジでプロだ……と感動しました。

ステージに立っている時の、正統派アイドルとしての存在感がものすごいです。
ずっと皆を幸せにします!みたいな顔で歌ってくれてるから、何もかも私の為みたいに思えて、このグループのファンは幸せ者だなぁ〜〜、と本編の色々な苦労が吹き飛ぶほどの幸せを感じました。

アイドルグループのセンターという設定の説得力を、あの場で体感できて良かったです。


眩しい笑顔でニコニコしているから、たまに来るカッコいいキメ顔とかのギャップがたまらなくて、たぶん全国民が感じてると思うけど『Mr.AFFECTiON』がその極みでしたね。なにあれ。九条氏(cv.津田健次郎) に「ほら見ろ…やっぱり彼はモンスターだ……」とか言われたら否定できないっす。


堂々とセンターに立って、完璧に歌い上げて、スポットライトが当たってんのか、後光が指してるのか、内側から発光しているのか分かりませんが、とにかく眩しかったです。


最後の挨拶でも、今回のライブについて色んな人を肯定する言葉をくれて、私含めて沢山の人が救われたと思います。

心配してくれたアニメの続きも、大変だけど頑張って見続けますね!!!


ライブ構成、演出について

2次元ライブとしてはテニフェス、2.5次元ライブはテニミュドリライ、3次元アイドルはジャニーズやハロプロ、あとは普通にバンドや歌手、漫画家*5など、素人なりに色んなライブを見てきましたが、今回は2次元アイドルのライブということで、あの世界観を完璧に3次元化すると同時に、単純にアイドルのライブとしても最高に楽しめる、色々異次元の空間でした。


セトリについて

何せ新規なので、全然予想が出来なかったのですが、OP映像で『DiSCOVER FUTURE』のアレンジされたイントロが聞き取れたとき、そういや初披露か!とハッとしました。
多くの人が待ち侘びていたであろう瞬間に立ち会えて、すごく嬉しかったです。

初の単独ライブということで、日替わり含めれば大体の発表曲を聞けてしまった気がします。
各ユニット曲もあったので、「あれやんねーのかよ!」とかもあまりなく、120%楽しめました。

冬だけど『NATSU☆しようぜ!』も聞けたし、かと思えば冬ver.の『PARTY TIME TOGETHER』も聞けて、もはや時代を感じる『MEMORiES MELODiES』からオシャレJ-POP感溢れる最新曲『WONDER LiGHT』まで、季節も時代も飛び越えて、楽曲の幅広さを感じられました。

あと1日目の『Perfection Gimmick』が、2日目は『RESTART POiNTER』に変更されてて、2部のストーリーを思い出して感激しました。アイナナってこういうことするんだった~!!と、初心者の私は洗礼を浴びた感じだったし、リスポは人生で一回は浴びたいと思っていたので、無事成仏できそうです。

そして、しつこいようですが『NAGISA Night Temperature』出のオタクなので、一生この曲の話をしてしまいそうです。
一織くんの「指先接近」の繊細で美しい指先の動きがエロかったとか、そーちゃんの「やっぱ無理だぁ~~~!」が可愛すぎたのとか、七瀬陸の最後の熱すぎる「熱視線(ウィンク付き)」で胸がウッっとなったのとか、好きなところを挙げたらキリがないです。ほんとごめんなさい。

今までは耳からしか味わえなかった楽曲が、こうして視覚的にも楽しめるようになって、これ以上好きにならんだろと上限を感じていたのに、もっともっと好きになりました。これからは『NAGISA~』出のオタクとして、胸を張って生きていこうと思います。


明るいポップなものから、しっとりバラード、お洒落なシティポップ、激しいダンスソングなど、たくさんの曲を歌いこなす姿に、国民的アイドルの説得力を感じました。女性向けとか大人向けとか絞る事なく、たくさんの人に愛される曲をバランスよく持っていると、やはりアイドルとして強いですよね。
音楽から堕ちたオタクとしては、やっぱりアイナナの音楽が好きだと感じたし、今後への期待も膨らむ素敵なセトリでした!
新曲も早くじっくり聞きたいです〜!!

衣装について

これめちゃくちゃ楽しみにしていたんです。
過去のナナライを映像で見たときに、アニメ衣装の再限度の高さに驚きました。

テニプリオタクの自分にとって、2次元を再現する3次元の衣装は基本ジャージなんですよ…。それが一番キャラだし正解だから、当然なんの不満もないのですが、やはり2次元で見てきたキラキラの衣装が忠実に3次元化されて、それを生身の人間が着て踊っていることの衝撃はすごかったです。


今回も登場時の『DiSCOVER FUTURE』の衣装が視界に飛び込んできたとき、本当に感動しました。
眩しすぎる真っ白な布で、ぴったりとした高貴なシルエット、ふんわりヒラヒラした何か、35億分の宝石……。何もかもがMVのまんまで、アイナナのライブだー!!と世界観に一気に入り込めました。


今回のアルバム『Op.7』の衣装も見られて良かったです!
シルエットがちょっとこんもりしてて可愛いし、キラキラしてるけど色味が落ち着いていてすごくお洒落でした。中の花柄のシャツも普通に可愛すぎて、欲しくなった。ぜひ公式グッズで売って下さい。

Mr.AFFECTiON』のMV衣装も、若干アレンジされてはいるものの、あの衣装が3次元化されて、ちゃんと皆んなに似合っていたし、カッコよくて興奮しました。

アイナナを3次元につれてきましたよ!という気合が伝わる、素敵な衣装ばかりだったので、早く円盤でじっくり見たいです。
いつまでも待ちますので、ぜひ衣装展もやって下さい!


演出について

曲の世界観に浸れるような演出がたくさんあって、ストーリーとリンクさせるような効果や、配信ならではのVR映像も楽しかったです。

個人的に感動したのが、『THE POLiCY』の演出です。
1日目は座席的にメインステージがあまり見えなかったのですが、それでもこれはヤバいことが起こってそう…と感じ取り、二日目の席で全貌を確認できた時は感動しました。会場全体を飛び交うレーザーや、出演者を囲むようなディスプレイ演出が幻想的だったし、EDMの曲調と合っていて素敵でした。


配信用の映像もすごく凝っていて驚きました!
Sakura Message』はMVを完全再現するだけでなく、ステージが完全に桜並木になっていたり、『Mr.AFFECTiON』では氷漬けになっていたり、会場のディスプレイで少しは見えましたが、あんなことになっているとは思いませんでした。
飛行機や宇宙的空間や蝶々など、配信だからこそ出来る大胆な演出がたくさんあって、会場に来られない人も楽しませたい、という気持ちが伝わってきて嬉しくなりました。
円盤はどうなるんでしょうか?ぜひ残して欲しいですね。


あとシンプルなことになってしまいますが、『ナナツイロREALiZE』のカメラワークが天才でしたよね…。
一人ずつカメラに近づいて歌っていったあと、「気付けば一緒に立ってる 泣けてきそうだろ」で全員が横並びになった姿が映り、ぶわっと泣いてました。ああいうの、ダメです。オタクが全員好きなやつ。


アクリルの囲い付きでトロッコも巡回してくれたし、花道通ってセンターステージにも来てくれたし、メインステージのライトやディスプレイも豪華だったので、ダンサーもいない広い会場で7人だけのステージでしたが、物足りなさなどは感じませんでした。


まだギリギリ無課金勢ですが、時間の問題だと思っているので、いつか自分の石代が、次のライブの美しい演出に代わってくれたらいいな、と思います。


まとめ

以上!!!!!!!


だいぶ時間も経ってしまったし、浮かれたままの気持ちで書き出したら、本当に本当に長くなってしまいました。
読んで下さった方いたら、とりあえず目を休めて下さい…!

感想書くの、上手くなりてえ〜〜〜(泣)


でも初のアイナナ現場に1人参加で、2時間前に会場入りしても行き帰り含めて誰とも話せず、色々溜まっていたので、こうしてひと通り感想を残せてスッキリしました。


大変な状況ですが、開催してくれたことが嬉しかったし、参加出来て本当に良かったです。


たくさん幸せをもらったので、今後も楽しく過ごせそうです。
アニメ3期の続きも、配信が始まった5部も、心を強く保って見守りたいと思います!


ありがとうございました〜〜!



※アイナナについて他記事でも語っております。もしご興味あれば、読んでもらえたら嬉しいです。
szhello.hatenablog.com
szhello.hatenablog.com


ーーーーーー

*1:1st 立海の幸村くん(2代目)でした。ハマる前だったので映像でしか知りません。歌も上手いし、ビジュアルもピッタリで、ラスボス感ヤバかったです。バクステだと年少者として周りのキャストから可愛がられていたイメージ。なんかよくビックリしてた気がする。

*2:1st ルドルフの不二裕太くん。初期も初期なので、私ごとき新参者は当然映像でしか知りません。むちゃくちゃ可愛い。歌声も見た目も、まんま裕太です。よくバクステでは歌声とかを真似されてたイメージ。

*3:恋愛アプリゲーム「サンリオ男子」にハマっていたので、長谷川康太くんとしてお付き合いしたことはありました。アニメは好きになれなかったけど、恋愛アプリゲームとしては一番好きです。

*4:2nd山吹中 室町くんでした。本公演は間に合わず、円盤のみの記憶です。試合もソロ曲もありませんが、日替わりやバクステ最高でした。

*5:もちろん、『テニスの王子様』原作者許斐剛先生。何度かソロライブされてます。最前で見ました。

『新テニスの王子様』W杯編決勝スペイン戦 日本代表出場メンバー&オーダー予想 〜漫画家の苦労を追体験した記録〜 ※結果発表 追記しました。

ことの始まりは、新年早々テニプリを浴びようと、同時にテニプリにハマってる友人と、完全防音個室のネットカフェで、ベスフェス立海を見て、その後テニフェス2011の円盤を見ていた時……

ディスクを入れ替えようと再生を停止した隙に、ちょっと覗いたTwitterのTLで、我らが「テニスの王子様」の原作者・許斐剛先生のアカウントから、例の歌が聞こえてきました……。



※「WE WILL ROCK YOU」ではない。


これ、テニプリオタクのアンセムである『Love festival*1のイントロで、許斐剛先生はTwitterで何か発表する前にこのイントロを半角カタカナで連投し、終末のファンファーレの如く全国のオタクを震え上がらせるのが恒例なんです。


※どんな歌か知らない人は、これを見てくれ↓↓

www.youtube.com


一体何が発表されるんだッ……!?と、カイジ顔でザワザワしていたところ、、、



コレでした。

多分よく分からないですよね? 私もよく分かりませんでした。

時間をかけて理解したところ、次に発売されるコミック35巻(最新巻)を買って、スペイン戦に出場する、日本代表オーダーを、予想して応募してね!正解者全員に好きなキャラクターの描き下ろしをプレゼントするよ!ってことでした。



確かに、少し前に開催されたジャンプフェスタ2022で、「次の巻でクイズを出すよ!」と言っていたので、かなりの無理難題(5年後の手塚の髪型とか、跡部様の所持してる携帯の数とか、そういうレベルのかと思ってた)を覚悟していましたが、まさか本編の最終戦になるであろう、スペイン戦のオーダーだとは……!


どれだけ難解かを説明しますと、U-17日本代表は高校生14人、中学生14人の計28人
その中からS1、S2、S3、D1、D2のオーダーを予想しろということです。

競馬で言えば7連単…
しかも単純に強さ順というだけでなく、シングルスかダブルスか、ダブルスなら誰と組ませるか、試合の順番や物語の流れ、キャラの登場頻度、負傷者の回復具合、相手チームとの因縁などあらゆる面を考慮しなければいけません。


いや~~~~~~~

無理に決まってんだろ。


しかも相手が悪い。
まだ誰も通っていない道は、ないか。」をモットーに生きる許斐剛先生です。色んな前科*2があるので、先生の豊か過ぎる発想力についていくだけでも精一杯なのに、それを先読みして予想するだなんて、たかがオタクの私に考えつくはずがない…。

でも、許斐先生が「考えてね!」て言ったら、我々はその指示に通り動く従順なハッピーメディアサポーター*3なので、頑張って考えました。


本当、頭抱えて血反吐吐きながら考えましたよ……。
(結局その日、テニフェス2011の続きは見られなかった)




大変で辛くて体調最悪だったけど、めっちゃ楽しかったのは確かだから、書き残しておきます。


※あくまで私の考えです。そこまで知識も深くないし、個人的な好みが大いに反映されているので、参考にしても良いことないと思います。
※ただ一生懸命考えてはいるので、あんまり否定されたらちょっと悲しいです。「ハァ?違くね?」と思っても、そっとしておいて頂けると嬉しいです。

こういうの、考え方が合わない人の読むと気分悪くなると思うので、「なんかウザ…」と思ったら早めの離脱をおすすめします…。




オーダーを考える前に、

まずスペイン代表、日本代表メンバーを整理

します。

スペイン代表
主将:アントニオ・ダ・メダノレ (vs 徳川?)
越前リョーガ (vs リョーマ) 他 不明…

メダノレさんは年齢不詳だけど、スペインの主将です。
最近怪我から復帰した様子で、実力は未知数。怪我前はボルクをも凌ぐ強さだったらしい。

リョーガは日本代表→アメリカ代表→スペイン代表になった色々未知数な人。
相手のテニスを奪ってしまう能力があり、チームを守るためにアメリカ代表から抜けて、スペイン代表になりました。


あとは不明!!!!!


日本代表
高校生主将: 平等院鳳凰
入江奏多 大曲竜次 越知月光
鬼十次郎 君島育斗 種ヶ島修二
デューク渡邊 徳川カズヤ 毛利寿三郎
(加治風多 伊達男児 中河内外道 袴田伊蔵)

中学生主将: 跡部景吾
越前リョーマ 木手永四郎 切原赤也
真田弦一郎 白石蔵ノ介 遠山金太郎
仁王雅治 不二周助 柳蓮二 幸村精市
(忍足侑士 千石清純 丸井ブン太)

※50音順
※()はここまでW杯で試合出場なし
※2022.1.15現在 ドイツ戦での負傷者は変更の可能性あり

ルール
中学生を3人以上選出すること。


うん…
無理に決まってんだろ。


スペイン代表が分からないんだから、因縁対決!みたいなヒントが全然分からん。
あと公式戦とは別に草試合みたいなこともよく行われるので、そんなんでリョーマvsリョーガを消化されちゃったら、もう無理です。


メンバーの整理は出来ましたが、直前のドイツ戦で活躍した選手たちは、やはり出場の可能性は下がると考えます。
(鬼、デューク・仁王、幸村、種ヶ島・切原、平等院)

特に鬼、平等院、切原、仁王はかなり消耗していたので、厳しいかな……。
どれも本当に良い試合だったよね…。
最高の試合をありがとうございました。

あと、今まで出場していない選手も、いきなり決勝戦に出るということはないかと思います…。

うう〜〜〜、千石さんの試合、諦めたくなかった…!!!*4



あ~~、もう泣きそう~~~~~~。


んで、逆に出場しないとおかしいだろってメンバーが、
越前リョーマ、徳川カズヤ、跡部景吾


特に徳川さんとリョーマは、ドイツ戦後に平等院さんから日本を託されているので、試合はあるでしょう!

あとスペイン主将・メダノレの怪我に徳川さんは関わっているらしいので、海外留学時になんか関係があった可能性があります。
よく分かんないけど、因縁があるのなら戦ってくれ!!!

懸念される越前兄弟草試合説も、最終決戦なんだから流石に公式戦でやってくれ、と思っています。

跡部様は、最後がオーストラリア戦のダブルスだし、実力や人気や私の希望を考慮して、スペイン戦での活躍が期待できます。


あとは越知さん、入江さん、金ちゃん、木手くん、不二くんなどが濃厚かな~~??
現在の実力が分からんし、スペイン代表の実力も分からないので、どこまで強さ重視でいくべきか難しいです…。


ダブルスかシングルスかも迷いますね〜〜。

リョーマ、金ちゃんはシングルス固定で考えたいし、徳川さんも絶対シングルスがいい……。
高校生同士でのダブルスもありなのかとか、特に描かれてないけど実は相性良いペアもあるのかとか……。



そういった面も考慮して、7パターン考えました!


いくぞ!!!!!

オーダー予想!!!!!

(というか、ほぼ願望)


① 出番数や人気を考慮して、S1のリョーマまで回すパターン

S1越前リョーマ
S2徳川カズヤ
S3遠山金太郎
D1越知月光・跡部景吾
D2入江奏多不二周助



まず思いついたオーダーです。
たぶん王道だと思います。

ダブルスの2組は、新テニ10.5巻で発表された「No.1ダブルスペア」のファン投票上位ペアなので、ファンサービス的な意味でも可能性を感じました。

特に越知・跡部は新旧氷帝部長ペアとして注目度が高いです。
越知さんは氷帝を全国区にした立役者らしいのですが、詳しいエピソードはまだ明かされていないので、ここで是非とも読みたい……。

あとやっぱり越知さん強いんじゃないかと思うんですよ。
今のところプレッシャーを与えるところ、超早いサーブしか見せ場ないけど、氷帝学園高等部でも部長やってるし、ちゃんと実力はあるはず。
意外と優しいところが大好きだから、もっと好きにさせて欲しい。(願望)


入江・不二ペアは、入江さんの中の人的な意味で夢が詰まってますね。
ただ特にこの2人って絡みない気がするので、原作的には急に???って感じもあります。
あと超個人的な好みを言ってしまうと、手塚にクソデカ感情を抱きながら試合する不二くんをあんまり見たくないから、ちょっと心配。

裕太絡みのルドルフ戦とか氷帝戦の時みたいに、「こいつ絶対倒す」精神で熱い試合してくれたら最高なんですけどね!
裕太くん、スペインとなんか因縁ないかな?ある?あるかな?


S1.2は鉄板として、S3の金ちゃんがちょっとどうかなぁ~と悩むとこではあります。
オーストラリア戦で成長はしましたが、今までの試合*5含めて、ちゃんと勝ち切れていないのが少し心残りなので、ぜひとも集大成として金ちゃんを見たいんですよね~~~。
でも十分に成長は見させてもらったし、あんま欲張るのもな…と思ってしまいます。

個人的にはちゃんと熱い試合が見たいので、S3やってくれたら嬉しいです。


ただ中学生4人はなさそう〜〜〜???
シングルスの枠が難しいな〜〜?????


② ①+跡部様のシングルスが見たい

S1越前リョーマ
S2徳川カズヤ
S3跡部景吾
D1越知月光・毛利寿三郎
D2入江奏多不二周助



①を考えてから、やっぱ跡部様のシングルスが見てぇよぉぉ~~~と泣きたくなってしまったので、こちらを考えました。

前回のオーストラリア戦はだいたい仁王くんだったし、不二くんを導くようなテニスだったので、ぜひシングルスで跡部様の得意な持久戦→タイブレークの末、勝つ!みたいな泥臭い試合が、見たい。
たぶん私が死んじゃうだろうけど、雌猫冥利に尽きるので、この身を差し出す覚悟はできています。

あとD1の越知・毛利ペアは願望です。好きなんです。
中学生を育ててくれる高校生たちも好きですが、もうそろそろ強い高校生ペアのダブルスが見たい。全国決勝の黄金ペア的な、全て任せていいよ!みたいな心強い鉄板ダブルスを見せてくれ。

あーーテニミュ2nd Stage楽しみ!!!


③ ②+ スイス戦で負けた大曲・木手ペアが見たい

S1越前リョーマ
S2徳川カズ
S3跡部景吾
D1越知月光・毛利寿三郎
D2大曲竜次・木手永四郎



スイス戦では気が付いたら負けていた大曲・木手ペアがもっと知りたくて考えました。

正直実力は不明ですが、この二人が組んだら多分めちゃくちゃ泥臭い良い試合になると思うし、すごいカッコよさそうだから見たいんです。
ある意味、入江・不二ペアとは真逆の雄臭さがまた良き。


④ やっぱ入江さんのシングルスも見てえ

S1越前リョーマ
S2徳川カズヤ
S3入江奏多
D1越知月光・跡部景吾
D2大曲竜次・木手永四郎

①と③の派生的なオーダーですね。
入江さんから徳川さんへ命運が託されるって流れがあったら熱いなと思います。

あなたの良き理解者」というキャッチフレーズ通り、かなり後輩を導くことに徹して来た入江さんですが、彼が自分の勝利のために戦ったらどうなるのか、というのが気になります。

初期メンバーなのに、あんまり過去とかも明らかになってないから知りたい。




ここまでの4パターンは、全てS1越前リョーマ、S2徳川さん固定で予想しましたが、やはり全国大会決勝で主人公が記憶喪失になるような展開を思いつく許斐先生が、こんな定石をなぞるはずありません。


ここからは、絶対対戦すると思われる越前兄弟の試合は公式戦ではやらない、というパターンを考えていきます。
というか、スペインは大事なS1を、急に来た日本人のリョーガに託すか?ということが気になるので、可能性割と高いかもしれない??と思いました。


越前リョーマ抜き

S1徳川カズヤ
S2跡部景吾
S3遠山金太郎
D1越知月光・毛利寿三郎
D2 大曲竜次・木手永四郎

(草試合 越前リョーマ)

待って待って待って…
S1を背負う徳川さんめっちゃカッコいい……!!

徳川さん本当に好きなんだよ……。
リョーマを身を挺して守ってくれたり、幸村くんを全力でフォローしたり、優しくて無口でちょっと不器用なところが愛おしくてさぁ…。
平等院さんにボコボコにされる前のイキってるところも好きだし、そこから一転、平等院さんの帰還に怯えるとこも可愛い。

そんな徳川さんが己の「義のテニス」の集大成として、U-17W杯の決勝戦最後の試合、S1で登場したらそれだけで泣いちゃう…!

本当に勝ってほしい~~~~~(泣)

最初の試合は平等院さんに身を貫かれてたし、そもそも前夜に内蔵破壊されてたし、その後の幸村くんとの試合もカッコよかったけど負けてるし、徳川さんのガッツポーズが見たいんだけど~~!!


このオーダーなら、日本勝てそうだけどな~~


ただリョーマくんの戦力はやはり抜けると痛いので、もう元気なドイツ戦出場者には出て来てもらおう!ということで、、、


⑥ ⑤+ドイツ戦出場者も入れて、勝ちにこだわるパターン

S1徳川カズヤ
S2種ヶ島修二
S3幸村精市
D1越知月光・ 跡部景吾
D2デューク渡邊・真田玄一郎
(草試合 越前リョーマ)

これは、勝てそう!!
平等院さんと鬼さんが出られないとしても、これは強いと思う。


種ヶ島さんとか、日本代表メンバーのNo.2だもんね。
まだ奥の手があるらしいので、許斐先生的にそういうの出し切りたいんじゃないかと思うんです。
だからドイツ出場メンバーの中では一番選出される可能性が高いかな~~~って考えちゃいます。

見た目も言動もチャラいくせに、テニス強くてアドバイスも的確で、本当に本当にカッコいいから、シングルスで本気出してる種ヶ島さんがめっちゃ見たい……!!!


あとデュークさんと真田とか、相性良さそう。
デュークさんのあのデッカい腕に包まれる仁王くんの図が最高すぎたので、真田も同じように絆されて欲しい。



ただ、これがアリなら…普通にリョーマ入れて最強オーダー考えてぇな……と思って、


⑦ ⑥+リョーマ 総力戦でいく

S1徳川カズヤ
S2種ヶ島修二
S3越前リョーマ
D1越知月光・跡部景吾
D2デューク渡邊・幸村精市

つ、強えぇぇ〜〜〜!!!!!

デュークさんと幸村くんのダブルスもめっちゃ良いな。安定感ヤバい。ビクともしなそう。


いやこれ最後まで回んねーよ、5タテだろ って思っちゃうオーダーです。私が監督で、ドイツ戦に出た人たちが元気だったら、是非このオーダーにしたいです。


勝ち確。スペイン敗れたり。
全員で『Dear Prince〜テニスの王子様たち〜』大合唱しよう!!!

www.youtube.com



………ふう。


ここまで7通り考えましたが、

なんか、、かなり、満足しました。


最終的にどれにするか、まだ決めかねてます。
(というか、書き下ろしイラストのキャラを選べないから、応募するかも実は不明。)



ので、とりあえずおしまい!!!!!

またなんか良いの思いついたら追記します!!



※追記

テニミュで命をかけて戦う徳川さんを見て、このオーダーがいいなと思いました。

種ヶ島さんのシングルスも見たいけど、入江さんの過去について情報が足りないまま終わるとか嫌なので、S2に入れました。



終わりに


オーダー考えるのめっちゃ大変だ~~~~~~。
許斐先生は本当にすごい。

今回オーダー考えるうえで一番辛かったのが、5戦やる=2敗するってとこでした。
全員に勝ってほしいから、負け試合を考えてしまうのが辛くて、5勝じゃないと嫌だ…と泣き出しそうでした。


先生が、漫画家人生を全て注いで描いた試合と語る「関東氷帝 手塚vs跡部」戦について、「どっちも負けてくれなかった」とコミックのコメントに載せていますが、なんとなくその気持ちが少し分かった気がしました。
オーダーだけじゃなく、試合の内容、勝敗、その後の流れまで全部考えているなんて、当たり前に読んでいたけれど、本当に本当に大変なことなんだと、改めて知ることができました。


最初は「負け試合について考えるのとか無理…」と嘆いて放棄しそうになりましたが、先生の気持ちが少し理解できてからは、「ま、勝敗は先生が決めるんだし。それは私が考えることじゃねーや」と開き直ることができたので、やはり楽しかったです。


テニプリを好きになってもうすぐ10年になるのに、新たに知ることばかりです。
特に映画『リョーマ』もテニミュテニミュ4thも最高で、またこの沼にドップリ浸かり直した感覚で、今後が怖いです。


漫画もただ読ませるだけじゃ終わらせないのが、エンターテイナーというか、流石ハッピーメディアクリエイターですね。


最後までついていきますので、お身体に気をつけて書き切ってください。


あと平等院さんの新曲*6楽しみにしてます!!




以上、日本代表オーダー予想でした!


あーーーー楽しかった!!!!!!!





◇◇◇

結果発表 2023/2/4追記※SQネタバレ注意

結構経ってしまいましたが、予想を書いたんだから結果についても書かなきゃでした。



まず、

㊗️ U-17日本代表オーダー決定🎉



11月に発売された『ジャンプSQ 12月号』にて、とうとう日本代表オーダーが決まりましたね!!!!!!

S1徳川カズヤ
S2 越前リョーマ
S3跡部景吾
D1越知月光・毛利寿三郎
D2大曲竜次・遠山金太郎


皆、おめでとう!!ぜんぶ良い試合だった!!!
マジで頑張って欲しいし、スペイン戦楽しみ!!
(不謹慎かもしれないけど、ほんと、早く読みたい)



そして予想結果、、、、、、



惨敗!!!!!!


このブログ書いた時はまさかオーダーをトーナメント戦で決めるなんて思ってなかったし、やはり私ごとき凡人オタクには無理に決まってました。


でも結果を見ると納得のオーダーです。

中学生を3人選抜しなければいけない状況で高校生ダブルスは多くて1組、組むならば月寿だろう…までは良かったのですが、やはり大曲さんと金ちゃんがダブルス組むとは思ってなかったです。ヤンチャを手懐けるのが上手い大曲さんがゴンタクレと組む可能性について考えるべきでした。


メンバーだけ見れば1番近いのはコレでした↓↓

③ ②+ スイス戦で負けた大曲・木手ペアが見たい

S1越前リョーマ
S2徳川カズヤ
S3跡部景吾
D1越知月光・毛利寿三郎
D2大曲竜次・木手永四郎



でも徳川さんがS1じゃない時点で全然近いとは言えないし、そもそも大曲・木手ペアを見たいことから考えたオーダーだから根本的に間違ってる。


あとコレも近いは近い……

越前リョーマ抜き

S1徳川カズヤ
S2跡部景吾
S3遠山金太郎
D1越知月光・毛利寿三郎
D2 大曲竜次・木手永四郎
(草試合 越前リョーマ)


リョーマくんはちゃんと試合出てくれそうだから、そこはちゃんと許斐先生を信用するべきでしたね。
あとやっぱ金ちゃんは絶妙シングルスだと思ってたのも敗因です。


まだまだ修行が足らねぇな〜、足らねぇよ…。



まあ結果だけ見れば惨敗ですが、やっぱオーダーが決まるまでの半年間、めちゃくちゃ楽しかったです。

個人的に1番熱かったのが、リョーマvs不二。

山吹戦前に行われた、雨の中の校内紅白戦と重ねられていて、乾先輩が皆んなに「どうみる?」と聞くところも、以前は全員「不二」と即答していた(桃ちゃんだけ「越前」と超絶カッコいい顔で答えてた。結婚してくれ)のが今回は逆になってて、皆んなが「越前」と答える中、不二に二度負けてる切原赤也だけが「不二」と答えるのめちゃくちゃ良かった〜。その後、不二先輩が優勢になると「ほら!やっぱ不二来ただろ!? なっ なっ」って興奮する赤也も超可愛い。


手塚国光という特殊な人間が側にいたからこそ、自分のテニスセンスと勝ちたい気持ちとのバランスに悩んでいた不二先輩が、「誰かと比べる必要なんてないんだ」と気づいた場面は、感動的でした。
今まで手塚国光に囚われて本気になれない姿を見る度に「本気で戦ってる選手ばかりなのに、不二先輩はいつまでそれ言ってるんだよ〜〜!いい加減にしてくれ〜!!」ともどかしい気持ちになってしまい、ちょっと胸焼けしていたのですが、この試合で不二先輩が自分なりにテニスとの向き合い方を見つけることが出来て、本当に本当に良かった。

たぶん悪いのは手塚でした。

今まで悩んでたのに、失礼なこと思っててごめんね…。心から反省しました。
(この後、関東立海らへん読んで泣いた)


あと幸村くんが思ったより徳川さん大好きで可愛かった。
マジ好きなんですよね、あの2人。
徳川さん好きなあまり真田に嫌味言ってるのもウケた。



今月のSQ(3月号)ではやっとスペイン代表についても色々情報が明かされて、余計に色々分からなくなりましたね!!!

まず「クロスドレッサー」が分からなくて調べちゃいました。無知でごめんなさい。


アラメノマとか、セダくんとか、双子とか、メダノレさんとか……
情報は増えたはずなのに混乱するばかりです。

とりあえずフリオさんとバンビエーリさんめちゃくちゃカッコいい。マルスさんも美しい。


セダくんは金ちゃんと戦うのかな?
そしたら誰とダブルス組むの?ロドリゴさん?

フリオとバンビは「なんでも語り合える2人」ってアオリが付いてたけど、ダブルスですか?

あとロミフェルさんは跡部様でいいの?決まり?

リョーガと南次郎も、何が何だか………



分からない!!!!!


でも、楽しい!!!!!!


今後も目が離せません。
人生楽しい。


今回のオーダーはもう決定でいいんですよね?
直前に変わったりしない?信じていいよね??


予想当たった方、本当におめでとうございます。
本当に凄いです。


以上、結果のご報告でした〜〜!!


※正解者0名だそうです。

やはり許斐先生は唯一神……



※他にもテニプリについて色々書いてます。
 ご興味あれば、読んでもらえたら嬉しいです。

szhello.hatenablog.com


szhello.hatenablog.com




*1:作詞作曲:許斐剛で、アニメ10周年イベント「テニプリフェスタ2011」で初披露された、膨大なテニプリキャラソンの中でもトップレベルに徳の高い代表曲。これを知っている人生と知らない人生とでは、物事の見方が108式変わる。テニプリオタクは例え火の中、水の中、死に際の中でも、このサビが流れれば全力で学校コールを振り付きで叫ぶ事が出来る。出来なくなったら、多分死んでる。

*2:旧テニ準決勝の四天宝寺戦でD1手塚・乾ペアにするも、手塚と千歳のシングルスにするとか、東西ルーキーズを公式戦では戦わせず1球勝負にするとか…。新テニのオーストラリア戦で仁王・不二ペアかと思ったら実は仁王は跡部様でしたとか…

*3:許斐先生が「ハッピーメディアクリエイター、時々漫画家」と自称するので、我々オタクは「ハッピーメディアサポーター」なんだそうです。以前特製ジャンパーが販売されたけど、最近聞かないから、多分もう忘れられてる。

*4:千石さん、旧テニでは強キャラ感あるのに意外と弱いキャラ代表みたいになってるけど、神尾に負けて伴爺に「一から鍛え直します」って頭下げてからは本当に強くなってて、全国大会でも2回勝ってるんですよね。新テニでも実は6番コートにいたんで、かなり好戦していたと思われます。あと本当に、好きです。

*5:金ちゃんめちゃくちゃ強いのに、その強さゆえ試合の結果が圧倒されがちというか、一球勝負の「伏せやーーー!」とか、ネット炎上とか、鳥の乱入とか…。なんかこう、真っ当な試合が少ないというか……モノローグたっぷりの金ちゃんの試合が見てえ〜〜!

*6:ドイツ戦で突然掲載された歌。作詞:許斐剛/作曲:ササキオサム『Death Parade』JASRAC申請予定らしい。続報はない。

アイナナ『ダンスマカブル』感想 ※ネタバレあり

夏にアイナナを知ったド新規の私ですが、アイナナにハマった記事を書いてから、先輩マネージャーに色々とご指南頂き、10月初めにアプリゲームをダウンロードしました。


ソシャゲはツムツムテニラビ*1くらいしかやっていなかったので、なんかこう、何をどうしたらいいか全然分からず、とりあえず1部からストーリー読み返したり、好きな曲を叩いたりして、ゆ〜〜るく楽しんでいました。

↓↓楽しむ様子


そしてアプリをダウンロードする前から、噂で「好き嫌い分かれるかもしれないけど、好きな人にはぶっ刺さるヤバい話」として『ダンスマカブル』なるモノがあることを聞きました。


気になったので軽率に色々調べたところ、ハロプロでいう『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-*2みたいな感じで、凝った世界観と複雑な人間模様と容赦ない展開がオタクを帰らぬ人にする系のやつという認識を得ました。


「うゎ~~~~~、絶対好きだ~~~」と勝手に確信して、アプリで読むのを楽しみにしていましたが、残念ながらイベントストーリーは冒頭の1話しか読めません。


どうせ読めないならいっか……と、堪え性のない私は人物相関図や話の概要を、本当に軽率に調べては「へぇ、好きそう…」「あぁ~なるほど…好きそう…」と諦めついでに謎の確認作業をしてたんですが、、なんか、復刻ってお知らせが来まして、、、


……は????復刻!?!?!



マジかよーーーーーーーーー!!!


ここで初めて、調べまくっちゃったことを後悔しましたね…。
ネタバレ気にしない性分で、いくら堪え性のない私でも、アプリ始めて1か月で本編読めるんだったら、流石に地下組のこととか調べなかったわ~~!

ソシャゲ慣れしていないことと、新規ゆえの勢いの良さが仇となりました。
なんか、ごめんなさい。

そんな感じで前置き長くなりましたが、
復刻したダンマカ完走しました!!!


噂通りすごかったし、個人的にはとても楽しかったです。
無料でここまでのクオリティのお話が読めるなんて、ソシャゲってすげーって思いました。


楽しかったことは、書き残すと読み返したときまた楽しくなれるので、せっかくだし、個人的な感想を書き残しておこうと思います。



※全編について、ネタバレします。ソシャゲのイベントというのは復刻する可能性がある(大事)ので、本編未読の方は読まない方がいいです。

初心者の超個人的な感想なので、解釈が合わなかったり、知識不足で不快な思いをさせたらすみません。
※特別な知識や独自の視点を持つような人間じゃないので、たぶん5億回語られてる普通の感想しか言えません。長い前置き書いといてアレですが、期待せず凡人の王道の反応を見守ってください。



目次

キャラクターについて

2次元のキャラが、別のキャラクターを演じるってどゆこと?それって同じcvの別キャラじゃね?と2次元アイドル初心者の私は思いましたが、意外と違和感なく、キャラが演じる別キャラクターというのを楽しめました。

当て書き感があるから、宝塚の配役に感じるところと似てて、演者と役との共通点や相違点が見どころにもなるし、演者を知っているからこそ、役の見えない部分もこっちで補完しやすいので、複雑な設定のキャラクターたちにも愛着が沸いたし、人物相関図も頭に入りやすくて助かりました。
2.5次元ミュージカルとはここが逆ですよね。役を通して演者を知るのが2.5次元だけど、この場合は演者を通して役を知るので、テニミュばかり見てきた自分には新鮮で面白かったです。


前編を読んでいた時は、もうリーベルさんがカッコよすぎて、ただでさえアニナナで八乙女楽に色々もっていかれていた私には眩しすぎました。
こんな強くて真っすぐで頑張っていて、そりゃ応援したくなっちゃうよ……世界救ってほしい…。
正直、冒頭からずっと「ぜってー死ぬ(泣)大きな夢を誰かに託して美しく死ぬ(泣)」と思い読み進めていましたが、あくまで細くて白いのは八乙女楽であり、リーベルさんは割と生命力も強かったので、最後の最後まで頑張っててくれて良かったです。



アニメ3期の放送分までしかアイナナ本編を知らないので、ŹOOĻの4人については色々印象が変わりました。
(一個前の復刻イベントでモフモフした何かに変身してレースしてたのも可愛かったね)

だから亥清悠くんとか、もう良い子にしか見えないので、アニメ3期の続きが放送されても、余裕で好きになっちゃうんじゃないかと思いますね!
3部はそんな甘くねぇぞ……とゴルゴ顔で先人オタクに言われそうですが、結果的に打ちのめされたらそれはそれでいいです。その時は、やられた〜!と頭抱えて苦しみます。

後編は地下組の切なさに泣きました。

かつてのカバネくんはきっと本当に真っすぐで誇り高くてカッコよかったんでしょうね…。
色々と悲しすぎて、やり切れなくて泣いちゃうのですが、この真っ直ぐさ故の危うさみたいのは、演じている一織くんとも重なる部分があり、本編ではこうならないでくれ~~~と勝手に心配してしまいます。

センターの陸くんを守るため、IDOLiSH7を守るために、いつも真っ直ぐで自分が正しいと信じているパーフェクト高校生の一織くんが、あるときポキッと折れてしまうんじゃないか、と不安になることがあるので、今回のお話でそれが描かれたような気がして、役にもキャラにも思い入れが強くなりました。

もしかして、配役が天才……???


あとフーガくんがさぁ~~~~~!
いや割と最初から「ぜってー死ぬ(泣)」と思ってたよ!若くて口が悪くて勢いある子はすぐ死ぬ!!
でもあんな悲しい終わり方だと思わなくて、リーベルさんてほんっと罪な男~~と泣きました。

リーベルさんは本当に心の支えだったんだろうな…。変わっていくリーベルさんに自分だけついていけなくて、ただでさえ不安定な世界がさらに色々不安定になっちゃって、心も身体も崩れていっちゃったんだなぁ…。

つら………。

憧れの人にはずっと憧れの姿でいて欲しいって、アイドルを応援するときの気持ちと同じだから分かるような気もするよ…。

変化を良しと思う人間もいれば、嫌だと思う人もいて、感じ方は仲間で同じ夢を求める人でも違ってしまうのが本当に切ないと思いました。
それもまた、アイドルに通ずるものがある気がするので、アイドルオタクにこれ見せるって、ほんとメンタル育成されてるな〜〜!!


そういう意味では、クヴァルさんはガッツリ突っ走って、ドップリ絶望してからしっかり立ち直ったから、やはり割り切る事って大事だね!
(あまりの執着と行動力の強さにDV男みあって少し警戒したけど、良い人になってくれて良かった)



他にもシャオくんの境遇とか、上手いな…と思いながら読んでいました。
地上出身だからこそ、恵まれた現状を変えたくないと思う人もいるという、新たな立場が示されて、彼が彼なりに、自分の平和を乱す天子の行為を憎み、制止しようとするのも分かります。

そういう、生まれ育った環境の影響力ってアイナナ本編でもよく描かれているイメージなので、シャオくんの行動原理として納得できるし、人物の解像度が上がるので、すごくアイナナらしい人物だと思いました。



みんな個性的で、キャラと重なる部分もあれば、違う一面もあって、その違う一面ももしかしたらキャラの隠れた魅力だったりして…と色んな気づきが広がるキャラクター設定と配役でした。

自分の推しがどう扱われるかって点では、まあ賛否あるだろうな〜と思うけど、実際のアイドルとか俳優を推してても、よくあること*3だしね!
私の推しに何してくれとんじゃ〜!!!ってこと、あるある。

ただ推しにゲロ甘オタクからしたら推しを恨むなんて貴重な機会なので、恨みたくなるキャスティングも、それなりに楽しむといいと思います。



ストーリーについて

アプリゲームでお話を読むという経験があまりなかったので、複雑そうなお話をちゃんと理解できるか少し不安だったのですが、フルボイスだし場面ごとにBGMやSEがしっかり入っていたので、脳内でがっつり映像化できました。


二分された世界、とあるけれど実際の勢力はもっと複雑で、各陣営の思想や目的がそれぞれ違ったので、どこがどうなれば上手くいくのかが一筋縄ではいかず、読み進めても「どうすんの?どうなんの???」と先が気になり過ぎて、オートモード&3倍ブーストでガツガツにやり込みました。



天子を希望として連れ出したリベリオンと、金として売り飛ばそうとする黒縄夜行と、象徴として閉じ込めようとするアークやナーヴ教会の思惑が色々交錯してるし、天子・アルム自身の意志や、単独行動を始めるクヴァルなど、組織とは別に個人の思想も段々と分かってきて、どれにも少しずつ納得できる部分があり、途中から本当に「全員なんとかなれ…」と不毛なことを願ってしまいました。


前編は「リベリオンがんばえー!まけうなー!」って感じでしたが、後編はもう、「しんど……」って状態でしたね。


既にだいぶ書きましたが、フーガくんの最期が悲しかったです。

あの辺りから、一話一話進めるのが少し怖くなりました…。
(読み終わった時に増える経験値、少なくない?こっちはこんな打ちのめされてるのに、10だけ????うっそぉ〜〜…)



あと地下組の昔話が辛すぎて〜〜…
カバネくんがクオンくんを救ったことを後悔してしまっているのも、そんな自分を責めてしまうのも、それを側で見続けるクオンくんも、2人を気遣うコノエくんも、全員辛いし、この先もずっと辛いというのがもう、どうしようもなく悲しかったです。

はぁ〜〜〜〜ナーヴめ〜〜!!!


でも最後に駆けつけてくれたカバネくんが本当かっこよくてさぁ〜〜(泣)
過去は変えられないし、死ねないことを嘆いていたけれど、やっぱ君は生きてるんだよ〜!まだ終わってないんだよ〜〜!!と泣きながら見守りました。


カバネくんがまた英雄になろうとしてくれて、たぶんクオンくんも嬉しく思うでしょうよ……。
でも、そういう気持ちをお互い伝えられないのが、切なくて死ぬ。




単純な人間なので、ストーリーの色々にもそんな疑問持ったりせず読み切りました。
呪いの色々とかもファンタジーだし、ね。

そりゃエーテルネーア様が完全解呪しといたよん♪と言ってくれたらどんなに良かったか!なんて思ったりもしますが、まあ、それはナシでしょうね。

ナーヴ側にも色々事情があるはずで、一概に完全悪とも言い切れない(やはりあそこにも住人が暮らして繁栄してるなら、それを守ろうとするのは当然のこと)気もするので、ここまで複雑に展開してきたお話が、そう簡単にサクッと解決するわけないよな、と納得できます。


もっと尺があったら〜〜〜とか、あれもこれももっと深掘りして欲しい〜〜、って気持ちはもちろんあるけど、キリ無いだろうし、こんだけ重たい話読まされてるので、物足りなさとかはそんな感じませんでした。

無料でこれだけのお話が読めて楽しかったです。


ストーリー分岐について


分岐あるの知らなくて、ビックリしました。

こんなにもキャラクターたちが必死に生きようとしているんだから、大事な判断を私ごときに委ねるな!!!自分で決めろ!!と全放棄したくなりましたが、選択しないと進めないので、ヒィヒィしながら選びました。
(鬼滅の1話で炭治郎に叫んだ富岡さんの気持ちがよく分かったわ!!)


選んだけど、どっちも読みましたよ…。



いや〜、どっちが好きかっていう話を延々とオタクとしたいですね~!!!
てか皆様したんだろ~な~~!!ずるい〜混ぜて〜〜!!!!


少数派かもしれませんが、私は上段のが好きです。

理由としては、地下組の物語が完結するのと、カバネが信じたリーベルとアルムの関係を、私も信じたいと思ったからです。


解呪を始めるシーンで、少しカバネが嬉しそうにしていたのが印象的で、後悔ばかりしていた彼が、前向きに未来を信じて行動できていることが私も嬉しくて、あの姿を見られて良かったと思いました。


消えてしまうのは悲しいし、結局カバネは最後まで悔やんでしまっているけれど、その後のクオンの言葉で泣きましたね…。

長い時間すれ違っていたけど、その時間で2人はちゃんと分かり合っていたんだな〜〜…


はぁ〜〜〜〜〜(泣)


あとリーベルとアルムのシーンが一体どのくらい先の話なのかが分からないので、そんなにバッドエンドには感じなかったのですが、どうなんですかね?

「遥か未来」ってことは、たった数年であの何もない世界になった訳ではないんじゃないかな、と思うので、あそこに至るまで何があったのかはとても気になりますが、あの空白感は個人的に嫌いじゃないです。



手塚治虫の『火の鳥 未来編*4みたいに、あの2人が新たな生命の誕生を見届けたり、何かしらの方法で完全解呪したりするのかな〜、と色々考えたくなります。


リーベルさんの声がめちゃくちゃ優しかったので、2人は大丈夫だと信じたいです。
何をもって大丈夫?とも思いますが、心穏やかに仲良く過ごしてくれ〜!!




もう一方のエンドのが分かりやすい「その後」で、安心感ありました。
登場人物がたくさんもう一度出てきて、上手くいきそうで、前向きに終わります。


だから、どっちも好きですね。


地下組が最期を迎えるから上段が好きだと語りましたが、この下段の方でも、2人が一連の出来事を機に関係改善していったり、不死から解放される方法を見つけたりするかもしれないので、良い方向に向かう可能性は大いにありますし、そういう考察をするのも楽しいと思います。


アルムくんは、これからも象徴として生きていくけれど、彼が自分の意志でそれを選び、その力で周りを前向きにしてくれて、世界が変わっていってくれたら、アイドルゲームとして最高のエンドですよね。


そう、こっちの選択肢にして、これアイドルゲームだったわ…と思い出しました。
アルムくんのアイドル性を見出したリーベルさん、八乙女家の祖先か…???



どっちのラストも全貌が見えないので多少モヤりますが、そのモヤを自分の中で考えていけるので、オタクとしては、この頭から離れない感じは好きです!

前情報を見まくったこと後悔していましたが、それでも最後まで十分楽しめました!!
(ただし、以後気を付けます。)



終わりに


長い割にまとまりもなくて、読みにくい感想になってしまいましたが、色々と吐き出せて私はスッキリしました。



アイナナで初めてちゃんとイベントに参加したのですが、事前に完走するためのアドバイスを下さったり、メンタルを心配して下さったり、先輩マネージャー様方にはたくさんお世話になりました。


おかげでカード覚醒、オートモード、3倍ブースト、特攻カードなど初めてのことを色々やりつつ、最後まで楽しくダンマカすることが出来ました。
本当にありがとうございました。



↓楽しんでる様子


TRIGGERの『My Precious World』が好きすぎて、世界観の再現度も、3人の歌声も、絶妙な歌割りも、主題歌として完璧で、エンドロール見た時のカタルシスがやばかったです。

おかげで曲を聞いてるだけでも脳内を丸い球が流れてきたんですが、リズムゲームあるあるなのかな?


歌詞の意味とか考えつつ、「私のために負けないで~~~~(泣)」と思い必死にやっていましたが、気づくとちゃんと上達して、絶対無理だと思っていたけど最終的にはexpertでフルコン叩けるようになったので、嬉しかったです。(パフェコンは一生無理だと思う。)

曲も、リズムゲームも、ストーリーも全部クオリティが高いって、すげぇ~~。

イベント期間という特別な日々を楽しめて良かったです。




アニメをあまりに一気見してしまったので、それ以降はいったん大量摂取したものを消化していく期間にしようとゆっくり進めていたんですが、突然5部が発表されてしまいました。



↓突然の発表に戸惑う新規オタク



アイナナもダンマカも楽しんでおいてあれですが、本当は重い話とか暗い話って、あんま得意じゃなくて、普段はそういう前情報がある作品*5て避けがちなんですが、アイナナは面白いから見ちゃったし、ちゃんと先も気になるので、メンタルと相談しつつ、なるべく早くお話に追きつきたいと思います。


とりあえず、すっ飛ばして5部やるのだけは止めますね!!!!
でも基本ネタバレなど気にしない性格なので、たぶん人の感想くらいはチラ見しちゃうだろうな…。


欲のままにしか生きられないので、あちこち手を出してしまうと思いますが、今後も見守って頂けたら嬉しいです。



以上!!!!

ほんと、長々とありがとうございました。



おわり。





※アイナナについて他記事でも語っております。もしご興味あれば、読んでもらえたら嬉しいです。
szhello.hatenablog.com

szhello.hatenablog.com

szhello.hatenablog.com

*1:テニスの王子様」のリズムゲーム。膨大なキャラソンを手っ取り早くタダで聞ける優秀コンテンツ。ただクッソ重いので心が穏やかな時しか起動しない。いま4周年イベントやってて、毎週新曲が公開されてもう大変!

*2:末満健一氏 作・演出『TRUMP』シリーズ初の女性版。ハロプロメンバーが総出で思春期のヴァンパイアを演じ、その壮絶な展開と美しく哀しい世界観で、数多のハロオタから血と生気を吸い尽くした傑作ミュージカル。U-NEXTで見放題だよ!

*3:推しが死ぬ、推しが犯罪を犯す、推しが振られる、推しが浮気する、推しが働かないetc…それでも話に絡むなら良いけど、大した理由もなく悪いイメージだけ残して去ってくとかあるよね。

*4:荒廃した世界、政府からの逃避行、人類の滅亡、永遠の命とかってなると思い出します。あれはもっと地獄だし、ほんとトラウマ…

*5:本当に悲しくなるから作中で人が死ぬ作品は見られなかった時期があって、そういう意味でもテニプリは心から楽しめた…。さすがに大人だから大丈夫になってきたけど、胃痛と悪夢くらいは覚悟してます。

「はてなブロガーに10の質問」に答えました!

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問


ここは主に趣味について語るブログですが、自己紹介って3年前に書いた自ジャンル紹介の記事でしかしてないな、と思っていたので、せっかくだしこちらのお題に答えてみます。


特に推しについては語ってないので、オタクの自己紹介とかどうでもいいわ!という方は、こんな記事読まないで推しの3時のおやつについて考えていて下さい。


ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?


ブログ名の『整理整頓』は、自分の頭の中を文章化して整理整頓したい、という意味でつけました。

オタクしてるとクソデカ感情に頭がいっぱいいっぱいになることが多々ありますが、どこかでアウトプットするとスッキリするので、そんな場にしたいな〜と思ってました。

結局は整理整頓というより、ただの脳内垂れ流し場所になってます〜。


まあ整理整頓とか一番苦手なことなので、仕方ない!


ハンドルネームの「うずら」は本名のあだ名をもじったような感じで、特に意味はなかったのですが、鳥好きだし気に入ってます。
ちなみにプロフィール画像の可愛い子は、実家のシルバー文鳥です。

f:id:uzuzn:20211029213504j:plain

んんん〜〜可愛いねぇ〜〜〜〜!!!!!


はてなブログを始めたきっかけは?


オタクとしてテニプリハロプロを墓場にするつもりだったのに、突然Sexy Zoneにハマったのが自分でも意外すぎたので、なんでこうなったのかを自分なりに客観的に残しておきたくて始めました。

なんで好きなんだろ〜とか、どこが好きなんだろ〜って考えながら文章を書くのが楽しいです。


自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?


たくさんの方に読んでもらえたので、アイナナの記事非つんく曲の記事は書いて良かったな〜と思っているのですが、自己顕示欲が強いのか、個人的には自分のことについて書いた記事が好きです。


つんくの歌詞を実体験して「共感」を超えた!と興奮した記事
szhello.hatenablog.com


↓20年以上仲の良い友人の代わりに、1人で宝塚大劇場まで遠征した記事
szhello.hatenablog.com

元々日記を書くのが好きだったから、自分の体験を好きなことと絡めて書くのはすごく楽しかったし、書き残すことでさらに思い出深くなったので、読み返しても当時を思い出して幸せになれます。


ブログを書きたくなるのはどんなとき?


好きなものについて、自分の中で分かりにくいと感じていることがあったり、誰かに説明したくなったりして、色々考えた末になんとなく答えが見つかった時に、ブログを書きたくなります。

書き残さないと、結局忘れてまた分からなくなってしまいそうなので、なるべく新鮮なうちに細かく言語化しておこうと心がけてます。


毎回書き終わると、もうブログに書くこと何もないな〜〜と割とマジで思うのですが、しばらくすると、なんだかんだ書きたいことが湧いてくるので不思議です。
いま、書くことないな~の時期です。
ほんとに書きたいこと湧くかな…???

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?


数えたら8記事ありました。

大体が時期を逃したイベントの感想です。
ふくちゃんとの初めての握手会感想や、オールテニプリフェスタの感想、テニミュ3rd 完結後の感想など……。
いま見返すと5000字くらい書いてるのもあって、もったいねぇ〜〜〜!!と思うので、ほんと、早めにサクッと書けるようになりたいですね〜。


自分の記事を読み返すことはある?


めっちゃあります。

自分で書いてるから当たり前ですが、分かる!私もそこ好き!!と思いながら読み返して、客観的に一匹のオタクを観察してる気分になってます。


一方、全然読まない記事もあるので、いつまでも誤字脱字が直せてないです。


好きなはてなブロガーは?


いっぱいいます。
なんか恥ずかしくて☆つけたり、読者になったりするの苦手なんですが、割と色んな人のジロジロ読んでます。


はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?


10周年おめでとうございます。
Sexy Zoneと同じですね。
急になくなったりしないでね!

10年前は何してた?


多分ゆるいオタクでした。
ただテニプリに出会う以前の記憶ってあまりないんですよね……
不思議~~~~~~


この10年を一言でまとめると?


好きなものに沢山出会った10年だと思います。

信じられないけど、昔は母親に「もっと自分の話をしなさい!」と叱られるほど自分のことが分からない子どもだったので、自分の好きなものについて一万字以上語れる大人になれて嬉しいです!!


2012年にテニプリにハマって好きなものを追う楽しさを知り、ハロプロやSexy Zone、宝塚、K-POP、アイナナなど、新たなジャンルとも出会って色々世界が広がったし、楽しい日々です。

なんというか、本当にたくさんの人名を覚えたな、って感じですね!!


今後もたくさんの好きな人と出会いたいです。



以上、改めての自己紹介を兼ねて答えました。

普通に書くのはちょっと恥ずかしいので、お題があると書きやすかったです。


改めて、はてなブログ10周年おめでとうございます。

『アイドリッシュセブン』がすごかった話 〜次元問わずアイドルは最高でした!〜

どうも、オタクです。

ここ一年くらい、あらゆるものに手を出しすぎて、自分でもよくわからなくなっています。
三大必須栄養素は変わらずテニプリハロプロSexy Zoneですが、その他にもK-POPアイドルや、タイドラマ、宝塚、ニチアサなども定期的に摂取して毎日楽しく生きております。


そんな私がこの夏に出逢ったのが、
アイドリッシュセブンです。



それまでも名前は知っていましたし、あの種村有菜 *1がアイドルのキャラクター原案をしたということで、すごいなぁ〜いいなぁ〜、と思った記憶があります。

ただ、しばらくテニプリに頭が支配されていた盲目オタクだったし、3次元アイドルのオタクだったため、正直それ以上の興味が湧かず、キャラもストーリーも曲も何ひとつ知らずに今まで過ごしておりました。


そんな私が数週間前、とあること(後述)をきっかけにアイナナに興味を持ち、サブスクで曲を聞いて、公式YouTubeチャンネルでLIVE映像を見て、お盆休みの4日間でアニメを1期〜3期の最新話まで(計38話) 一気見していました。


なんかもう、すごかった……。


これはドキュメンタリーか…?と思うほど、"アイドル"として生きる人々と、彼らに関わる人々の生き様をしっかり丁寧に描いていて、3次元アイドルオタクには身に覚えのあることがたくさんあり、それはもうグサグサに刺さりました。


見終わっても、しばらく"アイドル"という存在についてグルグルと考えてしまうほどの内容だったので、せっかくなら自分なりにアイナナを見て思ったことを書き残したいと思います。


ドドドド素人で、アプリも未DLの私ですが、古くから「オタクの感想は新鮮な方が味が出る」という言い伝えもあるので、未熟な状態ですが、ゆるく見守って頂けると嬉しいです。



※個人的な感想&考えなので、人によっては合わない部分があるかもしれません。人それぞれだと思って頂けると助かります。

※言葉選びが雑だったり、知識不足な部分があるかもしれません。作品や人物を貶す意図は一切ございませんが、不快に思われたら申し訳ないです。

※内容に触れるため、若干ですが3部(3期)半ばまでのネタバレを含みます!今後、前情報ナシで楽しみたい方はご注意下さい。



長くなりそうなので目次↓↓



まずは、

ハマった経緯

についてです。


アイナナについて何も知らなかった私が突然こうなったのには、はっきりとしたきっかけがあります。

2021年8月4日にリリースされた、IDOLiSH7のシングル『THE POLiCY』にカップリング曲として収録された『NAGISA Night Temperature』です。

NAGISA Night Temperature

NAGISA Night Temperature



8月4日、TwitterのTLにあるツイートが流れてきました。


へぇ〜…雨子のアニソン…良いんだろうなぁ〜……



えっっ…
作編曲 星部ショウ!?!?!!

児玉雨子星部ショウ!?!*2



マジじゃん……

ハロオタとしては反応せずにいられません。
(ジャニオタに分かりやすく言うと、作詞:松井五郎/作曲:馬飼野康二/編曲:船山基紀 の曲を、ジャニーズ以外のアイドルが歌うって感じです。)


もちろんお二人がそれぞれハロプロ以外でも活躍されているのは知っていましたし、素晴らしいクリエイターなので、そりゃハロプロだけが独り占めなんて許されることではありませんが、2人の名前が並ぶ曲は今までハロプロ以外にはありませんでした。


ハロプロじゃないのに一流ハロプロクリエイター達から提供を受けるなんて、どういうこと??
Sexy Zoneでもないのに???(傲慢)
なんでIDOLiSH7????
と気になってしまい、調べたらなんとサブスク解禁されていたので、聴いたら、、、


最高でした。

↓当時の感情ダダ漏れツイート

思わずこんな連投してしまうほどです。


キャッチーでポップだけど少し切ない曲調と、今にも溢れそうな片想いを少しあざとく歌う歌詞が、奇跡のように馴染んでいて、クセになるフレーズと共に、美しい情景や胸を焦がす温度感も伝わる、天才が作り、天才が歌う最強アイドルソングだと思いました。

(個人的につばきファクトリーの『夜空の観覧車〜I Need You〜』とか、Sexy Zoneの『Twilight Sunset』のような、友達関係が焦ったくゆっくり発展する曲が好きな人は好きだと思う。)


2次元アイドルの歌って、もっとキラキラ〜✨僕らアイドルだよ〜✨って雰囲気(伝われ)で、どちらかというとファンタジー感強めな曲が多い印象だったので、こんな1対1の距離感でしっとり色気もある曲だと思わず、油断していたところを熱視線にやられてしまいました。


あと何度も繰り返し聞いていると、やっぱ声優さんが歌っているので声の違いが分かりやすいんですよね。
だから歌うキャラクターによってフレーズの聞こえ方が違くて、何も知らないなりにメンバーの個性が想像できました。


で、 オタクしてたら「このパートを彼に歌わせた人、天才かよ〜!!」みたいなのよくあるじゃないですか。

だから私気づいちゃったんですよ。


絶対この曲もそういうのあるな〜〜、と。

オタクの勘が冴えてしまいました。


そういうの知りてぇ〜〜〜!!!


そう思ってからは早かったです。

Wikipediaの人物紹介を読みながら『NAGISA〜』を聞く→他の曲も聞いて理解を深める→YouTubeの公式チャンネルでライブ映像やMVなども見る→なんかストーリーに関係ありそうな楽曲*3をいくつか知ってしまう→もう普通にストーリーが気になる→ U-NEXTハロプロテニプリと癒着してるから加入してるけど月額高いヨ)にアニメが全部あるから見る→6周年おめでとうございます!

※新宿のパネルめっちゃ美しかった…

という感じです…。


声優もテニプリ関係者以外知らないので新鮮だし、知っている数人もジャージ姿のテニス部中学生からしっかりキラキラアイドルになっていたので衝撃でした。
テニプリだと向日がっくんのぱっぴぃが、ナナライだとキリッとアイドルしててなんか興奮しました。若い声優に囲まれてベテラン声優がキャッキャしてるの可愛い)


アニメ1期を見終わった時点で、面白いけど結構内容がしんどくて、2期はもっとしんどいと聞いていたので少し寝かせようかとも思ったのですが、ちょうどその時に知り合いがマネージャー歴5年と判明し、色々教えてくれたので、勇気を出して2期~3期最新話まで見ることができました。あの時はありがとうございます。



アプリはあまり得意じゃないのでまだダウンロードしていませんが、気持ちに余裕が出来たら手を出すかもしれません。あとサイドストーリー(ダンマカってなに?やばい???)も豊富だと聞いたので、気になって我慢できなかったらやると思います。

以上!!!
ここまでが、何も知らないオタクがアイナナにハマった経緯でした。


アイドルオタクが、アイナナを見て思ったこと


冒頭でも書きましたが、アニメの2期辺りからキャラクターたちの苦悩や葛藤、成長が本当に丁寧に描かれていて、その生々しさにドキュメンタリーを見ている感覚になりました。


ちょっとトラブルはあるけど、アイドル青春サクセスストーリーかと思っていたら、

メンバー間の人気格差
活動継続に影響が出るほどの持病の悪化
歌番組での失敗
誹謗中傷、炎上の標的となる
ファン同士の揉め事
ゴシップ記事が出る
視聴者に伝わるほど不穏なメンバー間の空気 etc…

こういったことがアイナナでは起こりました。
そして恐ろしいことに、これらは私が実際応援しているアイドルでも起こることです。
(流石にあんな立て続けにではないけどね!!)


それがあまりにも生々しいので、3次元のアイドルでは想像することしか出来ないアイドル本人たちの気持ちを、アイナナを通して少し知ることができたような気がして、なんというか、すごく勉強になりました。


もしかしたら自分たちの推しもこんな風に辛かったのかな?とか、こんな風にファンを想ってくれてたのかな?とか、色んな気持ちが湧いてきて、改めて推しをもっと大切にしたいと思ったんです。



以下、そんなアイナナのすごいと思ったことについて、私なりに書いていきます。


まず、

キャラクターについて

本編見る前にWikipediaを読んでて、キャラ設定の重さにビビりました。

7人中5人の家庭環境が複雑で、家族を捨ててアイドルになった兄を追いかけるために自分もアイドルになった子生き別れの妹を探すためにアイドルになった子がいて、「親子丼に釣られてオーディション受けた子とかいないの? アニメのアイドル厳しいね??」と思いましたが、それはそれでアニメならではで良いし、盛り過ぎのように思った設定も、後々のストーリーにちゃんと絡んで、皆んなの成長に繋がるから必要な要素でした。


いや〜、その妹探してる四葉くんがさ〜〜!!
わがままで危うい子かもしれない、と思ってたけど、違うんですよ!!

人としてもアイドルとしても少しずつ成長してるし、優しい良い子なんです!(泣)

逢坂壮五くんとグループ内ユニットを組んで、性格の違いから喧嘩したり喧嘩すら出来なかったりするんですが、少しずつ関係を作っていく過程が本当に丁寧なんですよね…


ちょっと語っていいかな…?
語るね?なんか、ごめんね??
※2部ネタバレ注意


生き別れの妹・理ちゃんとは壮五くんが先に接触してて、それが環くんにバレる流れがまあ辛くて死ぬんですけど、これ、感情的な環くんを動揺させたくなくて(理ちゃんに口止めもされたし)仕事が落ち着いてから伝えようとする壮五くんと、何か悩んでそうな様子に気づいて心配するけど壮五くんが話してくれるまで待とうとする環くんの、お互いを思いやってるのに色々と交錯しちゃってるのがもう…もう……(嗚咽)

結局バレて、えらい修羅場になるのがアニメ2期の13話なんですが、一旦落ち着いた後、アニメ3期の4話で、壮五くんが当時ちゃんと事情を話そうとしていたことを、環くんが初めて知る場面が好きで…。

「今かよ!その場で言えよ!」と怒る環くんに「何を言っても言い訳じゃないか」と壮五くんも言い返しますが、更に環くんは「言い訳しろっつってんだよ!!」と怒って「誤解したまんまじゃん!あんたのこと!!」と言うんです。

嫌われて当然と思ってしまう壮五くんの気持ちも分かるけど、諦めずにちゃんと誤解を解いて欲しかった環くんの気持ちが伝わって、「人間関係簡単に諦めちゃいけねぇな…いけねぇよ…」と心の桃城武くんが泣きました。


しかもこれすごいのが、話数にして6話ごし。2期から3期に変わってんのに、ここでようやく誤解が解けたんですよ。

どんだけ丁寧にやるんだ……
なんやかんや解決したんだとこっちは思ってたのに、ちゃんと彼らの中ではモヤモヤが残っていた訳だし、それが今やっと解ける様子をこんな時間かけて描くなんて、凄すぎる………


生まれた環境や性格が違うからぶつかり合うのは当然として、未熟な青年たちがそういう違いを認め合い、いかに歩み寄っていけるか、というのがこの物語の大切なテーマなんだと気付かされました。

オタクの間ではきっと語り尽くされている場面だと思いますが、新規オタクはすごく感動してしまいました。  



アイナナに出てくるキャラクター達は皆んな魅力的ですが、たくさん欠点もあります。

お酒で酔っ払うし、言葉足らずで喧嘩するし、素直に謝れないし、わがままで独りよがりの行動もしてしまいます。
人として、アイドルとして、見ていて不安になるような場面がたくさんありました。

でもアイドルは聖人じゃなくて人間なんだから、そういうもんだよな、と納得しながら見ています。

だって、私が応援しているアイドルも本当に色んなことがありました。
Sexy Zoneでいえば、ふまけんの氷河期*4とか、今では懐かしい思い出話のように語られますが、多分当時のファンは本当に心配だったでしょうし、他のメンバーへの心労も計り知れないので、やはりアイドルとして理想的な関係ではなかったと思います。


だからこういうグチャグチャな状態のアイドルをしっかり描くアイナナを見ていると、つい自分の応援しているアイドルのことも思い出してしまうんです。

アイドルという大勢の理想を背負う職業を選んでくれて、たくさん悩みながらも続けてくれることへの感謝が湧いて、どのキャラクターも愛しくて大好きになりました。



あと先輩アイドルのRe:vale モモさんの言葉も、アイドル好きとして胸に刺さることが多くて、いちファンとしてどう振る舞うべきかをすごく考えさせられました。


ぜひともアニメの流れで、ちゃんとcv:保志総一朗で聞いて欲しいので、ここには書きませんが、2期の4話の言葉は全アイドルオタクに刺さるはずです。
3期で月雲さんにぶつける言葉も熱がこもってて全体的にやばい……
(テニプリだとアホっぽい見た目でちょっとアホながっくんなのに、モモさんはアホっぽい見た目でも超頭良いから、同じ声とは思えなくて混乱する)
(そしてテニプリだと菊丸英二で聴き慣れた高橋広樹が月雲さんやってるの怖すぎて菊丸のキャラソン一瞬聞けなくなった)


アイドルのためにもオタクのためにも、ぜひ教科書に載せてくださいね…!




あと、そのモモさんの発言含めてすごく印象的だったのが、

ファンの描かれ方について

です。


アイナナに出てくるファンは、アイドルたちと同じように色々苦労しているし、決して全面的な味方ではありません。

SNSもばっちり出てくるし、メンバーがエゴサしてる場面なんかもあって本当肝が冷えるんですが、そこに並ぶ発言がまたリアルで〜〜〜!!!

トーク番組で自分の推しが上手く話せないとMCしてるメンバーのせいにしちゃったり、センターの交代を喜んで他のファンを傷つけちゃったり、ちょっとずつ自分にも思い当たるフシがあって、うわああなんかごめんなさい!と胃がギュッと締め付けられました。



でもさ、私はこうして彼らの裏側を見てるから、そんなファンに"そんなこと言わんといて~😭"と思ってしまうけれど、アニメ内のファン達は、逆に彼らがこんなに苦労している姿は知らないんだから、そりゃイチ消費者として、色々言っちゃいますよね…。

それってつまり現実世界だとまさに私たちのことであり、自分の何気ない発言とか行動が、こんな風にアイドルを傷つけていたら…なんて思うと身の毛もよだちます。


見ていて本当に辛かったのが、アニメ2期の6〜7話で、三月くんがたまたま街中で自分を批判するような言葉を聞いてしまい傷つく場面です。

あの女の子達も、絶対本心ではそんなこと思ってないんです…
推しが好きで、推しのトークがあんまりだったから、つい三月くんのせいにしちゃっただけなんですよ……
(そもそも幼少期の話NG、楽曲制作についてもNG、アイドルの志望動機についてもNGなアイドルたちにトーク振るって難易度高すぎんよ…)


でもしっかり落ち込んじゃう三月くんを見て、ファンって無力だなぁ…とも思いました。

絶対に「好き!」って思ってるファンのが多いし、そのファンの想いこそ信じて欲しいのに、三月くんも人間だから「嫌い」の方を強く感じ取ってしまうんですよね…。
ほんと、こういうとき、ファンってどうしたらいいの〜〜???(泣)


この後ナギくんのサポートや小鳥遊マネージャーの歴史的名言によって三月くんの自信は回復しますが、なんとなく今後もこういうことは無限にあるんだろうなと思ったし、色々と現実味あって心に残りました。



だから、あの、本当気をつけますね。

見た感じ、アイナナのファンだって現実の色んな界隈と比べたら全然治安いい方だと思うけど、それでもあんな風にメンバーを追い詰めてしまうんだから、現実のアイドルたちにも「1億のノーに勝つ、1のイエス」を伝えてくれる人がいると良いなと思います。



ストーリーについて


本編の内容について語りたいこともたくさんあるのですが、既に結構書いちゃったので、アニメを見ながらポチポチ打った感想メモを置いておきます。
一匹のオタクがどんどん打ちのめされていく様子が見れますので、もしも興味ある方いたら覗いてみて下さい。

※内容について触れるので、アニメ放送分のネタバレがあります。
※ほんとしょーもない散文です…。



1期を見ている時は、色々な問題が発生しつつも割とスムーズに話が進んでくなぁ〜、と思ってましたが、2期からは何かが良い方向に向かったかと思うとすぐ別の問題が発生するし、どれも綺麗さっぱり解決!とはならず、モヤモヤが残ります。
でもそのリアルさこそ物語に引き込む魅力なので、シリアスな展開は見てて辛くなるけど、ストレスには感じませんでした。


なんか先人のオタクがすごく心配してくれるのですが、一応、今のところ大丈夫です…!!


至る所から「3部はやばい…しんどい…」みたいな声がするけど、大和さんのエピソードのことですよね?あれ乗り越えたし、旧Re:valeのエピソードも落ち着いたし、もう大丈夫ですよね??

月雲さん怖すぎるのと、ZOOLがまだあんまり出てこないのと、1話で仄めかしてたTRIGGERの失墜とやらが気になるけど、これ以上しんどくなるなんて、そんなまさか、ねぇ…?

……あんまり辛くないといいな(切実)

まあ向こうだって必死にアイドルしてるんだから、こっちも必死についていこうと思います。


演出と脚本と作画が本当に丁寧だし、所々で華やかなライブシーン(特殊EDとか痺れる…)も入るから、話数多くても飽きたりせず楽しめます。

1話1話が濃ゆいから、本当はこんな一気見せずに、じっくり1話を噛み締めて楽しむのがオススメだょ。(今更)


終わりに

ハマった経緯から、すごい〜!と思ったことについて好き勝手に語りました!!

新参者の文章なので、色々見苦しい部分があるかと思いますが、この夏に味わった感動が少しでも伝わっていたら嬉しいです。


本当は曲についても書きたかったんですが、ストーリーに関わる曲とかはその本質をまだ理解できていない部分が多いので、より味わってからにします。

早くŹOOĻくん達の曲も聴きたいよー!!!
待ってるからねー!!



あと、以下ちょっと意地悪なこと書きます。


実はアイナナを見るまで、2次元アイドルコンテンツって、ちょっとズルいなって思っていました。

本物のアイドルがこんなに人を夢中にさせる存在なんだから、それを人の手で創作できたら、そりゃあ良い話に出来るし、キャラも個性的に魅力溢れる設定にできるし、人気声優起用したらキャラソンもグッズもたくさん売れるでしょうね〜、と。


捻くれててごめんなさい。

でもずっと3次元のアイドルを応援していたので、普通に生きている若者が"アイドル"という職業を選び、そこに人生を捧げる重さを常に感じていました。

好きで応援しているとはいえ、ネガティブなこともたくさん起こってしまう世界を、創作でキラキラと描かれていたら「子供の遊びなら帰れ…」とゲンドウポーズでボヤきたくなってしまいます。


でもフィクションでわざわざアイドルものを作るならば、絶対そんな暗い要素加えるわけないし、描いたとしても物語の緩急で必要なだけで、最後には無事に解決してハッピーエンドになるんだと思っていました。


そう、アイナナを見るまでは……


というか、他の2次元アイドルコンテンツも知らない(うたプリ1期は見てたけど、あれまだデビューしてないもんね)ので、本当に私の偏見だったんですが、製作側もそんな浅はかな気持ちで作るはずないし、視聴者もそんな甘くないですよね。

反省しました。


フィクションでもアイドルはアイドルであり、偽物とか本物とか、そういう判断をしちゃうのは良くなかった。



この夏、そんな風に思える作品に出会えて良かったです。



こんな新規が言うのもおこがましいですが、ぜひアイドル好きに見てほしいな、と思ってます。

やっぱステイホーム生活が続いてるし、アイドルの現場も減っちゃった今だからこそ、改めて推しについて考えるきっかけになるし、よりアイドルを、そしてアイドルを応援する自分を大切にしていこう、と感じる作品でした。


6周年おめでとうございます!
どうかアイナナのキャラクターたちも、そのファンたちも、皆んなが幸せになれますように!!
新参者ですが、どうぞお手柔らかにお願い致します。



以上、本当に長々と失礼しました。




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※追記

たくさんの方に読んで貰えて、びっくりしました!
ツイートでも「いいね」やRTなど反応を頂けて、めちゃくちゃ嬉しいです…。
本当にありがとうございます。


引き続きアニメ初見で打ちのめされていますが、ナナライ1stの円盤と漫画「Re:member」を借り、どんどんと深みにハマっていく感覚を楽しんでおります。

掛け持ちオタクのため、ご不快に思う方もいるかもしれませんが、自分なりにこのまま彼らを応援していこうと思います。


たまアリ…単独……2Days………

めっちゃ行きたい…でも私にはまだ早いんじゃ…という寄せては返すジレンマに悩んでいます。
というかキャパ的に無理では?という気持ちも。

まぁ私のことはどうでもいいとして、素敵なライブになるといいですね〜!
いや、絶対なりますよね〜!!!!


こんな未熟な新参者ではありますが、今後も見守って頂けたら嬉しいです。
ありがとうございました〜〜!!!!



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*1:幼少期に少し背伸びして読んだ『神風怪盗ジャンヌ』で己の乙女心が開花したと言っても過言ではありません。あと昔「りぼんまつり」(ジャンプフェスタみたいな雑誌のイベント)に母と姉と行って直筆サイン頂きました。家宝です。

*2:ハロプロでお馴染みのお二人。もし誰ですか?って思った方いたら、過去記事が少し参考になるかもしれないです。

*3:「RESTART POiNTER」のMV見てからナナライ1stの映像ダイジェスト見た時に、増田さんがMVの一織くんを再現していたので、これは絶対なんかある〜〜と気になっちゃって、友人に聞いたら「アニメの2期見れば分かるよ…」と言われました。2期見て震えました。

*4:中島健人菊池風磨の関係が冷え切っていた期間。8.25事件で仲直りする。今になって当時のヤバさを勝利くんとかが笑って語ってくれるけど、本当にピリピリしてたらしいよ!気になる人は「ふまけん 8.25」で調べてね!