整理整頓

テニプリ 、ハロプロ、Sexy Zoneのオタクです。

テニミュ4th 不動峰公演初日 直後の感想 ※たぶんネタバレなし

※直前の気持ちはこちら↓↓
szhello.hatenablog.com




見ました。
久々のTDCで。


めちゃくちゃ楽しかったです。
最高のテニミュでした。



会場入った瞬間「TDCの匂いだ〜〜!」って、よくキャストがバクステで言う言葉を、自分が言ってしまいました。



でもステージが見えた瞬間、懐かしさなんて吹き飛びました。


いつもは真っ暗で幕が下がっていたけど、今回は幕はなく、完全に真新しい舞台セットがあって、そこにプロジェクションマッピングで公演名が鮮やかに映し出されていたんです。


あーーーすごく新しいことを始めるんだな!!って実感が湧いてきて、単純にワクワクしました。




3時間という長い公演だったけど、逆にあそこまでの内容をよく3時間にまとめたな、と思うほど濃密な時間でした。
今までの不動峰公演では見たことのない場面がたくさんあったから嬉しかったし、その追加によってかなり物語に厚みが増したと思います。



あまり覚えてない状態で書くのもあれなんですが、3rdの不動峰公演は構成が複雑で、回想シーンが多かったから、少し分かりにくかった印象がありました。

不動峰公演はシーズンの最初だから、原作の第一話からのストーリーを見せなきゃいけなくて、尺の問題とかキャストの人数とかでカットされる場面が多いのは仕方ないし、時系列を整理するのがすごく難しいというのは分かります。
でももうちょい分かりやすく出来ないもんかなー?と当時思っていました。


公演が3時間とアナウンスされたときから期待はしていましたが、4thシーズンはそこがしっかり改善されていて、その時点で新シーズンに対する不安は一気に無くなりました。


原作やキャラへのリスペクトを感じたし、今後大会が進むにつれて見せ場になるキャラクターたちの絆や成長が分かりやすくなるだろうから、大切な場面を新しく作ってくれた事が嬉しくて、来て良かったと思いました。


話の構成や脚本に無駄がなかったし、それを演じるキャストたちも素晴らしかったです。
ダンスや歌のスキルが高くて、ビジュアルもピッタリだったから、シンプルに見応えがあった。

初演の初日だから多少の粗さはあった気もするけど、すごく一生懸命に演じていることが伝わったし、キャラクターがそこで生きていると感じました。(これめっちゃ大事)


テニミュで出会ったキャラクター、キャストたちも素晴らしかったけど、やはり学校という場所で共に過ごしている仲間と戦うテニスが素敵……。

新しい青学レギュラーたちが揃った瞬間、慣れ親しんだジャージとシルエットが嬉しくて、涙が出ました。
やっぱチームって良いですよね…(泣)


テニミュに出演していた人たちも、また一段と上手になっていて、特に橘桔平役のGAKUくんが頼もしくなり過ぎてて「ホントに同じ人!?」となりました。
やっぱ立場や仲間は人を成長させるんだなと改めて思ったし、公演を重ねるにつれて他の皆ももっと成長するのかと思うと、すでに大楽が楽しみで、いつか来る卒業が寂しくなってしまいました。



新しい演出については、正直少し改善して欲しいところもありましたね。

コートの内外を区切るネットフェンスは、かなり網が細かいので、そこまで透けてくれない。
だからフェンスの向こうで何かしててもあまり見えず、映像を投影するためのものだとしても、人物が隠れてしまっては意味がないのでは?と思うので、もうちょい調節して欲しいです。

あとネットやフェンスを囲む縁の部分も普通に太いので、死角になって見えないことがありました。
たぶんサイドシートだとかなり視界が狭くなる(特にTDCは容赦ない)と思うし、試合中の下半身とかが見えにくいから、生々しい臨場感が薄まってしまう気がします。


でも打球の筋が光ったり、曲披露中に色々投影されると、景色がガラッと変わるからすごくカッコよくて驚きました。

面白くて新しい演出だとは思うから、もう少し見えやすくなるよう、頑張って欲しい…



音響や照明効果も、ちょっと細かくやりすぎ?と思うところがあります。

トスをあげる音をつけるなら、今までのように打球のピンスポを当ててくれた方が「打った」感が強かったし、ラリー中のトラックがあった方が、試合の臨場感があると思いました。

ラリー中のトラックがあると、何球か打ったかがトラックのビートに混ざって分からなくなるから、時間の感覚が曖昧になって、自然と試合時間が省略されるけど、今回はそれがなくて、試合のラリーがすごく短く感じました。
打った回数分の打球しか感じられず、「あれ?もう終わり??」感が強かった。


光の映像演出が強い分控えめにしたのかなとも思うけど、ちょっと寂しかったかなー???
でもまだ一回しか見てないから分からないし、慣れるかもしれないから、回数重ねていきたいです。
うん、なんか慣れる気がするな。



楽曲は全て新曲で、カッコよくダンスが映えるものが多かったです。
スタイリッシュで最近のJ-POPみたいなオシャレさもあって、カッコいいキャラクターたちの魅力が引き立ってて素晴らしかった!!

たしかにこれまでのようなトンチキ歌詞や、少し古くさいメロディも恋しく思うけど、ちゃんと熱い試合を盛り上げる曲もあったし、これまでにない曲調とかも、新しいテニミュを見せつけたいという強い意志を感じたから、新鮮で感動しました。


正直、新しい製作陣が頑張ってトンチキ要素を作ったところで、「なんか違う…イタい……」ってなることが目に見えてるから、個人的にはこの方向性で良いと思います。
狙って作られた方が嫌だな。

後々、一生懸命ゆえにぶっ飛んだ歌詞が出てきたら大盛り上がりしたいですね!!!



あ、早急に改善して欲しい点といえば、カーテンコールの曲をアップテンポの手拍子ができる曲に変えて欲しいです。
壮大なエンドロール的な曲だったので、キャストが登場した時点では手拍子が出来ず、お辞儀して初めて拍手、という流れだったので、なんかシーンとしてしまう瞬間が多く寂しいです。
お辞儀が終われば拍手も止んでしまうので、出来れば手拍子→ワァっと拍手にして欲しいです。
(これについては、すぐアンケート書きました。)



悪い点なんてそんなもんじゃない???
え、初日でこれってすごいな????

テニミュ以外の舞台に詳しくないから、演出のアレコレも別に些細な事というか、見慣れないだけかな?とも思うし、キャラクターがあれだけカッコよく魅力的に存在してくれてたので、私はもう本当に楽しくて感動して胸がいっぱいになりました。



全体を通した感想としては、脚本や構成は原作に徹底して忠実で、演出や音楽は斬新でスタイリッシュに振り切ってる感じ。
そのバランスが今後また変わってくるのかなと思うと、まだまだ見たことのないキャラクターや各校の魅力を知ることになりそうで本当に楽しみです。


なんかもう期待以上の楽しさで、本当に本当に行って良かったし、生きてて良かったと思えました。


冒頭や試合後の場面から、かなり「青春」要素を強く感じたので、それこそ試合が進むにつれて重くなっていくと思うので、泣いちゃうだろうな……。


この丁寧な脚本と構成で、この先の試合も描いていって欲しいなーーー!!!
あんまり重くなっちゃうのは辛くても、やはり生身の人間が演じるからこその臨場感で、原作の世界観に浸りたいです。



マイナスな点も色々書いたけど、私としては原作に忠実で、キャラクターの解釈がズレていなくて、キラキラしていたら大正解で大満足で大成功です。


だからあの、本当楽しいので、マジで通いますね。

この状況下ですが、どうか最後まで無事に演じきって欲しいです。
心からそれを願います。



あーーーー凱旋早く増やさなきゃーーー!!

テニミュ4th 直前の気持ち

過去の自分の日記を読んでたら、テニミュ3rdを初めて観劇する直前の文章が出てきたので、4th初日を迎える今回も、今の気持ちを残しておこうと思いました。


↓↓3rd不動峰を観劇直前の私(6年前とかマジ?)



2015年5月13日
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なんかテンションが若くてちょっとイタいのは置いといて…


めっちゃ緊張してますね~~~〜。


ちなみにこれ見たの初日とかじゃ全然ないです。
2ndロスと初めてのシーズン代わりについていけず、開幕から結構経ってやっと「1回くらい行くか…」と重い腰を上げた記憶があります。

あと、それまではずっと友人と一緒に見てたんですが、社会人でお互い忙しくなってきたので、2人の予定を合わすよりも観劇を優先したため、この時が初めての1人観劇だったのも、なんだか不安だったみたいですね。
いまは余裕というか、何の問題もないし、新テニミュ見た時はむしろ"隣に友人がいるのに声を出しちゃいけない状況"のが苦しかったから、新しい観劇方法では1人の方が気楽かもしれないです。


3rd初観劇直前はこんな不安でしたが、もちろん感動して「あ~~~やっぱ来てよかった~~~~」と改めてテニミュが好きだと思えたし、ここまでの期間観劇していなかった自分が悔しくて情けなくて、すごく後悔したんです。

以前、推しの卒業などについての記事にも書きましたが、まさに「過去に縋って、今を見逃す」という失態を犯していたのはこの時期です。
こんなこと、二度としてはいけないな、と強く思い、テニミュは現役至上主義で追いかけることに決めました。

※この記事↓↓
szhello.hatenablog.com


で、ですよ。

この3rd直前の自分の文章を読んで、状況的には今の4th直前と似てても、心情的には全然違います。


なんというか、不安があまりないんです。


こんなに不安でたまらなかった3rdですが、不動峰〜全国立海までかなり精力的に通ったし、こんなに楽しい5年間は、人生で二度とないだとうなと思っています。

最初から最後までを見届けられた初めてのシーズンだったので、私にとってはすごく思い入れが深いし、個人的にはキャラ解釈や演出が1番好きでした。

古参ぶるつもりはない(全く古参ではない。謙遜ではなく本当に)のですが、3rdをずっと応援できたという経験がある分、4thがどんな演出でも受け入れられるだろうな〜という気持ちです。


あと、本当に本当に個人的なことですが、昨年入籍して、今後のことを考えると、きっと私は4thを3rdのように全力で追いかけることは出来ないでしょう。
でも3rdで十分やり切った感があるし、あんな生活をもう一回は金銭的にも精神的にも厳しいです。
だから、なんというか勝手に私も世代交代をしている気持ちでもあります。


そんなこともあり、今日から始まる4thシーズンを私が最後まで全身全霊を懸けることはできませんが、きっとたくさんの人が全身全霊を懸ける素晴らしいシーズンになるばすです。




まあ普通に4thも楽しいこと間違いないでしょうね!!!!

だってハッピーメディアだから!!!!!!


製作陣の総入れ替えに若干の不安もありますが、3周同じ方がやってること自体が奇跡だったと思うし、そりゃそろそろ違うこともしたくなるっしょと思います。


どうか皆んなが楽しく最後まで演じ切れるよう、そしてそれを心から応援できるよう、素敵な幕開けとなることを願っています。




…こんなことを色々言っていて、3rd以上に全力で追いかけるハメになったらウケるな。


1年以上ぶりの青学レギュラーや不動峰レギュラーに会えることがまず楽しみだし、帰ってきたマサや番長の役柄きも期待です。


何が書きたかったかよく分かりませんか、ありのままの気持ちを残しておきます。




とりあえず一番の気持ちは、

あーーーー楽しみ!!!!!


です。

ハロプロソロフェス投票記録②〜J=J、つばき、ビヨ〜

ハロプロソロフェスの投票記録の続きです。


娘。とアンジュについて記載したこちらの記事↓↓
szhello.hatenablog.com

に引き続き、

について記載します。


突発的に思いついたものも多いし、解釈違いもあるかも知れません。オタクの愉快な妄想記録なので、ご容赦下さい。


ここに書いても仕方ないけど、ツイート貼り付けまくるとやっぱ重いね!?
もし読もうと思ってくれて、中々開かずイラつかせてたらすみません。



◇◇◇

Juice=Juice


金澤朋子

この難解曲をソロで歌えるのって、かなともしかいないんじゃないかと思うので、ぜひ唯一無二の歌唱力を見せつけてほしい〜。


植村あかり

バーイベで歌ってましたね。良すぎるから、またこれで勝ちにいこう。


稲場愛香※ツイート誤字ってて本当ごめんなさい

これも後から調べたらカンガル時代に歌ってました。そりゃそうよな。セリフたっぷりな曲をまなかんに歌ってほしいと願うのは人類の総意ですから。


段原瑠々

るるちゃんでプラチナ期の曲が聞きた過ぎる。色気と力強さと情熱に溢れた歌声で、我々を骨抜きにして頂きたい…。


井上玲音

美しくて真っすぐなパフォーマンスをするれいれいには、「地球」とか「宇宙」とかデカい規模の愛について歌ってほしい。出会いや別れがあっても地球は回るもん。自分らしくいくのがいいもん!


工藤由愛

たこちゃんの歌は上手でとっても好きなんだけど、やっぱり小動物感があって可愛いので、ミニモニ、いやミニハムずをチェックのスカートでキメて欲しい…。絶対可愛いから、いつかやってね。


松永里愛
やふぞうちゃんは歌声も大人っぽいし何でも歌いこなせそうだな~と思っていたら投票しそびれてしまいました…。反省…。
いま考えてもやっぱり難しいのですが、やっぱりカッコいい路線に期待してしまうので、『かっちょ良い歌/ハロー!プロジェクト モベキマス』とかいいなぁ~と思います。



◇◇◇

つばきファクトリー


山岸理子

私、数年前ハロコンで披露された『次々続々』を歌うりこりこに心を奪われてしまっているので、ぽわぽわした見た目とのギャップに打ち抜かれたくてたまらないんです。三浦徳子(これは「亜伊林」名義)&星部ショウのタッグ大好きだし、妖しい世界観を表現するりこりこが見たいです。


岸本ゆめの

パワフルなパフォーマンスだけじゃなく、しっとりとした表現も素敵なきしもんに、おしゃれで大人な曲を歌ってほしいな、と思いました。力強い「つづーウィてく」が聞きたい。


谷本安美

おしゃれで可愛いあんみぃには℃-uteが似合うなぁと思ったので。ちょっとセンチメンタルに浸る姿が見たいです。


新沼希空

ソロで歌うとメッセージ性強すぎて怖い選曲だけど、きそちゃんなら声もリズム感もメロディと合うし、きっと可愛く仕上げてくると思います。


浅倉樹々

可愛くて表情豊かで隙のないききちゃんだから、王道アイドルソングを歌ってほしい。全女子を負かせてほしい。


小野瑞歩

こちらも披露済ですね。しっとり可愛い雰囲気が合いすぎる。


小野田紗栞

さおりんに悲しい顔をさせたら右に出る者はいないので、ぜひ重たい悲恋ソングを歌ってほしい。


秋山眞緒

割と大本命。ダンスが得意で溌溂とした魅力が溢れるまおぴんにビシッと指さされて「カクゴして!」って言われてぇぇ~~~!カクゴする~~!!


◇◇◇

BEYOOOOONDS


一岡伶奈

鉄オタとして歌ってくれ。なんか、浅い思考でごめんね…。途中で豆知識も挟めそうだし…ぜひ…。


島倉りか

迷った~~。りかちゃんはニコニコしてても抜群に可愛いけど、それだけじゃ済まされない奥深さがあるし、こういうの似合いそうだよね~~~。あぁ〜睨まれたい~~~。


西田汐里

森ビヨでは正規ヒロインではないながら、圧倒的なヒロイン感を見せつけてくれたしおりん。ぜひ思いがけない恋心に震えて欲しいです。聞こえる…「心がジリジリしてるの…」オッケー完璧これでいこう。


江口紗耶

山上…じゃなくて、さやりんですが、正確な曲名を調べていたらギリギリ0時回ってしまい、投票はできてません。
これはあれです、ヒーローマント姿がみたいからです。めっちゃ似合いそう。


高瀬くるみ

全人類の味方感があるので、「私はすべてお見通しよ」って歌われたい。絶対泣く。


前田こころ

こころちゃん、気づいたら2曲リクエストしてました。
どっちでもいいから、とにかく睨んで欲しいんでしょうね~。こころちゃんの、ちょっとダークな雰囲気が好きなんです~。


山﨑夢羽

完璧なリズム感でこれ歌ってほしい~。若いのに陰気で重いこの曲歌ってほしい~。


岡村美波

まんまです。昨年爆誕したみいみお姉さんに赤ちゃん扱いされたい。キモくてごめんね。でも本気なんだ。頼む。


清野桃々姫
ももひめも難しいな~と思っていたら時間過ぎてました。ごめんね。
芸達者だから何でもできちゃうし、果敢に挑戦もするして、全然予想つかないです。敢えてリクエストするなら『セクシーキャットの演説/モーニング娘。'16』を一人で歌いきってほしい。


平井美葉

とりあえず書いといて、後でもうちょいちゃんとしたハロプロ曲に入れようと思ってたら忘れてた。でもこれ大好きだから、どっかで聞きたいのよ。認知度が未知すぎてあれだけど、作詞作曲のササキオサムさんも別界隈でお世話になってるし、なんとか誰かに披露してもらいたくて、みよちゃんが一番良いよぉ〜と思った結果です。ご査収下さい。


小林萌花
ほのぴもなんでも似合うな~と思っていたら投票しそびれました。ドМハロオタとしてはブチギレして欲しいけど、やっぱまだまだ品のいい曲を聞きたいよなぁ~。『歩いてる/モーニング娘。』とかかなぁ~。


里吉うたの

ダンスも激しくてカッコいいし、うーたんに「根性なしだよ」って言われたい。間奏でセクシーなオリジナルダンス披露して欲しい。



◇◇◇

その他(妄想)

ごめんなさい、兼オタだからすぐこういう事しちゃうの…


まおぴんに歌ってほしい言葉だらけなんだ!!!一生のお願い!!!!挙手して「恋が始まるよー!」って全人類に宣言してほしい!!!


「ブスって言ったら殺すから」って言われたいんだよこっちは。何年言い続けてると思ってんだ。オラ。本当、なんでもするから、歌って…。


英語=ちぇるって単純な思考回路でごめんね。でも一人じゃ歌いにくそうだから、誰か指名していいよ。12期で歌おうか。そうしよ。ぎこちない距離感で一緒に練習する12期見せて。


最後「I‘m Exciter!」ってウィンクかまして欲しい。絶対「バチーン!!!!」て音する。ショートする熱視線で二度と離さないで欲しいし、エキサイトキッスして欲しいの…。



◇◇◇


以上です。
来年もやるか分かりませんが、考えるの楽しいから毎年やりたいな〜!

でもメンバーは大変ですよね。
あんま身体的にも精神的にも負担にならない形で、続いてくれたら嬉しいです。

一曲でも歌ってもらえたら超嬉しいけど、ここまでで十分楽しめたから何でもいいな〜。
楽しみに待機したいと思います~~!




おまけ

ハロプロソロフェス投票記録① 〜モーニング娘。'21 & アンジュルム〜

あ〜〜ハロプロって今日も魅力的な曲ばかりで、魅力的な子ばかり!!
すげーー!!!!


ってことで、ハロプロソロフェス投票楽しかったですね〜!!!

この曲、あの子に歌って欲しいーーーーーー!!!って妄想を存分にやっていいのと、たくさんのオタクの妄想も知れる!というのが最高です。


去年も投票企画がありましたが、その時は、メンバーの選曲に自分のようなオタクの邪念が入り込む恐れがあるなんて、頭が高すぎない…?と思い、あまりホイホイ投票出来ずにいたんですが、実際の所どこまでその影響があるのか分からないし、正直メンバーもそこまで重要視せず、自分の歌いたい曲から選んでいるような気がしたので、今年は欲のままにやってみるぞー!と思い、ほとんどのメンバーに投票しました。
若干名、私の勉強不足と判断力の低下で投票出来なかったのが心残りです。自身の不甲斐なさを猛省しております。


楽しいな〜と思ったことは書き残しておくと、後々思い出して何度でも楽しくなれると思っている低燃費オタクなので、以下自分のための記録としてツイートを貼り付けておきます。


全部貼り付けようとしたら案の定重すぎて見る気が起きなくなったので、分けました。
でも投稿するとそこまで重くなかったりもするから、あんまりよく分かってないです。


この記事では、

についてです。
頑張って考えたものから、パッと思いついたものまで、割と思考にムラがあります。

自分の性癖曝け出してる感じしてちょっと恥ずかしいし、有識者から異端者扱いされてしまう可能性もありますが、私自身の楽しさに任せて書いたものなのでご容赦ください。



◇◇◇

モーニング娘。'21


譜久村聖

ダークサイドなふくちゃんも好きなので…。「ほら見てなさい」て言われたい〜!

書いた通りです。愛の権化のようなふくちゃんに、愛の最上級とはどういうのか見せてほしいんです。ふくちゃん、愛の最上級って、どういうものなの?(問いかけるな)


生田衣梨奈

えりはGALだし。バーイベで歌っていますが、GALで勝ちにいくえりぽんが見たい。


石田亜佑美

まんまです。


佐藤優樹

複数人で掛け合うように歌うのが印象的な歌だけど、まーちゃんの変幻自在な憑依型ボイスで歌い分けて我々の頭を混乱させてほしい。


小田さくら

激しいロックな歌を歌う小田ちゃんが好きなので、完璧なリズムと強めな発声であややを歌う姿が見たい。


野中美希

大人っぽい歌が似合うし、ちょっとジトっとした目で歌ってほしい。湿度がある曲が聴きたい。


牧野真莉愛

チアガール姿が大変似合うから。まりあんに応援されたら泣いちゃう。頑張っちゃう。揺れるポニテが見たい。


羽賀朱音
あかねちん、投票しそびれました。ごめん。
なんだろうな〜。『春恋歌/つばきファクトリー』とか雰囲気ぴったりだけど、ぴったりすぎて面白みないかな?でも見たいなぁ〜。


加賀楓

テニプリ以外のアニメは詳しくないのでハロー!アニソン部はほぼ見ていないのですが(ごめんなさい)、かえでぃーが歌う「Snow halation」を聞いて、その伸びやかで爽やかな歌声がもっと聞きたいな、と思いました。でも多分絶対歌ってくれない。


横山玲奈

女の子の複雑な感情を、普段明るいよこやんに歌ってもらいたい。ニコニコしている子こそ、ちょっとだけセンチメンタルな表現が見たくなる。


森戸知沙希

歌ってるような気もするけど、似合いすぎるから聞きたい。


北川莉央

大本命。おんちゃんは水分含有量が多い声をしていると思うので、ぜひつばきのジメジメ曲を歌っていただきたい。「みんなには悪いけど」って涼しい顔で歌ってほしい~~~。女の敵になって欲しい~~~。負けたい~~~。 まあ、未来見えちゃってますんで☆


岡村ほまれ

めっちゃ見たい。可愛くてうるうるしたお目と同じように、透き通ってキラキラした声をしているので、こういう真っ直ぐ純粋な感情をありのまま歌った曲が聞きたい。


山﨑愛生

可愛くてずっとニコニコしためいちゃんも、きっとそろそろ反抗期を迎えると思うから(きもい)。



◇◇◇

アンジュルム


竹内朱莉

落ちサビをたけちゃんのキラキラした声で聴きたい〜〜!奇跡みたいな輝きになるんだろぉな〜!!


佐々木莉佳子

りかこの命令形な言葉が大好きだからです。全身革張りのライダースーツ来てほしい。


上國料萌衣

今をときめくかみこに、ちょっと懐かしい感じの曲調をしっとり爽やかに歌って欲しい。


笠原桃奈

ごめんね、歌ってくれないと思うけど、ふんわりニコニコ柔らかい系な曲も聞きたくて…。ぜひ違う曲選んでください。


川村文乃

「髪を染め直した」で髪の毛かき上げるかむちゃんが見たくて…。かむちゃんの人生輝いてるから…。


伊勢鈴蘭

どっちでもいいよ〜!でも『赤い日記帳』のドロドロびしょびしょな雰囲気のれらたんが見たいなあ〜!!


橋迫鈴

りんちゃんにこれ歌わせたいとか、なんかセクハラ親父みたいで冷静に考えると恥ずかしいんですけど、最近は少年感の強めなりんちゃんに、美少女系を歌ってもらったらどんな感じになるのかな?って思って、です。セクハラ親父じゃないです。


為永幸音

女神感がすごいから。バシバシのまつ毛が美しい目で睨んで欲しい。


川名凛

ニコニコにとサビのダンスを踊ってほしい。「未来しかなくてごめんね!」って明るくテヘペロしてくれ。


松本わかな

「○○するのだ!」構文がハム太郎と同じくらい似合うので。人生を自分色に染めてくれ!!


◇◇◇


こんな感じで、娘。とアンジュについてです!
すでに当時の私と今の私で解釈違いを感じなくもないくらい突発的なものもありますが、そういうもんですよね。



他グループについても後日あげようと思います〜!
読み返したとき楽しくなれますよーに!!




※続き書けました〜!
szhello.hatenablog.com

つばきファクトリー好き曲語り 〜満たされない女子の魅力に浸る〜

最近ジメジメした日が続きますが、いかがお過ごしですか?
毎年のことと言えど、やはりこの蒸し暑さと、どんよりした空模様に、なんとも気が滅入ってしまいそうです。



ただね、この時期にぜひともオススメしたいアイドルがいるんですよ。


そう、つばきファクトリーです。

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※公式サイトつばきファクトリー:プロフィール|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイトより

この画像だと割とビビットで湿度なんて感じませんが、彼女たちを甘く見てはいけません…!
「ギャップ」なんて可愛い言葉では済まされないほど、清楚な見た目とは裏腹に、女子の深層心理に迫る生々しい歌が多いです。
私はそれが大好きで、聞くたびに「女子怖いよぉ…でも分かるよぉ…」と泣いたり共感したりドン引きしたりしながら、楽しいハロオタライフを送っております。


歌やダンスのスキルの高さはもちろんですが、満たされない心情を訴える表現力がたまりません。
今にも泣き出しそうな、寂しそうな、何かを求めているような、そんな雰囲気を纏う彼女たちは、まさに今の湿度のように、匂い立つ色気を放っていて、この時期に聴くとより一層そのジメジメ感に浸ることができます。


だから!聴こう!!!
ついでに語ろう!!!!!

という訳です。


あんな何かを含んだ目で見られたら「自分なにかしたっけ…」って気になるし、目を逸らされたら「やばい、絶対なんかした…」って絶望するし、要はもう何をしてても、その表情の真意が気になって仕方なくなってしまうんです。


「国民的彼女」なんて言われていますが、つばきファクトリーは"ヒロイン力(りょく) "がすごいんです。
可愛いだけじゃなく、哀愁や憂鬱さも感じられるので、月9の有村架純石原さとみ長澤まさみと並んでも負けないくらい、全員が正統派ヒロインの顔をしてパフォーマンスしています。

だから暗い顔をしていたら気になっちゃうし、わがままだって許せちゃうし、陰湿でも構わないし、笑顔だったら嬉しいし、なんとかして幸せにしてあげたいと思ってしまうし、とにかくその表情の一つ一つに世界が釘付けになってしまうような魅力があります。

そういう負の感情の表現が、ハロプロっぽさ全開で好きなんですよね……。


メンバーたちについても個人個人色々あるので語りたい気持ちがありますが、まあ、ちょっと色々あったし、割愛します。
なので楽曲について語りますが、それだけでももう本当すごい数になりそうだし、既に他の記事で語っているのもあったりするので、今回はそれ以外で満たされない女子の魅力が溢れた以下の曲に絞ります。

わー!どれも大好き!!!
気合入れて語るぞーー!!!!!

※好き勝手に語るだけの記事なので、解釈が合わない部分があるかと思いますが、オタクとはつねに独りよがりなものだということで、ご了承下さい。

※女子の奥深さを感じるゆえに、悪口のような表現になってしまうものもありますが、全て褒め言葉であって、彼女達の評価を下げる意図は一切ございません。

※長いです。目の疲れなどお気をつけください。


◇◇◇

『独り占め』

作詞/作曲 つんく/編曲 大久保薫 2016年

一曲目からテーマ逸れてて申し訳ないんですけど、これめっちゃ満たされてる女です。ただその満たされ方が陰湿だし、女子の奥深さ感じて大好きだし、今後の満たされない曲の基準にもなるので、どうしても語りたくて載せました。


個人的にハロプロ曲史上、一番近づきたくない女だと思っています。
愛する彼さえいれば何もいらない。周りにどう思われようが、彼を「独り占め」していることに幸せを感じる、やばい女の幸せ勝利宣言の歌です。


きっと人気者の彼なんでしょうね…。暗黙のルールでもあったんだろうな…。
なのに主人公の女は「恋愛ってそんな風に 割り切れるの?」や「みんなには悪いけど 彼のこと渡せないな」など、何かと上から目線で反論してくるので、一昔前の少女漫画だったら、髪の毛の掴み合いやビンタの応酬で修羅場となっていたでしょう。


しかもさ、MV見た?
これ読んでるってことは見てるよね??

皆んな可愛いよ、可愛いんだけど、総じて何とも地味なのよ…。黒髪で清楚でおとなしそうで、ちょっと自分に自信がなさそうなくせに「私悪くない」みたいな顔してんだわ。
周りの女子はきっと「え、こいつに負けたの…?」って思ってる。
それがまた絶妙な説得力があって、最高〜〜!

その辺がきっと「みんな」の癪に触るんでしょうね。
でも、いいんですこの子は。
「みんな」から嫌われようが、「彼さえいたなら」いいんです。

もうなんも言えないよね。お前の勝ちだよ。
何がむかつくって、

駆け引きとか 上手い下手は
私にはわかんないけど
なんか生きがいを感じてる
幸せよ

この幸せ宣言~~~。
どこまで口に出してるか不明ですが、「わかんないけど」とか、そういう上から目線なこと言うから「みんな」に嫌われんだよ~~!!あと多分この男も今後評判落ちるやつ~~~~!!!夢羽ちゃんに「大したことないじゃん!」て言われるやつ〜〜!!!!


でもね、ここで私は学ぶ訳です。
女がちょっと地味だろうが舐めちゃいけないし、男がちょっと人気だろうが手に入れたいならば全てを賭けて挑まなければいけない

私なんかは凡人のモブ女なので、きっとずるいことを考えるでしょう。「みんなに嫌われたくないけど、できれば彼を手に入れたい」と。
もうダメダメですね!そんな甘い考えだから、ちょっと可愛くて地味で清楚な女に出し抜かれちゃうんですよ(別にそんな経験はない)。本当に好きで手に入れたいんだったら、周りからどう思われようが、絶対に奪いに行かなければいけないんです。
この潔さはどう考えてもカッコいい……。

そうやって手に入れた「運命」の彼と幸せを謳歌してるんだから、そりゃ彼女の勝ちで私の負けですよ…!!


何が怖いって、こんな恐ろしい曲を、つんくがニヤニヤと笑みを浮かべて書いていたのかと思うと、ゾクゾクしますよね。もう!!!すごい!!好き!!!!!

そう、色々言ったけど、好きなんです。
曲自体も、インディーズ時代にこれを歌いこなせるつばきファクトリーも。
清楚すぎてちょっと物足りないとさえ思っていた彼女たちを、こんな形で昇華させるのがすごい。
幸せよ」をあんな不穏に歌えるアイドルいる??
満たされてるくせに、どんよりしてるの最高。


私も同じような状況になったら、つばきファクトリーさんのように、周りの目なんか気にせず欲しいものを入手するための勇気と覚悟を持ちたいと思います。



◇◇◇

『笑って』

作詞/作曲 津野米咲/編曲 平田祥一郎 2017年


こちらも、つばきのイメージを鮮やかに昇華した名曲です。
「いい子」「優等生」はまさにつばきファクトリーに抱きがちなイメージで、彼女たちがこの歌詞を歌うからこそ、曲の主人公と本人たちが重なり、切実な歌詞の説得力が増して、心にグサグサ刺さります。


いい子」って、誉め言葉として言われても微妙ですよね。
なんかこう、一線引かれているような距離感もあるし、「つまらない子」って言われているみたいで、ちょっとすんなり受け取れないです。
あと、誰かの理想や期待を重ねられて、少し息苦しくなります。


もうサビがさ、泣いちゃうよね。

笑って笑って笑って
笑い疲れたら涙が出そうだ
希望抱いて飛び出して
ちょっとこわいけど
産声をもういちど

赤ん坊が生まれてくるときの産声を、今ここでもう一度あげるんです。
自分の中で生まれた新しい感情が涙と共に湧き上がってくるのが伝わってくる、生命力に溢れ、不安と勇気と未来が詰まった、すごい言葉だと思います。


本当、津野米咲さんは、瑞々しくて美しい言葉を使いますよね…。
これきっと、モーニング娘。とかアンジュだったら「やってらんねぇ!」ってキレてると思うんですよ。それはそれで超分かるし、スカッとして気持ちいいです。
でもつばきファクトリーは「投げ出すのなんてダサいし 涼し気な顔していたい」という美学を持っているんです。だから大きく騒ぐことなく、あくまで「優等生の逆襲」を企てるのが、彼女達らしいし、本当それもそれで、すごく良い。


あー、気付きてぇ………。
クラスの優等生の女の子が、人知れず生まれ変わった姿に、絶対いち早く気が付きたい…。
(○○ちゃん、なんか最近少し変わった気がするな…。特に行動が変わったわけではないし、相変わらずいい子なんだけど、なんかちょっと、カッコイイ…??)
みたいな!!!!
優等生だから今まで少し近づきにくかったけど、なんか雰囲気が変わったから話してみたいたいな…と思うクラスメイトになりたかった!
(『独り占め』では近づきたくなかったはずなのに、もうこんな心変わりしちゃった)


なんだろうね…少しは自分とも重なるような気がするんだけど、むしろ応援対象なんだよね…。
子供の成長に泣いちゃう親のような気分です。将来子供が生まれたら絶対聞かせよう…。


色々歌詞について触れましたが、こんな切実なテーマだけど曲がとってもポップでオシャレなので、全然重くないし、押し付けがましくもない。
その軽やかさが、また心にスッと入ってきて沁みてくるんですよね…。可愛い曲かな〜?と無防備に近づくと、うっかり泣いちゃうやつです。


新しい感情との新鮮な出会いと、現状を変えたいと願う勇気に溢れた、心に残る大好きな曲です。



◇◇◇

低温火傷

作詞 児玉雨子/作曲 大橋莉子/編曲 近藤圭一 2018年(先行配信は2017年)


つばきファクトリー幸薄系ヒロインのイメージを印象付けた代表曲だと思います。
このつばきファクトリーがいたら、どんな窓だって結露するし、雪女の伝承は彼女達を見た人々が伝えたとも言われています。


もう曲名からしてパワーがありすぎる。
タツとかホットカーペットとかで「あ〜〜、ぬくぬくしててあったけぇ〜〜」って油断してたら実は火傷してました ってやつを、自分でも気がつかない間に焦がしていた恋情に変換できる児玉雨子のセンスよ…。
それまで「低温火傷」なんてカイロの裏の注意書きくらいでしか見たことなかったのに、こんな色っぽい意味持っちゃって……。そろそろ広辞苑にも、この意味が追加されるでしょう。


この2人さぁ…知り合って結構長そうだよね?幼馴染って程じゃなくても、中高の同級生って感じ?
この歌はあくまで恋の気づきとその戸惑いについて歌っているので、いける、いけないが主題の曲ではないのは承知ですが、私はこの子のことを心配していません。
この2人は付き合う。たぶん大丈夫。

だってさ、「小さい手だな 握られたら」ってさ、
やばくない??????(cv けみお)
こんなん惚れるに決まってるじゃん。

しかも「いつもは塗らないマニキュア」をしている手を、ですよ??
むしろ向こうだってきっと(いつの間にマニキュアなんてしてんだよ…)って思って、その手を握ったんじゃないの?
背伸びした大人の爪と対象的に幼いままの手だったから「小さい手だな」なんて言ったんじゃないの???

ちげーよ!お前が大きくなったんだよ!!!って机ドンしたい。
てか絶対好きじゃん!!!!!!!(泣)
男のが先に好きになってそうだし、鈍いのは女の子の方だったんじゃないの?とすら思います。


はぁ。こういう妄想止まんなくなるのが、雨子の怖いとこですよね……。
本当、付き合わせて申し訳ないです。

少女漫画のワンシーンみたいで可愛いシチュなんだけど、歌うのは3次元の年頃の女の子だから絶妙な生々しさもあるし、またこれも皆んなの表情が良い……!!!
まだフラれてもないし、そっけなくされた訳でもないのに、なんでもうそんな今にも泣いちゃいそうな顔してんのよ…。さすが全員ヒロイン。感受性は豊かな方が主人公向けなので、これで今すぐ月9撮れる。視聴率トップからの映画化狙おう。


これさ、衣装もめっちゃ可愛いよね。
ヒラヒラしたケープは可愛らしいけど、ダブルボタンだし生地もクラシックなデザインで高級感あるから最高。お揃いの帽子と手袋も品があって素敵。この浮ついてないお嬢様感が、恋に戸惑う歌詞と相性良すぎます。

曲も、切なさと孤独感があるメロディから、サビに向かって激しくなる展開が、抑え込んでいた気持ちに段々と気づいていく歌詞と重なって大好きです。
特にCメロの「小さい手だな 握られたら」のテンポが鼓動みたいで、聞いてるこちらにも主人公の戸惑いやドキドキ感が伝わり、盛り上がります。

感情の静けさと激しさを臨場感たっぷりに楽しめるし、それを表現力豊かにパフォーマンスできるつばきたちもすごいです。


この後こういう系統が続いたので、やはりイメージと合っていたんでしょうね。
つばきファクトリーが描く女子像を印象付けた大切な曲だと思います。



◇◇◇

『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい』

作詞/作曲 つんく/編曲 江上浩太郎 2018年


つばきファクトリー史上最もジメジメした女だと思います。
三回目のデート神話』の女の子と同じ部屋に閉じ込めて、うじうじグダグダ言い合うのを観察したい…。それかほぼ同じシチュエーションの『はぴ☆はぴサンデー』と同時再生してテンションの落差を眺めたい。


確かにね、気になっちゃうよね。
特に「匂い」なんで微妙に自分じゃ気付けないし、洋服も男受けと女受けって結構違ったりするし。あと特にこの時期は、湿気で化粧が崩れたり前髪がフニャフニャしちゃったりしやすいから、長時間の外出なんて最悪。

ただ、私個人の感覚にはなってしまうけど、だいたいの場合、男性って何にも気づいてないよ。

よっぽどじゃなければ絶対女の子のが良い匂いしているから、心配することなんか何にもない。化粧や髪型の崩れも悲しいほどに見てないし、何がどの程度崩れて現状こうなっているのかとか全然分からないよ。軽蔑なんてありえない。
ましてや洋服なんて同じの着ててもバレるかバレないか程度だから、好みがどうこうなんて気にしないでいいし、どうしても男受けに寄せたいのなら、ピンクや白の淡い色でふんわりヒラヒラしてたら間違いないから大丈夫。「あんま女子女子してる恰好苦手だな~」とか言ってる男も別に苦手な訳ではないので全然問題なし。
露出度とか派手ささえ外していなければ、彼女の外見に幻滅することなんてないはず。

なぁ〜んて、こんなアドバイスしたところでこの状態の女の子には響かないです!!残念!!

こんな色々心配になっちゃうほど好きで、ぐるぐる考えが拗れている姿は、やはり可愛いです。
だから男はドン引きしてないで、「可愛いね」とか「いつもいい匂い。大好き」とかちゃんと言わなきゃダメですね。


これ曲調もどんよりしてるし、MVでも皆んな陰鬱な表情で歌ってるから「それ付き合ってて楽しい?本当に会いたいの?」と問い詰めたくなりますが、

断れば 次会えないような
気もするし っていうか会いたいし
コンビニの後の髪の匂い 気になる
気になる 大好き

と、つんくはしっかり明記してくれてるのでひと安心。
会いたいんならいいわ!!大好きなのね!!!
よーくわかった!いってらっしゃい!!


こういうグチャグチャな感情を都合よく切り取らず、ありのまま音楽にするのが、さすが我らがつんくちゃんですね…。
そうだよね、感情なんてあちこち行くもんだもん…特に恋に悩む女の子の思考なんてドンキホーテくらい無秩序だよね……。

「っていうか 会いたいし」のちょっと雑な言い回しが最高に好き。


奥ゆかしい女子も極めるとここまでドロドロになるか〜と唸ってしまう、女子の深層の境地だと思います。
勉強になりますね〜。



◇◇◇

『抱きしめられてみたい』

作詞 児玉雨子/作曲 大橋莉子/編曲 平田祥一郎 2020年


満たされない女の究極体。
この時の、彼女たちの周りの空気からドライアイスが製造されていると言われています。
冷えきった皆んなの表情は、見ているだけでゾクッと身震いしそうです。


ちょっとさぁ、つばきファクトリーさんどうしちゃったのよ…

抱きしめられてみたい……??
つまり抱きしめられていないということ…?
国民的彼女として君臨する、つばきファクトリーさんが…?????

いやいやいや…だって、『独り占め』ではあんな勝ち誇った顔で「幸せよ」とか歌ってたじゃないですか…そんなつばきファクトリーさんが、「抱きしめられてみたい」ですって…?

「付き合いたい」とか「愛されたい」とかでなく、「抱きしめられたい」といういじらしくも、艶かしいことを願うのが、つばきファクトリーの奥ゆかしい色気と児玉雨子の生々しいセンスが爆発してて最高。

本当何があったんでしょうね?
そもそもこの2人付き合ってるのかすら不明ですし、強がって気持ちを押し殺している感じなので、たぶん付き合ってないんじゃないかと思います。
付き合ってすらいないのに、「"そこらへんの女の子"って 呆れないでね お願い」なんて要望を出すの、マジでプライドだけ高そうでややこしい〜〜。

なんで女子ってどいつもこいつも素直に生きれないんだよ〜〜!お陰で今日も名曲が生まれちゃって困るよ〜〜〜!!!!


小片リサちゃんの歌う落ちサビは凄みがありすぎて、真冬の早朝みたいな緊張するほどの冷気を感じます。
特に「ぎゅって」は、もはや呪詛かってくらい気持ちこもってて、たった4文字だけど、そこに女の子の切なさと孤独と欲望がまさに「ぎゅっ」て詰まってるから天才。あと復帰してくれてありがとう。

あとやはり最後の樹々ちゃんの歌う「ねぇ あの子だれなの」の絶望感…。
むしろそう言われる側の女みたいな顔をしている樹々ちゃんが、そこを歌うっていうのがたまりませんよね。
私が男なら逃げてる。ごめんね。


彼女が幸せになれるかは分からないけど、私で良ければ今すぐ抱きしめたい…。
そんな不毛なことを思ってしまうほど、切実な感情が乗っていて素敵です。

夏の代表曲『今夜だけ浮かれたかった』と冬の代表曲『低温火傷』を既に持っているのに、またしても季節を味方にして優勝してしまいましたね。
強い…強すぎる……この快進撃は止まらなそうです。



◇◇◇

『イマナンジ?』

作詞 Soflan Daichi/作曲 玉木千尋/編曲 玉木千尋 2020年


これもまた満たされずに悲しい顔をしたつばきファクトリーを堪能できるのですが、他の曲は主人公の女の子が一方的に大きな願いを抱えていることに対し、この曲は主人公の願いは「手をつなぎたい」と非常にシンプルでささやかです。それなのに男が女心を1ミリ理解できない鈍男なため、「幸薄系ヒロイン」特有の美しさが溢れていて最高です。

先ほどは「抱きしめられてみたい」と悩んでいたのに、今度は「手をつないでみたい」に願望レベルが下がってるじゃん…。
嘘でしょ…『独り占め』では「周囲からの熱い視線」を浴びていたつばきファクトリーちゃんが何故こんなことに……!

まぁこんな清楚な見た目してるから、きっと男も慎重になっているんでしょうね。
付き合っているのに手も繋がないなんて、喧嘩しているか、本当はあんまり好きじゃないかの二択なので、この男はどうせ照れ隠しですよ。

もう!つばきファクトリーちゃんと付き合っていることにもっと自信もって、しっかり「Darlin’」を全うしてくれよ!つばきファクトリーを『独り占め』出来るんだから、ドヤ顔で手ぐらい繋いであげて!!
でもあんま不健全なことしたら許さないし、夜連れまわすとか論外だから!その辺うまくやってな!!!

厄介な事を言っている自覚はありますが、やはりDarlin'に説教したくなります。


でもさ、これもまた『抱きしめられてみたい』と同じで、素直に言えばいいのにね!!
そんなおねだりされたら可愛すぎてもっと好きなるし、普通に手も繋げるし、一石二鳥じゃん。照れて手を繋がない男も男だけど、素直に言えない女も女です。
もし友人に「彼氏が手を繋いでくれないから、いま何時?って聞いてアピールしてるの」とか言われたら「はあ?分かりにくすぎだろ」と突っ込んで友情壊れそう。

ただそれこそがつばきファクトリーの美学なので、きっと男女とも、こんな事態を内心楽しんでいることでしょう…。はぁ、面倒くさくて、好き……。


関係ないけど岸本ゆめのちゃんの「駅まで送るよ」の好青年ボイス好きすぎて夢女子になる。私なら全部忘れて普通に惚れ直しちゃう。


この曲、『イマナンジ?/断捨ISM』の両A面として発売されているのですが、これとほぼ同じ内容を歌った曲が、同じCDに収録されているのが面白いです。
巷で噂の『My Darling ~Do you love me?~』のパフォーマンス映像を見ましたが、「久々に多幸感あふれる曲で最高だな〜!愛してるって言えないの可愛いね!手も繋げないの可愛い!でも気づいて欲しいのめっちゃ可愛い〜〜!!」って思ったところで気付き、こうも違うか!とそのふり幅にテンションが上がりました。

おいおいおい同じCD内でなんてことしてくれてんだよ〜!今頃ケンカしてんじゃないの〜???なんてワクワクしちゃいますね!
交互に聞いて楽しみたいと思います!!



◇◇◇

2nd Album『2nd STEP』について



5月28日に発売された、つばきファクトリー2枚目のアルバム『2nd STEP』聴きました。

最高でした。

満たされない女を歌うつばきファクトリー最高〜!ってことを長々と語ってきましたが、今回のアルバムは割と満たされていて、恐ろしいことにそれもまた最高でした。

だって、あんだけ悲しそうな表情をずっと見せられていたんだもの…そりゃ、心が満たされて笑顔のつばきファクトリーがいたら嬉しくて泣いちゃうよ…!

愛についての思考が少し落ち着いてきて、孤独感が減った気がします。
彼との雰囲気が悪くなっても、ちゃんと言葉で解決しようとしたり、許せる心の余裕が生まれていたり、確実に進化をしていて、子供の成長を見守る気持ちのオタクとしては、寂しくもあり素直に嬉しくもあり、胸がいっぱいです。


詳しい感想書いたらもっと長くなっちゃうからやめとくけど、全体的に皆んな色々成長して幸せを見つけて行ってる感じがして、まさに『2nd STEP』を進んでいる感じがしました。


喜怒哀楽の全てが魅力になるつばきファクトリーの活躍が今後楽しみすぎますね!



◇◇◇


以上、つばきファクトリーの好き曲語りでした。


なんかテーマ決めたくせに、あんま沿えてない気がしますね…!?
結局好き勝手に長々と語ってしまいました!長いくせに内容無くてすみません!!

でもつばきファクトリーについては、濃ゆい女を歌い続ける姿がすごく魅力的でしたし、同じ女として考えさせられることも多かったので、とりあえず語りたい事を残せて良かったです。

人に見せるクオリティではないかもしれませんが、個人的にはめっちゃ楽しかった〜。


今回は6曲について語りましたが、既に他の記事でも語ったものがあるので、もし良ければそちらも読んでもらえると嬉しいです。

szhello.hatenablog.com
『就活センセーション』
『I Need You〜夜空の観覧車〜』
『今夜だけ浮かれたかった』


szhello.hatenablog.com
『気高く咲き誇れ』
『表面張力〜Surface Tention〜』
『三回目のデート神話』


あと、りさまる復帰してくれて本当にありがとう。
つばきファクトリーの"らしさ"を築いたのは間違いなく貴方の功績だし、これからもその魅力を感じさせる素敵なパフォーマンスをして欲しいです。
絶対応援します。

現メンバーの8人も、武道館ライブおめでとう。
清楚に見えても中身は図太い歌を歌ってきた皆んなだから、どんな事も乗り越えていけると信じています。
新メンバーも増えるのかな?まだまだ魅力が増すなんて、楽しみです。


きっと今が彼女たちの転換期だと思うので、今までのつばきファクトリーも、これからのつばきファクトリーも大切に、応援したいと思います!!

武道館ライブ楽しみ〜〜!!!
デカい会場でどんよりした曲歌ってくれ〜!!

Sexy Zone 10周年コンサート感想!〜SZ10TH Anniversary tour 2021〜


3度目、2年ぶりのSexy Zoneコンサート!!

Sexy Zone
Anniversary Tour 2021
SZ10TH

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行ってきました〜〜!!!!!

当日まで本当に開催できるのかハラハラしていましたが、無事に開催できて良かったし、参加することができて本当に幸せです。


まだまだファン歴の浅い私ですが、こんな形で10周年イヤーを迎えることになるとは思っていませんでした。
ポプステコンは残念だったけど、2021年はきっと大丈夫!と我慢の一年を過ごしていましたが、まだ以前のようにとはいかない状況でのコンサート開催は、色んな意見があって難しい決断だったことでしょう。
でも私はSexy Zoneのファンで良かったし、これからも応援し続けようと心から思う最高のコンサートでした。


今までもレポとは言えない、色々好き勝手な感想を書き残してきたし、今回のコンサートで見た光景も絶対に忘れたくないので、自分なりの言葉で記録しようと思います。



さて、私ももちろんファンクラブ会員なのですが、なんかもう全然当たらず、今回も友人が奇跡的に当てた枠で参加です。


それがなんと、横浜アリーナ最終公演

すご……ありがとう……ほんと…




という訳で、
5月5日(水) 17:50公演!

座席はアリーナEブロックの後方。
メインステージ近すぎてビビりましたが、ほぼ真横なのでステージ演出とかはあまり見えず。
それでも臨場感はすごくて、特効には全部ビックリしてました。

セトリや演出などの前情報は一切ナシで「(ケンティー曰く)横浜最後のオンナ」になった私の記憶です。




がっつりネタバレしてます。まだツアーは終わってないので、これから参加する予定の方はご注意下さい。
と言いつつ終始夢心地だったので、妄想が含まれている可能性も大いにあります。浮かれたオタクの記録なので、話半分で読んで頂けると嬉しいです。



目次

こんな感じです。
よーし、楽しかった記録じゃんじゃん残すぞー!!!!と思い書いていたら、約1万字の激重感想になりました。

目が疲れるので、健康状態にもご注意下さい。



◇◇◇

メンバーについて

中島健人

ケンティーいつの間にかプラチナフロント無くなって、ふわふわの黒髪でした。ええ、最高です。

相変わらずの長い御御足、向上心に比例する鼻の高さ、スター性に溢れた輝く瞳、そして愛を語るのに相応しすぎる甘いくちびる……
それら全てが中島健人という表現であり、間違いなく世界を幸せにする存在でした。

見た目彫刻なのに、彫刻じゃなく、歌って踊るアイドルになってくれて本当にありがとう…


いつもセクラバを熱く激しくセクシーに煽ってくれるケンティーが、コール&レスポンスの出来ない我々にどんな声をかけてくれるのか気になっていましたが、なんというか、基本的に変わらず煽り続けてくれました。

全人類そうだと思うけど、私ケンティーの煽りが大ッ好きなんですよね…!!
2019年のPAGESコンサートのときの「セイ!令和!!セイ!セクシー令和!!」も、配信ライブの「ヘイヘイ!セクシーラバーズ!Wi-Fi環境最高か〜!??」も、全然意味わかんねえ〜!となりましたが、謎に意味のわからない言葉こそ、大衆で叫ぶ楽しさがあるし、非日常を味わえて最高です。

今回も観客は叫べないと理解しつつも、変わらない熱量で盛り上げてくれるケンティーの姿勢にとても嬉しくなりました。

毎回ライブの締めに行われる、

 「ウィ〜ア〜〜?」
 \セクシーゾーン!!/

という恒例のコール&レスポンスも今回は特別仕様で、

「We are…セクシーゾーン!って心から叫びたいとは思うけど今は叫ぶな!(ぺこぱ松陰寺風?)」

ということで拍手しました!!

「ウィ〜〜ア〜〜〜???」
\パチ パチ パチパチパチパチ〜!/
 (セク シー ゾーーーン!!)

ばっちり私には「セクシーゾーン」に聞こえましたね。

こんな感じで、変わらずパワフル全開に我々を楽しませてくれるケンティーが、この世界にいるというだけで地球の勝ち確定です。
「セクシーよりもヘルシーに!」と話してくれたのが嬉しかったよ。

ヘルシーでセクシーなケンティーを見習って、私も日々精進していきたいと思います。


菊池風磨

風磨くんはサラサラな金髪でしたね!一番好きなやつ!!!

風磨くんはさぁ、本当歌が上手いし、言葉選びも上手いし、見た目もめちゃくちゃカッコいいし、人から憧れの対象にされる要素しかないのよ。
身近にいたら絶対大変なことになってたから、オタクで良かった…。


でも、私はこの目で見ました。
彼のファンサを。

なんか、思い出すだけで恥ずかしくなっちゃうんですけど、近くのブロックに菊池担がたくさん居たのかな?なんか、こう、絡みに行ってたよね??

なんだろ?表現が難しいんですが、ケンティーや聡ちゃんはアイドルの自覚を持った上で「ありがとうー!!!」って投げキッスや指バーンみたいなファンサしますけど、風磨くんはそういうんじゃないんですよ。

特に投げキッスとかする訳でもなく、急にニコッと近づいてきてちょっと手振る…みたいな。
ちょっと言葉にすると全然威力がなくて歯痒いんですが、とにかくこういう絶妙なリアルさがあるファンサはヤバい。

風磨くんは「あー、来てくれたんだ。ふふ、嬉しいな。ありがとね」って感じの振る舞いなんですよね。

そんなのさぁ…じゃん………。


ファンサをパフォーマンスとして語っていいのか分かりませんが、とにかく素敵だったので書き残しておきます。

…いやこれは妄想の可能性も否定できない。


あと風磨くんの最後の挨拶を聞いて、本当にこのグループが好きだなぁと心から思えたし、この場でこれを聞く事ができて、私は世界一幸せだなぁと感じました。

丁寧に風磨くんが紡いでくれた言葉だったので、私の曖昧な記憶で書き残すのは控えますが、5人で歩んできたSexy Zoneの過去と現在と未来を本当に大切にしていることが伝わる素敵な挨拶でした。

スマイルアップシールドは笑顔でライブを観る事を重視してそうですが、構造的に号泣することには適していなかったので、今後ぜひ改良して欲しい、とこの時心からの思いましたね…。
(全部垂れ流すしかなかったから、マスクの予備があってよかったよ…)


Sexy Zoneの兄貴分としてメンバーを引っ張ってくれる頼もしい風磨くんですが、最近は先輩からいじられてる姿も見られて微笑ましい限りです。
周りに頼って健やかに過ごして欲しいなと思います。


佐藤勝利

Sexy ZoneのLOVE担当はケンティーのイメージが強いのですが、個人的に勝利くんはメンバー愛もファン愛もジャニーズ愛もすごく強い印象で、今回もその愛の強さをパフォーマンスからすごく感じました。

なんというか、すごく楽しそうなんですよね。
笑顔でブンブン大きく手を振る勝利くんを見て、この元気な姿を見られて良かったなぁ〜と思いました。

『RUN』を歌いながら泣いてしまった聡ちゃんに駆け寄る姿は、メンバーとかパフォーマンスとかは関係なく、1人の人間として聡ちゃんがここにいる事が嬉しいんだろうな、と思うくらい優しい笑顔でした。


そんな勝利くんのパフォーマンスは、癖がないから振り幅がデカく、今回もその表現力に何度もウッ(泣)となりました。
常にその道の申し子みたいなビジュアルでステージにいるから、曲ごとに全然印象が違くて、驚きます。

『Let's Music』だとノリノリな笑顔で"佐藤ファンキー勝利"って感じだし、『君と…Milky Way』だと高貴さ溢れて"プリンス・ショーリ"って感じだし、『名脇役』だと絶対に主人公にはなれない"佐藤"って感じだし、かと思えば『RUN』では王道少年漫画の熱き主人公"佐藤 勝利"って感じだし……

Sexy Zone楽曲を表現する上で、説得力みたいな部分を、勝利くんはかなり担っていると思うんですよね。
真ん中で勝利くんがその道の申し子みたいな顔で立ってるから、もう楽曲の軸からは絶対に外れない安心感があり、周りのメンバーもその上で自由に表現を加える事が出来ているのかなと。

そんなところからも、メンバー愛やジャニーズ愛を感じます。


華やかで一際美しいお顔をお持ちでありながら、考え方や行動はかなり実直で誠実に生きている勝利くんが大好きです。
これからも真ん中でSexy Zoneの軸として構えていて欲しいです。

本当、奇跡みたいですね…。
10年センターしてくれてマジでありがとう…。


松島聡

聡ちゃん〜!!!!おかえり〜!!!!!!
元気そうで、約3年ぶりだなんて全く感じさせないアイドルっぷりでした。

金髪のふわふわパーマを片側編み込んでて、めちゃくちゃカッコ良かったです。
風磨くんのメイク待たせてまで気合い入れてくれてありがとう!!似合ってた!!!


ブランクを感じさせないどころか、進化して戻ってきてくれた印象なのですが、本当に歌もダンスも上手になってて、本人が大人っぽくなったのもあり、新たな魅力がグングン増してました。


やはり『RIGHT NEXT TO YOU』はすごかったです。

メインステージのほぼ真横なのであまりダンスの全貌は見られなかったのですが、間奏のダンスブレイクの時に、センター前にスッと出てきた瞬間の聡ちゃんが本当にカッコよくて…!!
その堂々とした姿とスタイリッシュさ、そして皆んなを引っ張るキレの良いダンスは、今まで見たことない聡ちゃんだったし、Sexy Zoneとしても新たな境地に踏み込んだパフォーマンスでした。


最後の挨拶で「戻ってきていいのかなと不安だった」ということも話していましたが、こんなにも素敵なアイドルなんだから、戻ってきていいに決まりきってます。

アイドルという職業がどれほど過酷かは想像する事しか出来ませんが、連日1万人の声援を浴びても不安を払拭できないほど、自分を追い込んでしまうものなんだと思います。
それでもアイドルであることを選んで、復帰を決めてくれた聡ちゃんが、その選択をして良かったと心から思ってくれるよう、私は私なりに応援し続けます。

そんな事を改めて思ったし、聡ちゃんを見守るメンバーやセクラバの愛を感じられて、温かい空間にいられて良かったです。


またニコニコした笑顔が見られて幸せだったよ!!!!
本当、幸せになって!!!!!



◇◇◇

ライブ構成、演出について

セトリについて

前半は最新→初期を振り返るようなセトリで、なぜかベストアルバムからは落選してしまった三浦徳子を一気に聞けて本当幸せでした。
ランドセルが降ってきて『恋が始まるよー!!!』って叫ばれた瞬間の高揚感ヤバかったです。ライブだぁ〜!!!!って泣きそうになった。
あと車のセットが映し出された瞬間も勝ち確定ガッツポーズを心でキメてしまったので、「ルンルンルルルルン ルルルルルンルン」が聞けて本当幸せ…。『ぶつかっちゃうよ!』は死ぬまでに生で浴びたい曲の一つだったので、この場で聴けて本当に幸せでした。

そのあとは普通に人気曲って感じでしたが、やっっっと『タイムトラベル』が披露されましたね!ポプステで一番好きだったので、配信ライブ見た時にずっと待機してたのに、まさかのセトリ落ちで正直かなりショックだったのですが、今回イントロでワァッ!っと昂りました。
最高でした。
(ついでに『シャンデリア・アベニュー』はいつやってくれるんですかね?待ってますよ。)


そして各ソロ曲を、メンバー全員で歌うコーナー。

これ5周年の『STAGE』コンサートでもやっていて最高だったんですが、また10周年でもやってくれましたね!!しかも選曲がまた良い!

勝利くんの『Why?』も4人で歌うと一気に厚みが増して強そうだったし、風磨くんの『My Life』も色気が4倍になってて、ちょっと退廃的な雰囲気のSexy Zoneも危険な香りがして、すごく良かったです…。

そして全生命体が大好きな国歌ならぬ星歌こと『CANDY~Can U be my BABY~』は見事でした。ケンティーもメンバーに歌ってもらえて、なんだがとても嬉しそうでしたね。早く映像化してほしいし、永遠に終わるな〜!って思って眺めてました。

聡ちゃんの『Mermaid』も可愛く煌めいてて幸せな空間でした。水鉄砲で遊ぶイケメンたち…オタクの妄想?と思うほどのキラキラでしたね。

あともちろんマリウスの『all this time』も本当に良かった……。皆んながマリウスを想う気持ちが伝わって、優しい気持ちになったし、なんかもう単純に曲が良いから泣いちゃうよ…。オレンジのペンライトが揺れる暖かい空間を、一生忘れません。


あとシングルメドレーも最高でしたね。
いやぁ〜もう全部良い曲!拍手!というテンションだったので正直記憶があやふやです。
もう『Lady ダイヤモンド』を横アリで踊れる楽しさったらないですね〜〜!!ありがてえ〜!!
もちろんデビュー曲の『Sexy Zone』も良かった。メインステージがどう見えていたのか分からなかったのですが、とりあえずメンバーが持っていた薔薇のペンライトが欲しいです。


RIGHT NEXT TO YOU』も、中盤で突然披露されたのですが、やはり空気がガラッと変わって、10周年を迎えた彼らの成長を一気に見せつけられました。Sexy Zoneらしいオシャレさと、ぴったり揃ったダンスはそりゃ相性抜群で、シンプルにかっこよさで涙ぐんじゃったよ。


最後、アンコールの『Twilight Sunset』が本当に素晴らしかったです。

「皆んなの大事な団扇とペンライト、一回置いてクラップしてね!」という優しい言葉が嬉しかったし、夕焼けのオレンジの光に包まれて、セクシーたちの優しい歌声と、セクラバの手拍子が響く空間は世界一暖かくて心地よくて、今思い出しても心がじんわりと緩んで、泣いてしまいそうです。

「僕らはこの時間を止められないから Twilight Sunset」という歌詞が、楽しい時間の終わりが迫る現在と重なって、グッと来ました。広い会場でもライブハウスのような一体感があって、セクゾの現場では初めて見る感動的な光景でした。

アンコールソングとして聴く『Twilight Sunset』がちょっと意外だったけど本当に最高だったので、このコンサートのセトリの良さとして、後世に語り継いでいきたいです。


演出について

今回はアルバムのツアーではないので、一貫したテーマのようなものはありませんが、周年記念ということで、今までのSexy Zoneを振り返れる素敵な演出がたくさんありました。

過去のツアーを振り返る時は、メインステージに当時の装飾が写されて、時空ごと連れ戻されているような感覚になり、参加できてないツアーにも参加できた気がして、とても嬉しかったです。


あとセンターステージの上にあった、めっちゃ動いて光る棒!すごかったです!!
あんな滑らかに動く棒初めて見ました。
名前ないのかな?調べたらレポとかにあるかも?リペコンのとき、センターステージの多面的に動く床は「セクシーリフレクターZ」と呼ばれていましたが、今回のあれもぜひ命名されてて欲しいです。


そして「劇場版 やっときた俺のPEACH」!!!

また会えたね!嬉しい!!!しかもめっちゃパワーアップして!!!

私の回はプレイヤー菊池風磨、キャラクター中島健人でしたが、倦怠期の彼女へなんか言ってました。ごめんなさい忘れました。

調べたら今回はプレイヤーも日替わりだったそうで…。
色んな組み合わせが収録されますように…!
あと早くあのイメージ映像見たい。

ファンション誌の撮影みたいな金かかってるセクシーたちだったので、ぜひBlu-ray画質で早く確認したいです。


衣装について

OPからめっちゃ可愛かった!!
柄×柄の浮かれたスーツ!!!!ファンキーな曲順に合ってたし、それぞれ目立ってて、あ〜アイドルのライブ来たなぁ〜!って視覚から実感湧いて幸せでした。


紫のギラギラロングコートみたいな衣装も、ザ・ジャニーズって感じで良かったけど、あのままランドセル背負うと思わなかったよね。
あんな小学生いたら都市伝説になってる。
最高。


コートだけ脱いで白いブラウスになった姿が個人的にめちゃくちゃ好きでした!

あんな王子様みたいな格好で『タイムトラベル』みたいに同窓会で会ったら、どんな立場でも恋に堕ちるわ。危ない危ない…。


PEACH!』の真ピンクなセットアップも可愛かったし、後半の真っ白な衣装も本当に高貴で素敵でした。


思い返すと全体的に厚着だったね。(雑な感想)
ちゃんと円盤で早く細かいとこ見たいです。


ツアーグッズについて

ライブ関係ないけど、語りたいから語らせて。

今回のツアーグッズめっちゃ可愛いよね!!

いや、いつも可愛いは可愛いんだけど、全体的にカラフルなのが多くて、トートバッグとかアラサーOLの自分が持つには派手だと感じていたのですが、今回はシンプルで、しかも薔薇モチーフだから普通に可愛い。

これでいいんよ。これがいいんよ!!!
と、大量購入しました。


ちょっこりさん(ぬいぐるみ)は、なんか余計な理性が働いてしまって買えなかったのですが、会場で写真撮ってるセクラバを見て、やっぱ買えば良かったな〜とちょっと後悔してます。

パーカーも既に部屋着として今まさに着てます。
柔らかくて着心地良い。


あとペンライト!!!
本当に可愛い!!!!!薔薇じゃん!!!


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これはテンション上がりました…!

またこういうの作ってね!!買うから!!!!


感染対策について

一応大事なことかな、と思うので記録しておきます。

まず入場前にやることとして、同行者の登録と、当日の参加同意の確認がありました。

健康状態問題ないですかー?陽性者と同居してないですかー?って確認ですね。

あと入場時間も指定されていて、会場前のスペースで厚生省の接触確認アプリ「COCOA」がダウンロードされているか確認されます。スマホの画面見せました。

入場時にカメラで体温確認と、スマイルアップシールドもらったかな?タイミングがちょっと思い出せない。

座席は前後左右ひとつ空けてました。
だから正直めちゃくちゃ見やすかったですし、荷物置いてもスペースがあって快適でした。

周りの方もマスク着用はもちろん、皆んなスマイルアップシールドを装着していましたね。

スマイルアップシールドは少し視界が歪むし、若干曇るし、泣いても拭えないし、双眼鏡も覗きにくいので色々苦戦しましたが、流石に外せません。
個人でフェイスシールドを準備して付けている方もいましたが、確かにそっちのが良かったかもな〜とも思いました。


もちろん声援も我慢。理性との戦いでしたが、ライブ自体は充分楽しめました。


会場内の雰囲気としてはあまり今までと変わらないかと思います。

コロナ禍で行った現場はテニミュが断トツの厳しさだったのですが、あそこまで会場内がシーーンとしている訳ではありませんでした。

でもそんな大人数で騒がしくしている人も居なかったので、特に参加する上で不安は感じませんでした。


運営やメンバーから、しっかり対策をして最後まで完走するぞ!という姿勢を強く感じたし、会場にいるファンもちゃんとそれを守っているように感じたので、開催への賛否があるのは理解しつつも、あの環境でライブを開催すること自体にはあまり問題はないのではないかと思いました。

専門家でもなんでもない、個人的な意見です。



◇◇◇

まとめ

以上!!!!
素敵なコンサートに参加できて本当に幸せ!!!
今すぐ円盤が欲しい!!!!!!

この状況でどんなライブになるのかな、と少し不安もありましたが、暗くなった瞬間に広がった、色とりどりのペンライトの海を見て、この景色をメンバーに見せられるというだけでも来て良かった、と思えました。

オタクの振るペンライトって綺麗ですよね…。

私は振る側の人間だからステージからの景色は知らないけど、客席にいてもあんなに綺麗なんだから、きっと上から眺めたらすごく気分が上がるんじゃないかと思います。

そんな装飾の一部になれただけで本当に嬉しいし、幸せでした。

10周年のうち、私がSexy Zoneを応援している時間はまだまだ半分にも満たないけれど、それでもここまでこれて良かったし、今後もずっと応援していきたいと心から思いました。

マリウスがいない中で迎えたアニバーサリーなのは寂しいけれど、一人一人の意見を尊重し、決して否定しない優しいグループなのがSexy Zoneだと思うので、結果的にどんな未来になるかわかりませんが、その時は私も彼らの考えを尊重したいです。


やっぱ生身の人間を応援するのは難しいけれど、なるべく幸せになって欲しいな…。


Sexy Zoneの皆様、10周年おめでとうございます。
Sexy Zoneに出会えて、素敵な曲をたくさん知れて、こうして応援できて、本当に私は幸せです。
ヘルシーに過ごして、セクシーな君たちにまた会えるよう、一生懸命頑張りたいと思います。





一応書き切れて良かった〜!
何か思い出したら追記します!!!!


※過去のライブ感想

szhello.hatenablog.com
szhello.hatenablog.com


※好きな曲語り
szhello.hatenablog.com
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これからもSexy & Healthy Life を楽しむぞ〜〜〜!!!

キャラクターソングと楽しむ『新テニスの王子様』1〜5巻

テニプリといえばキャラソン、キャラソンといえばテニプリ

何を隠そう、私自身も2012年のちょうど今頃に、丸井ブン太くんのキャラクターソング『だろい?』を聞いて「えっ、最高!」と思ったら、いつの間にか2021年になっていた、という『だろい?』産テニプリオタクなので、テニプリのキャラソンには特別な思いがあります…


そんな『テニスの王子様』と『テニスの王子様』が、なんと5/2まで、ジャンプ+、コミックシーモアやebookjapan、ピッコマ、などのあらゆる電子書籍のサイトで1〜5巻まで無料で読めるんですよ〜〜!!!!


これはamazonだけど他でも読める。

というわけで、本題!!!!!!!


『新テニスの王子様』の!!
キャラクターソングを!!
場面毎に楽しみたい!!!!!!


テニプリのキャラソンて、キャラクターの考え方や仲間への想い、試合中に抱いた感情など、かなり細かい描写が多いので、

(これってあの試合のことだよね…?え〜絶対そう…この、コレはアノ人のことだし、この展開ってつまりあの試合の流れじゃん…は?やば…………)

という気持ちによくなるんです。

拾うネタが細かすぎる故トンチキ曲もたくさんありますが、割とちゃんとしたテニスの歌も多いんです。


そこで、せっかく手軽に読めるならば、ぜひ合わせて聞きたいキャラクターソングを、場面毎に整理したいと思います。


これ、前からやりたかったんです。

私の頭の出来のせいかもしれませんが、曲数多いから忘れちゃうし、発売のペースが早いから気づけなかったりするんです。
もうそんな思いしたくないので、この機会に原作の場面と、それを歌ったキャラクターソング、そしてその解説(感想)を書き連ねていこうと思います。

無料公開されているのは5巻までですが、リンク貼りまくったらズンズン重くなったので、曲解説は3巻までにします(泣)


誰かの参考になれば嬉しいですが、1番は自分のためでもあるので、楽しんで頑張ります。


※「その歌そこか?」と解釈が合わない点もあるかも知れません。また拾い損ねた歌もあるかも知れないです。後者は由々しき事態なので、マジで教えて下さい。

※腐った表現は避けるつもりですが、骨の髄まで腐女子なゆえ滲み出てしまう可能性もあります。解釈違い、地雷を踏み抜く表現があったらごめんなさい。


◇◇◇

Gorlden age 1「帰ってきた王子様」

記念すべき第1話。全国から集められた高校生たちの強化合宿に、"今年の中学生は強いらしい"ということで中学生も追加招集される。いったいどんな試練が待ち受けているのか、また中学生たちはそれに耐えることが出来るのか…。

かませ犬のブルース』平理とん平(山岸門人)/天神耕介(加藤良輔)

2013年 作詞:園田健太郎 作曲:鐘撞行孝

かませ犬のブルース(アニメ「新テニスの王子様」)

かませ犬のブルース(アニメ「新テニスの王子様」)

  • 平理とん平 & 天神耕介
  • アニメ
  • ¥255


最初に中学生に絡んでくる高校生2人組。
タイトル通り、「かませ犬」として中学生たちに無茶なゲームを仕掛けてくるが、相手が悪く、逸材ぞろいの中学生たちに無様に負けてく姿はもはや愛おしい。また読者に「なんだこの中学生達!めっちゃ強い!」と教えてくれる。新連載の1話としては、とても大切なシーンでもある。この曲はその冒頭の場面と、のちに合宿所で上空から落とされたボールを鳳長太郎に分けてもらう場面について歌っている。
中の人が若いし、一人はテニミュ出身者(初代・木更津淳&木更津亮役)だったので、テニフェス2013では素晴らしいダンスでオタクを喜ばせてくれた。

◇◇◇

Gorlden age 2「中学生の実力」

主人公・越前リョーマが到着し、勝手に呼んだくせに「ちょっと数多いから減らすわ」という理由でボールを拾わせるが、結果的に合宿に残るため高校生と試合をする。リョーマはめちゃくちゃ強いので、余裕で勝つし、多分リョーマじゃなくても中学生のが強そう。そういう構成だから仕方ないね。

メガネ☆セブン』メガネ☆セブン

2013年 作詞:木内秀信 作曲:木内秀信

メガネ☆セブン(アニメ「新テニスの王子様」)

メガネ☆セブン(アニメ「新テニスの王子様」)

  • メガネ☆セブン
  • アニメ
  • ¥255


旧テニでもお馴染みの佐々部一族・佐々部順一が、上空から落とされたボールを取れなかったことに腹を立て、「テニスで決着を付けよう!」と真っ当な提案をし、「おい そこのメガネどうだ?」と眼鏡の中学生に声をかけた場面。その時に振り向いた眼鏡たち、手塚国光忍足侑士乾貞治(1人そっと眼鏡を外す)、木手永四郎、柳生比呂士、金色小春、そして小春から眼鏡を奪ったやる気満々の越前リョーマの7人が、メガネ☆セブンとしてユニットを組んだデビュー曲。
作詞・作曲は忍足侑士役の木内秀信さんが手がけており、タイトルの陽気さからは考えられない激しいサウンド、やる気を煽る歌詞、熱いラップが効いており、もちろん後世に残すべき名曲である。

◇◇◇

Gorlden age 4「桃太郎の鬼退治」

『新テニスの王子様』の醍醐味でもある、中学生vs高校生が見られる最初の試合。シャッフルマッチに指名された最初の中学生は青学2年・桃城武くんで、その対戦相手は「地獄の門番」と呼ばれる鬼十次郎だった。高校生の実力を、中学生が初めて目の当たりにするのである。

WELCOME TO HELL鬼十次郎(遠藤大智)

2013年 作詞:尾崎雪絵 作曲:鐘撞行孝

WELCOME TO HELL(アニメ「新テニスの王子様」)

WELCOME TO HELL(アニメ「新テニスの王子様」)

  • 鬼 十次郎
  • アニメ
  • ¥255

皆大好きオニキ待望のデビュー曲である。
ガットが2本しかないスカスカのラケットを使い、鬼強(おにつよ)のブラックジャックナイフを放つ。鬼先輩の圧倒的強さで腕が使えなくなった桃城だが、「お 俺がこんな所で負けてしまったら……」という中学生組を背負う想いから、何度倒れても吹き飛ばされても、必死に立ち上がる。そう、桃ちゃんはメンタルが鬼強いのだ…。そんな姿に鬼先輩は「コイツ…」と胸を熱くしてしまうのだった。桃ちゃんはさ、ほぼチャッカマンだから、そうやってすーぐ周りの人に火をつけちゃうんだ…。ほんと、そゆとこ…好き……。
そんな試合のことだけでなく、鬼先輩の熱くデッカイ人柄もしっかり描かれた名曲。チームの底上げのため、皆んなを鼓舞するオニキに私もついて行きたい……。早くセカンドシングルも出して……。


◇◇◇

Gorlden age 6「同士討ち」

※この辺から長くなります…すみません。

「2人組を組んでください」という齋藤コーチの指示のもと、嬉々としてパートナーを選んだ中学生たちに「じゃあシングルスで試合してください。負けた方は脱落ということで…」と言い放ち、彼らも我々オタクも絶望させたトラウマ「同士討ち」。しかし絶望をも楽しめるのがオタクである。唯一神許斐剛ハッピーメディアクリエイター様もそんなの重々承知だし、制作陣もノリノリで、この非情な展開は多くの名曲を生んだ。
ダブルスオタクである私は、未だにこの辺を原作→アニメ→キャラソンと繰り返す無限地獄から抜け出せない。

『A・O・P~覚醒める戦士』忍足侑士(木内秀信)/向日岳人(保志総一朗)

2015年 作詞:木内秀信 作曲:木内秀信

A・O・P〜覚醒める戦士〜

A・O・P〜覚醒める戦士〜

勝つんは氷帝」「負けるの青学!」でお馴染みの氷帝ダブルスコンビ。
デカくて青くてモサくて大人っぽい忍足侑士と、小さくて赤くておかっぱでガキっぽい向日岳人という、何もかも真逆でありながら、先述した試合前コールをやったり、月に7回お泊りしたり、仲良しで相性抜群な2人でもある。
そんな2人の同士討ちは漫画だと3ページでしたが、アニメで台詞が増えて喜んでいたところ、なんと忍足侑士役の木内秀信さんがガッツリ書き下ろしてくれたのでオタクは泣いた。ただこの2人は黄金ペアや鳳くんのように分かりやすく絶望したりはせず、お互い「ぜってー勝つ!」精神で向かい合っていることが、歌詞からも分かる。そういうとこが最高。


『Last Phase』仁王雅治(増田裕生)/柳生比呂士(津田英佑)

2012年 作詞:増田裕生/津田英佑 作曲:小野貴光

Last Phase

Last Phase

関東大会ではまさかの「入れ替わり」で我々の度肝を抜いた立海のダブルスコンビ。
やることは派手でも本人たちはクールで、菊丸にボールをぶつけ大石をブチギレさせる非情な面も目立つ。上記した忍足・向日ペアと同様、こちらもとことん真逆な二人で、白くツンツンした髪型で授業をサボり不思議な方言で喋るコート上の詐欺師・仁王雅治と、茶髪(アニメだと紫色)の七三分けでザ・真面目な眼鏡をかけ常に敬語で話す紳士・柳生比呂士。しかし身長が1センチしか変わらず、カツラのみで変装できているため、真逆な見た目でも素材は似ていると思われる。間違いなく奇跡であり運命でもある。
そんな二人が初めて出会った時の第一印象から、全てを終えてネットを挟んで向き合った今の感情までを事細かに歌ってくれたのが、この曲なのである。すごいのは、これもまた中の人の作詞である。しかも二人の共作。E&Yとしてユニット活動もする二人が、深夜ファミレスでこのペアについて考え、作詞してくれたのだから、そりゃあもう泣ける。何年経っても、歌詞に赤線を引いて考えたい、人生の課題曲である。

◇◇◇

Gorlden age 8,9「皇帝 vs 神の子[前編・後編]」

いよいよ王者立海の皇帝・真田弦一郎vs神の子・幸村精市の頂上対決が始まる。この二人はダブルスペアではない(幼い頃はダブルス組んでたし、この後組む)が、ずっと部長、副部長として立海を率いてきた仲間であり、実力もトップレベル。大注目の一戦なので、この試合では両者ともキャラクターソングが制作されている。

『for Yourself』幸村精市(永井幸子)

2014年 作詞:磯谷佳江 作曲:小野貴光


真田と戦う幸村くんの心情を歌った曲。
この二人もお互い倒す気満々なので、相手を煽るような歌詞がたくさんあり、とても強そう。でも随所で、お互い誰よりも近しい存在である、ということにも触れられていて、それを永井さんの繊細ボイスで歌われてしまうと、オタクは切なくなって泣く。
試合の流れに沿って、原作の言葉もかなり引用されているので、試合系ソングの中でもかなり分かりやすい。爽やかで好戦的で強くて、ちょっと切なく儚い、そんな幸村精市くんの魅力も詰まっているし、対戦相手の真田への想いも分かるので、間違いなく名曲である。
この2人のユニット曲は少ないけれど、ソロでもお互いのことを匂わせるような曲が多いので、探して泣くのがとても楽しい。

『黒色のオーラ』真田玄一郎(楠大典)

2012年 作詞:夏ノ芹子 作曲:佐々木裕

黒色(こくしょく)のオーラ

黒色(こくしょく)のオーラ

  • 真田弦一郎
  • アニメ
  • ¥204


同上。


と言いたいけれど、幸村くんと比べると、己を鼓舞する言葉が多いのが真田らしい。
幸村くん同様、お互いを知っているからこそ、戦う勇気が湧き、越えるべき壁として真っ直ぐ挑む気持ちが伝わってくる名曲。個人的な名曲ポイントは、この曲では「来いよ」と真田が歌い、上記した『for Yourself』でも「来なよ」と幸村くんが歌う点である。煽り煽られ高め合っていく2人の関係性に、私のD気持ちが溢れて止まらない。
そもそもタイトルである「黒色のオーラ」とは何なのか。試合中、五感を奪われ追い込まれた真田だった(ラケットをブンブンしている時、金ちゃんが指差して見てるのが気になる)が、突然強烈な一球で幸村くんのヘアバンドを破壊し、禍々しいオーラに包まれていたので、読者も幸村くんもびっくり。これこそ「黒色のオーラ」である。正直このオーラによって何が変わったかは分からないが、恐らくイップスは解けたし、この後の試合ではオーラを使って(?)新しい技を発動したりするので、確実に強くはなっていると思う。

はぁ…………おも……。


◇◇◇

Gorlden age 13「遭遇」

立海2年生エース・切原赤也を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつける柳だったが、マッチポイントまで追い込んだ後、審判に棄権を申告する。「この合宿、お前が残れ」と告げる柳の言葉に、赤也はその悔しさからラケットを地面に強く叩きつけた。

『Aggressor's High』切原赤也(森久保祥太郎)

2014年 作詞:斉藤栞 作曲:corin.

Aggressor’s High

Aggressor’s High

赤也のこの試合に対する思いが詰め込まれた名曲。
切原赤也は勝ちへの執着心、闘争心が人一倍強く、悪魔化など危険な面が目立つけど、高い目的を果たすため、必死に努力し、決して諦めない心の強さは彼の最大の魅力だと思う。勉強は出来ないけど、テニスで勝つために必要なことは全部やるし、反骨心をしっかり自分の力に変えることが出来るところを私は尊敬している。歌詞の通り「指咥(くわ)え この対峙(とき)を 待ってたわけじゃない」のだ。そんな内面についても分かるし、クセのある森久保ボイスにより更に熱く感じる。
更なる高みへ昇ってこい」という柳さんの言葉をしっかり受け取り、「行ってやらぁ‼︎」と闘志を燃やす赤也はとてもかっこいい。
これアニメだとセリフが追加されてるので、そっちも是非見てね。繰り返し見過ぎて、たけぽんの声聞くと泣いちゃう涙腺になっちゃった。あー今聞きたいーーー。泣いちゃう。


※追記

『Entrust to the Next』柳蓮二(竹本英史)

2019年 作詞:桑原永江 作曲:松浦雄太

Entrust to the Next(アニメ「新テニスの王子様」)

Entrust to the Next(アニメ「新テニスの王子様」)

  • 柳 蓮二
  • アニメ
  • ¥255


ごめんなさい、私が不甲斐ないばかりに見落としていました…。
もう…めっちゃショック……恥ずかしい…。

これ、本当についさっき聞いたんですけど、歌詞の言葉が重すぎて、まだうまく処理しきれません。
でもどっからどう見ても、どんなに遠目で歌詞読んでも同士討ちのことなので、取り急ぎ記載します。
曲の解釈進んだら、改めて追記しますので…



◇◇◇

Gorlden age 21「特別任務(スペシャルミッション)」

同士討ちの負け組が崖の上にたどり着き、超怖い入道コーチに「クズ共!」と呼ばれ、穴掘り&穴埋めをさせられ、凸凹の地面でテニスさせられ、寝床は洞窟の中という、ブラック企業の新人研修みたいなことに耐える中学生たち。深夜3時に「夜練じゃ〜!」と叩き起こされるが、越前リョーマ忍足謙也、田仁志慧の3人だけは、入道コーチから別の任務を与えられる。

『リベンジ×××大作戦』田仁志慧(上田燿司)

リベンジ×××(ペケペケ)大作戦

リベンジ×××(ペケペケ)大作戦

  • 田仁志 慧
  • アニメ
  • ¥255

特別任務を一生懸命頑張る田仁志くんの歌。わざわざ歌ってくれて、ありがとうね…。
漫画でもリョーマくんが「頭…頭…ヤバイっス」と双眼鏡みたいのを除くページが話題になったが、アニメでは「ステップステップ ワンツーワンツー くるりと回ってイナバウアー」という謎の呪文が追加され、我々を大いに困惑させた。
田仁志くんは見た目ぽっちゃりで、よく食べ、よく泣き、よく笑い、とても可愛らしい妖精の様な存在だが、歌が上手いので、キャラクターソングではイメージが一転するような超かっこいい『COSMOS』という曲もある。合わせて聞くと、さらに田仁志くんが大好きになる。


◇◇◇

Gorlden age 26「革命」

無茶苦茶な特訓をさせる入道コーチだが、中学生たちは自分の能力が上がっていることに気づき、この特訓は間違っていなかったと気持ちを改める。革命じゃ〜!!!!

『Revolution』宍戸亮(楠田敏之)

2016年 作詞:楠田敏之 作曲:楠田敏之

Revolution

Revolution

  • 宍戸 亮
  • アニメ
  • ¥255

皆んな大好き宍戸さんが、負け組として過ごした悔しい日々、そこから再度立ち上がる決意について丁寧に、熱く描かれた名曲。これも宍戸さん役の楠田敏之さんが作詞作曲を手掛けているので、宍戸さんの心情を理解するためには非常に為になる。私が語るより、本当歌詞見て聞いてもらう方が1番伝わる。鳳長太郎もそう言ってる。
熱く真っ直ぐな宍戸さんの言葉は、いつも私や鳳長太郎の胸を熱くするので、これからもたくさん歌って欲しい。

『Wild』遠山金太郎(杉本ゆう)

2012年 作詞:杉本ゆう 作曲:Rie

Wild

Wild

西のスーパールーキー遠山金太郎くんが「金ちゃん」から「金さん」へと呼び方を変化させた熱い名曲。これもまた中の人・杉本ゆうさんが作詞しており、金さんの燃える闘志がギラギラと伝わってくる。
金さんは無邪気で天真爛漫だが、テニス熱は大人顔負けで、赤也同様、決して諦めないし、悔しさを力に変えることで更に強くなっていく。そしてその無邪気でひたむきなプレイと真っ直ぐな言葉は、見ている人たちを熱くするので、まさにチャッカマンである。
この曲はそんな金ちゃんの魅力が詰まっているし、さすが、演じている人が作ったからこその説得力があり、「これが成長した金さん…」と我々は涙を流すことになる。熱いサビは拳を突き上げて歌うので、めちゃくちゃ盛り上がる。


なんかさ、皆んな本当偉いよね…。仲間に負けても腐らずに頑張ってて…。本当全キャラクターすごいよ………。



◇◇◇

以上!!!!!!


ただ、本当はこれ5巻までやる予定だったので、話数と曲名だけ紹介させてください。

4〜5巻まで※曲紹介のみ

Gorlden age 29「総入れ替え戦
誰だ! 今俺のことオッサンって言ったのは中河内外道(どうじょう拓人)

Gorlden age 35「青学部長対決!」
幻有夢現』大和祐大(池田政典)

Gorlden age 37「さらば手塚国光
Decide手塚国光(置鮎龍太郎)

これだけはどうしてもリンク貼らせて下さい!旅立つ手塚の心情について知れる最高の名曲なので…!!

突撃! 月刊プロテニス[手塚国光編]手塚国光 featuring 井上守/芝砂織

Gorlden age 38「一歩先へ」
同調タイフーン』鈴木惷(荒木健太朗)/鷲尾一茶(秋吉徹)

伝い落ちるもの 伝えたいこと不二周助(甲斐田ゆき)*1

Gorlden age 45「跡部王国」
俺様の美技に酔いな跡部景吾(諏訪部順一)

俺様の美技に酔いな

俺様の美技に酔いな

ごめんなさい!これも!!!これはだって作詞・諏訪部順一なので必聴ですよね!あとちょっと場面がこれかはハッキリしないのですが、大サビ前の辺りとか、この試合のことっぽいかな?と思いまして…あと大好きなので(最大の理由)……。ご容赦くださいませ…。





改めて、以上です!!!

他にもあるかと思うのですが、自分の中で「これは…」と思ったのはこのくらいです。
あとリョーマくんの曲とか、日吉の曲で「んんんん〜?これどうだ〜???」と思ったのがいくつかあったのですが、確信が持てずやめました。

でも是非あったら教えて下さい。
一曲の取りこぼしも許されないんです。


もちろん5巻以降や、旧テニでもこういった曲はたくさんあるので、ぜひ合わせて楽しめたらと思います。
そのためにも早くサブスク解禁して………!!


あと漫画の無料公開は5/2までですが、国民的漫画なので漫喫とかにもたいてい置いてありますし、アニメもいま各配信サイトで見られますよね。
ズブズブなオタクが勧めると、逆に手が伸びにくいかもしれないんですが、普通に超面白いので、ぜひ未履修の方にも呼んでもらいたいなとと思います。


最後まで読んでくださった方いたらありがとうございました!!
これからもテニプっていこう!!!!

テニプって行こう

テニプって行こう

*1:話の流れとしてはもっと先だけど、出来事の時系列としてはココかな